黒執事考察ブログ

葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたブログです。『黒執事』に隠された「嘘」と「伏線」に、貴方も騙されていませんか?※本誌内容に言及します※

【黒執事考察ブログ】ネタバレ第203話「その執事、盗聴」/暴かれたF.O.L児童養護院の秘密。隠された施設の壁一面を埋め尽くしていた衝撃的なモノとは。

こんにちは!餅月です。
『黒執事』最新話第203話「その執事、盗聴」Gファンタジ―2023年9月号の考察をしていきたいと思います。

今回の第203話では黒執事の怖さを良い意味で思い知りました。
想像以上に残酷な結果に、メンタルえぐられ注意です。

F.O.L児童養護院を施設の年長組の子供たち4人と一緒に調査していたフィニアン。
前回の第202話では施設の厩で重要な手掛かりを見つけました。
秘密の抜け道の先にある者は一体ーーー

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さあ、それでは今回も順番に考察を進めていきたいと思います。
前回のネタバレあらすじ&考察記事はこちらです
www.under-taker.com

第202話:初見読みライブ配信

第202話の初見読みライブ配信はこちらです。
毎月18日Gファンタジー発売日に、
YouTubeLiveにて初見読み&考察のリアルタイムライブ配信を行わせて頂いています!!
※18日が土日の場合は発売日が今回の様に金曜日に前倒しになります。
よろしければ高評価とチャンネル登録で応援頂けると大変励みになります!(^^)!



あらすじ:黒執事第203話「その執事、盗聴」Gファンタジー2023年9月号

※考察に必要最低限の大まかな話の流れのみです。
詳しく知りたい方はぜひ本誌を買ってください!
※伏線として重要な可能性がある点は線と太文字で強調してあります。

扉絵:吊られた鳥かごから涙を浮かべながら飛び降りようとしているオリバー
巣立たず、逃避(と)べ!
自問自答するフィニ…。

・フィニは自分がサーカス団の団員を殺した事をスネークが知ったらと思い悩む。
・厩に地下通路を見つけた一行は奥へと進む。
・地下道は緑の魔女編で登場したドイツのサリン製造工場の地下道と酷似していた。
・奥には病院のベッドがあり、フィニはドイツの研究施設にいたころに、ダメになった被検体を解剖するためのベットとしてこれを見たことがあると感じる。
・部屋の奥には、裸にされた状態で瓶に詰められたジニーがいた。
・それだけでなく、部屋にはスフィア・ミュージックホールにも存在した機器を始め、壁一面にホルマリン漬けのような状態で臓器が保存されていた
・そんな中やってきた施設職員の女性たちは「梱包は終わってる?」と話す。
巣立ちの衣は近日中にまた必要になると話す。
・そして、次に巣立つのはテオだと話した。

間近に迫る死期(巣立ち)!!
第203話終了ーー

前回のネタバレあらすじ&考察記事はこちらです
www.under-taker.com

第203話:重要伏線箇所

・ジニーを始め、殺されている子供たちが存在した
・F.O.L児童養護院は、血液収集以外にも何か目的がある施設である
・F.O.L児童養護院と、ドイツのサリン工場、フィニの出身施設との共通点が示すもの
・ホルマリン漬けの臓器は、葬儀屋の過去の伏線も示唆している可能性

枢先生の巻末コメント

仕事場のエアコンが2台とも壊れました。厚すぎる‥‥‥!

こんな暑い時期に…!
熱中症になりませんように(;O;)

葬儀屋ヲタの叫び(感想)

今回は伏線が沢山貼られた回で、気になる点が山程ありました。
まさか子供たちに死者が出ていたとは…。
今まで葬儀屋達が意図的に死者を出す描写は豪華客船での大虐殺以外は無かったので、かなり衝撃的な回でした。
血液の輸血提供者となるであろう彼らが殺されることはまずないだろうと踏んでいましたが、この点は予想が大きく外れました。
例え適性が低かったとしても、輸血提供者として生かされている可能性が高いと踏んでいたからです。

しかし子供たちは殺され、臓器としてバラされていました。

輸血提供者として生き続けるそれ以上に、彼らが臓器になる事が、何か死者蘇生の実験によりメリットがあるという事でしょうか。

葬儀屋さんは既に豪華客船編で1000人以上の民間人を殺しているとはいえ、今回の被害者は罪もない子供達ばかりです。
それを意図的に、しかもビザールドールを使ってという間接的な殺人ではなく明確な殺意を持ってバラバラにしていたとは‥‥。本当に言葉にできないくらい衝撃的でした。これではケルヴィン男爵と同じどころか、それ以上です。

罪のない子供たちをこれほど犠牲にしてまでも、「全ては青き星の為に。」と…。
葬儀屋さんはここまで明確に手を汚す覚悟があったんですね。
それでも突き進む原動力は愛情なのか、狂気なのか。それとも両方なのか…。

それでもどこかに言いようのない切なさや物悲しさを感じてしまうのは、私だけでしょうか。

例えいま生きているファントムハイヴの双子を救えたとしても、葬儀屋さんはもうすでに過去に大切な人を失いすぎています。だからこそどうしてもぬぐい切れない物悲しさを感じずにはいられません。

坊ちゃんは罪を背負いながら絶望に向かって突き進んでいますが、葬儀屋さんもまた負けず劣らず、もしかすると坊ちゃん以上全ての罪を1人で背負う覚悟を持って突き進んでいるのではないでしょうか。

それでは今回も順番に考察を進めていきたいと思います。

おしらせ:ブログの書き方を変更します

考察を始める前に簡単なお知らせです。
今回から、ブログの書き方を少し変更させて頂きます!
ここ数年、当ブログではこのGファンタジー発売日の考察記事がメイン投稿となっています。

その結果一記事が長文化し個別記事が少なくなっており、少々読み返しにくくなっているかな?と感じました。

そこで今後は1記事で多岐にわたる考察が展開され、長文化しそうな場合は、重要な考察内容にを個別記事として作成し、リンク付けをさせて頂く形でブログを書かせて頂こうと思います!

また、203話以前のブログ記事も、順次個別記事化させて頂きます。
よろしくお願い致します。

考察

F.O.L児童養護院とドイツの共通点

今回の第203話では、F.O.L児童養護院に隠された施設の中に、ドイツ編である「緑の魔女編」「フィニの過去」との共通点が複数描かれました。

・緑の魔女編との共通点→隠された地下道の構造が酷似
・フィニの過去との共通点→被検体を解剖するベッドの構造が一致(時代背景にそぐわない進みすぎたベッド)

今後黒執事ではイギリスのみならず葬儀屋の死者蘇生の研究を金銭的にバックアップしている存在として諸外国も重要な立ち位置として描かれていく可能性が出ています。

※具体的な考察は下記記事にまとめています。
www.under-taker.com

また、フィニとスネークの特殊能力が与えられた過程には、F.O.L児童養護院と同じく、人外の力による研究が関わっている可能性があります。

より詳しい考察は下記個別記事にまとめてあります!
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『巣立ちの日』を迎えた子供たちは全員殺されているのか?

今回、『巣立ちの日』を迎えたジニーがショッキングな姿で再登場を果たしました。

ジニーの生死について明確に触れられてはいませんが、ジニーの瞳孔が開ききっていることから、恐らくジニーの生存は絶望的かと思われます。

では、このF.O.L児童養護院で巣立ちの日を迎えた子供たちは全員このように殺される運命なのでしょうか?
結論から申し上げますと、私はNOであると感じています。

この施設の子供たちは兄シエルの下で働く使用人の候補生たちであり、優秀であれば兄シエルの元で働く使用人兼血液提供者として生かされ、逆に成績か芳しくない場合はジニーの様に何らかの目的の為に殺されているという、二つの道が存在している可能性があります。

より詳しい考察は下記個別記事にまとめてあります!
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子供を殺す目的は「進みすぎた」臓器移植の為か?レイラ・ジェーンとレイチェル・ファントムハイヴとの共通点

今回の第203話で、F.O.L児童養護院では子供たちに死者が出ていることが明らかになりました。

今までわかってた葬儀屋側の死者蘇生のクオリティに直結するものは「未来への願望」「輸血」のみであった為、この事実は大変驚きです。

子供たちは殺さなければ寿命を迎えるまで血液を搾取し続けることも出来るはず。
しかしそれをせずに殺害し臓器にしているという事は、臓器にすることで、子供たちから血液提供を受ける以上に何か大きな成果を上げることが出来るからと考えられます。

これはまだ考察と言うには根拠が浅いため妄想考察となりますが、葬儀屋達は死者蘇生の技術向上のために、輸血確保の他臓器移植にも着手した可能性があります。


またその場合、ビザールドールであるレイラと、同じくビザールドールである可能性が示唆されているヒースフィールド男爵邸にいたメイドジェーン等、高等なレベルの死者蘇生技術を受けているビザールドールたちは臓器移植を受けている可能性が出てきます。
レイラとジェーンには実は身体的な共通点があります。それはブロンドの髪とブルーの瞳です。
そしてこのカラーリングはシエル達双子の母、レイチェル・ファントムハイヴと一致しています。
これはただの偶然なのか、それとも臓器移植による意図的な副産物なのでしょうか…。
※イギリスでは定番カラーの為、偶然の可能性も十分あり得ます。
まだまだあくまで可能性、の段階ではありますが、メモとして残しておきたいと思います。

より詳しい考察は下記個別記事にまとめてあります!
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ホルマリン漬けの臓器描写は、葬儀屋の過去に繋がる伏線か

今回、ホルマリン漬けのような形で保存された大量の臓器という非常にショッキングな描写が描かれました。
実は当ブログでは4年前に、いつか黒執事でこのようなホルマリン漬け状態の様なバラバラの人間の体が描かれるのではないかと考察をしていました。

それは、葬儀屋さんもまた70年前にこのようなホルマリン漬けのような状態で全身をバラバラにされて幽閉されていた過去があるのではないかという考察です。

F.O.L児童養護院では葬儀屋さんは子供たちをバラバラにしている『側』ですが、実は過去では葬儀屋さん本人がバラバラに『された側』になっていたかもしれないのです。

葬儀屋さんバラバラ説のより詳しい考察は下記個別記事にまとめてあります。
www.under-taker.com

もしそうだとしたらこの状態はとても皮肉です。
皮肉であるのと同時に、このホルマリン漬けの山は葬儀屋さんが過去にバラバラであった事を示唆する伏線として描かれているのかもしれません。

今回ジニーでさえこのショックの大きさ・・・・。
いつの日かもしこれの葬儀屋さんバージョンで黒執事で描かれる日が来たとしたら・・・・。
ちょっと生きていけるか自信がありません。

まとめ

今回のお話は、黒執事の怖さを良い意味で再認識した回でした。
F.O.L児童養護院編はジャンプ作品「約束のネバーランド」をリスペクトしている章のように感じます。

※以下、「約束のネバーランド」のネタバレを含みます。
未読の方はご注意ください



ただ「約束のネバーランド」と「黒執事」では、求めるものが「脳」「血液」で異なっていました。その為、私は先月までは黒執事では子供たちを直接殺すことは恐らくなく、ここで差分をだしていくのかな?と思っていました。
それがまさか黒執事でも容赦なく殺されていたとは‥‥。

黒執事同様、成績が悪く「出荷」されたコニー:約束のネバーランド1巻第1話「GFハウス」より引用

衝撃すぎて、ライブ生配信では「血液じゃないの!?何の目的で(殺しているんだ)!?」と叫びまくっていました()。

ちょっとメタ発言なのですが、もし仮に今回のF.O.L児童養護院編が約ネバのリスペクトの元描かれているとしたら、気になるのはテオの存在です。

今回「巣立ちの日」の死亡フラグが立ってしまったテオですが、実は約ネバでも似た立ち位置になったキャラクターが存在します。それがノーマンです。

約ネバでは、ノーマンは黒執事で言う「巣立ちの日」が来ると分かっていながらも逃げず、施設に残した子供たちの安全のために自らが殺されることを覚悟して「巣立ち(出荷)」されました。

しかし約ネバの世界では子供たちは全てが殺されるわけではなく、極まれに生き残る道が残されており、そこでノーマンは大きな役割を務めることになります。

黒執事のテオが今後どのような立ち位置になるかはまだ分かりませんが、どうしてもノーマンの影を感じずにはいられません。
テオはこの場でフィニたちと今すぐ施設を破壊し難を逃れるのでしょうか?
それとも一度撤退し、作戦を練り直すのでしょうか?テオは「巣立ちの日」から逃れる事が出来るのか。それとも「巣立ちの日」を迎えてしまい生死不明となるのでしょうか?

話を子供たちの臓器に戻します。
F.O.L児童養護院では、今まで出てきた施設とは大きく異なり明らかに殺人が行われていました。これはかなり異質です。

子供を殺す。
その言葉で思い浮かべるものと言えば、悪魔償還儀式ケルヴィン男爵の屋敷ではないでしょうか。
しかもこの臓器の数。残酷で汚らわしく見えたケルヴィン男爵の所業ですが、もしかすると葬儀屋さんは「子供たちを殺す」という点においても、既にそれ以上の罪に手を染めているのかもしれません。

きれいごとでは済まないとは分かってはいましたが、改めて葬儀屋さんの覚悟を知ったような気がします。

黒執事では、切り裂きジャック編のラストでセバスチャンによりこんな言葉が語られています。

セバスチャン
「その玉座の下に駒の亡骸が積み上がろうと決して倒れてはいけない。王が倒れればこの「ゲーム」は終わりなのだから。」
黒執事3巻第13話「その執事、葬送」より引用

積み重ねた亡骸。
坊ちゃんは自分が救えなかった命、自らが手を下した命についてちゃんと理解をしているかと思います。

しかし、葬儀屋によって間接的にファントムハイヴが殺害した犠牲の数はそれ以上の、既に想像を超える程とんでもない数になっているのかもしれません。

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餅月