黒執事考察ブログ

黒執事は「腐女子向けの作品」ではない・・!それはあまりにも勿体ない!作品の「嘘」と「伏線」に貴方も騙されていませんか?葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたネタバレ有りの考察ブログ

【完全レポ】『黒執事展-Rich Black-』に行ってきました🎉!/華麗なる原画と共に遡る、黒執事15年の軌跡

こんにちは!餅月です!
本日は、現在東京松屋銀座にて開催されている黒執事展-Rich Black-の体験レポートをまとめさせていただきます!

なお、今回のレポートですが
会場内での写真撮影がOKだったため、普段よりも多めに写真を使ってブログを書かせて頂いています!
写真については会場全体の雰囲気が伝わるように、という思いで撮影しました。
なお出来れば是非現地で直接作品を見て頂きたいため、飾られている絵の詳細な写真などは、一部を除き出来るだけ少なくなるようにさせて頂きましたm(__)m

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黒執事原画展-Rich Black-:黒執事原画展公式twitterより引用

漫画家・枢やなが手掛けるヴィクトリアンダークファンタジー『黒執事』。
この度、本作の連載15周年を記念した展覧会『黒執事展 -Rich Black-』の開催が決定しました。
【Rich Black】=黒に様々な色を重ね合わせてつくる、黒よりも深い黒。
美しいイラスト・原稿と共に『黒執事』15年間の軌跡を辿りながら、色とりどりの“黒”をお届けいたします。

黒執事展-Rich Black-

公式サイト:黒執事展-Rich Black-
黒執事展 ‒Rich Black‒|MBS毎日放送

【東京会場】
会期 8/13(金)~8/31(火)
会場 松屋銀座 8階イベントスクエア
【大阪会場】
会期 10/30(土)~11/28(日)
※水曜日(11/3(水)を除く)、11/4(木)休館
会場 ひらかたパーク イベントホールⅠ
【福岡会場】
会期 12/7(火)~12/19(日)
会場 博多阪急 8階催場
【兵庫会場】
会期 12/26(日)~2022/1/12(水)
※1/1(土)は休業予定
会場 神戸阪急本館 9階催事場
【石川会場】
会期 2022/3/18(金)~3/30(水)
会場 香林坊大和 8階ホール

引用源:黒執事展 ‒Rich Black‒|MBS毎日放送

これから黒執事展へ行く方へ

ネタバレは嫌だけど注意点とかだけ知りたい!!という方へ
簡単にではありますが個人的に抑えておいた方がいいかな?と思う点を先に3つあげておきます!

1.集合時間について
2.会場内での感染症対策について
3.会場内での撮影について

会場の感染症対策についてもどのような形だったかについても、併せてレポートさせて頂きます。

このご時世行くことを迷っている方もいらっしゃると思いますので、少しでも参考になりましたら幸いですm(__)m!
尚こちらには黒執事展のネタバレは含まれませんのでご安心ください(#^^#)

1.集合時間について

今回、新型コロナウィルスの感染症拡大防止対策として
チケットにはそれぞれアルファベットで区分された入場時間が設定されています。

例えば16時入場の回で購入したとしても、アルファベットの区分では16時30分入場開始であるということもあります。

入場待機箇所には足跡シールがあり、
足跡シールにはそれぞれにこのアルファベットと個別に振り分けられた番号が記載されています。

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黒執事展入場箇所:感染症対策の為足跡シールあり

入場開始の約10分前ごろからこちらの足跡シールの列に並ぶことが出来るようになります。(スタッフさんが誘導してくれます。)

この時の並び方ですが、
事前に個別で振り分けられた番号通りに並ぶ為、時間より早く行っても入場が早くなることはありません!

※唯一早くなる場合は、自分のチケットに記載された番号より前の方がこの時点でいらっしゃらなかった場合のみです。

なので今回は、チケットを発券した時点で
自分が入場できる時間だけでなく、その順番まで既に明確に決まっていると言った方が分かりやすいかもしれません。

またこの待機列に誘導される前の時間についてですが、
エレベーターを上がってすぐ会場の入り口とこの待機列形成箇所があるため、入り口付近で長い時間待つこともまた少々難しいです。(このご時世なのでなおさらですね💦)

なので、会場につくおすすめの時間帯としては、
自分の入場区分の入場開始10分前~5分前あたりが一番ベストかと思います!
この時間ですと恐らく既に待機列に並べるはずです!

逆に言えば5分前に行ったとしても元から決まっていた順番できちんと入場することが出来るので早く現地入りする必要がなく、とてもありがたい形だなと感じました!

また入場の際も、入り口での密を避けるためにスタッフの方が入場される方々を4名~8名ずつ区切りながら少しずつ案内してくれました。

2.感染症対策について

松屋銀座では、入り口に消毒液が設置されており、入り口ではサーモグラフィーカメラがありました!

また黒執事展内でのグッズ売店のお会計カウンターでは、1会計終わるごとに机の上を毎回スタッフの方が消毒してくださっていました。

ここまで細かく消毒を繰り返されるカウンターは初めて見たので驚いたのと同時にとてもうれしくありがたいなあと感じました(#^^#)

3.会場内での撮影について

会場内では、映像作品が流れている部分を除き、全て写真撮影が可能でした!(フラッシュはNG)

しかし会場内が撮影し放題とは…!
本当に驚きました‥!

詳しくは下記をご確認ください!

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黒執事展:会場内の撮影について

黒執事展レポート

さあそれではいよいよレポートに移りたいと思います!
ここからは黒執事展のネタバレありですのでご注意ください!

サイン入り!超巨大パネルがお出迎え!

黒執事展入口について目に入るのは超巨大パネル!
今回の黒執事展メインビジュアルが堂々と飾られています!
横の長さは3、4メートルはありそうです…!

この巨大パネルですが、
なんと枢やな先生とセバスチャン役の小野大輔さん、シエル・ファントムハイヴ役の坂本真綾さんの直筆サインが入った超豪華パネルとなっています!
サインの日付は黒執事展初日の前日、8月12日でした。

※なお、このパネルと同じくらいの大きさのパネルが黒執事展の後半にもあります!
もし一緒に撮影がしたい!という方がいましたら、サインにこだわらなければ後半のパネルの方が撮影しやすいかもしれません!
もし「サイン付きパネルと一緒に撮影がしたい!」という方は、18時入場の回終了後ぐらいの時間がおすすめです!
この時間になるとパネル前のパーテーションが外され、帰り道の入場券無しの状態でもパネルの目の前まで行って撮影が出来るようになっていました!(まだ入場者が列を作っている時間帯ですと、このパネルの目の前に規制線があるため、近づくには入場券が必要な形になってしまいます)

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黒執事展:サイン入り超巨大パネル
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黒執事展:サイン入り超巨大パネル(枢先生&坂本真綾さん)
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黒執事展:サイン入り超巨大パネル(小野大輔さん)

枢先生のTwitterによると、前日に枢先生は小野大輔さん坂本真綾さんと共に黒執事展を見られたとのことです!




ランタンとセバスチャン&シエル

次に目に飛び込んでくるのがゆったりと動くセバスチャンとシエルの映像です!
ここでは実際に二人がボイス付きでゲストをお出迎えしてくれます!

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セバスチャンとシエル

また映像を囲むように、天井には原作の絵の中にも何度か登場する黒執事の各章をモチーフに描かれたランタンが飾られています!
ぼんやりとしたオレンジ色の薄暗い光がとっても幻想的で、この時点で一気に世界観に引き込まれてしまいます
※実際は写真よりもっと会場は暗いです!

「わあーー、あのランタンだあ‥実在したんだあ‥。」と、あっという間に語彙力がなくなりました

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あのランタン
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あのランタン
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あのランタン

右側の壁にはご挨拶のメッセージと共に、枢先生の描き下ろし色紙と、今までに発売された黒執事のコミックス全巻と画集、そして先ほど動いていたセバスチャンとシエルの絵が飾られています。

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黒執事展:ご挨拶
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枢先生描き下ろし色紙
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黒執事:コミックス全巻
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黒執事画集
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入り口でお出迎えしてくれたセバスチャンとシエル

額縁に飾られた絵達

ランタンで飾られたコーナーの隣には、キャラクターたちがそれぞれ収められた額の一面があります。
黒執事ではたまにキャラクターが額縁の中に描かれている描写がありますが(葬儀屋さんとか葬儀屋さんとか)、まさしくその絵をリアルな三次元の中で見ることが出来たような感覚でした!

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額に飾られたキャラクターたち

心に刺さったところ
・黒の額縁と金の額縁のコントラストが素敵
・同じ柄のはずなのに、額縁に一つ一つ分けて離されてしまっていたヴィンセントとレイチェルが切ない

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額縁コレクション:引き離されてしまうヴィンセントとレイチェル

・女王の馬蹄ジョン・ブラウンが小さくひっそりといることにゾクッとしました。これもある意味伏線か…?

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額縁コレクション:片隅にひっそりといる女王の馬蹄ジョン・ブラウン

・一人のピン額で、数少ない金色の額をちゃっかりもぎ取っていくドルイットこしゃく流石。金だけど小さいところがちょっとリアルw(金色の額は23個中6個のみ。確率ゥ(^p^)

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額縁コレクション:金枠をゲットしているドルイット子爵

ストーリー展示

いよいよ物語をなぞる形で原画の紹介が始まります!
章ごとに、アナログ原稿やカラーイラストをはじめ、枢先生のコメントを楽しむことが出来ます。


赤執事編

まずは赤執事編!
セバスチャンが投げたカトラリーが刺さっています。
ちなみにこのカトラリーですが、印刷ではなくちゃんとした立体物です。

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黒執事展:赤執事編

今までの薄暗い雰囲気の中に、突如として真っ赤な壁が出現します。

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黒執事展:赤執事編
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赤執事編:枢先生コメント

黄執事編

カレー編とか呼んじゃっててごめん…
黄執事編です!!!!

壁の色が一気に黄色に変わります!
ただ黄色と言っても、まっ黄色ではなく少し黄土色に近いような、そんな落ち着いた色合いです。
正しくカレーを感じる色…

壁には所々に逆さ吊り事件の犯人からの犯行声明文が張られています。

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黒執事展:黄執事編
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黄執事編:枢先生コメント

サーカス編

黄執事編を抜けて角を曲がると、
そこにはノアの方舟サーカスの看板が飾られています!

気分はまるでサーカスのテントを潜り抜けるかのようです

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サーカス編エントランス
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サーカス編

サーカス編の看板では、セバスチャンが投げたカトラリーが1本ではなくはじめて2本になりました。
これも伏線か…?

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黒執事展:サーカス編カトラリー

特に謎深い回であるサーカス編でこの演出の変化があるのは意味深で不吉なものを感じます。
この編ではサーカス団員側で死者も特に多かったので、そのような意味合いもあるのかもしれませんね。

また枢先生のコメントによると、ノアの方舟サーカスはフリークショーやサイドショーをイメージしたとありその説明を聞いてとても納得しました。
フリークショーを描いた作品と言えばミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

あの映画の中でいわゆる「フリークス」だった人たちの立場や主張の描き方と、黒執事のジョーカーたちは通じるところがあるなあと、説明を聞いて思いました。
ちなみにちょっと余談ですが、グレイテスト・ショーマンではそんな「フリークス」として描かれる人々が、他人と違う自分たちの在り方を「これが私自身だ」と胸を張って高らかに歌う歌が存在します。
下にリンクを貼る動画は、私が本当に大好きで心打たれる動画なので是非一度見て見て下さい。元気と勇気を貰える動画です。

もしこの動画で歌っているのがジョーカーたちだったとしたら…。そう考えると涙が止まらなくなります。

サーカス編は善人が善人のまま悪に手を染め、悪人が悪人のまま、悪を断罪する。この話に勝ち負けも正解もありません。「この中で誰が一番悪い人?」という問いに、指指すキャラクターが人によってバラバラになるようなお話を目指しました。
サーカス編:枢やな先生コメント

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サーカス編:枢やな先生コメント

この説明文を読んだとき、思わず「ああ…」とため息が出てしまいました。
また下線を引いた部分は、青の教団編での葬儀屋の立ち位置の描き方とも共通していることがあるのかもしれません。

葬儀屋が善人かは分かりませんが、それでも現在の行動に至るまでの経緯はジョーカーたちの理由と似ている物を感じる気がします。
この話に勝ち負けも正解もない。誰が一番悪い人?という問いに様々な答えが出てしまう。これは兄シエルと葬儀屋たちにも一致し、また同時に現実世界でもよくある非常にリアルで悲しいすれ違いの描写であると私は感じました。

幽鬼城連続殺人事件編

続きまして幽鬼城連続殺人事件編です!
今までの華やかな壁の装飾に対し、落ち着いたブラウンの壁紙が印象的です。
白い羽が、ゲストを導くように途中途中ふわりと描かれています。

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黒執事展: 幽鬼城連続殺人事件編
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黒執事展: 幽鬼城連続殺人事件編
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黒執事展: 幽鬼城連続殺人事件編
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黒執事展: 幽鬼城連続殺人事件編

この白い羽は…なんの羽根だろう?
セバスチャンが飛ばしたフクロウっぽいような気がします。
その他にもアーサー先生の羽ペンや、この回はWチャールズが本格的に登場した初めての章でもあることから、ちょっと天使みを感じてしまったり…

…多分フクロウだとは思いますが!!!笑笑笑
看板に刺さっているカトラリーの数は一本です。

個人的に一番お気に入りだった原画

またこの章の展示の中で、個人的に原画展の中で一番お気に入りだった推しの原画があったのでそちらだけちょっとアップ目でご紹介させて頂きます!

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幽鬼城連続殺人事件編:よく見るとベタに色むらがある葬儀屋さん
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幽鬼城連続殺人事件編:よく見るとベタに色むらがある葬儀屋さん
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幽鬼城連続殺人事件編:ベタの上にトーンが張られている葬儀屋さん

伝わりますか!?この肉筆感…!!
よくよく見るとベタにうっすら色むらがあるんです!
本当に全部手で描いてあるんだ!と実感できる一枚でした。

そして小さな葬儀屋さんもまた可愛い。

やっぱりアナログな原稿はよりリアルに描いた工程まで見える気がして胸が高鳴りました!
幽霊鬼城殺人事件編の原稿は、まだアナログ時代のものだったため見ごたえがたっぷりです!!
線の一つの強弱や凹凸、印刷したものでは決して見ることが出来なったベタの色むらなど、見ていて興奮しまくってしまいました!

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黒執事展: 幽鬼城連続殺人事件編

幽鬼城連続殺人事件編ですが、枢先生もおっしゃる通りシャーロックホームズがモチーフとなった作品です。
友達にシャーロックホームズヲタクがいるのですが、その友人に読んでもらったところいたるところにシャーロックホームズ要素がちりばめられている!と教えてもらいました!
飾られている靴や、坊ちゃんが両手を合わせるポーズ、またセバスチャンの扮したジェレミー牧師のモデルは、実際にシャーロックホームズ役を演じたジェレミー・ブレットさんだ!等々…

またその他にも、枢先生コメントにあるスネークがファントムハイヴ家へ身を寄せる理由がもう一つあるというものがひっじょーーーに気になりました!
いずれ本編で語られるタイミングがあるとのこと!嬉しい!
でも、ということはスネークの深ぼりがされるということであって、つまりまたサーカス団員たちが本編の中で深堀されるタイミングが来るということであってつまりジョーカー…ドール…うっ、頭が

もしこの二人がまた深堀されるとしたらこの私の考察の説が濃厚になる可能性が…

www.under-taker.com
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しかしこの15周年記念の原画展のタイミングでアクリルキーホルダーにまでなったジョーカー…意味深ですよね
このタイミングでのアクリルキーホルダーへの雇用、これも含めてもしかするとポラリス様の伏線なのかもしれません

豪華客船編

FOOOOOOO-------!!!
我らが推しの晴れ舞台!!豪華客船編です!!!

カトラリーの数は2本

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黒執事展:豪華客船編

カトラリーが2本の章はもはや不吉な章にすら見えてきました。
死傷者数に比例しているのかな?それとも伏線として重要な意味合いが隠されている章という意味なのかも‥?
どの意味が正しいかはわかりませんが想像が膨らみますね。

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黒執事展:豪華客船編
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黒執事展:豪華客船編
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黒執事展:豪華客船編

壁にはおどろおどろしい手形が沢山ついています。
ビザールドール(肉人形)たちのものですね。
壁の色は海を思わせる真っ青な青。
しかし明るい青ではなく、氷のように冷たく、そして深そうなくらい青です。

アナログからデジタルへ

なお展示を見ていると分かるのですが、ここで原画に大きな変化があります。
それはアナログ原稿からデジタル原稿への移行です。

この豪華化客船編から、黒執事はデジタル原稿になりました。
てことは、ちょっと落ち着いて下さい。
今回の黒執事展で売られている複製原稿(1100円)。あれって、ほぼほぼ、実質もはや生原画と≒と言える代物なのでは…!?
ここで今額に入れられて飾られているものと変わりがないのでは…!?

私の頭の中のサンシャイン池崎が「今がチャンスでええええええす!」と叫び始めました。
皆さん、今がチャンスですよ
葬儀屋さん、売ってますよ

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黒執事展:豪華客船編

ここは推し様オンパラダイスなのですが、あえて語りません!
現場で!!現場で見て圧倒されて下さい!!!!!!

寄宿学校編

続きましては寄宿学校編です!
ここから一気に展示が華やかになり、アッと驚きました!流石名門寄宿学校!!
絵の上には各寮のエンブレムの旗が堂々と飾られています

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黒執事展:寄宿学校編
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黒執事展:寄宿学校編
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黒執事展:寄宿学校編

飾られているイラストも、後半になるにつれてより生々しくなっていきます。

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緑の魔女編

続いては緑の魔女編です!
サリヴァンのドレスの色と人狼の森をイメージさせるかのような深い緑色の壁紙です。
一気に深い森のに迷い込んだかのような様子です。

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黒執事展:緑の魔女編
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黒執事展:緑の魔女編
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黒執事展:緑の魔女編
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黒執事展:枢先生コメント

青の教団編

いよいよ青の教団編です!
10年分の伏線が一気に回収された、まさしく黒執事の大きな大きな転換期でした。
カトラリーの数は1つ。
伏線としては最重要と言っても過言ではない本章ですが、やはりこのカトラリーは死傷者数に比例しているのかもしれません。

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黒執事展:青の教団編
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黒執事展:青の教団編

また、黒執事の怒涛の伏線回収について枢先生のコメントを読むことが出来た事がとてもうれしかったです!

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また個人的にとてもびっくりしたのがこの展示の裏側です。
豪華客船編同様青い壁での紹介だった青の教団編。

しかし、この壁の裏側の展示、どうなっていると思いますか?
実はこの壁の裏側は、一面蛾の模様なんです。

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黒執事展:青の教団編

文字通り悪夢です。
ここで飾られているイラストは、坊ちゃんが並々ならぬ決意をしたタイミングや、坊ちゃんの心がえぐられた瞬間の絵が飾られています。
ファンとしては見ているだけで坊ちゃんと同様胸が押しつぶされそうになるような、そんな感覚になる場所でした。

しかし、まだ悪夢は続きます・・・

青の追憶編

この章を紹介する前にひとつ言わせてください!

まって青の追憶編て何!?
知らなかったのですが…!!いつから切り替わっていたんDEATHか!

いやー、思ってたんですよ。
スフィア・ミュージックホールは解体されてしまったしいつまでが青の教団編なのかなって。
他の章に比べて三倍くらい長いなって(※フラグ)

そうしたらいつの間にか

・青の教団編
・青の追憶編
・青の復讐編

と章が変わっていたようです!!!

(実は前回、黒執事15周年記念のイベントで三日間限定で全話無料配信されていた時、ちらっとアニメイトさんかどこかの黒執事の各章紹介でこの章の区分けを見て「んお?」となってはいたんです。でも公式から〇〇編と言われたことがなかったという記憶だったんでオリジナルの区分け方かなーなんて思ってスルーしちゃってましたwwwwww)

具体的に第何話から章が変わったのか…!
そこを‥!そこをどなたか知っている方はいらっしゃいませんか…!
いや何となく転換期があるのは分かるのですが…!具体的に第何話から…っ!
誰か教えて…!助けて‥!
ブログのカテゴライズが…!

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黒執事展:青の追憶編

さてさて、本題に入りたいと思います。
青の追憶編です!
カトラリーの数は3本!!
ここにきてイレギュラーの3本\(^o^)/!!!!

死傷者数って意味ではなさそう!wwww
あまり細かい伏線ではなさそうですが、それでもカトラリーの数が多い章は伏線的意味合いが強い、もしくは死傷者数が多いより大きな事件だったという意味合いがあるのかもしれませんね!

カトラリーの数が3本なのは、なんだかファントムハイヴ家本邸の階段で対峙したセバスチャン、坊ちゃん、兄シエルを暗喩しているようにさえ見えてきてしまいました。
2本のカトラリーが寄り添っていて、1本のカトラリーが孤立している…こんな布陣だから猶更そう感じてしまうのかもしれません。

またこの章のイラストの飾り方は、
今回の黒執事展の中で個人的に一番ゾクッとしたものでした。

その理由はこれを見て下さればお分かりいただけるかと思います。

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黒執事展:青の追憶編

壁全体に、坊ちゃんの部屋に残されていた「おなかのなかのキャンディ盗ったのだあれ?」の文字が再現されていたんです。
文字通り、圧倒されました。

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黒執事展:青の追憶編

漫画の描写でも壁全体に描かれていたことからその迫力は知っているつもりでした。
しかし実際に自分と同じサイズの壁にこの文字が再現されているのを見て、初めてこのナイフ使いから坊ちゃんに対する殺意と憎しみ、直接手を下すことが出来ない行き場のない憎悪をまざまざと肌で感じ、文字通り背筋が凍り付きました。
坊ちゃんはこの光景を、大切な友人(と坊ちゃんは認めはしませんが‥)のアグニの死体を見つけた後に目にしていたんですね…

ストーリーをなぞっての展示は、今回はここまででした!
ラストを飾るにふさわしい、素晴らしい展示でした。

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黒執事展:枢先生コメント

ラフ画コーナー

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ラフ画コーナ―
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ラフ画コーナ―

ストーリー編の途中では、枢先生のラフ画やネームも飾られているコーナーがあります!
前回の10周年記念の原画展のラフ画や、グッズの原案、落書きにいたるまで「Twitterで見たことがある!」という絵が盛り沢山‥!
海賊テイカーもいますよ笑

ここだけでもかなり見ごたえ満載なので要チェックです!

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ラフ画コーナ―

映像作品

青の教団編付近ではオリジナル映像作品が流れています!
シエル・ファントムハイヴ役の坂本真綾さんと、セバスチャン・ミカエリス役の小野大輔さんが、原作の静止画を繋げたダイジェストオリジナル動画にアフレコをしたものです。

こちらまだアニメになっていない部分のアテレコが聞ける超貴重な機会です!!!
坊ちゃんも声が…!アニメとまた違う演じ方になっていてものすごいです!必聴!
※なお、この映像作品のみ写真撮影もNGとなっています


カラーイラストギャラリー

ストーリー編が終わり、続いてはカラーイラストギャラリーです!
まだまだ黒執事展は終わりません!
ものすごい量だ‥!既にブログの文字数も2万字を超えています!!

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カラーイラストギャラリー

広いスペースをぐるりと囲むように、カラーイラストが展示されています。
そのカラーイラストの中には劇場版豪華客船編の特典にもなった水彩で描かれたキャラクターたちの色紙も…!

これはテンションが上がりましたーーー!
あの特典の原画がここに勢ぞろい!!
凄く豪華です!

これだけはタッチをよく見て頂きたいので少しアップ目の画像も載せさせていただきます

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黒執事展:劇場版豪華客船編特典原画
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黒執事展:劇場版豪華客船編特典原画
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黒執事展:劇場版豪華客船編特典原画
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黒執事展:劇場版豪華客船編特典原画
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黒執事展:劇場版豪華客船編特典原画

また、個人的にこの葬儀屋さんの目元にもぞっとしました。
こんな視線をしていたんですね‥‥
こんな目線を坊ちゃんに…うっ、R18...

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カラーイラストギャラリー:葬儀屋のジト目

黒執事展メインビジュアル衣装展示

カラーイラストギャラリーでぐるりと囲まれた広いスペース。
そのスペースの中央にはなんと!
今回の黒執事展メインビジュアルの衣装が飾られています!

とにかくものすごいクオリティ!

これを見るためだけに何回も通いたくなっちゃいそうなほどです!

また、この衣装の傍には今回のメインビジュアルがどのように構成、描かれていったかが枢先生のコメントと共に細かく展示されていました!
※こちらはとても詳細な資料だった為、ブログの方では掲載を控えさえて頂きます。
是非、現場で直接確認して見て下さい(#^^#)!

ビターラビットコレクション

さて、いよいよ黒執事展も終わりが近づいてきました。
出口ではビターラビットコレクションがお見送りをしてくれます

歴代のビターラビットたちが飾られている様子は文字通りおもちゃ箱の中のよう…!
原作にもよく登場する星形のランプと共に、とってもかわいい展示です(#^^#)

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黒執事展:ビターラビットコレクション

枢やな画集:黒執事3

出口には画集の大きな告知もあります!
ビジュアル解禁した表紙を大きく楽しむことが出来ます。
落ち着いたグリーンを基調とした、今までの画集とはまた違う印象を抱く素敵な表紙です!

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黒執事展:黒執事3

フォトスポット

最後に出口では、入り口と同じくらいの大きさの巨大なメインビジュアルが飾られています。
違いとしては、出口のメインビジュアルは少々立体的な飾られ方をしています。

表で写真を撮り忘れたという方はこちらでも撮影が可能です!

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黒執事展:メインビジュアル

物販

入場制限があるせいか、物販も適度な混み具合でスムーズに購入が出来ました!
複製原稿など、ここでしか買えないグッズは要チェックです!
また、葬儀屋の遺髪入れブレスレットなど、過去に販売していた商品も一部取り扱いがありました

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物販コーナー

複製原画専用レジ

複製原画を購入したい方は、複製原画のみレジが別に用意されていました!

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複製原画専用レジ

葬儀屋ペーパーナイフ

また、今回おひとり様一個までと個数制限があった葬儀屋のペーパーナイフですが、なんと初日で完売してしまったそうです(´゚д゚`)ああア

私はなんとかギリギリ購入できたのですが、こちら…あの…ビタラビテイカーに…サイズがぴったりだったんです…

是非再販されるといいなと思うめちゃくちゃクオリティが高いお品でした!
※ちなみにデスサイズは平面ではなくきちんとがっつり立体です!

一刻もはやく再販されますように…!

ランダムグッズ発狂開封動画はこちら

最後になりますが、
アクリルキーホルダーや缶バッチなど、いわゆるランダムグッズを開封するライブ配信をやりました。
発狂したヲタクがログに残っていますので、興味がある方は是非、見てみて下さい
爆死が怖くなくなるかも

またこの動画では開封のほかにも、
先程の葬儀屋のペーパーナイフをはじめ、購入したグッズの紹介もしています\(^o^)/!

まとめ

見ごたえがありすぎて、本当に胸がいっぱいになる展覧会でした!
音声ガイダンスもあるので、今度はそれも借りてみようと思います!
気付いたらブログの記事がとんでもない量になっていた・・・・

正直まだまだ描き足りないくらいです!!
とりあえず次は入場者特典のコンプリートを目指して、しばらくはリピーターとしてお世話になりそうな予感です(#^^#)

素敵な展覧会を開催してくださりとてもうれしかったです!
枢先生をはじめ、関わられたすべてのスタッフの皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。

餅月