こんにちは!餅月です。
今日はフィニアン・スネーク(※仮)の研究施設に共通する“進みすぎた技術”について考察していきます。
一見関係がなさそうなこの3人。
しかし彼らには“進みすぎた技術”に関与しているという共通項が存在しているのです、
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“進みすぎた技術”
“進みすぎた技術”とは、黒執事の中で人外との関係性を示唆するものとしてとても重要です。
彼らの“進みすぎた技術”。
最も分かりやすいのは死神派遣協会の「離脱組」による現代でも為し得ない技術である「死者蘇生」でしょう。
その研究をする為の資金問題は、既に度々黒執事の中で度々話題となっています。
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これは現段階ではまだ予想ですが、
離脱組は研究資金を得る為に、自分たちが持つ人外としての「進みすぎた力」を、人間もしくは国家に「売った」可能性があると感じています。
実際、ビザールドールの人間兵器としての使用を目論む存在がいる事自体は葬儀屋が既に豪華客船編内にて言及済みです。
そんな兵器としての進みすぎた技術。
これに関わっている人こそが、フィニアン・スネーク・サリヴァンの可能性があるのです。
順番に考察していきましょう。
フィニアンの研究施設:人体実験による強化。
まずはフィニアンを見ていきましょう。
彼は人体実験の被検体となり、怪力を手に入れました。
この施設は「離脱組」が売った「人外」としての力を利用した施設の可能性があります。
何故離脱組の死神の直営だと思わないかは、単純です。
フィニとスネークの得た力が、離脱組達が求めている筈の死者蘇生の実験とは全く関係ないからです。
そもそも出発点が全然違うのです。
離脱組の目的は完全な死者蘇生であり、生きた人間の人体改造ではありません。
離脱組の研究はまず「死体」から始まりますが、このフィニたちの研究は「生きた人間」から始まります。「死体」から始まる訳ではなく、また「死体」も必要としないのです。
スネークの研究施設?:蛇と人間のハーフを生み出す実験。
スネークの出生はまだ未回収の伏線が多数残された超重要箇所です。
走馬灯劇場で彼の人生が明らかになったにもかかわらず、その真実は遂に明かされることはありませんでした。
彼の「蛇の言葉が分かる」「蛇とのハーフである」という点は、進みすぎた技術による副産物の可能性があるのです。
過去記事から引用させて頂きます。
スネークに残された未回収の伏線
さて、最後にスネークの蘇生を示唆するものとして、スネークには伏線が残されていることについて言及したいと思います。
今回のF.O.L児童養護院編では満を持してスネークの過去が語られましたが、敢えて言えば重要な部分は一切語られていない過去編となっていると私は感じています。
黒執事では重要な点を敢えて隠すという手法がとられることが多々あります。
勿論これは意図的なはずで、この語られていない部分にこそ今後の黒執事に関わってくる重要な「何か」が隠されている可能性があります。スネークの過去編は重要な部分を意図的に隠されたものであり、彼がこのまま退場するにしてはまだまだ未回収の伏線が多すぎるキャラクターであると私は感じます。
これがスネークが今後も黒執事に登場する事を示唆する伏線である可能性があると感じています。スネークの未回収の伏線については、具体的には以下の通りです。
・スネークの出生が明らかにされていない
・スネークの蛇使いの能力の有無について明らかにされていない
・スネークの発言の矛盾
・言葉が話せるくらい大きく、知性もあるのに見世物小屋に入る前を何も知らない順番に説明していきます。
スネークの出生と蛇の能力について
スネークの過去編に入るにあたり私が最も気になっていた内容はスネークの出生でした。
スネークは「蛇と人間とのハーフ」を謳っていますが、それが本当かどうかは実は今まで本誌の中で明かされてきませんでした。
実際サーカス団のピーターも「ってかお前本当に蛇と喋れんの?」と怪しんでいる様子さえありました。黒執事の中でスネークは蛇と会話が出来ていなければ知り得ない情報を何度も知っていた描写があることから、私はスネークは本当に蛇の言葉が分かるという特殊能力を持ったキャラクターであると感じています。
しかし今回のスネークの過去編では出生について明かされることはありませんでした。
「気づいた時には檻の中にいた」「外の世界は何も知らない」からはじまり、スネークの出生については完全に飛ばされた形となります。これが、意図的に残された未回収の伏線である可能性があります。
スネークの発言の矛盾
また、スネークの「気づいた時には檻の中にいた」という発言にも矛盾が残ります。
気付いた時には檻の中にいて外の世界を知らないと言いますが、それでも見世物小屋の主人が語る自分の出生を否定し、かつ「自分も蛇もどこか遠いところから連れてこられた」という説明は明らかに矛盾しています。この矛盾も、彼の過去にはまだ掘り下げる内容があることを指している伏線である可能性があります。
スネークの語彙力
更に気になる点はスネークの語彙力です。
スネークは一切の教育を受けていないように見えますが、それでも救助後サーカス団員達を相手に英語を話すことが出来ました。気づいた時には檻の中にいたのならばいつその能力を得たのかは疑問が残ります。これらの矛盾や疑問点を総じて考えると、
スネークの出生にはまだ何か隠された内容があるのではないかと感じます。黒執事では重要な内容は意図的に隠されることがあります。
その為、仮にスネークの特殊体質に関わるであろう出生が意図的に隠されたと考えた場合、スネークの出生に関わる秘密は黒執事の根幹に関わる重要なポイントである可能性があります。
ではそれは一体なんでしょうか?私はスネークの出生には人外の存在が関わっているのではないかと感じています。
スネークは人外の力を用い作られた人間兵器である可能性
こちらは2020年に考察した記事がある為そちらを引用させて頂きます。
またスネークのみならず、フィニもまた同様に人外の力を用いて実験で製造された人間兵器である可能性があります。「進みすぎた」力を持つことから、人外の力が加わった可能性がある人物
・フィニアン
・スネーク(略)
人外の力が加わった可能性がある人物としてのフィニアンとスネークの存在もとても興味深いです。彼らは今後黒執事で重要になるキャラクターかもしれません。特異の存在であるスネークとフィニアン
黒執事で登場する人外を並べてみると、
フィニアンとスネークの存在はかなり特殊であることが分かります。スネークは人外に近いキャラなのか?
スネークが本当に蛇とのハーフの人外であるのか否かはまだ確証が持てません。
ですが、サーカス編で坊ちゃんが一軍のテントに侵入した際、スネークは蛇しか知らなかったはずのその事実を知ることが出来ました。この理由はやはり蛇から教えてもらったからと考えることが一番自然に感じます(スネークがそのように見せかけるような何かトリックを張るようなタイプにも今のところ見えませんよね)
スネークが蛇たちと会話が出来ることは、一般人が技術として体得できる範囲のレベルを超えたものであることが分かります。
まだ確証は持てないものの、
スネークが人外、もしくは人外に何らかの手を加えられた人間である可能性は十分に考えられると感じています。まだ根拠のない予想ですが、私はどちらかというと何となく後者であるような気がします。
その理由としては、フィニがその類に入るキャラクターである可能性があるからです。
フィニアンは実験で人外の力を与えられたか?
フィニもまた、スネーク同様一般人が技術として体得できる範囲のレベルを超えた力を持っているキャラクターです。
フィニはその力を得るために何か努力したわけではありません。
過去の描写から見てフィニは何か(恐らく生物兵器?)になるための実験台として、一方的にその力を与えられた可能性があります。フィニがドイツ語を話せることから、その実験はドイツ語圏で行われていたことが分かります。
緑の魔女編で掘り下げられたドイツですが、まだまだ人外の点でも今後の黒執事に関わるほど重要な点が隠されていそうな予感がします!フィニたちの実験施設が緑の魔女編でのサリンの研究や戦車の研究(どちらも当時存在しなかった未来のもの)に関わっていたらすごいですね。
このように、本人が必ずしも人外で無かったとしても、黒執事には人外に手を加えられたことによって人外のような力を得た可能性があるキャラクターも存在することが分かります
今回の第192話で、フィニとはスネークが2人とも何故か○○○○○○○○○○○○○○○○○事が明らかになった。2人の共通点は共に普通の人間ではなく○○○○○○○○○○○○○○○○○事。つまり→ https://t.co/Oi89dgo6GG
— 餅月 (@mochimochimoon3) 2022年9月16日黒執事を読み解く上では、時代にそぐわない「進みすぎた技術」の傍に人外の力が及んでいる事が非常に多いです。
また、元死神である葬儀屋の力が加わった死者蘇生の技術によって完成した肉人形(ビザールドール)は、葬儀屋の口からも「生物兵器」と語られており、その技術が生物兵器に使われることがあることもすでに明らかにされています。
明らかに異質な力を持つスネークとフィニ。今回そんなスネークの出生が意図的に隠されたことから、ビザールドール同様彼らもまた人外の力に依存した何らかの実験により生み出された生物兵器である可能性は以前より高まったのではないかと感じています。
妄想考察:何故スネークは出生を「知らない」のか
スネークの発言の矛盾は、出生や外の世界を知らないと言っているにもかかわらず、見世物小屋の男が主張したスネークの生い立ちを否定したことにあります。
何故このような矛盾が生じてしまっているのでしょうか?これはまだ確証は持てませんが、現段階で考えれらる可能性は走馬灯劇場の編集です。
豪華客船編の中で、葬儀屋により走馬灯劇場は編集が可能である事、偽の記憶を繋ぐことが出来ることが明かされています。
となれば、重要な箇所に関わる記憶を編集で消し、繋ぐことも可能である可能性が非常に高いのではないでしょうか。もし仮に、先ほど言及したようにスネークの出生に何らかの人外が関わっていた場合、スネークはもしかすると情報漏洩防止の為に走馬灯劇場を一部切り取り編集され記憶を失っているという可能性もあるのかも、しれません。
黒執事第208話での○○○○の発言矛盾…
— 餅月 (@mochimochimoon3) January 18, 2024
もしかして過去に該当重要箇所の走馬灯劇場を切り取られて記憶を失ってるのか…? https://t.co/0ZTNUeSC1F
更に詳しくは下記記事で考察しています。
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「進みすぎた技術」を「兵器」として利用した共通点
以上の事から、これらの施設は確かに人間には持ちえない人外の力を使って実験をしていることは間違いはないと思われます。
しかしそれでもその実験の目的は離脱組の死神達のものとかけ離れており、むしろ「動物兵器」という完全に人間側の都合に沿った目的になっていることが分かります。
このことが、この施設が「離脱組」の者ではなく「人間」が運営していると考察する大きな理由です。
逃げ出している被検体
さらに言えば、この研究施設の「成果」であるはずの被験体であるフィニやスネークが逃げ出してるという事実もこの施設が人間の管轄下にあるものであると考える理由の一つです。
このツメの甘さも離脱組らしからず、ひどく人間臭いように感じます。
人間側からしてみればこのイレギュラーは時によっては脅威ですが、と同時に離脱組が直接動かないことも納得が出来ます。
離脱組からしてみれば、自分達が与えた技術を元に人間たちがどんな研究をするかは知ったことではなく、また自分達の死者蘇生の実験に直接関係がないフィニやスネークのようなイレギュラーがいても全く関係ないからこそ、何も対応しないのかも、しれません。
サリヴァン:地下の軍事施設
また、フィニ、スネークの他に、サリヴァンがいた緑の魔女の村もまた、同じように人間によって人外から得た力を駆使して作られた施設であった可能性があります。
地下にある施設は近代的で進みすぎた物で、フィニアンのいた施設と酷似しています。

レーダーやセンサー、サリンや戦車の研究など、歴史的史実と比べても数十年進みすぎた技術である事が分かります。
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これらはすべて共通し、
目的が兵器開発に向いています。
まとめ
以上のことから、
フィニ、スネーク、サリヴァンの施設は人外から分け与えられた何らかの進みすぎた技術を元に、人間が利益のために実験や研究を行う組織なのかもしれないと考察します。
多分フィニ、スネーク、サリヴァンがいた施設にはそれぞれ共通点があって、それは○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○なんじゃ無いかな。具体的にいうと→続
— 餅月 (@mochimochimoon3) 2022年9月16日
#黒執事考察 https://t.co/pMdYZYItrB
人外、そして「進みすぎた技術」はまだまだ多くの謎を隠しています。
今後とも注意して読み進めていきたいと思います。
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それではまた次の記事でお会いしましょう!
餅月