黒執事考察ブログ

黒執事は「腐女子向けの作品」ではない・・!それはあまりにも勿体ない!枢先生の「嘘という名の伏線」に騙されないように頑張ってる人が管理人。葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたネタバレ有りの考察ブログです

【考察】葬儀屋(アンダーテイカー)と死神派遣協会の共通点は「死者蘇生が出来ること」

こんにちは!餅月です。
今日は葬儀屋(アンダーテイカー)と死神派遣協会の共通点を考察してみたいと思います。

本誌でもいよいよ死神派遣協会(オセロ)が葬儀屋の元まで接触してきました。

ところでいきなりですが、
何故死神派遣協会は葬儀屋を追うのでしょうか?

実はこの問題にはちょっとしたトリックが隠されている可能性があります。
今回はその点を考察していきたいと思います。

死神派遣協会と葬儀屋の関係性

何故死神派遣協会は葬儀屋を追うのか?

葬儀屋が死神派遣協会に負われる理由としては原作でこのように言及されています。

ロナルド・ノックス
「死神が死を歪ませるなんてありえなさすぎ」
黒執事13巻第60話「その執事、動揺」より

グレル・サトクリフ
「死神による人間界への生死にかかわる干渉はルール違反」
黒執事13巻第60話「その執事、動揺」より

勿論これも追われる理由の一つではあります。

しかし、これらは実際は
表向きの理由にすぎない可能性があります。

実際に死神派遣協会が葬儀屋を追う理由としては、
本来、死者を生き返らせるという行為は死神派遣協会のみに許されるべき行為であるという独占的理由がある可能性があります。

具体的に考えてみたいと思います。

葬儀屋と死神派遣協会の共通点

葬儀屋は少なくとも最後に「死神」と呼ばれた、死神派遣協会離脱時から50年の月日がたっていることは原作で既に明らかにされています。

しかし、逆に言えば50年もの間死神派遣協会は葬儀屋を放置し続けてきました。

それが何故今になっていきなり葬儀屋を追い始めたのでしょうか?

そこに関係するのが葬儀屋(アンダーテイカー)と死神派遣協会にある共通点です。


それが「死者蘇生が出来る」ということです。

葬儀屋は死者蘇生の技術を手に入れました。

今のところ、黒執事の中で死者蘇生が出来るのは死神派遣協会と葬儀屋のみとなります。

※悪魔に死者蘇生が出来るかは今はまだはぐらかされています。恐らく悪魔には死者蘇生が可能であり、悪魔のこの能力を基に死神派遣協会は死者蘇生を行っている可能背がありますが、今は明かされていないので敢えてカウントしません。

つまり、葬儀屋の現在の立場は、死神派遣協会の対抗阻止にとさえなりえる状態であることが現実です。

オセロ
「俺を現場に出すなんて、やっと『お上』も本腰入れ始めたってコトかな?」
黒執事23巻第114話「その執事、暴行」より

だから潰す・・というのが死神派遣協会のお上の本心なのかもしれません。

「死者蘇生」技術における相違点

しかし葬儀屋と死神派遣協会の死者蘇生方法には明確な相違点があります。

相違点
・死神派遣協会:火葬された遺体を死者蘇生できる
・葬儀屋:火葬されていない遺体を死者蘇生できる

死神の黄緑の瞳の燐光は、火葬の際リンの色が付着ことが原因であることは枢先生によって明らかにされています。

なぜ敢えての火葬なのでしょうか?

この考察を紐解くにあたり当時の葬儀、埋葬事情について調べてみました。

イングランド火葬協会は1874年に創立されました。
1919年の調査では99パーセントは土葬です。
1944年に英国国教会が、1965年にバチカンが火葬を認めるようになった経緯もあり、1998年には72%が火葬になりました。

引用源:海外葬送事情 イギリス モリス・ジェンキンズ

このことから、黒執事の時代はまだまだ土葬が主流であったことが分かります。

ましてや死神たちが実際に死んだのはもっと過去の時代の話です。

現代の「火葬」が主流の私たちにとっては何も違和感はありませんが、時代的に矛盾が生じていることが分かります。

ある意味この点においても死神派遣協会は「時代的に進みすぎている」のかもしれませんね。


しかし、私はこの「火葬」における重要な最も重要な点は時代背景ではなく「炎」にあるのではないかと感じています。

具体的に考察していきます。

悪魔と炎

黒執事の中で出てくる悪魔のセバスチャンですが、よくを使います。
そしてこの炎はとても印象的に描かれることが多いです。

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燃えるケルヴィン邸を見つめる葬儀屋:黒執事8巻第35話「その執事、遂行」より引用

死神派遣協会の死神たちはみんな火葬(炎で焼かれています)です。

死神派遣協会は火葬された自殺遺体を死神としてよみがえらせることが出来ます。

しかしこれは少し言い方を変えれば、
火で燃やされた自殺したいのみしか死者蘇生が出来ない、とも言えます。

こう考えると、少し面白いものが見えてくるようになります。

悪魔と死神派遣協会の関係性

悪魔と死神派遣協会の関係性を最も暗示しているものが「眼鏡」です。

19世紀のイギリスで眼鏡は「悪魔の仕業」という異名がありました。

それを大切にする死神派遣協会…とても意味深です。

私は、これらは死神派遣協会の死者蘇生の力の根源は悪魔から由来するものだからではないかと考察しています。


死神派遣協会と悪魔についての予想考察

・眼鏡をしているグレルとロナルドは悪魔であるセバスチャンに勝てない
・眼鏡をしていない葬儀屋のみが悪魔であるセバスチャンに勝てる
・死神派遣協会は元々悪魔と契約し死者蘇生の力を得た人間が創立した説
・悪魔が魂をくいっぱぐれないために、「自殺者の火葬死体のみ蘇生できる」という条件を付けられた
・何らかの理由で悪魔と派遣協会が対立。上層部以外の死神は、上から悪魔を「害獣」だと教えられ今に至る


死神と眼鏡についての具体的な考察は下記記事にまとめてあります。
www.under-taker.com



悪魔はを使います。

自殺者を炎で焼き払い、死神として復活させる…。
この限定された復活の基準は、悪魔と死神派遣協会のお上との間に締結された契約に基づくものである可能性があります。

自殺者が「許される日までの罰」
など、死神派遣協会は様々なそれらしい理由をつけていますが、もしかするとその裏ではこのような現実がひろがっているのかもしれません。

死神達は神と呼ぶにはあまりにも不完全ですし、死神派遣協会の形は現代社会の会社経営と酷似しており、どこをとっても人間臭いです。

死神派遣協会と悪魔の関係性。
そしてこれらのワードに共通する「死者蘇生」。

これらを紐解くことで、葬儀屋、死神派遣協会、そして悪魔の上位関係は案外簡単にひっくりかえってしまうのかもしれません。

餅月