黒執事考察ブログ

葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたネタバレ有りの考察ブログです。『黒執事』に隠された「嘘」と「伏線」に、貴方も騙されていませんか?

【黒執事考察ブログ】 F.O.L児童養護院施設は、お星さま方へ適性な「きらめき(血液)」を捧げるために作られた施設。「血液型」の他に「性別」も一致させる必要があった可能性について

こんにちは!餅月です。
今日は青の復讐編に登場したF.O.L児童養護院について考察をしていきたいと思います。

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現在このブログを書いている時点で、
黒執事原作は第204話「その執事、逸走」まで公開されています。

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この第204話で、F.O.L児童養護院はお星さま方へ適性なきらめきを捧げるために作られた施設である事が明らかになりました。

今までの血液収集施設での分別は、あくまで血液型のみ(4パターン)でした。
しかし今回のF.O.L児童養護院は、血液型のみならず輸血提供者の性別も区別してクラス分けがなされていた可能性があります。
具体的に説明していきます。

F.O.L児童養護院施設は、お星さま方へ適性な「きらめき」を捧げるために作られた施設

当ブログでは、F.O.L児童養護院は兄シエルの為の輸血供給施設ではないかと考察してきました。
しかし実際はこれより幅広く、兄シエルのみならずスフィア・ミュージックホールのお星さま方の為により適性に特化した血液を製造するための施設であったことが明らかになりました。

F.O.L児童養護院がシリウス専用の施設であると考えていたのには理由がありました。
それはフィニ・スネークたちがこの施設への潜入を試みた際、彼らには血液に適性が無かったという理由から門前払いをくらいかけたからです。
このことから当ブログでは血液型を絞った施設である可能性があると考察を進めてきました。

フィニとスネークには「適性が無い」という職員:黒執事33巻第193話「その執事、試行」より引用

しかし、実際はよりシンプルで、
他の施設とは変わらず4つのクラス=血液型で変わらず分別されていたことが新たに明らかとなりました。
詳細は以下の通りです。

F.O.L児童養護院のクラスと血液型の関係性

シリウス=ポメラニアンクラス=兄シエル(と坊っちゃん)
カノープス=コーギークラス=ドール(※仮)
ベガ=コリークラス=レイラ(主人格アルの可能性有)
ポラリス=マスティフクラス=ジョーカー(※仮)(ジョーカー・ドール・ケルヴィンで三連星の可能性有)

では何故、全ての血液型の子供たちを受け入れているにも関わらずフィニとスネークは血液検査で適性が無いと判断されたのでしょうか?

それは、クラス毎に血液型だけでなく性別もお星さまと適合している必要があったからだと考えられます。

血液型と性別の関係性

この施設は他の葬儀屋&兄サイドの血液収集施設と同様4つのクラス分けがされていたと同時に、他の施設と明確に異なる点があります。
それはこの施設は、クラスごとにそれぞれ輸血対象となる人物まで絞られていたという点です。

それぞれのクラスがたった一人の蘇生の為だけに作られた特別なクラス。
今までの施設は「カノープス型の人間への輸血」という括りであり、個人対象ではなかったことから性別を区別する必要がありませんでした。

しかし今回の様に、蘇生対象の人物を絞り、なるべく近しい考えを持つ子供たちを集めていたとするならば、血液型の他にもう一つ重視するポイントがあります。
それは性別です。

つまりこの施設は輸血対象者が限定されているが故に、入所時に輸血提供者と輸血対象者は血液型の他に性別が一致していないと入所が出来ない施設である可能性があります。

以上の可能性を踏まえると、
この施設に入所できる子供と出来ない子供の法則は以下の通りになります。

適性があるパターン

・シリウス=男の子
・カノープス=女の子
・ベガ=男の子
・ポラリス=男の子

適性が無いパターン

・シリウス=女の子
・カノープス=男の子
・ベガ=女の子
・ポラリス=女の子

事実、男女が混同しているクラスは一つもありませんでした。
貴重な筈のシリウス型(ポメラニアンクラス)さえ、女の子は一人もいません。
頭数が必要な筈のシリウスでさえ徹底されている為、性別での組み分けはかなり意識されている事が分かります。

フィニとスネークの血液型判明!?

また、上記の考察がもし正しかった場合、消去法でフィニとスネークの血液型が判明する可能性があります。

男の子であり入所がはじかれる血液型。
それはカノープスのみです。
勿論、例えカノープスであったとしても筆記の適正テストの結果次第では落ちる可能性はあると思われます。

しかし筆記テストの結果以外に血液検査で適合が無かったとすれば、2人の血液型は唯一男の子が入ることが出来ない血液型であるカノープスであった可能性が非常に高いと考えられます。

そう考えると、坊ちゃんの周りはかなりカノープスが多いことになりますね。
現在考られるだけで5名がカノープス型であることになります。

カノープス型の登場人物

・エリザベス(今は兄側ですが…)
・劉
・バルド
・フィニアン(※仮)
・スネーク(※仮)

まとめ

血液型やクラス毎に定められた個性的な特徴のみならず、
性別もクラスごとに一致している、という点が伏線だったのですね!

確かに性別についてはコリークラス(ベガ)で指摘されていたのですが、コーギークラス(カノープス)が女の子だけであるという点が強調されていなかった為、全く気付くことが出来ませんでした!なんて鮮やかな伏線…!!
でも確かによくよく見ると、コーギークラスの子は全員女の子に見えるんですよね。
蓋を開けてみればとてもシンプルかつ大胆な形で、黒執事の伏線の貼り方の凄さに改めて感嘆しました。

でも皆様、ちょっと待って下さい。

コリークラス(ベガ=レイラ)で指摘された性別。
ベガ様に適応するとされる子供の性別が、何と男の子なんです。
これは一体‥!?

ベガ様の性別は…!?:黒執事第197話「その執事、烏合」より引用

つまりベガ様=レイラってもしかして‥‥!?

もしこの考察が合っていたらとんでもない大どんでん返しになりそうです!

この考察は下記記事で詳しく書いていきたいと思います↓
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餅月