黒執事考察ブログ

黒執事は「腐女子向けの作品」ではない・・!それはあまりにも勿体ない!作品の「嘘」と「伏線」に貴方も騙されていませんか?葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたネタバレ有りの考察ブログ

【ネタバレ考察】『黒執事』第150話「その執事、魅了(阿打)」/次の舞台はイギリスでは無く『フランス』か?新たな章の幕開けの予感

こんにちは、餅月です!

『黒執事』最新話第150話「その執事、魅了」Gファンタジ―2019年4月号の考察をしていきたいと思います。

前回のネタバレあらすじ&考察記事はこちらです。
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今回の黒執事は
殺伐とした流れが続いていた中では、新たな章の予兆を感じる心のオアシスのような回でした(*^^)

新たな伏線と、今後の黒執事の方向性が具体的に提示されましたね

まだスフィア・ミュージックホールの事件は解決していませんが、
青の教団は壊滅したので、この方向性さえ決まれば青の教団編は終了し、次の編が始まる予感がします。



あらすじ:黒執事第150話「その執事、魅了」Gファンタジー2019年4月号

※大まかな話の流れ
その執事、阿打(アチョウ!:失礼しました…の文字と共にww)
扉絵:カンフーの技を決めるセバスチャンと坊ちゃん

此処は目眩く、愉楽の底...

・無一文の坊ちゃん一行は劉の穴蔵で働いている
・劉は坊ちゃんに伯爵に戻ってもらわないと今後の商売がやりづらいから出来るだけ協力するという
・これからどうするのかと聞かれたセバスチャンは坊ちゃんは警察に追われているため大手を振って外は歩けないという
・世間での坊ちゃんの扱いは兄に成りすまし遺産を横取りしていた弟の存在をセンセーショナルに書き上げ坊ちゃんを完全に殺人事件の犯人に仕立て上げた情報が回っていた
・坊ちゃんは打倒真シエルに向け、真シエルはまだ死を完全に克服した訳じゃなくいまだにビザールドールの延長線上にいる事、蘇生を維持するためには血液が必要で、その手段を一つに絞るのはリスクでしかない事を主張
・保険としてスフィア以外に血液の供給源がある事を推理する
・今は直接対決は避け、まず奴らのライフラインを徹底的に絶つと宣言
劉には裏社会での「人身売買」や「行方不明」など多数の人間を扱う事件を調べるよう指示する
セバスチャンには表社会での新しい「流行」や「施設」に関するニュースを調べろと指示する

イエス・マイロードと頭を下げ、「一度コレやってみたかったんだ」と茶化す劉

どんな状況でも緊張感ゼロの劉

黒執事第150話終了ーー

今回新たに張られた伏線箇所

今回新たに張られた重要そうな伏線の箇条書きです。
具体的な考察は、根拠とともにこの後詳しく書きます!

・坊ちゃんは警察に追われているため大手を振って外は歩けない(イギリスでは青の教団編が解決するまでは動けない事の伏線か)

・真シエル、葬儀屋サイドにはスフィア以外にも血液の供給源がまだ存在する

・劉は裏社会での「人身売買」や「行方不明」など多数の人間を扱う事件を調べる(劉が調べる=国外である可能性)

・セバスチャンは表社会での新しい「流行」や「施設」に関するニュースを調べる(流行=パリか?)

葬儀屋ヲタの叫び(感想)

これフランス編来るのでは!?
流行と言えば花のパリでしょう・・・!!!

いつぞやに黒執事フランス編の可能性について考察したのはこちらの記事にまとめてあります↓
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・今回の話は新しい章を予感させる坊ちゃんファンとしては非常に心震える回でした!
・劉と蘭猫がかわいい…最近お株上がりまくりです
・セバスチャンと坊ちゃんそれぞれのサービスシーンがあるので皆買って読んで!!(考察には影響無さそうなので詳しくはここでは書きません!)


ああやっぱりこれだから黒執事が好きなんだよなあ…大好きなんだよなあとなんだか感じ入ってしまいました。

辛い展開の時はとことん辛いですが、
だからこそそんな中で戦おうとする生き残ったキャラクターたちの前向きな姿勢に毎回心が打たれます。

人間は醜い、完全悪だという結論を付けてしまうことは簡単ですが、黒執事のラストではそんな絶望しかない終わりでは無く、坊ちゃんには悪魔を唖然とさせるほどの想定外な人間の強さを見つけてくれたらなあ…としみじみと感じてしまいました(;_:)

悪魔の一人勝ちの最悪バットエンドにはなりませんように…(祈)
気が早すぎますがファンとしてはふとそんなことを思ってしまいました笑

現場からは以上です
考察に続きます!

考察

回収された伏線

真シエルはまだ完全には死を克服していない

前回に引き続きこの事実が再び強調されました。

真シエルは生きている人間と差が分からないほどの復活を遂げましたが、まだそれは完璧な死者蘇生では無く、血液に依存しなくては維持できないまやかしです。

ここが真シエル側の弱点であり、今後の坊ちゃんの攻め方に大きく影響を及ぼすことはほぼ間違いが無いと思います。

実はまともに考えると真シエル側は不利なことがあまりにも多い状況です。

実際、真シエルの血液供給が絶たれあの不完全な死者としての姿を公に晒されてしまえばスフィア・ミュージックホールへの坊ちゃんの疑惑も全て解消されます。

そして真シエルの干からびたような手や足は既に描写がありますが、顔の描写がまだないことが伏線である気がしてなりません。

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真シエルの生きた人間とは思えない手:黒執事24巻第115話「その執事、拝聴」より引用

毒ガスでゾンビのようになった顔を晒した坊ちゃん

坊ちゃんは緑の魔女編
マスタード・ガスを浴びた際、生きている人間とは思えないような顔面になってしまったことがありました。

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腫れあがった坊ちゃんのショッキングな顔:黒執事19巻第89話「その執事、警鐘」より引用

この坊ちゃんの顔の腫れ方は、
偶然か必然か私には真シエルの手と状況と非常に似ているように感じました。

真シエルは血液が行き届かなくなった際、足から手へとこの変化が見受けられました。

つまりこの変化は顔面にも出てくる可能性があります。

もしかするとこの緑の魔女編で坊ちゃんの腫れた顔の描写があったことは、真シエルがそれに似た、或いはもっとグロテスクなものに変化した顔面がいつかここぞというときに描かれる伏線なのかもしれません。

私は坊ちゃんだけがこのようなシーンが存在し、
真シエルだけがそのような変化をした際の顔面が描かれていないことに何か意図的なものを感じました。

青の教団は壊滅した

今回の件で、首謀者としての容疑は誤っているものの、
青の教団スフィア・ミュージックホールは完全に壊滅しました。

カルト教団の正体は公の目にさらされ警察が動き、
P4も逮捕され、真シエルと葬儀屋側は血液の供給源を絶たれました。(これさえも意図的だとは思いますが)

このことから、近いうちに青の教団編としての黒執事は一段落を迎え、章と流れが大きく変わる可能性があります。

今までの章は、
何らかの事件が起き坊ちゃんがそれを番犬として解決して終了でした。

なのでこの終わり方は皮肉であるのと同時に新鮮に感じます。

そしてこの終わり方は、
今後の黒執事の方向性が大きく変わっていくことを予兆しているのかもしれません。

私は、坊ちゃんが女王の番犬として裏社会の事件を解決していくのはこの青の教団編が最後なのではないかな?と感じています。
※表向きは番犬として仕事をすることはあるかもしれませんが、今後の黒執事において敵は女王と死神派遣協会になる可能性があるからです。
詳しくは下記記事にまとめてあります
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新たに張られた注意すべき伏線

次章の舞台はイギリスでは無く『フランス』か!?

遂にフランスの気配がしてきました。

黒執事の中で、

・宙ぶらりんの伏線としてフランスについての物が多数存在すること
・黒執事はいつか舞台がフランスに移動する可能性がある事

上記については以前より当ブログで考察を重ねてきました。
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また他にも、
坊ちゃんがドイツ語は話せないのにフランス語を話せること、(ドイツ語に比べフランス語はとても難しい言語であることで有名です。)また双子の名前が当時のイギリス貴族では異例ともいえるフランス語であることなど、今回の真シエル側の血液供給問題だけでは無く、フランスとファントムハイヴ家は何か非常に大きな所以がある可能性があります。

このことから何らかのクッションを置く可能性はありますが、
今後青の教団編後黒執事は舞台をイギリスから一時的にフランスに移動する可能性があります。

もしかすると、
血液の供給源を突き止めるだけでは無く、その道をたどるうちに意図せずファントムハイヴ家の過去の結びつきについても目を向けるようなそんなたびになるのかもしれません。

その考察の根拠については
これから順に説明していきたいと思います。

葬儀屋はフランスに行っている

宙ぶらりんの伏線の中で、
最も興味深いものが葬儀屋がフランスに行っているということです。

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葬儀屋はフランスに用事があったことを語るディーデリヒ:黒執事22巻第105話「その執事、尋訪」より引用

何故葬儀屋がフランスに行ったかは明かされていない為、これは未回収の伏線となります。

現在の流れを一番単純に受け止めると、
フランスに血液を供給する何らかの関係性があるものが存在するからと考える事が妥当な気がします。

フランスに坊ちゃんが来ることさえもスフィアの思惑か?

しかし疑問点は、
葬儀屋は、何故こんな重要なことをわざわざ坊ちゃんと距離の近いディーデリヒに漏らしたかと言うことです。

一番簡単に考えればおびき寄せるための罠のような気がします。

フランスへ行くことをわざわざ坊ちゃんの味方であるとわかっているディーデリヒに漏らしたことは意図的なものである可能性があります。

※坊ちゃんが護送馬車から逃げた際、「逃がしてよかったのかい?」と葬儀屋は真シエルに尋ねていたのでもしかすると逃げることは想定外であり、坊ちゃん側がフランスへ来ることは考えていないただのうっかりな可能性もありますが…wwでもやっぱり個人的にはフランスと言うワードを漏らしたのは意図的なのではないかなと感じます。

真シエル側にとって「ファントムハイヴ家の後継者争い」の勝ち負けはどうでもいいものである可能性

ではなぜ敢えてスフィア側は坊ちゃんをおびき寄せるようなヒントを出したのでしょうか?

その動機としては、
現在も坊ちゃん達の目的は「真シエルからファントムハイヴ伯爵を取り戻す」と言う名目がありましたが、この「ファントムハイヴ家後継者争い」の勝ち負け自体が真シエルと葬儀屋にとって勝ち負けがどうでもいい建前上の争いにすぎない可能性があると私は考えています。

ミュージックホールの勝ち負けは、坊ちゃんサイドにとっては「どうでもよかった」

ファントムファイヴを使った
ミュージックホール対決では、坊ちゃんにとってその勝ち負けはどうでもよかったことが既に明らかにされています。

そしてこれは
現在のスフィア・ミュージックホールサイドの動機に通じる重要な伏線である可能性があります。

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「勝ち負けなどどうでもよかった」と嘲笑するセバスチャン:黒執事25巻第122話「その執事、待望」より引用

当時の双方の思惑

坊ちゃん側
・ミュージックホールの人気対決の勝ち負けはどうでもいい
スフィアへの客の動員人数を減らし、血液の採取料を減らし失血死を多く出させ事件を公にすること真の目的だった

ミュージックホール側(ブラバットのみが対応)
・ミュージックホールの人気対決の勝ち負けにもこだわっていた
・失血死が増えることを困っていた

※ミュージックホール対決に乗り出してきたこと知り葬儀屋は「三年分は笑った」と言っていた為、葬儀屋と真シエルは坊ちゃんのこの思惑を理解した上で泳がせていた可能性が高い

現在の双方の思惑

坊ちゃん側
・ファントムハイヴ家の後継者問題の解決がメイン。伯爵の座を兄の真シエルから取り戻し濡れ衣を払うことが目的

ミュージックホール側(真シエル&葬儀屋)
ファントムハイヴ家の後継者問題の勝ち負けはどうでもいい
・真の目的は坊ちゃんをセバスチャンから、もしくは社会から引き離し、自らの下に囲い込むことか


現在のイギリスでは

・スフィア・ミュージックホールの主犯
・ファントムハイヴ家当主問題

この婦たちがスキャンダルとして出回っています。

そしてこのスキャンダルが現在の坊ちゃんの立場を危ぶめるものであり、そのため坊ちゃんは当主の座を真シエルから取り戻し、この濡れ衣を払うことを目的に動いています。

しかしスフィアの目的が
そもそもファントムハイヴ家当主問題に向いていなかったとしたらどうでしょうか。

セバスチャンがスフィア・ミュージックホールを嘲笑ったこの「勝ち負けなどどうでもよかった」というワードは、そっくりそのまま今度はスフィア・ミュージックホールから返される可能性があります

私はこのワードが
いつか葬儀屋か真シエルの口によってセバスチャンに対し直接投げ返される日が来るのではないかなと予想しています。

では何故スフィアはそこまでして坊ちゃんを手に入れようとするのか。

それは真シエルの歪んだ未来への願望、坊ちゃんへの執着、そして葬儀屋との血縁関係の有無の疑惑。これらが関わってくるのではないかなと考えています。これについては長くなりますので後日また詳しくまとめた記事を書きますね。

似たことに言及した過去記事を載せておきます。
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坊っちゃんは大手を振って歩けない

今回セバスチャンにとって上記の発言がありました。

現在イギリスでは坊ちゃんは警察に追われている身なので大手を振って歩く事が出来ません。

つまり、イギリスでスフィア・ミュージックホールサイドについて調べる場合
坊ちゃんは誰かに指示をすることしかできなず、直接捜査に乗り出すことは出来ないということになります。

今まではなるべく現場で自らも動いていた坊ちゃん

坊ちゃんは今までの番犬としての捜査では
誰かに調査を依頼するのではなく自らの足で動くことが殆どでした。
しかも今回は特に手ごわい相手真シエルです。
恐らくこの事件を解決するためには他人任せでは不可能であり、坊ちゃんは自らの足で真実を探っていく必要があるのではないかと私は感じます。

このことから、坊ちゃんが自ら歩ける場所として、しかも逃亡と言う理由では無く敵のライフラインを断ち真実を探っていくという名目を持って、舞台をイギリスからフランスに移り変わる可能性は十分あるのではないかと感じました。

イギリスではスフィアの他に大きな流行やカンパニア号レベルの失血多量事件は見られない

今回、坊ちゃんは劉とセバスチャンに
表の世界と裏の世界それぞれからスフィア・ミュージックホールに匹敵する事件の調査を指示しました。

今までの黒執事の中でも、
今の所イギリスの中でそのような事件が起こっているような伏線は見られません。

このことから、真シエル側の血液供給の保険的ライフラインは、イギリス国外にある可能性が高いと考えています。

失血死が多数みられる現場は『イギリスだけ」だとは一度も限定されていない

青の教団編で坊ちゃんたちが調査する際、
死神たちも調査をしていました。

その発言の中から、
失血死が多いことは既にヒントとして明らかにされていましたが、

それがイギリスの中だけと指定されたことは今の所ありません。

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共通の死因を語るオセロ:黒執事24巻第115話「その執事、拝聴」より引用

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イギリスでのみ失血死が多いとは言っていない死神たち:黒執事24巻第119話「その執事、示教」より引用

・ラウが協力するって事は国外へのライフラインがある

今回キャラクターとしては珍しくが登場しました。

登場は寄宿学校編でクリケット大会での賭博場を開いて以来でしょうか?笑

今回何故あえての劉なのでしょうか?

劉は貿易会社の英国支店長であり、裏社会の人間です。

今お尋ね者である坊ちゃんは、当然正規のルートでは海外に出ることが出来ません。

このことから、
私は劉が坊ちゃんを亡命させるという形では無く、あくまで敵のライフラインを断ちにいくという目的を援護する形で船を出しフランスに亡命する協力をするのではないかなと感じました。

「流行」といえばパリ、フランス

また今回セバスチャンに与えられた任務の中で非常に興味深いワードがありました。

それは「流行」です。

確かにスフィアはミュージックホールとして、そしてP4というカリスマアイドルとして流行しました。

ですがそれだけでなく、流行の最先端を作っている都市こそ、我々にはフランス パリというワードを感じることが出来ます。

黒執事がどこまで歴史的史実と出来事をリンクするかは定かではありませんが、この時期にイギリスやフランス、もしくはその他諸外国で熱狂的に流行ったり流行した者が無いか念の為調べてみようと思います。

何かそれっぽい歴史的出来事を知っている方がいらっしゃいましたら是非コメント欄で教えて下さい!

近い時期ですとパリ万国博覧会があったようですね(確かアニメでもふれられていましたね)
他にも有名サヴォイ・ホテルの創設、エッフェル塔創設、少し時期はずれますがヨーロッパにおける病院の在り方でも様々な動きがあった時期のようです。

t.co
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ヨーロッパにおける病院の形成についてより引用
引用源:ヨーロッパにおける病院の形成:1500-1800年 - akihitosuzuki's diary

今後の方向性

以上を踏まえ、
今後黒執事は近いうちに青の教団編が一旦終了し、新たな章へ動き出す可能性が出てきました

そこでざっとではありますが、
今後の黒執事の流れを今できる範囲の中で予想考察してみたいと思います。

こちらについては、今度また記事を改めて、根拠となる記事も張り付けたバージョンを書こうと思っています。

・真シエル側にとって「ファントムハイヴ伯爵の投手争いの勝ち負けはどうでもいい問題」である可能性
・真シエルと葬儀屋にとっての目的は坊ちゃんをセバスチャンから引き離し、自分の下に囲い込む事
・下手したら世間からも囲い込もうとしている可能性
・ここで真シエルの坊ちゃんへの歪んだ愛情が明らかになるか
・真シエルがここまでの復活を果たせた理由は「未来への願望」が人一倍い大きかったからが
・その「未来への願望」こそ、「坊ちゃんとともに歩む未来」であった可能性
・その願いは「例え両親を殺しファントムハイヴ家を滅ぼしてでも成し遂げたい」と思うほどの不気味な異常性があり、その動機から坊ちゃんと痛いが為にファントムハイヴ家襲撃事件の黒幕に手を貸した可能性がある(これを坊ちゃんが後に知り、坊ちゃんの中で真シエルが悪しき名となった理由か)
・葬儀屋が真シエルに手を貸す理由は、葬儀屋にとっても双子は長男次男関係なく大切な存在であることが理由か
・葬儀屋とクローディア・ファントムハイヴ家の存在が明らかになるか
・葬儀屋はヴィンセント・ファントムハイブの父であり双子の祖父である可能性
・クローディアとの間の忘れ形見だからこそ守ろうとしているのか
・しかしこれは倫理に反することから死神派遣協会によって殺害される可能性がある

・ファントムハイヴ家襲撃事件は女王と死神派遣協会が仕向けたものである可能性(真シエルをそそのかしたのはこのふたりか)
・黒執事の最終的なラスボスは真シエルと葬儀屋では無く、真シエルをたぶらかしたこの女王と死神派遣協会であることが明らかになるか
・女王にとっては、ファントムハイブ家襲撃事件は番犬のテスト、死神の血が入った一家を危険視しての行動だったか(伏線は密室殺人事件編。密室殺人事件編は女王から坊ちゃんへのテストであり、そのテストに落ちた場合坊ちゃんは殺人犯の濡れ衣を着せられ女王によって殺される可能性があった)

・死神派遣協会と女王と対峙し、何らかの結果を出し黒執事は終了か

オマケ:葬儀屋の血液型

これはまだただの妄想の域にすぎませんが、
今回ふと葬儀屋の血液って何型なんだろうなと初めて疑問に思いました。

もし葬儀屋と双子に本当に血縁関係があった場合、双子と血液型が同じである可能性は十分にあると感じたからです。

もし万が一葬儀屋も血液型がシリウスだとしたら、、、、、

真シエルの血液供給が止まった際、
何かしらの悲しい一波乱が起きそうな気がしてなりません(;_:)

オマケ:フランスで旅行中のドルイットとばったり遭遇するか?

実はこれ、
ふざけてるように見えるかもしれませんが生執事にちょっとした根拠があるんです笑

ミュージカル黒執事「千の魂と堕ちた死神」にて、
ドルイットは最後に

ドルイット
「私の美の創造はこのイギリスでは収まりきらない!さあいこう!芸術の都パリへ!(※ニュアンス)」

的なことを言っているんですwwwwwwwwww

生執事の世界と原作がどこまでリンクするかはわかりませんが、
この「千の魂と堕ちた死神」の中にある「死神派遣協会のテーマ」の歌詞にある

「模範的な死神DEATH」と言うワードは、
皮肉にも死神派遣協会を半壊にまで追い込んだ現役時代の葬儀屋の死神としての姿勢を表すために丸ごとこのワードが使われました。

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現役時代の葬儀屋の姿:黒執事第149話「その執事、鳩合」より引用
パリとドルイットて似合いますよね

いよいよ滲み出すベルばら感そしてオスカル様感…

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オマケ漫画悪魔6の中であった「メモリアル・オブ・ドルイット」の元ネタ(多分)

出典:
http://www.kanshin.com/keyword/1515249

ドルイットが登場しているのは

・切り裂きジャック編
・逆さづり事件編
・豪華客船編
・寄宿学校編

です。

いつもここぞという重要なシーンで
シリアスクラッシャーとして登場するドルイットこしゃく

そろそろ出てきてもいいんじゃないの・・!?と思ってしまうのは私だけでしょうか笑

今か今かとこしゃくの再登場を楽しみにしたいと思います笑


未回収の重要な伏線

青の教団編では回収され無さそうですが、
いくつか重要な伏線が残ってますので箇条書きとしてまとめておきます。

・クローディアと葬儀屋の関係性
・葬儀屋とファントムハイヴ家との本当の関係性
考察はこちらにまとめてあります。
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・真シエルが「悪しき名」となった理由

特に、坊ちゃんの中で何故「シエル」を継いだのかという理由が、契約時と緑の魔女編で主張が真逆になっていることが非常に重要な伏線である可能性があります。

真シエルのキャラクター性の真実(非常に悪いキャラクターであること)の伏線である可能性が高いです。

下記記事は非常に面白いものがかけたと思っているので是非見て頂けると嬉しいです!
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疑問点

・真シエルは葬儀屋とファントムハイヴ家の関係性をどこまで知っているのか
・死神の魂とは
・真シエルの魂を葬儀屋はどうやって手に入れたのか
・血液と死者蘇生の関係性
・オセロの「折檻」の具体的内容

死神にも魂はある

今回真シエルが葬儀屋に噛みついたことで、
死神には魂があることが確定となりました。

ですが何とも不思議ですよね。
自殺したはずの人間である死神が持つ魂とは一体何を表すのでしょうか?

どのようなシステムで持ち主の元に戻って来たのか。
その点が死神派遣協会に対する疑問として残ります。

まとめ

今回はいよいよ青の教団編が何となく終わりが見えてきた界のように感じました。

もし本当にこのまま物語が終わる場合、こんな終わり方をする章は黒執事としては初となります。

今回の章が、黒執事の原作の方向性までを丸ごと買える最も重要な章であることはどうやら間違いがなさそうです。

餅月