黒執事考察ブログ

黒執事は「腐女子向けの作品」ではない・・!それはあまりにも勿体ない!作品の「嘘」と「伏線」に貴方も騙されていませんか?葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたネタバレ有りの考察ブログ

【黒執事考察ブログ】ネタバレ第198話「その執事、電報」/ヤドリギが示唆する不気味な意味。フィニを捕まえた4人の年長者の本当の目的とは

こんにちは!餅月です。
『黒執事』最新話第198話「その執事、電報」Gファンタジ―2023年4月号の考察をしていきたいと思います。

フィニアンとスネークが潜入しているF.O.L児童養護院。
前回の話では、この施設の子供たちが新しい里親の元へ旅立つ日である『巣立ちの日』について、喜ばしいと捉える子供とそうではない子供がいることが差別化されて描かれました。
そんな中で早速フィニアン達に接触を試みてきた子供たちがいたようでーー

今回も順番に考察を進めていきたいと思います。
前回のネタバレあらすじ&考察記事はこちらです
www.under-taker.com

Gファン初見読みライブ配信

第198話の初見読みライブ配信はこちらです。
毎月18日Gファンタジー発売日に、
YouTubeLiveにて初見読み&考察のリアルタイムライブ配信を行わせて頂いています!!
よろしければ高評価とチャンネル登録お願いします!(^^)!
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※今回のライブ配信から、英語字幕による同時通訳機能を追加しました!

「読みたいけど超展開が怖い!」という親愛なる同士の皆様!
同じファン仲間同士で叫びながら同時読みしてみませんか。
黒執事、みんなで読めば怖くない!!(…多分!)

もし葬儀屋さん(※私の推し)が突然出た暁には、管理人が突然叫ぶ可能性がありますが、生暖かく見守って頂けると嬉しいです。



あらすじ:黒執事第198話「その執事、電報」Gファンタジー2023年3月号

※考察に必要最低限の大まかな話の流れのみです。
詳しく知りたい方はぜひ本誌を買ってください!
※伏線として重要な可能性がある点は線と太文字で強調してあります。

扉絵:モミの木を持つフィニと、その横を歩く坊ちゃんとセバスチャン(セバスチャンはヤドリギを持っている)
クリスマスのイングリッシュ・ガーデン
突然決まった児童の巣立ちに沸く、F.O.L児童養護院

・予定を変更して、F.O.L児童養護院では旅立つジニーの為の巣立ちの衣を縫うことになった
マスティフクラスの年長アーティとコリークラスの年長オリバーは何やら深刻な様子でこそこそと話していることにフィニアンだけが気づいた
・F.O.L児童養護院での食事は普段はクラスごとに異なるが、お祝いの日は全員同じメニューであることが分かった
・巣立ちの日を迎えるジニーは、慣例に従ってヤドリギの枝が贈られていた。
・テオは、「ヤドリギは永遠の命の象徴とされる神聖な植物。だから新しい家族との永遠の絆を願って送られる。」という。
・対しフィニアンは「ヤドリギって寄生樹で、あれがくっつくと栄養が取られて主木が弱っちゃうんだよね。最悪主木が枯れちゃうから見つけたら刈り取れって…」と呟く。
・変なこと言ってごめんねと謝るフィニアンに対し、テオは「誰だって養分を吸われたくないですよね」と笑顔で話した。
・コーギークラスの年長メイベルはジニーとの別れを悲しみ、嫌がっている。
・巣立ちの日を迎えた子供は、施設を出たら手紙を書けない決まりがある事が新たに明らかになった
・テオはメイベルに対し「そんなに泣いたらジニー悲しくなるだろう」という
・もらい泣きしてしまったフィニが「悲しい事じゃないのにごめん」と謝ると、テオは「僕だって本当は…叫びだしたいのを我慢しています。」という
・テオは「この施設を巣立てば僕たちは二度と会えなくなる。血の繋がりはないけどきょうだいとの別れはやっぱり…」と呟いた
・思わずテオを抱きしめてしまうフィニ。本当に君がつらそうに見えてつい…とテオに謝罪した。
・スネークもテオの気持ちに同意するが、「でも生きていればまた会える。俺達とドールみたいに。」と前向きに発言した。
・テオは「僕らも希望は捨てないでいたいです。」と返した。
ジニーの巣立ちを祝福する席で、四人の最年長の子供たちは誰一人として笑っていなかった。
・夜、結局ドールが一度も顔を出さなかったことを気にしながら二人は就寝する。
・しかしフィニは潜入先にノアの方舟サーカスの元団員がいたイレギュラーに焦りに焦っていた(ドールはサーカス団が坊ちゃんの命を狙った事を知っているのか、サーカス団の団員を自分たちが殺してしまった事、ドールが敵の可能性、それを知ったらスネークはどうなるのか)
・分からなくなったフィニは、坊ちゃんに知らせるために電報を打つべく、町まで抜け出そうとする。
そんなフィニに奇襲をかけたのは年長組の子供4人だった。
命が惜しければ黙って僕らについて来い。というテオドア。

ファントムハイヴの傭兵・フィニを翻弄する年長の生徒達。彼らは一体…?
第198話終了

前回のネタバレあらすじ&考察記事はこちらです
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第197話伏線回収箇所

・テオドアはF.O.L児童養護院について、よく思っていない可能性が濃厚
・F.O.L児童養護院の年長四人組は、ファントムハイヴ家の傭兵であるフィニと同等レベルの実力を持っていた

第197話:重要伏線箇所

今回の第198話で特に重要な箇所について箇条書きでまとめます。
過去の考察記事も踏まえ、
こちらの的中箇所を中心に、順番に考察を進めていきたいと思います!

  • 『巣立ちの衣』とは
  • ヤドリギとは、子供たち(主木)がヤドリギ(血液を欲する者)に寄生され、搾取される側に回ることの暗示である可能性
  • テオドアの本心
  • 巣立ちの日を迎えた後、子供たちはどこへ行くのか
  • フィニの人の本心を見抜く観察眼について
  • F.O.L児童養護院の子供たちの身体能力
  • フィニを捕まえた年長組の目的とは?

枢先生の巻末コメント

Gファンタジー30周年おめでとうございます!表紙は30thジュビリーをイメージして真珠モチーフにしました♡

ジュビリーとは、節目の年の事やその祝典を意味する言葉です。
今回の表紙絵は美しいことは勿論ですが、それ以外にもまた様々な意味合いが込められているようです。
こちら考察となりますので、後ほど詳しく言及します!

葬儀屋ヲタの叫び(感想)

簡単に感想を述べるならばズバリ「不穏」と「好転の予感」。
この2つを何度も何度も交互に感じさせられるそんなお話でした!

正しく感情のジェットコースター状態でした。
ゾッとするような内容があったかと思えば、次のコマではクスッと笑えるような描写もあり、文字通り良い意味で情緒不安定になりました。

あとフィニアンとスネークが給仕していた際の保育園の先生のようなエプロン姿が可愛すぎました!!
フィニアンのエプロンはポメラニアンでしたねww
実際に見てもらえれば分かるのですが、本当に保育園の先生みたいなエプロンなんです。
スネークのエプロンは文字までは見えませんでしたが、あの犬のシルエット的にはマスティフのようにみえます。
ということはまず間違いなくエプロンは他にもコーギーとコリーバージョンも存在しているのではないでしょうか。

小さい箇所ですが、これは可愛いだけではないちょっとした伏線なのかもしれません。
施設職員の女性は普段クラス毎にメニューが違う為、気を付けて配膳してと言っていました。
その配膳を間違えないようにするための目印の意味があるエプロンなのかもしれませんね。
さて、まだまだ不穏な要素が8割を占めている黒執事。
しかしそんな中でもかすかに、坊ちゃんにとって好転へと向かいそうな兆しを所々感じるようになり始めました。
是非今回の表紙に添えられた言葉の様に、「この世界は僕のもの」という坊ちゃんの力強い快進撃を期待したいですね!

それでは考察に移ってきたいと思います!

考察

Gファンタジ―2023年4月号表紙考察

Gファンタジ―30周年記念号で表紙を飾った黒執事。
枢先生が仰られた通り、真珠をモチーフにした絵となっています。

Gファンタジ―2023年4月号表紙:黒執事

この真珠モチーフは、ただ美しいだけでなく他に3つの意味合いが含まれている可能性があります。

  • The world is your oyster(世界は貴方の(※僕の)もの)
  • 真珠は冠婚葬祭すべてで身に着けられる唯一の宝石
  • 真珠とヴィクトリア女王との関係性

The world is your oyster(世界は貴方の(僕の)もの)

イギリスの諺でThe world is your oysterという言葉が存在します。
この意味は、世界は貴方のものという意味合いがあります。

詳細を引用させて頂きます。

"The world is your oyster" の本当の意味は、
世界はあなたのもの
あなたの可能性は無限大

"oyster" といっても食用のカキではなく、"pearl oyster(真珠貝)" を指しています。

ではなぜ "The world is your oyster" はこういった意味なのか。

この表現の語源は、シェークスピアの『ウィンザーの陽気な女房たち』に出てくるピストルという登場人物が言ったセリフに由来します。

Pistol: “Why then the world’s mine oyster, which I with sword will open.”

The Merry Wives Of Windsor
「世界が牡蠣のようなものならば、この剣で世界をこじ開けてみせよう。」

つまり、誰にでもチャンスは転がっていて、自分のやる気や努力、工夫次第でそれをつかむことができる、なんとでもなるといったニュアンスがあります。

引用源:“The world is your oyster” ってどういう意味?? | 英語たいむ

今回の表紙では、The world is your oysterではなく、The world is my oisterとなっていることが分かります。
添えられている言葉を正確に訳すと、「世界は僕のもの」となる事が分かります。
本来の意味合いであれば、「世界は貴方のもの」という、セバスチャンから坊ちゃんに向けられた言葉になるように感じますが、今回の言葉は坊ちゃんの言葉であることが分かります。
頼もしいですね。

また、oisterも古い英語の表記とのことです。
真珠貝の他にも坊ちゃんとセバスチャンのポーズから食用牡蠣にもかけられているようです。
調べたところによるとイギリスではWhitstable Oyster Festivalという牡蠣のお祭りがあり、そこでは基本生牡蠣店しかなかったとのこと。
今回セバスチャンが食用としての生牡蠣を差し出しているのもこの食文化になぞらえてのものなのかもしれませんね。

真珠は冠婚葬祭すべてで身に着けられる唯一の宝石

次に、真珠は冠婚葬祭すべてで身に着けられる唯一の宝石であることが挙げられます。
今回の表紙絵のメインテーマは勿論めでたい意味合いが主な筈です。

しかし黒執事という『死』と切っても切り離せない物語である以上、『葬』でも同時に使うことが可能な真珠は、まさしく祝い事と黒執事という作品を同時に表現する上で最適な宝石であるように感じます。
またそれだけでなく、真珠が葬儀の場でも許されるようになった理由にはヴィクトリア女王が関係していることも理由の一つとして上げることが出来ます。

真珠とヴィクトリア女王の関係性

調べたところ、真珠が葬儀の場で使われるようになった理由としては、黒執事にも登場するヴィクトリア女王が強く影響していたことが分かりました。
また昨年行われたエリザベス女王の葬儀でも英国王室の女性が真珠を身に着けており、英国王室の葬儀と真珠は切っても切り離せないものであることが分かります。

パールには「悲しみを添える」という意味があるとされています。弔事の場でパールが身につけられるようになったのは、イギリスのエリザベス女王が国葬の際に着用したことがきっかけだといわれています。エリザベス女王は、故人の死に対する悲しみを表すためにパールを身につけていたのです。

引用源:パール(真珠)の意味は? 効果や種類も徹底解説

イギリス王室の女性メンバーたちは長年、パールを身につけて喪に服してきた。
(略)
なぜ真珠は、王室メンバーが喪に服す際に選ばれるのだろうか?
作家でジュエリー史の研究家であるヴィヴィアン・ベッカーはこれは「伝統」なのだとし、こう続ける。
(略)
真珠が喪を強く連想させるようになったのは、ヴィクトリア女王の影響が大きい。1861年、最愛の夫であるアルバート公を42歳失った彼女は、その後の約40年間を喪に服して過ごした。ヴィクトリア女王の存在により、喪の儀式にまつわる厳格なルールが生まれた。
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館のジュエリーキュレーター、クレア・フィリップスは、著書『Jewels and Jewellery』で次のように書いている。
「死をめぐるエチケットは、19世紀の間により複雑で厳格なものになった......。1860年代、夫を亡くした女性は、夫の死後1年と1日の間、黒い服と、磨かれていないジェット(黒玉)を身につけて過ごすことが求められた。その期間が過ぎると、服喪用の少し凝ったジュエリーの着用が許され、その後、ダイヤモンドやパール、そして色石を身につけられるようになった。ヴィクトリア女王に倣い、より明るい雰囲気の装飾品を二度と身につけなかった女性もいた」

引用源:英王室の女性たちが、喪の装いに真珠を合わせる意味とは? | Vogue Japan

このように、真珠はめでたい場にふさわしいジュエリーであると同時に、ヴィクトリア女王とも葬儀の場という点で非常に縁の深いものであることが分かります。
ただ華やかなだけではなく、どこか悲しみや仄暗さも帯びる。
まさしく『黒執事』という作品が祝いの席で付けるアクセサリーとしてピッタリな物だと強く感じました。

扉絵考察

次に第198話の扉絵について考察をしていきたいと思います。
雪が積もっている中でモミの木を持つフィニと共に歩くセバスチャンシエルの絵です。
今回の扉絵にはクリスマスのイングリッシュ・ガーデンという言葉が添えられていました。

今回の扉絵は、現在の黒執事時間軸ではない過去のワンシーンを描いたものである可能性があります。

もっと具体的に言えば、フィニアンがセバスチャンからヤドリギの性質について教えてもらった日を描いている可能性があります。

今回の第198話では、ヤドリギの話を通じでフィニアンの庭師としての知識が光りました。
フィニはヤドリギについての知識を一体誰から学んだのでしょうか?

私はこれはセバスチャンから教えてもらった知識なのではないかと思っています。
事実フィニはよく黒執事の中で「セバスチャンさんが言ってました!」という事が多々あります。
また、直近では前回の第197話でも、「セバスチャンさんが言っていました」と口を滑らせかけてしまうシーンがありました。

「セバ…」と口を滑らせかけるフィニ:黒執事第197話「その執事、烏合」より引用

今回の第198話の中でも、実はテオドアを前にした発言であったことにより恐らくフィニが「セバスチャンさんが言ってた」と言いかけ途中で不自然に言葉を区切っているシーンが存在します。

テオドアを前にして、台詞を最後まで言い切らなかったフィニアン:黒執事第198話「その執事、電報」より引用

恐らくではありますが、このシーンのフィニの台詞は第197話同様下記のような意味合いであった可能性があります。

フィニ「最悪主木が枯れちゃうから見つけたら刈り取れって(セバスチャンさんが言ってました)」
黒執事第198話「その執事、電報」より引用

以上のことから、第198話の扉絵は過去回想描写の可能性があると考察します。

『魔除け』のヤドリギを持つセバスチャン

またこちらは余談ですが、今回の扉絵では
フィニアンの横にいるセバスチャンは丸く特徴的な形をしているヤドリギを持っていることが分かります。
調べたところヤドリギはヨーロッパでは魔除けとして扉に飾られることもあるようです。
それを悪魔であるセバスチャンが堂々と抱えているのは何とも黒執事らしい、美しい皮肉であると感じました
gardenstory.jp

テオドアの心境

次に、今回の第198話で最も重要な内容であった内の一つである
テオドア(テオ)の心境について考察をしていきたいと思います。

以前より当ブログでは、テオはF.O.L児童養護院の正体を知っている子供である可能性について言及してきました。
また更にその上で、F.O.L児童養護院の血液搾取を良しと取るか、悪しと取るかもまた、非常に重要なポイントになってくると考察してきました。

テオがF.O.L児童養護院施設を良しと取っていれば坊ちゃんたちと敵対しますし、悪しと取っている場合は血液収集施設を破壊する目的である坊ちゃんたちと利害関係が一致することになるからです。

結論から申し上げますと、今回の第198話では
テオがF.O.L児童養護院についてよく思っていない可能性がより濃厚になる伏線が数多く張られました。

該当伏線箇所を引用させて頂きます。

※ヤドリギが寄生樹である事を受けて
テオ「誰だって養分を吸われたくないですよね。」
黒執事第198話「その執事、電報」より引用

※ジニーの巣立ちを受けて
テオ「僕だって本当は‥‥‥叫び出したいのを我慢してます。」
黒執事第198話「その執事、電報」より引用

テオ「‥‥‥そうですね。僕らも希望は捨てないでいたいです。」
黒執事第198話「その執事、電報」より引用

仮にテオがF.O.L児童養護院の正体について知っていると仮定した場合、これらの台詞は全て施設の目論見に対して否定的です。
また、最後に引用したセリフでは「僕」ではなく「僕ら」と複数形で言われていることから、希望を捨てたくなるほどの絶望を感じているのはテオだけでなくほかにも複数人いることが分かります。
テオ以外にこの施設の真実を知ってる人がいる場合、それはそれぞれのクラスの年長者である4人を指している可能性があります。

巣立ちの日を一切喜ばない異質な4人:黒執事第198話「その執事、電報」より引用

『巣立ちの衣』とは

こちらは疑問点です。
今回の第198話で、巣立ちの日が決まった子供は『巣立ちの衣』を着て旅立つことが分かりました。
恐らくこれも子供たちにとって最適な衣装であると思われるのですが、一体どのような衣装なのでしょうか?

裁縫を行うコリークラスの子供たちが縫うことから、そこまで難しい形の服ではなさそうです。
こちらはまだ考察できる伏線が無い為あくまで予想になりますが、この施設が最終的に兄シエルに直接輸血することを意識されていた場合、考えられる衣装は3つほど存在します。

  • スフィア・ミュージックホールで血を抜いた際に使われていたギリシャ神話のような服
  • 双子が悪魔償還儀式の生贄になるまでに着ていたボロボロの服
  • 双子が悪魔償還儀式にさらわれた際の豪華な服

現時点では、スフィア・ミュージックホールの衣装が一番可能性としては高そうな気がしています。
あれでしたら双子が実際に着た共通点もありますし、血を抜くという実用性の意味でも腕が露出している為正しく『最適』のような気がします。

こう言ってしまうとあの衣装を作ったホプキンス・テーラーのニナに怒られてしまいそうですが比較的作りやすそうな衣装のようにも見えますよね。
仮にこのような形であったとしても、スフィア・ミュージックホールと全く同じではスフィア・ミュージックホールがカルトであるとバレた以上足がついてしまう可能性がある為、あくまで「どこか似てる」ような形の服にとどまる可能性もあります。

まだまだここは根拠が浅いため、全く異なる新しい衣装や、別の既存服になる可能性もあります。
巣立ちの衣については、近いうちにジニーが着ることで明らかになりそうです。

ヤドリギは血液搾取の暗喩か

次にヤドリギについて考察をしていきたいと思います。
ヤドリギに含まれた意味合い面での重要な伏線箇所は、今回フィニとテオドアがきちんと全て説明してくれました。

テオ「巣立ちが決まった子供にはヤドリギが贈られる慣例なんです。ヤドリギは永遠の命の象徴とされる神聖な植物。だから新しい家族との永遠の絆を願って贈られるんだとか…。
黒執事第198話「その執事、電報」より引用

フィニ「でもヤドリギって寄生樹であれがくっつくと栄養が取られて主木が弱っちゃうんだよね。最悪主木が枯れちゃうから見つけ次第刈り取れって…。
黒執事第198話「その執事、電報」より引用

ここまで黒執事を読まれた皆様には、このヤドリギを送った葬儀屋側が、どのような意味合いを込めているかすぐにピンと来たのではないでしょうか。
ヤドリギが象徴する永遠の命とは、葬儀屋が研究している死者蘇生の技術、そしてビザールドールとしての延命、死の克服を意味しているものと思われます。

恐らくヤドリギは、血の供給を受ける側である人物(兄シエルや蘇生技術を受けたビザールドール)を意味しており、そんなヤドリギに寄生される側(主木)がヤドリギを受け取った子供であると思われます。

巣立ちの日を迎え、ヤドリギが届いた子供(主木)は、文字通りヤドリギ(兄シエルect)に寄生され、これから養分(血液)を抜かれることになる事を暗示しているものと思われます。

「新しい家族との永遠の絆」と言えば聞こえはいいですが、よく言えば共存、悪く言えば一生血液を搾取され続けるという事を表しているものと思われます。

ただし、ここにいる子供たちは皆孤児です。
血液を搾取されるとはいえ、命と食事と健康の保証があるこの生活を良しとしてしまう可能性も今までは否定できませんでした。
しかし今回テオドアは「誰だって養分を吸われたくないですよね!」と一喝しました。

彼は想像以上に普通の感性を持った子供なのかもしれません。

疑問点:巣立ちの日を迎えた後、子供たちはどこへ行くのか

こちらは疑問点です。
今回テオの台詞から、施設を巣立てば子供たちは二度と会えなくなるという発言がありました。

では子供たちは一体何処に行くのでしょうか?
F.O.L児童養護院編が始まった際、この施設の目的は使用人がいない兄シエルの周りの使用人たちをシリウス型の人間で埋め尽くすために作られた施設ではないかと考察しました。
もしこの考察に沿った場合、彼らは巣立ちの日後も比較的まとまって生活をするのではないかと考えていましたが、この台詞を素直にとれば否定になります。

兄シエルの事ですので、拠点を複数個所作るという意味である程度ばらけさせる可能性はありますが、それでも何人かは顔を合わせることになるでしょう。
ただ、原作内で既に兄シエルサイドに使用人がいないことがわざわざ大々的に問題提起されている以上、ここのF.O.L児童養護院で明らかにファントムハイヴ家の双子の趣味嗜好を踏襲し、かつ使用人としての技術を身に付けさせられている(おそらくシリウス型の)子供たちと兄シエルとの主従関係面も『無い』と言ってしまうことが逆に不自然すぎるのも事実です。

兄シエル側は使用人を欲している

兄シエルに使用人の必要性を説くタナカ:黒執事第151話「その執事、無精」より引用
兄シエルに使用人の必要性を説くタナカ:黒執事第151話「その執事、無精」より引用

第151話でこのように、兄シエル側が大人数の使用人たちを早急に欲してることが明らかになりました。
時系列的にこの話が出てから孤児院計画をスタートさせたようには思えませんが、それでも無関係には見えませんね…。

タナカさんは人道的な使用人の雇用を提案しています。
少なくともこの時の兄シエルには使用人雇用にアテが無いように見えますが…
もしこのタナカさんからの説明を受けて「せや!使用人をどうせ雇うならついでにいざという時の輸血要員としてシリウス型限定にして血液最適解の英才教育して使用人にしたろ!」という悪魔的思想になっていたとしたら‥‥。

タナカさんの意見ガン無視ですよ。
そりゃタナカさんから笑顔も消えますよね。
www.under-taker.com

ちなみに余談ですが、この時兄シエルに「お前執事の仕事くらい出来ないのか。」と聞かれた葬儀屋は「面白い冗談だね伯爵。小生が執事役なんて出来ると思ってるのかい?」と言っています。

見たかっ‥‥‥‥ttttたっ‥‥っ!!!!
葬儀屋さんの執事っ‥‥“っ!

いやいや名門学校の校長先生出来たんだから余裕でしょ!
死者蘇生なんてとんでもない事出来ちゃうんだから出来るでしょ!
やればできるけどやりたくない(もしくはめんどくさいor興味がない)のどれかでしょ!!

まったくもーどこまでも可愛いんだから…
しかし葬儀屋さんが出る回は本当にどのお話も章が進めば進むほど一言一句がますます重要になってきます…。



フィニの人の本心を見抜く観察眼について

さて取り乱しましたが話を戻します。
まだ確証は持てませんが以上のことを踏まえると、もしかするとこのテオの「二度と会えなくなる」は、ミスリードの可能性もあるかもしれません。
前々回である第196話で、フィニの人の本質を見抜く力について言及しました。
今回、このテオの発言を受けた時フィニのこの直感が働き、テオを抱きしめました。
「本当に君が辛そうに見えた」と言っていることから、恐らくこのテオの言葉には嘘は含まれておらず、本人の心のままの言葉である可能性が高いです。

となると問題は、テオがどこまでF.O.L児童養護院の真実を正確に知っているかにかかっているのかも、しれません。
もしかすると「血を抜かれ殺される」と思い込んでいるのかもしれません。
ただテオは相当優秀です。そんなテオが思い込みをするかどうかはまだ確証が持てません。しかしそんなテオがどこまで真実を知っているかは、間違いなく今後非常に重要なポイントになってくると思われます。

この点については早ければ来月号にでも描かれるのではないでしょうか。

フィニの観察眼については過去記事を引用させて頂きます。

フィニアンとスネークの描き方から見えるフィニアンの新たな特異点

次にフィニアンについて考察をしていきたいと思います。
今回のF.O.L児童養護院全体を踏まえて感じるのは、フィニアンの描き方として普通の人よりも更に鋭く深く周りを観察しているという一面が描かれていることです。
前回の考察でもお伝えした通り、フィニアンは青の教団編で兄シエルが本邸に帰還した際も使用人の中で唯一違和感に気付いていました。

また、F.O.L児童養護院で明らかに兄シエルと同じ服装や雰囲気をした子供たちを前にしても、「兄シエルだ!」ということ無く、「誰かに似ている」と言っています。
これは、見た目や雰囲気で目の前の人や物事を判断しておらず、その人の本質そのものをより正確に見抜けていると私は感じます。

青の教団編から始まり、特にF.O.L児童養護院編に突入してから、フィニアンが普通の人よりもその人の本質を正確に見抜くことに長けているという事が深堀されているように感じます。
また、これだけ必死に限りなく兄シエルに近い人間を作ろうとしている葬儀屋側にとっては、「なんか似ている」で済まされるとは何とも痛快な皮肉です。

今回、『巣立ちの日』の報告を受けて表情を変えたアーティとオリバーですが、実は描かれた中ではその違和感に気付いたのはフィニアンだけでした。
事実、それを強調するかのように対比として隣にいるスネークは全く気付かず、素直に『巣立ちの日』を喜ぶ周りに合わせて笑顔を浮かべていることが分かります。

対比して描かれるフィニアンとスネーク:黒執事第197話「その執事、烏合」より引用

先程、アーティ達が『巣立ちの日』の真実を知っていることに職員たちは気づいているのか否かについて言及しました。
私達読者からしてみると明らかに動揺しているように見えますが、もしかするとこれはフィニアン目線で見ているだけなのかもしれません。

フィニアン以外が気づいていないところを見ると、もしかすると彼らのこの反応は描かれ方以上に微々たる反応であり、誰にも気づかれないほどのものなのかもしれませんね。

フィニアンのこの能力は見た目がそっくりな双子を前にする意味では非常に重要なものであると感じます。
また、葬儀屋達がF.O.L児童養護院などで作ろうとしている物や、究極の死者蘇生として必要なものとして目に見えない内面的なものが重要になってくるような伏線が度々張られています。
まだ未回収の伏線ではありますが、「魂の形が似た人間」などがそれにあたると考えられます。

普通の人間には瓜二つに見えても、葬儀屋からしてみれば「他人の魂なんて自分のものには出来ない」のです。
また魂は一人一つであることから、それが失われてしまえばもう同じ人は本来であれば作れないのでしょう。

葬儀屋はこの壁を乗り越えようとしているのだと思いますが、
そんな「違和感」を感じれるキャラクターがもしフィニアンだとしたら。
この能力はもしかすると今後黒執事に大きく関わってくるのかもしれません。

引用源:【黒執事考察ブログ】ネタバレ第197話「その執事、烏合」/F.O.L児童養護院の優秀な4人の子供たち。彼らだけが『巣立ちの日』を喜ばないことは、坊ちゃん陣営にとっては吉兆の可能性 - 黒執事考察ブログ

F.O.L児童養護院の子供たちの身体能力

次にF.O.L児童養護院の子供たちの身体能力について考察をしていきたいと思います。
今回フィニと対峙した年長4人組ですが、ファントムハイヴ家の傭兵であるはずのフィニを捕まえることに成功しました。

恐らく頭脳(ブレイン)がアーティとテオで、武力がオリバーとメイベルなのでしょう。
オリバーも一見なよなよしていますが、コリークラスは格闘が必須であるためゴリゴリの武道派です。
なんだかんだで最も危険なナイフを的確に突きつけたのはオリバーでしたね。

また恐らくサーカスの曲芸(ドール)を元に鍛えられていると思われるコーギークラスの子も、まさしくサーカス団のような身のこなしでした。
フィニたちが潜入を果たしたその日の夜には接触する判断速度の速さとねじ伏せられる武力の実力。
どちらをとってもファントムハイヴ家の使用人としての十分な素質が既に見えていると感じました。

使用人の背後を取る:共通点

子供たちに捕まってしまったフィニですが、
そのシーンで同じく施設に潜入した際のメイリン、バルド、スネークの蛇と共通したワンシーンが描かれました。
それが背後を取られるという点です。

今回バラバラに行動している使用人(と蛇)ですが、全員が背後から奇襲を受け、そして奇襲を受けるまでその存在に気付けなかったという共通点があります。
以前より当ブログでは、これは使用人が気配に気づけない=奇襲者がビザールドールであることの伏線なのではないかと考察してきました。

これは今もかなり可能性は高いと思っていますが、今回のフィニアンの奇襲に関してはこれが当てはまるかはまだ分かりません。
今回フィニアンに奇襲をかけたのはコーギークラスのメイベルでした。
既にF.O.L児童養護院編ではドールという重要なビザールドールが登場してます。
またメイベルが所属するコーギークラスはドールを模倣したクラスである可能性が高いです。

勿論メイベルが実はビザールドールであり、内通者である可能性もまだ否定はできませんが、素直に物語を読めばメイベルはただの施設で育てられている生きた子供の内の1人のような気がします。
怪しい点とすれば、フィニの背後を取れたこと、フィニを襲う際の目つきが人間離れしている事、フィニを持ち上げられる腕力を持つこと、といった点でしょうか。

メイベルはドールを模倣したコーギークラスの年長者であり、年長者紹介の中で唯一前回登場せず、今月号でようやく触れられたいわば後出しの子でした。これも意味深ととらえることも出来なくもなさそうです。
作品の中で最も重要なクラスはポメラニアンクラスだと明言されていますが、仮に本当にコーギークラスがドールの為のクラスだった場合、コーギークラスは兄シエル側をあまり向いていないという意味でイレギュラーであり、ポメラニアンクラス同様とても重要な意味合いを持つ特別なクラスである可能性があります。

4人の年長者の中で、最も謎深い人物と言えば現段階では間違いなくメイベルでしょう。
逆に、もしメイベルが内通者だったとしたら他の3人は相当不味いことになります。

メイベルの立場がどちらなのかはまだ確定が出来ませんが、現在はどちらにもとれそうな状態です。
個人的にはメイベルはただの子供であってほしいのですが…。果たしてどちらでしょうか。

ちなみに仮にメイベルがだたの子供だった場合、この背後からの奇襲はメイベルをビザールドールかもと思わせるための伏線である可能性が出てきます。
フィニですが、他の使用人たちと異なる点があります。
それはフィニは特殊能力を発動する前は比較的攻撃の奇襲を受けることがあるという点です。

フィニは体が強いため、よほどの傷でも死にません。
サーカス編では団員ジャンボの奇襲を受けました。しかしその後ジャンボは覚醒したフィニにくびり殺されました。

今回メイベルの奇襲を受けた時フィニアンはこの能力を発動させていませんでした。
フィニはある程度は警戒はしていたようですが、それでも元来うっかり奇襲を受けることはありました。
今回もメイベルのビザールドール伏線に見せかけるため、フィニはいつも通り奇襲を受けただけだったとしたらこれもこれで大変納得がいくかと思います。

フィニを捕まえた年長組の目的とは?

さて、フィニを捕まえた年長組。
彼らの目的は一体何なのでしょうか?

恐らく彼らは施設の真実を知っているものとしてフィニに何かを感じとり、フィニと対話をするために捕まえた可能性があります。
では何を話したいのでしょうか。それこそフィニたちが求めていたこの施設の真実の姿について言及する内容ではないでしょうか。

根拠として、まずテオドアとアーティがフィニの「ドール」というワードに反応しました。
またテオはフィニの上流階級英語からフィニの身の上に嘘が含まれている可能性に気付いていたと思われます。

更にこれだけでなく、テオに対してヤドリギの寄生樹としての一面をフィニが無意識に説いたことが決定的だった可能性があります。
奇しくもフィニが言ったヤドリギの特性は、普段は隠されている筈のF.O.L児童養護院の施設の本質を突いた正しく真実の内容でした。
そんな重要な(限られた人しか知らないはずの)内容をフィニが話したからこそ、彼らはフィニがもしかすると自分たちと同じで何らかを知っている人の可能性があると感じたのではないでしょうか。

テオは4人の中で最も深くフィニと交流しています。
テオはその中でフィニの嘘偽りない優しさに触れていました。

部屋の外に出てきたフィニを捕まえましたが、スネークに声をかけることなく「ついて来い」と言った事から、彼らの目的は元からフィニ1人だったことが分かります。(スネークについては、ドールとの親しさを危険視した可能性があります。)
この決断をたった半日で下すとは、どれほど頭がいいかがよく分かりますね。

年長組4人の目的が対話であると思う理由

彼らがフィニを捕まえた目的は対話を行う為であり、敵ではなくなる可能性に言及しました。
理由は2つあります。

・殺そうと思えばいつでも殺せた
・彼らは「最適」ではない行動をしている

まず第一に、彼らはフィニアンの背後を取ることに成功しました。
殺そうと思っているならば、わざわざ脅さずとも奇襲をかけた時点で殺せばよかったはずです。
それにも関わらず敢えて脅すだけにとどめたことは、フィニの口封じが第一目的ではないことが分かります。

次に、彼らはフィニと接触する上で危険なリスクを払っているという点です。
前回も考察した通り、彼らは適性が無いと判断され巣立ちの日を早められることを恐れるが故に、決して施設に反抗せず、模範的な子供であるよう勤めていました。
鍋をうっかり焦がしてしまうことにさえ怯えていた様子の彼らですが、そんな彼らがこのように暴力的な一面を見せることは間違いなく施設が求める「最適」な行動からは逸脱している筈です。

そんなリスクを背負ってでも、フィニと話すべきだと判断した可能性があります。

話し合い次第では殺害もいとわない?

しかしまだ完全に味方であるとは言い切れません。
その可能性は限りなく高いと感じていますが、彼らも必死です。
フィニにナイフを突きつけたのは脅しであると同時にもし万が一対話が失敗に終わった場合はフィニを始末することも考えているのではないでしょうか。
もし分かり合えなかった場合、フィニに告げ口をされると彼らの立場が危うくなる可能性があるからです。
彼らは非常に大きな賭けに出た可能性があります。

これはまだ予想ですが、
相当用心深いはずの彼らがたった半日しかいないフィニに対してこれだけ大胆に動いた理由は、もしかすると翌日のジニーの巣立ちの日が関係している部分ももしかするとあるのかもしれません。

疑問点: 蛇本当に寝てた?

こちらは疑問点です。
夜部屋を抜け出した際、フィニはスネークが寝ているかを確認しました。
重要な点は、フィニはスネークが寝ている核心を持てていないという点です。

スネークの蛇は瞼が空いているように見えますが、もともと蛇には瞼が無い為これだけで蛇が寝ているかを判断するのが難しいです。
zzzという文字がついていたことから人間であるスネークは寝ているようですが、蛇が曲者なんですよね…。スネークの蛇の活躍は情報収集、暗殺業務と様々です。

坊ちゃんもサーカス編では蛇の告げ口によって1軍テントに侵入したことがバレました。
またここで蛇が起きているか否かの他にもこの施設には沢山の蛇が放たれています。

仮に年長組とフィニアンが何らかの重要な話をした場合、その話をスネークが蛇たちを通じて知ってしまうことが無いか…。今私はそれを一番恐れているような気がします。

ジニーとドールの体調不良の関係性

前々回のラストで体調を崩してしまった(ビザールドールの化けの皮がはがれた)ドール。
すぐ戻るといったものの、結局この日ドールは帰ってきませんでした。

ドールの体調不良と、ドールを模したクラスの可能性があるコーギークラスのジニーの急すぎる旅立ちが重なったのは果たして偶然でしょうか。
もしかするとジニーは足りなくなった血液分の補充要因なのかもしれませんね。

この場合いよいよわからなくなるのは何故ここまでドールが重宝されているのかという疑問です。しかも兄シエルへの施設と思われる場所で…相当なVIP待遇ですよね。
これはまだ確証がありませんが、現在予想妄想できる範囲で考えると、ジョーカーが葬儀屋達に手を貸す条件として、ドールの最上級の待遇を約束させた、などが考えられそうですが…。
完全なカンなので是非話半分くらいで聞いてください。

まとめ

とりあえずざっとまとめさせて頂きました。
現在徹夜でお昼の11時を回ってしまい、いよいよ頭が働かなくなってきたのでまた改めて細かく記事に出来たらと思います!
ひとまず一旦はここまで…!おやすみなさい!

餅月