こんにちは!餅月です。
今日は葬儀屋(アンダーテイカー)の死神現役時代と、顔の傷の関係性について考察していきたいと思います。
当ブログでは今までも葬儀屋(アンダーテイカー)の顔の傷について考察してきましたが、少し量が多くなってきたので今回はそれらを全てまとめた記事を作ってみようと思います!
纏める記事はこちらの内容となります。
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- 葬儀屋の顔の傷
- 傷だらけの死神、「葬儀屋」
- 葬儀屋の傷は、自殺の際に出来たものか?
- 葬儀屋の傷は、いつ誰によってつけられたのか?
- 空白の20年間
- 葬儀屋が最後に死神と呼ばれた(離脱した)のは50年前のはず
- 葬儀屋の傷はこの時死神派遣協会によってつけられたものか?
- 空白の20年間葬儀屋は死神派遣協会に囚われたか?
- 死神にとって「死」は、許しを意味する「ご褒美」か?
- まとめ
葬儀屋の顔の傷
今回のメインの考察は葬儀屋の顔をはじめとした体中の傷についてです。
葬儀屋の傷がいつ付けたのか、誰によってつけられたのかは今後の黒執事の行く末に大きく影響を及ぼす可能性があるのではないかと私は感じています。
下記で考察した内容を更に煮詰めた内容となります。
傷だらけの死神、「葬儀屋」
黒執事の葬儀屋(アンダーテイカー)といえば、顔や首に残る大きな傷跡が特徴的です。
そしてこの傷は、顔だけでなく手の小指をはじめ身体全体に及んでいます。
最も分かりやすい描写がオマケ漫画「人魚姫」内で描かれた葬儀屋です。
この画像を見ると、
葬儀屋の傷は顔だけでなく全身に及んでいることが分かります。
これはよくよく考えると異常です。
現在の黒執事の中では、葬儀屋は間違いなくセバスチャンをも凌ぐほどの実力がある人物ですが、そんな葬儀屋が過去に一度は全身がばらばらになったことがあるということが分かります。
葬儀屋の傷は、自殺の際に出来たものか?
次に疑問として出てくるのが、
この傷がいつ葬儀屋の体についたかということです。
黒執事の世界の中では、死神とは自殺した元人間であることが明らかになっています。
このことから、はじめ私はこの傷は葬儀屋がダイナミックな自殺をした時の名残かな?と感じていました。
ですがこの体の傷は、葬儀屋の自殺方法とは関係が無い可能性が出てきました。
具体的に説明します。
傷のある死神は葬儀屋だけ
死神の中で
身体に傷が見えるのは葬儀屋(アンダーテイカー)ただ一人です。
死神全員が自殺者であることから、
もし自殺痕が死神として蘇生した後も体に残る場合もっと傷が見える死神たちがいてもおかしくないと感じます。
例えば水死体で膨れてしまった体の死神がいたり、焼死体で焼けただれた体の死神がいたり、、投身自殺でぐちゃぐちゃの体の死神がいたり、首吊り跡が首に残ったり、手首に傷がある死神がいてもおかしくないのではないでしょうか。
いままでの黒執事では何人もの死神が出てきましたが、このようなオーソドックス(というと甚だ不謹慎ですが💦)に感じる自殺痕が見られる死神は一人もいませんでした。
むしろ全員目が黄緑であることと並々ならぬ身体能力があること以外、生者と何も変わりません。外傷も今のところみえません。
つまり、死神たちには自殺した際の自殺痕はその体に残らない可能性が高いのではないかと私は考えています。
身体に目立った傷が見える死神が、死神派遣協会を離脱したという点でもイレギュラーな葬儀屋にのみであることは非常に意味深です。
以上から、私は葬儀屋の体の傷は葬儀屋が死神になってからついたものであり、自殺した時の外傷とは関係が無いものなのではないかと感じています。
アニメでは顔に傷が無い葬儀屋
葬儀屋の傷が死神になってからのものであり、自殺が原因ではないと考える理由は他にもとても大きな理由があります。
それはアニメ版で死神現役時代の葬儀屋の顔に傷跡が無い事です。
アニメでたった一度だけ死神現役時代の葬儀屋の顔が映った時があるのですが、その時葬儀屋の顔には傷がついていません。
つまりこれによると
死神現役時代、葬儀屋には現在の傷跡が無かったことになります。
つまりそれは葬儀屋の傷が自殺の外傷とは全く関係なく、むしろ死神になってから後に付けられたものであると考える方が可能性が高いです。
ちなみに、上記以外の現役時代の葬儀屋は、
原作でも全てシルエットのみであらわされていたり後ろ姿のみであり、顔や体に傷があるかは全く分かりません。
またアニメの設定資料集の中にも、現役葬儀屋の顔の横には「傷はありません!」という手書きのメモが添えられています。
これは非常に意味深です。
人間時代に傷がつくはまだ理解できるのですが、死神時代の葬儀屋は当時既に相当強力なキャラクターであったと考えられることから、その葬儀屋が現在これほどの古傷を追っているという事実は、そんな葬儀屋をバラバラにできるほどの人物が存在するということを表している可能性がとても高いです。
原作でも葬儀屋の顔には傷が無い可能性
現役時代の葬儀屋に傷が無いことはアニメでしか明らかにされていません。
これが原作でも同じかはまだ確証が持てません。
しかし、逆に言えば原作の死神現役時代の葬儀屋が全てシルエット表記であり、顔が一向に出てこないことは原作でもアニメ同様葬儀屋には傷が無く、それが今後の黒執事の黒幕にもつながる非常に重要な伏線であるからこそあえて隠している、ということである可能性は十分に考えられると感じています。
葬儀屋の傷は、いつ誰によってつけられたのか?
では葬儀屋の体の傷が自殺の際の外傷と関係なかったとすると、いったいいつ、だれによってつけられたものなのでしょうか?
この事実が、今後の黒執事の展開に大きく関わってくる問題なのではないかと私は感じています。
私は葬儀屋の体の傷は
70年前に葬儀屋が死神派遣協会を離脱しようとした際にそれを阻止された際、葬儀屋を派遣協会側が活かしたまま幽閉するために全身をバラバラにしたのではないかと思っています。
仮にいままでの考察が正しかったとして、葬儀屋の傷が死神になってからつけられた場合それはとても驚異的なことであることが分かります。
それは、「伝説の死神」であった葬儀屋をバラバラにできるほどの力を持つ人物がまだ黒執事の中には隠れているということになるからです。
現在の黒執事の中で、葬儀屋は悪役(仮)の立場であり、その実力は黒執事の中で最強キャラクターであったセバスチャンを圧倒します。
間違いなく現在の黒執事の中では、葬儀屋が最強のキャラクターであることは間違いありません。
ですが、伝説の死神である葬儀屋をバラバラにした人物や存在がいるのだとしたら話は別です。
その人物こそが今後の黒執事の悪役、黒幕となる可能性が十分に考えられます。
さて上記を踏まえ、
もし原作漫画もこの流れを引き継いでいた場合葬儀屋の傷は死神現役時代に死神派遣協会側によってつけられた可能性があります。
現在は最強のキャラクター葬儀屋ですが、死神派遣協会時代、葬儀屋は自殺して死ぬことを許されず、死神派遣協会に使役されることを強制された存在でした。
その時点で、死神派遣協会という団体は葬儀屋よりも上手であったことが分かります。
そして、葬儀屋はそんな死神派遣協会から無断で離脱した身であることから、死神派遣協会によってバラバラにされる理由も存在することが分かります。
では次に、
葬儀屋が死神派遣協会にバラバラにされた可能性のあるタイミングはいつだったのでしょうか?
それこそが、今から約70年前の出来事ではないかと私は考えています。
実は葬儀屋には、
死神派遣協会からの離脱を試みてから空白の20年間が存在することが分かっています。
空白の20年間
以下、引用です。
オセロ「アイツは死神派遣協会『冥籍番号136649』。70年ほど前協会から逃亡を図り、その際本部を半壊に追い込んだ伝説のお尋ね者だ。」
黒執事第149話「その執事、鳩合」より引用
70年前に葬儀屋が死神派遣協会から逃亡を図ったと説明するオセロ:黒執事第149話「その執事、鳩合」より引用 このセリフには、
葬儀屋が死神をやめたとされる今まで明らかとされていた内容と矛盾するものとなります。葬儀屋が最後に死神と呼ばれた(離脱した)のは50年前のはず
時間軸の共通点
オセロ「シャバに来たのは50年ぶりだ」
葬儀屋「死神と呼ばれたのは半世紀ぶりだ」
50年振りという時系列で共通するオセロと葬儀屋:黒執事23巻第114話「その執事、暴行」13巻第60話「その執事、動揺」より引用 上記の通り、
葬儀屋が最後に「死神」と呼ばれたのは50年前と発言しています。このことから、
葬儀屋が死神派遣協会を半壊にして逃亡を図った時と、実際に死神と呼ばれなくなった間に空白の20年間が存在することが分かります。簡単な時系列をまとめておきます
黒執事:新たに明らかにされた時系列
1819年:70年ほど前(クローディアまだ生まれていない)
葬儀屋が死神派遣協会から逃亡を図り、本部を半壊に追い込む
女王が生まれた年
デスサイズの骸骨の描写既にあり(骸骨=クローディアである可能性はかなり低くなった)
※この時離脱できたかは不明
※このタイミングで葬儀屋は身体の傷を負わされた可能性あり
※本格的に離脱に成功したのは20年後の1839年の可能性が高い1819/5/24ヴィクトリア誕生
1837年
葬儀屋の遺髪入れの中で最も古い人物マリー死亡1839年:50年前(クローディア健在)
オセロが人間界に来た最後の年
葬儀屋が死神と呼ばれた最後の年※個々で最後にオセロと接触し、その後一切死神派遣協会とは関わらなくなったと考えられる
葬儀屋が死神をやめた年はヴィクトリア女王が生まれた年
なんと葬儀屋が死神派遣協会と対立し本部を半壊にした年は、
ヴィクトリア女王が生まれた年でした。これは絶対に何かあります。
葬儀屋が死神派遣協会を半壊にし、逃亡を試みた原因にはもしかすると女王の生まれが関係しているのかもしれません。葬儀屋は女王を「気に入らない」と言っています。
葬儀屋が名指しで誰かを嫌いだと言ったのは女王以外に誰もいません。また葬儀屋の遺髪入れの人物は、
女王が原因で亡くなった可能性さえあります。特にクローディアとヴィンセントはその可能性がとても高いです。
女王は、死神の審査を免れた人間である可能性を以前より考察していますが、
やはりこの審査はおろか、葬儀屋はヴィクトリア女王が生まれたときから死神として何らかのかかわりを持っており、それが影響して死神派遣協会を離脱した可能性が出てきました。
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いったいどんなことがあったのでしょうか・・・・
もっと今後根拠となるヒントが提示されるのを楽しみに待ちたいと思います。
さて話を戻します。
今回考察しているオセロの台詞には、いくつか不可思議な点があります。特に注意すべくは、オセロのこのセリフには確定要素が低く、逆に読めば下記のようにとることが出来る台詞となっていることです。
具体的に説明していきたいと思います。
・オセロは葬儀屋が「逃亡を図った」と言っているだけで「逃亡した」とは言っていない
・葬儀屋は死神派遣協会を「半壊」にはしたが「全壊」には出来なかった
オセロは葬儀屋が「逃亡を図った」と言っているだけで「逃亡した」とは言っていない
オセロは葬儀屋が「逃亡を図った」と言っているだけで、それが成功したか失敗したかについては言及していません。
また、葬儀屋から「死神と最後に呼ばれたのは50年前」という証言があることからこの死神派遣協会半壊事件の70年前とは20年もブランクがあることになります。上記が、私がこの時葬儀屋が離脱に失敗したのではないかと感じる根拠のうちの一つです。
葬儀屋は死神派遣協会を「半壊」にはしたが「全壊」には出来なかった
もう一つの根拠がこのセリフです。
葬儀屋は死神派遣協会を半壊には出来ましたが全壊には出来なかったようです。
このことから、葬儀屋は死神派遣協会からの離脱を試み、死神派遣協会本部を半壊にまで追い込んだものの全壊させるには至らず、捉えられ20年間死神派遣協会によって危険人物として軟禁された可能性があると私は考えています。
葬儀屋の傷はこの時死神派遣協会によってつけられたものか?
また、葬儀屋の顔を始め全身にある傷痕ですが、
これはこの本部半壊事件の際、葬儀屋を止める為に死神派遣協会が攻撃し出来た傷である可能性が高いです。現役時代の葬儀屋には顔に傷が無い
アニメの映像となりますが、
死神現役時代の葬儀屋には顔に傷がありません。現役時代の顔に傷が無い葬儀屋:アニメ黒執事より引用 また、漫画の資料設定集でも、
死神現役時代の葬儀屋は顔に傷が無いことをルビで注意を振られて指摘されている描写があります。つまり葬儀屋の全身の傷は、
葬儀屋が離脱し現役でなくなったタイミングでついたものであることが間違いありません。空白の20年間葬儀屋は死神派遣協会に囚われたか?
さて、では問題の空白の20年間についてです。
葬儀屋が実際に離脱を成功させるまでの空白の20年間、葬儀屋はいったいどこで何をしていたのでしょうか?
結論から申し上げますと、
この20年間は、
葬儀屋が死神派遣協会にバラバラの肉片にばらされた形のまま保管され軟禁されていた時間である可能性があります。
死神にとって「死」は、許しを意味する「ご褒美」か?
死神にとって死とは「許される日」である可能性が高く、いわばご褒美のようなものなのではなかと、現段階で私は予想しています(根拠がまだ薄いため考察ではなく予想とさせて頂きます。)
つまり死神派遣協会は、
本部を半壊した葬儀屋を捕まえた際に罰として殺すことは出来ないことになります。死神にとっては自殺したにもかかわらず死神として生き続けなくてはいけない事こそが、最大の苦痛だからです。
しかし、五体満足の葬儀屋は本部を半壊に出来るほどの力がある為その姿のまま例え軟禁したとしても、それは死神派遣協会にとって十分リスクを背負う危険な行為であったと考えることが出来ます。
つまり死神派遣協会は、
葬儀屋を殺さず生かし続けておきながら、
また逃亡を図り本部を半壊するようなことが怒らない状態で葬儀屋を捉え続けていた可能性があります。・・・そして葬儀屋には首や顔、小指、身体に至るまで隅々にバラバラにされたかのような縫合の跡があります・・・・
以上のことから、
私はこの空白の20年間、死神派遣協会は葬儀屋を身体をバラバラの肉片の状態にしながらも尚殺すことはせず、バラバラな破片のまま生かし続け軟禁してきた可能性があると考えました。
死神派遣協会が70年前に葬儀屋の体をバラした、もしくは傷をつけた相手であることはほぼ間違いがありません。
しかし、たった一人で本部を半壊にできるほどの力を持つ人物を、わざわざ五体満足な形でつなぎ合わせて監禁、なんて生ぬるいことをあの得体のしれない死神派遣協会が果たしてするでしょうか?
身体を繋ぎ合わせることは、死神派遣協会にとってはまた本部を半壊にされるかもしれないというリスクを負うだけの作業にすぎません。
折角目の前に煩わしい強敵が肉片として転がっていたら、反撃が出来ないこれ幸いと、そのままの形で保存して生かし続けるというおぞましいことをする気がして私はなりません・・・
そしてそれから20年の時がたち、
葬儀屋は死神派遣協会のなかで医術の力を持つ何者かに助けられ縫合され、死神派遣協会の離脱に成功し人間界にやって来た可能性があります。引用源:
【考察】葬儀屋は死神派遣協会に20年間身体がバラバラの状態で軟禁されていた可能性/70年前、死神派遣協会からの離脱に一度失敗したか? - 黒執事考察ブログ
疑問点
誰が葬儀屋を繋ぎ合わせたか?
この説の疑問点として残る疑問点は
首まで飛んだ葬儀屋を、誰が繋ぎ合わせたか?ということです。
死神派遣協会がつなぎ合わせていたとしたらデスサイズは回収されてしまうでしょうし、オセロが匂わせていたように葬儀屋には他に誰か味方がいた可能性も残っています。
これは恐らく出てくるとしたら新キャラなのではないかと感じています。
新キャラが一番可能性が高いと思っていますが、念のため既出キャラクターで可能性がある人物も挙げておきます。
・ブラバット・スカイ
・ウィリアム・T・スピアーズ
・新キャラ(ジェーン、もしくはその他)
ブラバット・スカイ説
ブラバットが葬儀屋をつなぎ合わせた死神説もありますが、ファントムファイヴの公演の際にスピーカーとサイリウムを知らなかったことから、私はブラバットは人外ではなく人間なのではないかと思っています。
ブラバット死神説の考察については下記記事をご覧ください。(一応結論としては否定的な立場にいます。)
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ウィリアム・T・スピアーズ説
ウィルは、葬儀屋と師弟関係の死神であった可能性があります。
現在のウィルが死神派遣協会側なのか、それとも葬儀屋側なのかは明らかではありません。
ですが、ウィルが死神派遣協会内にいながら、実は葬儀屋のスパイとして内通している可能性もまだ捨てきれないと感じています。
ただこの場合、実力差的に考えほぼ百パーセント師が葬儀屋、弟がウィルになると思いますので、従事していたウィルがばらばらにされた葬儀屋をつなぎ合わせることが出来るのか、は少々疑問と無理が生じるかなと感じています。
念のため名前は挙げておきますが、葬儀屋をつなぎ合わせた人物がウィルである可能性はとても低いのではないかと感じます。
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新キャラ/ジェーン説
現在考えている中での最有力候補です。
葬儀屋の協力者であり、医療知識のある死神の新キャラが出てくるかもしれないと当ブログでは以前より言及していましたが、もしかするとそれは現在ヒースフィールド邸で登場したジェーンなのかもしれません。(まだ可能性であり確定要素はありません)
ジェーンは恐らくカルンスタイン病院の元ナースです。
となると、ジェーンは医療知識を持っているじんぶつである可能性が高いです。
しかもそれに加え、ジェーンはナースという割にメイリンと互角に渡り合えるほどの武力を持っていました。
また更に言うなればジェーンはその際何故か銃の他に斧のような原始的な道具を持っていました。
斧は農具であり、死神のデスサイズは全て農具が由来しています。
この考察については下記記事に詳しくまとめてあります!
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あの斧がジェーンのデスサイズである可能性もゼロではないかもしれません。
もし上記の考察が正しければ、
今までずっと探していた葬儀屋をつなげた人物の特徴であろう
・医療知識を持つ人物
・新キャラ
・人外(死神離脱組)
上記の内容を満たす人物である可能性があります。
ジェーンの瞳のカラーがとても気になるところです。
ジェーンは近眼ではない
一つ疑問点が残ります。
それはジェーンが眼鏡なしにメイリンの体の傷を明確に把握できたという点です。
葬儀屋曰く死神はみんなど近眼ということなので、眼鏡をしてなくても傷が見えるジェーンは死神ほど目が悪くないとも言えます。
もしその場合、ジェーンは人外ではなく人間としての葬儀屋の協力者である可能性があります。
その場合は、ジェーンの並外れた軍事力の由来が引っかかりとして残るところではありますが、葬儀屋を蘇生した新キャラがまた新たに別に登場する可能性が高いのではと感じています。
オシリスは葬儀屋の暗喩か
豪華客船編で、暁学会にビザールドールを注文した製薬会社の名前として「オシリス」が登場します。
このオシリスというワードを調べると、葬儀屋との共通点と、葬儀屋の傷を暗喩している可能性を見ることが出来ます。
簡単まとめ:オシリスと葬儀屋の共通点
・エジプト神の名前
・死の国を統治する神
・肌が「緑」
・全身をバラバラにされナイル川へ投げ込まれ、その後妻であり妹である「イシス」によって男根以外を繋がれ復活を果たした神
以上のことから、オシリス=葬儀屋の暗喩であり、
葬儀屋が何者かによって全身をバラバラにされたのち復活した人物である可能性を非常に高くするのではと感じます。
「オシリス」は妻であり妹であるイシスがつなぎ合わせたそうですが・・・。
具体的に誰が葬儀屋をつなぎ合わせたのかは、先ほども言及した通りまだ謎が残ります。
葬儀屋は傷後を消すことが出来る
葬儀屋の体の傷は
70年前に葬儀屋が死神派遣協会を離脱しようとした際にそれを阻止された際、葬儀屋を派遣協会側が活かしたまま幽閉するために全身をバラバラにしたのではないかと言及してきました。
そう考える理由として、
葬儀屋が何故あえて自身の体の傷を消さないのかという疑問を挙げることが出来ます。
葬儀屋は、おでこに傷があった真シエルの傷を消したと言っていることから古傷を消す技術をすでに持っていることが分かります。
それにも関わらず何故葬儀屋は自身の体の傷を消さないのでしょうか?
これは重要な伏線である可能性があります。
単に傷跡がカッコいいからという理由も否定はできませんが、私はそれよりも因縁に近い理由があるのではないかと感じています。
現に黒執事のお正月イベントの中で葬儀屋がみんなと露天風呂に入るシーンがあったのですが、その時葬儀屋が「小生は全身傷だらけだからちょっと恥ずかしいんだけど」とちらっと言っています。
あくまでイベントでの発言なので深い意味は無いかもしれませんが、すくなくとも「見て――!小生の体の傷カッコイイだろーーー!」という考えではどうやら無さそうな気がします笑
さて、そう考えると
葬儀屋があえて自身の体の傷を消しもせずそのままにしている理由は、
・傷をつけられたときのことを忘れない為
・その時受けた辱めを自身が忘れないようにする為
上記の理由である可能性があるのではないかと感じています。
サバトでの辱めを忘れないようにするため、と言っている坊ちゃんの動機と、少しだけ似ているような気もしますね。
もし葬儀屋が死神派遣協会に傷をつけられていた場合、葬儀屋は20年間身体がバラバラのまま生かされ続けていた可能性があります。
そして葬儀屋は死神派遣協会本部を半壊にまで追い込んでいたため、確実に敵側に負けた事実であることになります。
その敵側に付けられた体中の傷を、葬儀屋は自身への過去の戒めとして、あえて治すことなくそのままにしているのかもしれません。
オマケ/黄緑の燐光
ちょっと脱線ですが、死神の燐光と視力についてです。
私は死神派遣協会の死者蘇生の力は元をたどれば悪魔の力に由来しているのではないかと以前より考察しています。
それは当時のイギリスで、死神たちが大事にしている眼鏡が悪魔の仕業という異名を持っていることからです。
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また、悪魔が死者蘇生できる力があるかはまだ明記されておらず、坊ちゃんが契約時にセバスチャンにその質問を投げたにも関わらずセバスチャンはわざと答えをはぐらかしました。これは悪魔に死者蘇生が出来るかできないかが、今後の黒執事で重要な展開になるからではないかと考えています。
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悪魔に死者蘇生が出来る場合、そして死神派遣協会の発端が悪魔との契約に依存するものであった場合、悪魔を害獣とののしる死神たちと悪魔の立場の上下関係が逆転する可能性があります。
悪魔が契約に対価をもらうことは既に知らされています。
死神派遣協会は、自殺した元人間を死神として使役する為の死者蘇生の対価として、蘇生する人物の視力を悪魔に渡している可能性が考えられます。
そしてその視力を補うために、皮肉にも悪魔の仕業という異名を持つ眼鏡をかけ、それに依存しているのではないでしょうか。
死神たちの視力が低いことと、その結果眼鏡を重宝していることは、死神派遣協会の死者蘇生の力の由来が悪魔に基づくことの伏線なのではないかと私は感じています。
メイリンの過去回想から、メイリンの眼鏡について言及される際に眼鏡について「悪魔の仕業」という異名があることについてもしすこしでも触れられる機会があったとしたら、いよいよ上記の説は正しいのかもしれません。
また、現在死神説と人間説が五分五分に感じられるジェーンがメイリンを通じて眼鏡について言及していることも興味深いです。
これは過去回想でメイリンの眼鏡に言及するための伏線というだけかもしれませんが、もしかすると万に一つ、ジェーンが死神であったからという理由もあるのかもしれませんね(現段階ではまだ可能性は低いと思いますが…)
上記のオマケ考察は面白いものが書けそうなのでまた改めて近いうちに記事を挙げさせていただきます!
まとめ
最終的に、死神派遣協会は葬儀屋を殺そうとする可能性が高いと感じています。
もしかすると殺すよりひどい仕打ちをするかもしれません。
なぜ死神派遣協会は離脱の時葬儀屋を殺さなかったのでしょうか?
それは死神にとっての「許される日」が恐らく関係しているのだと思います。
・許される日とは「死ぬ事」を許される日
・死神はみんな死にたがっている
・離脱したら死ねるではみんな離脱してしまう為、おそらくそれ以外の何かリスクが存在するはず
恐らく「離脱」とは「永遠に死ねない」ことを表しているのではないでしょうか?
永遠の命といえば一般的にはあこがれとさえ言えますが、自殺した人間である死神たちにとっては死ねないことは恐らく拷問以外の何物でもないでしょう。
もしくは「審判の時を待たず(転生できず)ただ消え去る」事なのかもしれません。個人的には「永遠に死ねない」方がなんだか納得がいく気がします。
なので離脱した葬儀屋は死神派遣協会によって体を刻まれたまま、生きたままどこかに放置された可能性があります。ぎゃああああ・・・
さてさて、そんなこんなではありますが。
死神派遣協会と葬儀屋が現在敵対していることは間違いありません。
死とは死神にとって普段は「許し」と「救い」を表しますが今回は例外です。
理由としては葬儀屋が死神派遣協会に匹敵する力「死者蘇生を持ってしまったから」です。
これは死神派遣協会にとっては脅威です。
この危険因子を潰す理由から、死神派遣協会は何らかの形で葬儀屋を殺そうとする可能性があると考えています。
死神派遣協会のことですから、
たとえ殺すとしても、例えば悪魔に食べさせる、転生できなくする、などイレギュラーな措置を施したうえで殺す可能性もありますが・・・・。
以上が葬儀屋の傷から紐解く「死神派遣協会」と「葬儀屋」の力の上下関係についての考察です。
葬儀屋ファンとしてはこの考察が外れていることを切に祈りたいです・・・。
ああでも、葬儀屋は、最後は満足げな笑顔を浮かべて死んでいくような気もします・・・あああ私の妄想であってください...
餅月