黒執事考察ブログ

黒執事は「腐女子向けの作品」ではない・・!それはあまりにも勿体ない!枢先生の「嘘という名の伏線」に騙されないように頑張ってる人が管理人。葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたネタバレ有りの考察ブログです

【考察】「蒼き星」というワードから見える「豪華客船編」と「密室殺人事件編」の共通点/葬儀屋に資金援助をしているのはブルースターライン社も含まれている可能性

 

こんにちは、餅月です。

今回は青の教団編におけるキーワード「蒼き星」について考察していきます。

 

「蒼き星」は「豪華客船編」「密室殺人事件編」でも存在している

このシリウス様=真シエルを指すであろう「蒼き星」という言葉。

一見今回初めて出てきたワードのように見えますが、実は「豪華客船編」と「密室殺人編」でも少し言葉を変えて出てきておりますのでまとめていきたいと思います。

 

豪華客船編における「蒼き星」の暗喩

豪華客船編で登場するカンパニア号。

こちらのモデルは言わずもがな沈没した豪華客船タイタニック号です。そして実際のタイタニック号の会社の名前は「ホワイトスターライン社」。

そして黒執事に登場するカンパニア号の会社名が「ブルースターライン社(蒼き星)」なのです。そしてこのブルースターライン社という名前ですが、実は豪華客船編以前にもすでに本誌で名前が登場しています。

 

密室殺人事件編で蛇にかまれて亡くなったフェルペス

実は密室殺人事件編でスネークの蛇によって手にかけられたちょっと影の薄い弱気な御曹司フェルペス。実は何を隠そう彼こそが「ブルースターライン社」の御曹司なのです!

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またこのフェルペスですがちょっと興味深いシーンがあります。

彼はラウを紹介された際、「崑崙」というワードに強く反応しています。

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貿易会社のラウと貿易船もあつかうブルースターライン社、そして蒼き星・・どこまで関係があるのでしょうか。

 

果たしてブルースターライン社はどこまでスフィアミュージックホール(葬儀屋の死者蘇生)と関わっていたのでしょうか?

豪華客船の惨劇も、どこまで知っていたのでしょうか?

ファントムハイヴ邸で死んだ御曹司。そしてそのファントムハイヴ伯爵を着々と追いつめている「蒼き星」・・・。

 

ここにはもしかしたら想像以上におおきな関わりがあるのかもしれません。

 

密室殺人事件編で死んだ人物 

 

次に、密室殺人事件編で死んだ人物についてまとめていきます。

ドイツ

-ジーメンス卿。女王の遠縁。ドイツ軍事力成長に関わっているため女王が阻止。坊ちゃんとは事前の面識なし。

 

英国

-ウッドリー。裏社会の力で表社会の人間を殺したため番犬として坊ちゃんが始末

-フェルペス。スネークの蛇によって死亡(事故?)

 

そもそも密室殺人事件編とは、見かけ上は女王がシエルにジーメンスのもてなしを依頼したものでした。

本当の目的はシエルに対する「番犬としてのテスト」です。そこために、遠縁とはいえドイツの発展の阻止のために殺してしまう女王・・彼女はやはり末恐ろしいです。

 

アーサー先生に対しジーメンス卿とウッドリーについては「死」の理由が説明されています。しかしフェルペスのみ、死の理由が説明されていません。

その後セバスチャンによってスネークの存在とフェルペスの死の理由が明らかにされます。フェルペスと他の二人の死には明確な線引きがあることが分かります。

 

坊ちゃんの反応を見る限り、フェルペスはどうやらアーサー先生やラウ、アイリーンのように「死ぬ予定ではない一般人」の内の一人だったようです。

(ウッドリーは死んでもいい悪人であるため身代わりとして敢えて坊ちゃんが招待した)

 

面識のないジーメンス卿に対し

「先方と面識がない僕がもてなしたところで客人の気が休まるとは思えないが」と坊ちゃんは発言しています。

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なのでこの発言から考えておそらく他の客人とシエルはなんらかの面識があったはずです。となると、ファントムハイヴ家とブルースターライン社は、以前から面識があったと考えられます。

 

しかし、フェルペスは密室殺人事件で亡くなってしまいました。

セバスチャンからシエルへ死の原因だけが説明されさっくりと流されていますがこれは実は大変な事ではないでしょうか?

アーサー先生が最も気にしていた、まさに「死ぬ必要の無い無実の人間が番犬のテスト中に亡くなった」状態なわけです。事故だとしたらなおさらです。

 

そしてその後フェルペスの会社であるブルースターライン社のカンパニア号で死者が蘇る事件が起こり、現在「蒼き星」はまるで「復讐」とでも言わんばかりに坊ちゃんを追い詰めています。

 

 

果たして偶然でしょうか?

 

ブルースターライン社の上層部は、どこまで知っていたのでしょうか?

 

そもそもおかしな話です。

いくら輸送船の役割も踏まえているとはいえ、一度に乗客と同人数の死体を豪華客船で運ぶなんて。 

ここに、実はこの忘れ去られたフェルペスの死が大きく関わっているのではないかと私は考えました。 

ここで一度思い起こしていただきたいのは「寄宿学校編」です。

 

寄宿学校編での死者蘇生について 

寄宿学校編にて、P4はデリック・アーデンらを殺してしまい証拠隠滅のため、その蘇生を試みるようとアウローラ学会を頼りました。

(※もしやアウローラ学会の存在をレドモンドに教えたのはドルイットか…??)

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そしてもしブルースターライン社も同じことをしていたら。

 

仮説はこうです。

 

ブルースターライン社と葬儀屋の関係性についての仮説

 

ブルースターライン社はファントムハイヴ家で起こった事件により御曹司であるフェルペスを失いました。

↓ 

ブルースターライン社の上層部は藁にもすがる思いで死者蘇生の方法を探し、アウローラ学会に行き着きます。 

そしてフェルペスの死者蘇生を試みる目的で、アウローラ学会に多額の投資をします。またその実験のためにブルースターライン社の豪華客船で大量の死体を運ぶ(もしくは沈没も込み)ことを了承し、死体を積み込みます。

事件発生

 

この考え出したら葬儀屋の実験にかかる資金繰り問題や、何故隠しもせず乗客と同数もの遺体を豪華客船で一度に運搬出来たのかも説明がつきます。

 

ですがたとえこの考察が正しかったとしても、おそらく葬儀屋の支出者はブルースターライン社だけでは無いと思います。

まだ明らかになってはいませんが、他に「兵器」として肉人形を欲しがっている酔狂な連中…。おそらく他国、フランスなどが背景にいるのでは無いでしょうか?

 

 

サクッと死んだフェルペスですが、彼の死には想像以上に深い問題が隠されている可能性があります。

最近よく密室殺人事件編を読み返します。一見あまり伏線が無いように見える話ですが、実はとんでもない内容が隠されているようですね。

 

 

餅月