こんにちは!餅月です。
枢先生のお話し曰く、来週発売の黒執事にはメイリンがたくさん登場するようです(゚∀゚)やったー!
メイドの日!
— 枢やな🍴【黒執事】新刊3/27発売 (@toboso_official) 2019年5月11日
今月は原稿でメイリン三昧でした!ものすんごく描いてて楽しかった🤗❤️【枢】
となると坊っちゃんサイドが描かれるお話しみたいですね!
現在の坊ちゃんたちは、
真シエル側がスフィア以外に持っているであろう血液の供給機関を探っているところでした。
「表社会で最近人気があるもの」「裏社会で人が大量に消えている事件」これを劉とセバスチャンが調べています。
この答えが出る日も近いのかもしれません。
黒執事の次章舞台はフランスか
さて、今回の記事は
青の教団編終結後の黒執事の次の舞台についてです。
特に、今までの記事で考察した内容だけでなく、このフランスへ行くということ自体が、スフィア側の思惑であり罠である可能性について考察していきたいと思います。
現在の黒執事では
坊ちゃんはイギリスでは指名手配されてしまっているためイギリスでは大手を振って歩けないことがすでに示唆されています。
いままで坊ちゃんは事件解決の際積極的に自ら現場へ赴くことがほとんどでした。
しかし現在のイギリスでは坊ちゃんは外を歩くことすらできません。
またスフィア・ミュージックホールがわざわざイギリス国内に血液供給機関の保険を置くというリスクをとる可能性も低く、青の教団編の次の章で黒執事はイギリスを出て海外に話が移る可能性が高くなっているのではないかと私は考えています。
坊ちゃんの味方には貿易会社社長兼上海マフィアの劉がいるため亡命も可能です。
次の拠点が何故フランスだと思うかについては過去記事に考察しましたので読んでみてください!
www.under-taker.com
www.under-taker.com
www.under-taker.com
www.under-taker.com
フランスでは丁度ムーラン・ルージュが開業
もし歴史的史実と黒執事がマッチするとしたら、
この時期はフランスでムーラン・ルージュが開業したころです。
ムーラン・ルージュが新たな舞台かもしれません。
ですがスフィア時代のS4のように完全オリジナル団体である可能性ももちろん高いです。
フランスはスフィアサイド側からの罠である可能性
さて、今回新たに記事を起こした理由は
先ほども申し上げた通り、この作品中にちらつくフランスというワード自体がすでにスフィア側によって巻かれた餌であり、坊ちゃんをイギリスからフランスへ呼び込もうとしているものなのではないかという点です。
順番を追って考えていきたいと思います。
現在の黒執事は建前上は「当主争い」
現在坊ちゃんは、ファントムハイヴ家の当主争いという形で真シエルと戦う姿勢を見せています。
その為、坊ちゃんは
・真シエルが実際は一度死んだ人間であること
・スフィア・ミュージックホールは真シエルを蘇生することが目的に建てられた機関であり、その過程で一般人を大量に巻き込んだことという事実を証明する
上記を暴き、自らの濡れ衣をはらい真シエルに奪われた伯爵に戻ることを目的として動いています。
その為、今後坊ちゃんはスフィア側の新たな血液供給機関に向かうはずです。
ですが、これ自体がそもそもスフィア側の目的とずれている可能性があります。
というのも
スフィア側にとって今回の双子の騒動の中で重要なのは当主争いではない可能性があるからです。
フランスというワードを漏らしたのは葬儀屋
ではこれを踏まえ、
何故フランスというワードががスフィアによって巻かれた餌だと思うかについて考えていきたいと思います。
それは、フランスというワードを漏らしたのがよりによって葬儀屋(アンダーテイカー)本人であるということです。
しかも、
豪華客船編で坊ちゃんと決別し、姿をくらました直後に、坊ちゃんの女王の番犬としての側面を知る共通の知人であるディーデリヒにこれをわざわざ漏らしているのです。
これが明らかにおかしいことは、
葬儀屋が何かを機密する際はいつも必ず徹底した姿勢を見せていることから分かります。
葬儀屋が隠し事をする時いつも徹底している
例えば、
葬儀屋はクローディア・ファントムハイヴとの関係性を意図的に隠しています。その隠し方は徹底的で、あのセバスチャンが調べても何もわからない程でした。
また更にいうなれば
死神派遣協会で死神をやっていた際も自分の本名を名乗ることを拒否し、派遣協会からそれぞれの死神に与えられる「冥籍番号」で呼ばれることを貫いていました。
それにもかかわらず、
ここで真シエルの血液供給、いうなれば生命線のスペアの存在を、それを暴こうとするであろう坊ちゃんの近い知り合いにペロッと話すことは明らかにおかしいと感じました。
スフィア側は意図的にフランスに坊ちゃん達を呼んでいる
以上のことから、
スフィア側が坊ちゃんにフランスに来てほしいと思っていることは恐らく間違いが無いと思います。
もし本当にフランスに行く場合、
坊ちゃん達は決してスフィアの尻尾をつかんでフランスに行くわけではなく、スフィアからの挑戦を受ける、という形で向かうことになるのではないでしょうか。
普通、敵が来ると分かっているところに大切なものをわざわざ置く人はいないのでそう考えるとフランスには最悪血液供給機関は無く、本当にただの罠である可能性もあります。
しかし先ほど上記に記事を載せた通り、研究には莫大な国家レベルの資金が必要であるため、葬儀屋の死者蘇生の研究をフランスが国家レベルで資金援助している可能性も十分に考えられ、そうなると話は別です。
真シエルは坊っちゃんをイギリスからフランスにおびき出し、その下で囲い込もうとしている可能性があります。
真シエルの思惑
しかししたたかな真シエルなので、
イギリスでの女王の番犬としての立場を手放すつもりもなさそうな気がします。
イギリスで女王の番犬としての現在の地位と財産をキープし、裏では死者蘇生の研究を軍事力として期待し投資するフランス国家からの援助を受け自身の体を維持し、いつか完全に生者としてよみがえった際は坊っちゃんと二人で幸せに生活をする…(たとえその結果フランスが死者蘇生の力を手にし世界を巻き込む大戦争が起こったとしても自分たちはフランスに守られるから知ったことではない、と)
もしかするとこれが真シエルの思惑なのかもしれません。
現に豪華客船編で、
・ビザールドール(肉人形)を最高の動物兵器として欲しがる粋狂な連中がいる
・セバスチャンたちのせいでおもったより乗客が生き残ったのでその連中に葬儀屋は怒られる可能性がある
事が葬儀屋本人の口から明らかにされています。
これが、クライアントとしてのフランス国家を示唆している可能性は十分にあるのではないでしょうか。
また余談ではありますが
ファントムハイヴ家とフランスの歴史はかなり深そうです。
ここは明らかにされている点があまりにも少ないため現段階では考察が不可能です。
ですが分かっていることは
・イギリスとフランスは100年戦争中であり非常に仲が悪い
・それにも関わらずイギリス貴族のヴィンセントは息子にあえてフランス語の名前を付け親族に変な顔をされた
・坊ちゃんは幼いが既にフランス語を話せる。なのにドイツ語は話せない・フランス語は世界言語の中でもトップレベルに難しい言語であり、ドイツ語が話せないにもかかわらずフランス語だけ話せるのは違和感と何か意図的なものを感じる
坊ちゃんは両親と早くに死別してしまったため、家のことも詳しく知らないといっています。もしここでファントムハイヴ家とフランスとの関係性が明らかになった場合、また違う事実が見えてくる可能性もあります。
完全な妄想ですが、もしファントムハイヴ家がフランスの王族に近しい血縁とかだったらまた話が大きく変わりますよね!
まとめ
さて、フランスに血液供給機関があるにせよないにせよ、
真シエル側が坊ちゃんをフランスに呼んでいることと、次章がフランス編であることはほぼ間違いないのではないかなあと感じています。
逆に言えば、スフィア側からは坊っちゃんへ「フランス」以外ヒントを与えられていないので、罠であろうと真実であろうと行かざるを得ない状況な気がします。
あきらかに罠だと警戒した場合はセバスチャンだけ生かせるという可能性もありますが…坊ちゃんは果たしてどう出るのでしょうか?
個人的にはフランスに行ってファントムハイヴ家とフランスの関係性をたどる旅にもしてほしいなあなんて思ってしまいます
葬儀屋とフランスに関係性があるのかも気になりますしね。
ドルイットとフランスでである可能性
あとこれ地味に押しているんですが、
フランスで坊ちゃん一行がドルイット子爵と鉢合わせるのではないかと考えていますwwww
実はこれは根拠が全くないわけではなく、以前も言及しましたがミュージカル生執事でドルイットが「私の芸術はイギリスでは収まりきらない。さあ行こう花の都パリへ!」と発言していることから考えています笑
あとフランスとドルイットって似合いますよね。いよいよベルサイユのばらのオスカル様味が出てきそうです笑
むしろこの殺伐とした黒執事原作の中でドルイットが出てきてくれたら私は手をたたいて喜んでしまいます
癒しキャラカモン――――――!!!
カモン!ドルイット!!プリーズ!
餅月