黒執事考察ブログ

黒執事は「腐女子向けの作品」ではない・・!それはあまりにも勿体ない!作品の「嘘」と「伏線」に貴方も騙されていませんか?葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたネタバレ有りの考察ブログ

【黒執事考察ブログ】ネタバレ第201話「その執事、潜行」/消えた『メイド』と消えた『子供達』。明らかになってきたヒースフィールド男爵邸とF.O.L児童養護院の共通項

こんにちは!餅月です。
『黒執事』最新話第201話「その執事、潜行」Gファンタジ―2023年7月号の考察をしていきたいと思います。

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さて、本編ではF.O.L児童養護院に潜入しているフィニアンとスネーク。
「巣立った子供はどこへ行くのか」その謎が今回明らかになりました。
新たな伏線が張られた第201話。いよいよ物語はF.O.L児童養護院の核心に迫りつつあります。

今回も順番に考察を進めていきたいと思います。
前回のネタバレあらすじ&考察記事はこちらです
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第201話の初見読みライブ配信はこちらです。
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あらすじ:黒執事第201話「その執事、潜行」Gファンタジー2023年7月号

※考察に必要最低限の大まかな話の流れのみです。
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※伏線として重要な可能性がある点は線と太文字で強調してあります。

扉絵:犬を四匹抱えほほ笑むフィニアン(犬の種類はマスティフ、コーギー、コリー、ポメラニアン)
腕いっぱいの無垢な瞳
里親の元に向かった子供を見送って‥‥。

テオ達はドールについても何か知っているのだろうかとフィニは考える
スネークはそんなフィニの態度に何か違和感を持つ
夜の12時にテオ達と合流しに連れていかれたフィニ。
・そこで巣立ちの日を迎えた子供たちは同じ時間に児童養護施設に戻り、厩のどこかへ消えることを知る
・捜索中の子供たちに、誰かが「そこで何をしている!」と声をかけた

万事休す!?
第201話終了ーー

前回のネタバレあらすじ&考察記事はこちらです
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第201話:重要伏線箇所

今回の第201話で特に重要な箇所について箇条書きでまとめます。
過去の考察記事も踏まえ、こちらのを中心に順番に考察を進めていきたいと思います!

・施設に戻ってきていた子供たちは死んでいるのか(生きていると思われる)
・ドールと子供たちが消える『厩』について
・『厩』にあると思われる隠し施設→ヒースフィールド男爵邸との共通項
・子供たちは『厩』に何かあることまでは突き止めたが、そこから先は知らない
・最後に声をかけた人物は誰か(スネークの可能性。ドールはミスリードか?)

枢先生の巻末コメント

最近豆から挽くコーヒーにハマっています。コリコリ豆を挽くのが楽しいです。

葬儀屋ヲタの叫び(感想)

「巣立ちの日を迎えた子供がどこに行くのか」この重要なポイントが一つ明らかになりました。
てっきり子供たちは兄シエルの元へすぐに行くのかと思っていましたがまさかF.O.L児童養護施設に戻ってきていたとは…。
今回は手短に伏線が張られた回でしたが、来月号は更に大きく物語が動き出す予感がします。

そしてシルクハットの御者が出てきた時、兄シエルをタウンハウスへ運んだ時の葬儀屋さんのこともあったので一瞬葬儀屋さんを期待してしまいましたがやっぱりそんなことはありませんでした笑
普通に髭のモブおじ(※多分)でした。
しかしこの人物に関しては身なりがいいことが気になります。スフィア・ミュージックホールの際にシリウス型の失血死死体を投棄していた人物たちよりは階級が上のように見えます。
特に眼鏡のようなものも見えなかった為主要キャラではなさそうに見えますが、このF.O.L児童養護院がスフィア・ミュージックホールより更に兄シエルおよび葬儀屋にとって重要な施設であることの表れなのかもしれません。
F.O.L児童養護院は暁学会に所属していた貴族から多額の寄付を受け取っていることで足がついた施設だったので、何故貴族がこの施設に寄付をするのかもそろそろ描かれ始めるのかもしれませんね。

あと余談ですが、頭がぼーっとしていたのかブログで途中まで『厩(うまや)』を『厠(かわや:便所)』と書いてました。
もしまだ厠が残っちゃってたらこっそりコメント欄で教えてやってください…

それでは順番に考察を進めていきたいと思います!

考察

【新事実】『巣立ちの日』を迎えた子供は施設に戻ってきていた

今回、『巣立ちの日』を迎えた子供は施設に戻ってきていたことが明らかになりました。
F.O.L児童養護院で育てられている子供たちは将来兄シエルの使用人兼輸血提供者となる子供たちである可能性がある為、この動きはとても意外でした!

ただ、今回『巣立ちの日』を迎えたジニーはこの施設の中でイレギュラーのクラスであると思われるコーギークラスの子供の為、少々この点について考察をしておきたいと思います。

『巣立ちの日』を迎えた子供は全員施設に戻ってきているのか?

この施設には4つのクラスがありますが、その中でイレギュラーなクラスはコーギークラスです。
理由は、コーギークラスのみ兄シエルの為ではなくドール専用の輸血提供者を育てるクラスである可能性があるからです。

施設内でドールが倒れビザールドール化し、その直後コーギークラスのジニーが急に『巣立ちの日』を迎えることが決定しました。
恐らくドール本人は現在輸血を必要としている状態です。そしてドールは現在F.O.L児童養護院にいることが確定している為、ジニーはその為に施設に戻ってきた可能性があります。

となると次なる疑問点としては、兄シエルの為のクラスであると思われるポメラニアンクラス等、他のクラスの子供達にもこの動きが適用されているのかという点です。
まだ現段階では確証は持てませんが、結論から申し上げますと全クラスの子供たちが等しく施設に戻ってきている可能性があります。

今回、年長組であるテオ達は12時に施設に戻ってきた馬車を見て「やっぱり来た」「ああ、時間通りだ」と発言しました。

このことから、年長組の彼らは『巣立ちの日』を迎えた子供たちがこうして同じ時間に馬車で戻ってきている事を複数回確認していることが分かります。
そして、F.O.L児童養護院ではポメラニアンクラスの子供が複数人『巣立ちの日』を迎えていることが明らかとなっています。

このことから、年長組が以前確認した12時ピッタリに馬車が戻ってくるという動きはクラスに関係なく全子供たちに共通していた可能性があります。

子供たちが『巣立ちの日』という節目で血液提供者側になる為に大きく舵を切ることは恐らく間違いないと思います。
輸血提供者が施設内にいるであろうコーギークラスの子供はいきなりその立場になる可能性も十分に考えられますが、兄シエルと密接に関係があるはずのポメラニアンクラスの子供たちも兄シエルの元へすぐに向かうことなく同じ動きをしているという点が気になります。

これが表すことは何か。このF.O.L児童養護院では、『巣立ちの日』を迎えた後もまだ、子供たちが血液提供者側になる前に何らかを施す隠された場所、設備が存在している可能性があります。
そしてその場所こそ、『厩』がルートとなっている可能性があります。

施設に戻ってきていた子供たちは死んでいるのか?

次に施設に戻ってきた子供たちが死んでいるのかについて考察をします。
第200話ではマスティフクラスのアーティから「この施設から出ようとした奴は全員殺される」という発言がありました。

しかし当ブログではこれはミスリードである可能性があると言及してきました。
理由はF.O.L児童養護院の年長組の子供たちは情報操作をされている側であり真実を掴み切れていない可能性がある事。また兄シエル葬儀屋の目的が血液と使用人としての人手である場合子供たちを殺すメリットが存在しないからです。

今回の第201話で年長組のは施設に戻ってきた子供たちを確認はしていたものの、その後の子供たちについてはどうなっているか一切知らなかったことが新たに明らかになりました。
年長組が掴んでいた情報はあくまで厩で子供たちが消えるという事実までであり、隠し通路の詳細やその後については全くの未知の領域であることが分かります。

このことから年長組は、屋敷内を取り囲む殺伐とした罠と、意識が無いまま運び込まれる『巣立ち』後の子供たちを見て施設側に子供たちへの殺意がある(巣立ちの日を迎えた子供は殺された)と勘違いをしている可能性が高いと感じています。

今回運び込まれたジニーもまた意識が無く、『巣立ちの衣』で顔を覆われ表情が見えない様子は不気味であり死んでいると捉えてしまっても納得の様子です。
しかし、この時の時間は深夜12時です。その為、ジニーはただ単に眠っているだけの可能性が現段階では高いのではと感じています。

『厩』で消える子供とドール

次に、『厩』について考察をしていきます。
今回の第201話で、『巣立ちの日』を迎えた子供たちは『厩』に連れ帰られ、そして忽然と姿を消すことが明らかになりました。このことから『厩』はF.O.L児童養護院の最重要部の一つである可能性が浮上しました。

これについて、『厩で消える』という点が、巣立ちの日を迎えた子供とドールとの共通項になっています。

第196話でビザールドール化したドール。
ドールはその後忽然と姿を消していますが、そんなドールが最後にいた場所も『厩』でした。

『厩』に向かうドール:黒執事第196話「その執事、連想」より引用

この時、ドールは倒れた時点では屋外にいました。
しかし体調が悪くなった後は、スネークたちに顔を見せないようにふらふらと『厩』に戻ります。

当時読んでいた際は単に顔を隠すために厩に入ったのだと感じていました。
しかしもし『厩』に血液収集に関係する隠し通路がある場合、ドールは意図的に『厩』に入った可能性があり、その後隠し通路から子供たちと同じ場所に入り『消えた』可能性があります。

現在のドールは、ずっと子供たちがいる場所と同じ場所にいるのかもしれません。

F.O.L児童養護院とヒースフィールド男爵邸との共通項

F.O.L児童養護院の『巣立ちの日』を迎えた子供たちと、ヒースフィールド男爵邸でのメイドには共通点があります。
それはどちらも『消える』という点です。
順番に考察してきます。

ヒースフィールド男爵邸の『消えたメイド』

ヒースフィールド男爵邸では、メイドは男爵に呼ばれると何故かその後辞めるという形で屋敷内で行方不明になっていました。

その真相は、最後にメイドが目撃される場所であるヒースフィールド男爵の部屋隠し通路があり、その先でメイド達は意識が無いまま血液を抜かれていました。
※以下はまだ未回収の伏線ですが、このメイド達は全員男爵と性行為をしています。その為この施設はただの血液収集機関ではなく、将来的に血を抜く子供を産ませるための人間工場でもあった可能性があります。いつかここにいたメイド達が妊娠するというくだりが描かれたとしたら恐ろしいですね。
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『辞める』という形で消えたメイド:黒執事第154話「その執事、遠方」より引用
メイドが最後に目撃される部屋にあった『隠し通路』:黒執事第156話「その執事、提唱」より引用

F.O.L児童養護院の『巣立ちの日』を迎え『消えた子供たち』

次にF.O.L児童養護院を見ていきます。
F.O.L児童養護院では子供は『巣立ちの日』という形で施設内で行方不明となりました。

またヒースフィールド男爵邸と同様、子供たちは最後に『厩』で目撃され、そのまま施設内で行方不明となっています。
『厩』の周りには目立った施設も見当たらないため、恐らくヒースフィールド男爵邸同様、地下に隠し通路と施設が存在する可能性が非常に高いと感じています。

『巣立ちの日』という形で消えた子供達:黒執事第201話「その執事、潜行」より引用

F.O.L児童養護院とヒースフィールド男爵邸との共通項まとめ

以上のように考えると、人が輸血提供者になるために「消える」という事実が、「辞める」「巣立つ」という言葉で巧妙に隠された共通項として浮かび上がってきます。
特徴としては、スフィア・ミュージックホールと違いどちらもただの血液収集施設ではないという点です。

ヒースフィールド男爵邸→血液を収集する人間を産む施設
F.O.L児童養護院→兄シエルに適合する血液提供者(将来の使用人)を育成することに特化した施設。

改めてまとめてみると綺麗に役割分担がされており、兄シエルと葬儀屋の頭の良さとサイコパスさに脱帽してしまいます。
こう考えてみると、今まで出てきた施設の中での唯一の希望の施設とも呼べるイレギュラーな存在はアテナ退役軍人療養所であることが分かります。

アテナ退役軍人療養所だけは血液収集施設をオープンにしていました。
また血液提供者の同意の元健康を管理した上で献血を行っていたことから非常に現代的であり、いわば共生を図る施設であったことが分かります。

兄シエルと葬儀屋の研究が唯一、今後合法的に坊ちゃんと共に歩めるようになるにはアテナ退役軍人療養所の研究を押し進める事だけが唯一の希望のように感じます。(兄シエルの性格が変わらない限り坊ちゃんは嫌がると思いますが‥‥。)

余談:緑の魔女編、フィニの施設との共通点

さて、F.O.L児童養護院とヒースフィールド男爵邸との共通点に関する余談です。
上記の施設はどちらも地下に隠された時代的に進みすぎた施設が存在するという点で恐らく共通していると思われます。

この点において、実はあと2つ共通点がある施設があります。
それが緑の魔女編でのサリン実験施設と、フィニがいた人体実験施設です。

これはどちらも地下にあり、また時代背景にそぐわない進みすぎた技術の施設が隠されていました。
黒執事の中で時代に合わない進みすぎた技術が存在する時、その背後には死神や悪魔など人外の力が関わっていることが多くあります。
事実今回の血液収集施設も、葬儀屋を始めまだ見ぬ離脱組の死神が関わっている事件であると思われます。

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まだすぐに言及はされないと思われますが、もしかするとフィニの施設や緑の魔女編においても、後々このような人外との関わり合いが明らかになるのかもしれません。

厩で声をかけたのは誰?

次に第201話のラストで年長組を見つけた人物について考察です。
厩でF.O.L児童養護院の真相を探っていたフィニアンと年長組の子供達。
そんな決定的な場が誰かに見つかってしまいました。施設側の人間だったら絶体絶命の状態です。

一体声をかけたのは誰だったのでしょうか?
結論から申し上げますと、今回声をかけたのはスネークであり、ドールはミスリードである可能性があります。

可能性1:ドール(ミスリードの可能性)

まずはドール説について言及していきます。
実は今回のシーンは、サーカス編で坊ちゃんを見つけた際のドールのシーンと場面、台詞共に非常に酷似しています。
恐らく意図的に寄せられた作りになっているものと思われます。

サーカス編で声をかけるドール:黒執事6巻第27話「その執事、興行」より引用
声をかける謎の人物:黒執事第201話「その執事、潜行」より引用

どちらも秘密裏に行動していた際に後ろからライトを当てられ、ほぼ同じ文言で声を掛けられました。
仮にドールであった場合、今回彼女は正真正銘施設側の人間なので、バレれば恐らく一発アウトです。しかしこれはミスリードである可能性があります。

何故このシーンがミスリードである可能性があるかと言いますと、言及した通り今回の言葉はサーカス編の際のドールと言葉遣いが少々異なる点があるからです。

サーカス編でのドールは「そこで何してる」と言っていますが、今回の人物は「そこで何をしている!」と言っています。
小さな違いですが、この言葉の違いは、今回声をかけてきた人物がドールに見せかけて異なる人物であることを表している可能性があります。

その根拠として、実際にドールがF.O.L児童養護院でサーカス編と同じセリフを言ったときを確認してみたいと思います。

サーカス編でのドール

一言一句同じセリフを言うドール:黒執事7巻第28話「その執事、交渉」より引用

F.O.L児童養護院でのドール

一言一句同じセリフを言うドール:黒執事第193話「その執事、試行」より引用

このように、実際に伏線として描かれているシーンではカタカナの表記まで一言一句同じ形で描かれていることが分かります。
実際にこのようなシーンが存在することから、今回の台詞の小さな違いが持つ意味は非常に重要であり、声をかけた人物がドールではない可能性を指している可能性が高いのではないかと感じています。
では現段階で誰の可能性が高いかを考えますと、声の主はスネークである可能性があると感じています。

可能性2:スネーク

施設職員である可能性や、馬丁と言われていたジョニーの可能性もあるのですが、現在バレたら一発アウトの状況の為一旦この説については割愛します。
やはり現段階で一番可能性が高いのはスネークであると感じています。

その理由は大きく分けて3つあります。

・話し方が定まらないキャラである
・フィニの様子から何かを感じ取っていた
・蛇を使って隠し部屋探しに貢献できるかもしれない

話し方が定まらないキャラ

スネークは喋る蛇によって口調が異なります。
その為今回の台詞も「スネークの蛇の誰かが言った」と考えればつじつまが合う形になります。
※今回第201話でワーズワスがフィニの事を「フィ二坊」と呼んだのは凄く意外でかわいかったです

フィニの様子から何かを感じ取っていたスネーク

今回の第201話で、考え事をしていたフィニの様子に何か感づいているようなスネークが描かれました。
フィニは前日同様スネークが寝た後に寝室を抜け出しましたが、スネークは今回そんなフィニの後を付けてきた可能性があります。

隠し部屋探しに貢献できる可能性

また仮に声の主がスネークだった場合、子供たちにとってメリットが生まれます。
現在限られた時間の中で隠し部屋を探すことに苦戦している年長組とフィニアンですが、スネークの蛇の嗅覚を使えば容易に部屋を見つけ出せる可能性があります。そのような意味合いでも、スネークは非常に重要なキャラクターとなるかもしれません。

デメリット:ドールについて

仮に声の主がスネークであった場合デメリットも生じます。
それは、年長組とフィニの間でドールについての共有がまだ成されていないという点です。

年長組はドールについて何らかの情報を掴んでいますが、まだその共有がフィニにできていません。
その状態でスネークと合流してしまった場合、仮にドールの話をする場合はフィニと話す以上によりデリケートな内容となってしまいます。
スネークはドールが死んでいることや、ましてや坊ちゃんに殺されたことを知らないため、腹を割って話すという状態は難しくなり、また危険な状態になるかもしれません。

またフィニはビザールドールを直接見たことがありませんが、スネークは豪華客船に乗船していた為ビザールドールを実際に見て対峙しています。
その為場合によってはドールの異常を聞いたり見たりしただけでドールが生者でないことに他の人以上に敏感に感じ取ってしまう可能性があります。

もし仮にスネークが合流し無事隠し部屋を見つけたとしても、その先にいるかもしれないドールの現在の状況によってはもしかするとそんな緊迫した恐ろしい未来が迫っているのかもしれません。
いつかはきっとバレてしまうと分かってはいつつも、それでもどうかスネークに真実を知ってほしくないと願わずにはいられません‥‥。

まとめ

『巣立ちの日』を迎えた子供たちが「消えた」ことで、いよいよF.O.L児童養護院と他の施設との共通項が見え始めました。
しかし改めて思いましたが、血液収集のために人が「消える」という事実を章により言葉をうまく変えることでイコールであると分かりにくくしている伏線の貼り方が流石黒執事だなと感じました。

ヒースフィールド男爵邸:『メイドが辞める』=『消える』
F.O.L児童養護院:『子供が巣立つ』=『消える』

こうして文で書いてみれば一目瞭然単純なのですが、それでも初見ではすぐに気づきにくいのが凄い所だなと感じます。

もし来月号でスムーズに厩捜索が続くとすれば、いよいよフィニたちはF.O.L児童養護院の核心に更に近づくことになりそうです。
近くにスネークがいる限り、しばらくはひやひやした状況が続きそうです‥‥。
これからも固唾を飲んで見守りたいと思います。

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餅月