黒執事考察ブログ

葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたブログです。『黒執事』に隠された「嘘」と「伏線」に、貴方も騙されていませんか?※本誌内容に言及します※

【考察】ファントムハイヴ家襲撃事件日はアルバート公の命日

こんにちは!餅月です。
今回はファントムハイヴ家襲撃事件の日である12月14日について考察していきたいと思います。この12月14日とは単なる曜日ではありません。黒執事を紐解いていくと、様々な重要な出来事がこの日に重なっている事が分かります。具体的に説明していきます。

ファントムハイヴ家襲撃事件当日は夫アルバート公の命日

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黒執事22巻第108話「その執事、潜航」より
女王が愛してやまなかった夫アルバート公。
夫の没後、女王はその悲しみから黒い服で喪に服し公務からさえも遠ざかってしまったことは歴史的にとても有名です。またその行動は遺髪を使った個人を偲ぶモーニングジュエリーの誕生とその流行のきっかけになったなど、美術史にも大きな影響を及ぼしています。
そして特筆すべきは、ファントムハイヴ家襲撃事件はこの女王の夫アルバート公の命日であるということです。年代こそ違うものの、この12月14日という日には、黒執事の中であまりにも常用な出来事がたびたび起こっている日にちです。
具体的に12月14日に起こった出来事を年代順に並べてみます。

12月14日に起こった出来事

  • 1861/12/14女王の夫アルバート死亡享年42歳(病死)(史実)
  • 1876/12/14双子誕生
  • 1885/12/14ファントムハイヴ家襲撃/ヴィンセント死亡享年34歳/双子10歳

これらすべてが黒執事の中で12月14日に起こっています。これは果たして偶然でしょうか・・・?
女王がファントムハイヴ家襲撃事件の黒幕であった場合、このアルバート公の命日と同じであることも何かしらの意味を持っている可能性があります。逆にこれだけ大きな出来事、しかも命日が被っているあたりから、さらに女王のことを怪しむことが出来る気がします。
真シエルが事件にかかわっていたとしたら、自分の誕生日に家族を皆殺しにしたことになりますし、女王が黒幕だったとしたら愛する夫の命日に虐殺を行ったことになります。どちらも狂っているとしか言いようがありません。
しかし今のところ何故敢えてこの日なのかという理由のヒントは、まだ黒執事内では描かれていないように感じます。少なくともこの12月14日という日にちには何らかの大きな意図が隠されている事は間違いがなさそうです。

餅月