黒執事考察ブログ

葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたブログです。『黒執事』に隠された「嘘」と「伏線」に、貴方も騙されていませんか?※本誌内容に言及します※

【考察】葬儀屋とウィルは師弟関係だった可能性

こんにちは、餅月です。

今回は黒執事のウィルと葬儀屋の関係性について考察していきます。

 

一見何の関係もないように見えますが、原作漫画内でこの二人にはある小さな共通点を見ることができます。

今回はそちらを紹介したいと思います。

 

葬儀屋「坦々と、淡々と」

まずこちらのシーンをご覧ください。

 

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「坦々と、淡々と」と、死神としての在り方を説明する葬儀屋:黒執事13巻第60話「その執事、動揺」より引用

このシーンで葬儀屋は、死神の仕事について「淡々と、坦々と」という表現をしています。

 

ウィル「淡々と、坦々と」

 

次にこちらのシーンをご覧ください。

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「淡々と、坦々と」と、死神としての在り方を説明するウィル:黒執事8巻第35話「その執事、遂行」より引用



このように、ウィルと葬儀屋の死神を説明する描写の中で表現方法が一致しているのです。

 

またウィルと葬儀屋の他にこの「坦々と、淡々と」という表現を使った死神は黒執事内で存在しません

これはいったい何を意味するのでしょうか。

私は葬儀屋とウィルは面識がある、もしくは師弟関係のようなものがあったのではないかと考察しました。

 

「淡々と、坦々と。」この死神の仕事への姿勢をウィルに教えたのはいったい誰なのでしょうか・・?私はおそらく葬儀屋その人なのではないかと感じます。考えただけでワクワクします。

 

ウィルと葬儀屋ですが、

彼らは原作漫画内で顔を合わせたことがまだ一度もありません。(アニメではあります)

 

10年間連載をやってきて、死神同士でまだ顔を合わせていない事実は非常に興味深いです。

原作内で葬儀屋と顔を合わせた事がある死神はグレルとロナルドでしたが、彼らは葬儀屋の事を知らないようでした。(アニメ版だと「死神ウィルの物語」でウィルとグレルは同期でした。あの時代が葬儀屋が死神を辞めた50年前よりもまえのものだったのかどうかが気になりますね。)

 

※追記 フォロワー様より情報をいただきました。以下寄稿文

 

 考察読みました。

死神ウィルの物語で確認済みの情報を提供させていただきます。

グレルとウィルが死神になったのは本編から遡って約100年程前、1780年代とのことです。ですので、その頃はまだ葬儀屋は協会にいることになります。

私は黒執事に登場した死神の中で葬儀屋と面識のある死神はオセロとウィルではないかと感じています。

 

オセロと葬儀屋の共通点についてはこちら↓

under-taker.hatenablog.com

 

ちょいと脱線しますが、アニメ版の中では葬儀屋はどうやら相当レベルの高い死神だったようです。なんと死神図書館の中に葬儀屋のどでかい像があります。(以前フォロワー様に教えて頂き爆笑しました。)

 

このシーンでも葬儀屋の像の前に立っているのはウィルですね。うーーん意味深。

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死神派遣協会にある葬儀屋の銅像とウィル:アニメ黒執事より引用



ウィルと葬儀屋が顔を合わせているアニメ版と、顔を合わせていない原作漫画・・。

どこまでリンクするかは正直まだわかりません。

 

ですが一つ言えることはオセロもしくはウィルと葬儀屋が顔を合わせた際、葬儀屋の過去について何か大きな謎が解明される可能性があると言うことです。

オセロが葬儀屋の同期として過去について語るのも面白いですし、ウィルが葬儀屋を「落ちぶれた伝説の師」としてそれこそ淡々と、語りだしても萌えます(※妄想

 

いずれにせよウィルもオセロも、それどころか死神派遣協会全体がいまや葬儀屋を追っています。

オセロを死神派遣協会の「お上」の「代理人」とらえるならば、

死神派遣協会はもうすでに葬儀屋が作り上げた死者蘇生の核心部まで入り込んでいることになります。

彼らが顔を合わせるのも時間の問題ではないでしょうか<span style="color: #d32f2f"><b>←的中〇!</b></span>

青の教団編のラストでは、死神派遣協会と悪魔、そして葬儀屋という三つ巴が見れるかもしれませんね

 

餅月