黒執事考察ブログ

葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたブログです。『黒執事』に隠された「嘘」と「伏線」に、貴方も騙されていませんか?※本誌内容に言及します※

【アニメ黒執事 -寄宿学校編-】 AFTER the MIDNIGHT PARTY~A Return to Weston College~に参戦してきました!!現場の熱狂を完全レポート!特大ボリュームの貴重な生アフレコを見逃すな!

こんにちは!餅月です。
12月8日に幕張国際研修センターシンポジウムホールで行われた黒執事 -寄宿学校編- AFTER the MIDNIGHT PARTY~A Return to Weston College~に行ってきましたー!

AnimeJapan以来の黒執事公式イベントDEATH!
AnimeJapanのイベントレポートはこちら。
www.under-taker.com

しかも今回は!!!
何と我らが校長葬儀屋(アンダーテイカー)役の諏訪部順一さんもご登壇!!!



7年前の豪華客船編イベント『暁学会 不死鳥の宴』では諏訪部さんのご登壇が無かったので、記憶が正しければ2015年『「黒執事 Book of Circus/Murder」New Year's Party ~その執事、賀正~』以来の生諏訪部葬儀屋さん……!!
実に9年ぶり…!?
激レアどころじゃありません!!

本日はそんな生きて帰ることだけが目標の激アツイベント現地レポート記事をまとめさせて頂きます!


現地参加出来なかった皆様も大丈夫!
12月15日まで、昼夜公演共にアーカイブ配信を購入する事が出来ます!
アーカイブ販売はこちら↓
live.tv.rakuten.co.jp

1公演3800円、12月15日までの
超期間限定公開なので是非…!
円盤が出るかもわからないので、是非この機会を見逃さないで下さい!!

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いざ幕張国際研修センターへ

いよいよ当日!
チケットを予約した時は「12月のイベントか~。まだまだ先だなあ」なんて思っていたのですが実際はあっという間でした。

普段は推し活をする際、たまに手元を葬儀屋さんライクにしてたりするのですが、
今回はご本人様に会いに行くので推し様の髪色概念ネイルで参戦しました。

髪色概念ネイル~

幕張国際研修センターは海浜幕張駅から徒歩10分ほど。館内は東都大学と繋がっている為想像よりも学校!!というイメージでした。
ロビーでは勉強している学生さんもいらっしゃいました。
まさかガチ大学で寄宿学校編イベントが行われるとは!!

入口の電光掲示板

シンポジウムホールは建物の4階。
チケットを確認してもらう手前に物販コーナーがありました。
※物販コーナーは場内にはなく、こちらのみの設置でした。

アクリルスタンドや缶バッチ、スカーフなどのオリジナル商品が購入できます。

お品書き

イベント限定グッズは12月22日まで限定で通販でも購入する事が出来るので欲しい方は要チェックです!!
事後通販はこちらから!
online.aniplex.co.jp

また、これは会場限定だったのですが、
ここでアニメ黒執事寄宿学校編をはじめとする過去作のDVDを買うと3000円ごとにランダムブロマイドが1枚もらえるイベントが行われていました。

特筆すべきはなんとアタリには
出演者の方の直筆サインがついているとの事…!!!
これは物凄い夢がある…!!!

終演後確認した所、DVDはかなりの種類が売り切れになっていました!

他にも、現在予約受付中の坊ちゃんのノンスケールフィギュアの展示もありました。
これもクオリティが凄かった…!!
葬儀屋さんがまた喜んで買いそうだなあ。
online.aniplex.co.jp

色々あって迷ったのですが、
私は出演者の皆様の複製サインがついたスペシャルメッセージボードフラットポーチを購入しました✨

素敵なグッズが沢山!

戦利品をゲットしたらいよいよ入場。
チケット確認の際は身分証明書の提示が必要でした。

チケットをもぎってもらい階段を上がると、ファンの方々からのフラワースタンドが現場を美しく彩っていました。
どれも愛に溢れてて素敵すぎる…!!!

華やかで愛溢れるフラワースタンドの数々

いつか葬儀屋さんに百合のスタンドとかプレゼントしたいな…なんて思ってしまいました。
※有志の方がいましたら是非お声がけくださいませ。

「真夜中のお茶会」は実在した

場内に入ってすぐ。
まず驚愕したのはその舞台セットです!

ま ん ま 真 夜 中 の お 茶 会 会 場 ! ! !うわああああこれは凄い!

AFTER the MIDNIGHT PARTY、とは聞いていましたがまさかここまで忠実に世界観を再現して下さるなんて!!

しかもスタッフさんに確認した所場内は上演中以外は写真撮影&動画撮影OK!!

ようこそ、真夜中のお茶会へ

校長先生が背負っていた紋章付きの噴水まで忠実に再現!!
怪しく青紫に光るエンブレムが不気味で堪りません…!

ブ チ ア ゲ

近くで見るとこんな感じ。
他のお客様も沢山写真を撮っていらっしゃいました。

塀を飾るお花には4つの寮花がしっかり見える徹底ぶりでした。
特に言及したいのはその中に葬儀屋さんを象徴する百合も挿していてくれたこと…!!
あ り が と ううううううううーーーーーーー!!
これには校長の気配をひしひしと感じざるを得ない‥!

4つの寮花と百合の花

会場に入っただけでこの迫力。
入場しただけでチケット代8000円分の価値がありました。

開演一時間前の入場はちょっと早いかな?と最初は思っていたのですがこの世界観に浸るには1時間では短すぎる位でした。
早めに現地入りしてよかったです。

開演

ここからは昼公演と夜公演同時に、
特に印象に残った部分をピックアップする形でレポートさせて頂きます!

ざっくり先にまとめさせて頂きますと、

昼公演生アフレコ前半はP4とクリケット大会後半戦メイン、
夜公演生アフレコ前半はP4とモーリス・コール編とクリケット大会前半戦がメイン

生アフレコ後半は我らが葬儀屋(アンダーテイカー)メインでシーンはほぼ同じ

という形で行われました。

さてさて、入場した時点で既にあまりにも世界観の満足度が高すぎて、
この時点で「これからイベントが始まる」という実感が一周回り消えかけていた私。

暗転と同時に大きくなる音楽で、
ようやく「これからが本番」という嬉しい現実に引き戻されました。

荘厳な寄宿学校編の音楽と共に、一気に世界観に惹き込まれます。
舞台の映像にキャラクターたちのシルエットが映り、一人一人のキャラクターがハイライトと共に紹介されていきました。

ちなみにセバスチャンのシーンでセバスチャンが高速で泡だて器を使ってるシーンと、
葬儀屋のシーンで月を背景にサ〇エさんシーンがハイライトとしてチョイスされていたのが個人的に「んん“ッwww」ときました。

おかげで緊張感がほぐれてラッキーです。

生アフレコ:前半

いよいよ始まったAFTER the MIDNIGHT PARTY。
驚いたことに、開演後は演者様の挨拶やご紹介などは無くなんといきなり生アフレコが始まりました!

生アフレコ、どこかしらのシーンをきっとやってくれるだろうと期待はしていましたが、まさかいきなりとは!!!

まずは声優さん方がご登壇されてご紹介があってからのイベントスタートかな?と思い込んでいたのでこの演出は本当に衝撃的でした!
そのおかげか物語への没入感が凄まじかったです。

しかもそれだけではありません。
驚いたのはそのボリューム!!!!

前半は第1話~校長が姿を現すまで。
話をかいつまみながらなぞるように生アフレコがなさたのですが、アーカイブで確認した所その時間何と前半だけでノンストップで約22分間!!

あまりにも贅沢すぎる!!
体感は寄宿学校編の前半をもう一度見返したくらいの重さがありました。

そう感じたのはきっと私だけではない筈。
逆に後から調べて「20分だけだったんだ‥!?」とびっくりしたほどです。

イベントに来たというより、この時点でまるで映画や舞台を観に来たような感覚に陥る程、その世界観に没頭してしまいました。

そんな世界観満載で行われた生アフレコ。
スタートはP4のシーンから。

昼公演では芝生のシーン。
夜公演では坊ちゃんの入学シーン
からのスタートでした。

昼夜で若干生アフレコシーンが異なっていたのが一粒で二度美味しい演出でした!

昼公演の第一声はレドモンド先輩役の渡部俊樹さん。

その第一声は台詞ではなく、なんと芝生に入った坊ちゃんを見て思わず「息を飲む」という演技…!
台詞になる前の息の演技だけで、現場にキリっと緊張が走りました。

展開を知っている筈にもかかわらず、
その後「タイが曲がっているぞ」のレドモンドの台詞までずっとドキドキしてしまいました。

そこに続く形で朗々とP4の台詞が続きます。
ここはPVでも使われたシーンなので正しくP4の代名詞。生で聞けたのは感無量でした。

しかしちょっと様子がおかしい。

第1話、芝生に入ってしまいP4に注意された坊ちゃん。
章が終わる直前、「日焼け止めは黄色いやつが一番聞くぞ」というブルーア―先輩の言葉とともに暗転。

ん???

ちなみに夜公演では、坊ちゃん入学シーンでブルーアー先輩が、
「そして学園の自治を任されているのが我々プrrrリーフェクト」と若干濃い、誇張アドリブがなされました。

そう、ブルーアー先輩こと榎木さん、
彼、凄く遊ぶ!!!

徐々にオンエアとは明らかに様子が異なる
P4劇場が始まりました。

息継ぎが一切聞こえないミカエリス先生!!

第2話ではミカエリス先生こと、セバスチャンから寮監の説明がありました。
ここで驚いたのが、生で聞いても放送時のまま!!小野Dの息継ぎが現場でも一切聞こえなかったことです!
これには本当に本当にびっくりしました。

流れるような台詞はかなりの分量があり、しかもその間はとても短いです。
ある程度は編集やテイクを分けているのかな?なんて思っていたのですが、生でも放送時のまま…!!
坊ちゃんの声は録音時のものがアニメの映像に合わせて流れてきてしまうので、生ではタイミングと掛け合いが難しいのではないかと思うのですが、小野D、全体を通じて一切ブレないしズレない…!!

流石悪魔で執事…!
これがプロ…!と感じさせられる、正しく圧巻のアフレコでした。

P4のアドリブラッシュ

さてさて生アフレコは続きます。
坊ちゃんがP4組に入ってから、P4のアドリブはピークを迎えました。
特にブルーアー役の榎木さんとグリーンヒル役の武内さんのアドリブがヤバい…!

息をするかのような榎木さんのアドリブはキャラクターとのギャップもあり最高でした。
これは是非アーカイブで見て頂きたい…!

昼公演
ブルーアー「(坊ちゃんに対し)年間行事くらい暗記しておきたまえすみませんと言え。(※アドリブ)
坊ちゃん(録音)「…すみません」

ここタイミング完璧すぎました…!
アーカイブには入ってなかったのですが会場ではかなり笑いが起こっていました。

「デリック・アーデン」に動揺しまくるP4

昼夜公演共にあった
坊ちゃんが白鳥宮でデリックについて触れるシーン。
アニメではかすかな動揺のみでやり過ごしたP4ですが、ここのアドリブがヤバかった…!

昼公演
バイオレット「デで出デデリックだと…?」の出オチから始まり全員が坊ちゃんの台詞を無視して好き勝手話し始める…!


坊ちゃん「デリックにはどんな特技が?」

ブルーアー「けん玉」
グリーンヒル「えー…」
レドモンド「柔道」
バイオレット「おはじき」
グリーンヒル「あのー、あれだよ。思いつかなかったみたいni」

レドモンド「とにかく!あいつの異動は校長がお決めになった事だ」
「校長の決定は絶対!!」

~暗転~(観客爆笑)

アーカイブだと観客の声があまり入ってないのが惜しい…!
マジでここは皆様大爆笑をしていました。

夜公演
パキッと折れた鉛筆の芯が落ちるまでのスローモーションで緊迫した中、
「アッ…。」「えッ…。」等、P4の動揺する声が入るは入る。
しかも動揺で全員が台本を落とす!!
※ここでグリーンヒル役の武内さんが、しばらくページ迷子になりますw

夜公演ではバイオレット先輩は「デリックって誰ですか」とシラを切っていました。

またこの後続くシーンで流れるようにセリフの読むシーンを間違えたグリーンヒル役の武内さんも面白かったww
「あっこれ違うわ」って言わなかったらワンチャン気付かなかった説すらあります。

坊ちゃん「デリックにはどんな特技が?」

ブルーアー「ああ…。」
グリーンヒル「あの~…。」
レドモンド「ううっ、あれ…。」
バイオレット「あれかな。」

そしてまた同じ個所を間違える武内さん。まだページ迷子のようです。
それに対しすかさずバイオレット先輩が「それさっき言った」と言っていましたwww

ブルーアー「(グリーンヒルに対し)いい加減にしろォ~↑」
レドモンド「せーのっ…!」

P4「「「「校長の決定は絶対!!!」」」」

グリーンヒルから校長先生の名前が出なかったことで、
突然校長が登場する面白シーンになっていましたwwww

夜公演:【前夜祭】フランシスVSセバスチャン

前夜祭シーン。
ドルイット子爵とレドモンド先輩との掛け合いが生アフレコされました。
この二人の掛け合い、小野さんも仰られていましたが渡部さんレドモンドのドルイット風塩梅が絶妙です。

また、先日お亡くなりになった田中敦子さん演じられるフランシス・ミッドフォードとミカエリス先生のシーンも演じられました。

田中敦子さんのお声が流れると、会場全体がなにかハッとするような空気に包まれました。
フランシス叔母様に前髪を引っ張られるミカエリス先生が「ああ、わあ」と声を上げるアドリブが。

後のトークで小野さんは、田中敦子さんを感じながらこのシーンを演じられたことがとても嬉しかったと仰られていました。
苛烈でありながら暖かさを感じる唯一無二のお声と仰られていましたが、本当にその通りだと胸が熱くなりました。

昼公演: 生「クレイトォオン!!」

舞台はいよいよクリケット大会!!
生クレイトォオン!も披露されました!

レドモンド先輩のクリムゾントルネードが披露されたあたりから、あまりのクオリティの高さに生アフレコである事を忘れかけながら思わず魅入ってしまいました。

夜公演:劉のお色気攻撃をくらうグリーンヒル

坊ちゃんの作戦である劉のお色気攻撃が誰よりも効いてしまったグリーンヒル。
小さな声で「なんでチャイナ、よりにもよってチャイナッ“…!」
という悲痛な声に、現場では大きな笑いが起こっていました。

セバスチャンの「ふふッ」という笑い声も、さりげなくもしっかり生アフレコ…!!悪魔の色気、凄まじかったです。
夜公演では、校長との追っかけっこシーンも一部セバスチャンによって生アフレコがありました。

P4対決

青寮VS緑寮。
昼公演ではブルーアー先輩が必殺技で
「ハンター・インザダーク‥ほっほー(※フクロウの鳴きまね)」をしてからまた様子がおかしくなってきます。

ブルーアーVSグリーンヒル戦では、
ブルーアー役榎木さんが意味ありげにマイクを持って走り回る準備をするのを見ながらグリーンヒル役武内さんもマイクを取り、「…なんだよww」と応戦する状況に。
お互いが「うわあああああ!」と力を籠めるシーンでステージ上を駆け回っていましたww
暗転前に「あまり勝手なことをするんじゃない!」というグリーンヒル先輩の言葉と共にこのシーンは終了。

「あまり勝手なことをするんじゃない」と言われていた榎木さんですが、夜公演でもここでマイクを持って元気に動き回られていました。

夜公演では昼公演にはなかった「抜けない聖剣」が披露。(※最後に「ざくっ★」というボイス付き。)
ここの場内の盛り上がりはしっかりアーカイブの音声にも入っていました。

そして学園生活最後の一球を投げる榎木さん。

マイクを手で持ってスタンドを無視し、実際に投げる動きをしていました。

坊ちゃんにバットが当たってしまうシーンは役者用モニターではなく観客用のモニターを二人で振り返って見上げ、お二人とも坊ちゃんに駆け寄るシーンをスローモーションでしっかり実演して下さっていました。

途中映像のグリーンヒルに合わせて、走るのをピッと辞めてポーズをとっていた武内さんがかわいらしかったです。

真夜中のお茶会

いよいよ真夜中のお茶会へ突入。
ここからは昼夜公演共通です。

先程までの賑やかな様子は鳴りを潜め、物語に一気に暗い影が落ち始めます。

P4の「真夜中のお茶会へようこそ」を生で聞くと、
いつも以上に気が引き締まる思いでした。

デリック・アーデンに噛みつかれて絶叫するグリーンヒル役の武内さんの凄さと言ったら。

前半でバイオレットの絵のモデルとして物凄いポーズを取らされてる際も苦しい演技をされていましたが、それとはまた明らかに異なる文字通り痛みを伴う絶叫の演技に一気に現場の空気が持っていかれていました。

またこれは配信では映ってなく声もないシーンなのですが、
坊ちゃんが「来い!セバスチャン!」と言った際に下手から音もなく小野Dがステージに登壇され待機する様子に思わずゾクッとしてしまいました。

夜公演:セバスチャン「もう無理かもしれませんね」

デリック・アーデンに腕を噛まれたグリーンヒル。
その傷を手当てするセバスチャン。

実際の台詞は「だいぶ(肉を)もっていかれましたね」なのですが、夜公演ではここで「只今手当を。どれ…あ、もう無理かもしれませんという突然のアドリブがブチ込まれ、会場が大沸きしていました。
グリーンヒルの武内さんも「そんなこと言わないでッイタイイタイ」と応戦されていました。

夜公演:グリーンヒル「セーーーフ」

デリック・アーデンを殺め、暁学会に蘇生を依頼したP4達。
「これで大丈夫だ」というシリアスなシーンでグリーンヒルが小声で「セーーーーフ」というアドリブがありました。

いやアウトだよ!アウト!

遂に登場!校長!

さああああああ
いよいよ校長先生の登場シーンです!
マイクスタンドは一番上手側が1つぽっかりと空いたままです。

一番下手側にいるセバスチャンが校長先生の糾弾にかかった頃、スポットライトが当たってない中ゆっくりと歩いてくる人影が…!

き、きたーーーーーー!
と思いつつ、「…あれ?なんか頭辺りのシルエットが…。」
と思った矢先…!

「あ~あ。」の初見殺し第一声と共に現れた諏訪部さんは
なんと葬儀屋ウィッグを被ってのご登壇!!

頭パニック!!!
声に集中したいけど諏訪部さんご本人もウィッグも気になりすぎる!!

マジでここ、昼の部はウィッグのおかげで記憶があやふやです。
後ほどの御挨拶では「どうも、出オチでございます」と仰られていました。

ウィッグはわざわざご自身で発注されたとの事。まさか諏訪部さんの葬儀屋コスが見れる日が来るとは思わなくて発狂しました。

葬儀屋さんは二次元のキャラクターだと思っていたのですが、いや実際そうなのですが、それでも演じてくれる諏訪部順一さんが三次元にいてくれることで「葬儀屋さんって実現したんだ」と感じずにはいられませんでした。

アーカイブでもう一度改めて見てみたところ、ここの「あ~あ」の艶っぽさとラスボスっぽさと言ったら…!!
からの「ヒッヒッヒ…」の高い声の緩急…ッ“!
堪りませんでした。


夜公演はふざけた校長先生

ちなみにこのシーンなのですが、昼の部はアニメ通り。
夜の部はアドリブが入りました。

夜の部では坊ちゃんだけのはずの台詞「アンダーテイカー!」の声に、何故か合わせてきてくれた小野D。

基本「アンダーテイカーさん」呼びのセバスチャンの呼び捨てはかなりレアかも…!

小野さんご本人もおっしゃられていたのですが、セバスチャンではなく葬儀屋が嫌いと公言してる小野Dさん自身の殺気を感じる声色でしたw

そしてそれを受けて諏訪部さんが抜けた葬儀屋ボイスで「そうです、私がアンダーテイカーです」とボケる局面が!

ここが一番昼夜公演で大きな違いだったかな…!?
多分志村けんさんの「そうです、私が変なおじさんです」のパロな気がします。
流石昭和…!葬儀屋さんが素で言いそうなセリフです。

むっちゃカッコいい葬儀屋さんが見たい方は昼公演を。
昭和テンションでふざけてる葬儀屋さんを見たい方は夜公演を。
どっちもみたい方は両方のアーカイブ購入をお勧めします!!

ここでようやく前半の生アフレコが終了!
どれほどのボリュームかお判りいただけたでしょうか…!

ここでようやく声優の皆様のご紹介・トーク・ゲームがありました。
以下、一部抜粋してまとめさせて頂きます!

トーク

昼公演:アドリブについて「スペシャルなものを」

P4の自由過ぎるアドリブへの言及。
その際榎木さんが「放送とはまた違うスペシャルなものをお届けしたくて」と言った際、小野Dが「それ福山潤(※グレル)も言っていたーーー!」と突っ込むシーンがありました。

黒執事魂は言わずもがなちゃんと無意識化に受け継がれているようです。
福山潤さんの暴走を観たい方は「その執事、狂騒~赤いヴァレンタイン~」のイベントを是非ご覧ください。
www.kuroshitsuji.tv

昼公演:SNSを監視している校長

諏訪部さんはオンエア時にSNSでの反応を見て「ヒッヒ」と笑っていたとの事。(客席からは悲鳴が上がっていました。多分私も上げてた。)
これはぐうッ、うっ、嬉しすぎる…ッ“!

寄宿学校編のOPに葬儀屋が居たことにも突っ込まれていらっしゃいました。


夜公演:坂本真綾さんも葬儀屋が嫌い

葬儀屋嫌いを公言している小野さん。
アフレコ時それを呟いた際、坊ちゃん役の坂本真綾さんも「私も」と呟かれたとの事…!

それを聞いてビックリした諏訪部さん
「(嫌いって)アンダーテイカーを!?誰が!?坂本が!?」

ここ本当にびっくりされているご様子で、
まるで葬儀屋さんご本人がそういったかのように見えてしまい個人的にツボ過ぎましたww

坊ちゃん達の為にこれだけ手を汚してる葬儀屋さん。
そんな坊ちゃん本人に「嫌い」なんて言われちゃ流石にまた泣いちゃいそうですよねwww

でも原作のセバスチャンも坊ちゃんも、多分葬儀屋の事は嫌いだと思うんです。

なので小野大輔さんも坂本真綾さんも、
葬儀屋の事が嫌いというこの構図が丸ごと原作のまま過ぎて、尊いと感じてしまう。そんな葬儀屋さん推しの私です。

夜公演:諏訪部さん「アンダーテイカーは可愛いよお~」

セバスチャンと坊っちゃんに「嫌い」と言われた葬儀屋さん。
それに対し諏訪部さんが「アンダーテイカーは可愛いよお~」と返されるシーンがありました。

やったあああ!公認!!
ありがとうございます!!!
そう!アンダーテイカーは可愛いんです!!!

可愛いかなあ?という小野Dに対して、
「なんかいるじゃん。こういう目が隠れている犬」
という諏訪部さん。

アンゴラウサギとかも、個人的には葬儀屋さん味があると思います!!
rabbitcotton.com

セバスチャンは葬儀屋に勝てるのか?

昼夜公演共に、小野さんセバスとそれに対する諏訪部さん葬儀屋の受け答えの中で考察的要素で実に気になる部分がありました。

小野さんは葬儀屋を黒執事の中でのラスボスだと思って挑んでいるという事。
気になったのは「いつか倒します」と言ったのに対し、諏訪部さんが「それはどうかなあ~」といなした点です。

夜公演でも小野さんに対し「(セバスチャンは葬儀屋に)敵わないとおもうよォ~」と飄々という諏訪部さん。

また後程改めて詳しく言及しますが、
他の場面でセバスチャンから喧嘩()を売られた際も諏訪部さんは必ず「セバスチャンは葬儀屋には敵わない」と仰られており、その姿勢を一切崩していません。

この小野さんに対する諏訪部さんの一貫した姿勢は只の煽りではなく、
今後の黒執事に関わる重要な伏線
である可能性があります。

今後の展開の考察を含むのでネタバレ注意です。

このブログを読んで下さっている方ならお分かりいただけると思うのですが、
まず葬儀屋は黒執事のラスボスではない可能性があります。

葬儀屋はあくまで坊ちゃんとシエルの味方であり、
黒執事のラスボスはファントムハイヴ家襲撃事件を起こした人物と、それに加担した存在(女王と死神派遣協会)である可能性があるのです。

www.under-taker.com

次にセバスチャンの葬儀屋に対し「いつか倒します」のセリフですが、黒執事の中で葬儀屋はセバスチャンには倒せないキャラとして描かれている可能性があります。

簡単に説明すると、死神はみんな眼鏡をしていますが、眼鏡には「悪魔の仕業」という異名があります。

その眼鏡を大事にしている死神派遣協会には、何らかの悪魔の力に依存した存在である可能性があるのです。

事実、豪華客船編で眼鏡をしている死神であるグレルとロナルドは束になっても悪魔セバスチャンに勝てませんでした。
しかし、眼鏡をしていない(悪魔の力に頼ってない)葬儀屋だけが、悪魔セバスチャンに勝つことが出来るのです。

つまり、眼鏡をしていない葬儀屋は、セバスチャンに倒すことが出来ない存在である可能性があります。

眼鏡と死神派遣協会、
セバスチャンと葬儀屋の力の上位互換は下記記事で詳しく言及しています。

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では葬儀屋が今後一切負けることが無いキャラかと言いますと、雲行きが怪しいのも事実です。

葬儀屋が作中で「厄介な連中」と言っている相手は現段階で死神派遣協会の事のみです。

また伏線を紐解いてみると、強大な力を持つ葬儀屋ですが彼は過去に死神派遣協会と対峙し負けた可能性があり、全身バラバラの傷はその時に死神派遣協会に付けられたものである可能性が浮上します。

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上記の伏線の可能性を踏まえると、「葬儀屋に勝ちたい!」とセバスが言った際、その度に諏訪部さんが「それはどうかなあ~」と濁してしまうのもなんだか納得が出来てしまうような気がしてなりません。

またこの流れ、実は一度寄宿学校編WEBラジオウェストン校の談話室でもほとんど同じ展開がありました。

その際も、諏訪部さんはセバスチャンの「勝ちたい!」という気持ちに対し「いや~」と否定しています。

葬儀屋を殺せるのはセバスチャンではなく死神派遣協会のお上のみ。
そう感じずにはいられない一面でした。

このWEBラジオは伏線考察の面から見てもとても重要な回なので、良ければ是非解説記事と合わせて聞いてみてください!
www.under-taker.com

昼公演:パネルめくりクイズ

イベントレポートに話を戻します。
生アフレコ前半の後、シチュエーションごとに演じ分けをしてそれを当てるクイズが行われました。
チームセバスチャンチーム葬儀屋に分かれて行われたのですがこの構図がもうエモい…!!

チーム分けが発表になった瞬間に諏訪部さんが「勝ったも同然です。ありがとうございます。」と仰られて場を掻っ攫っていました。

個人的に特に印象に残ったのは
勝った数に応じてめくれたパネルめくり…!

キャラが描かれたパネルをめくって出た数字がポイントになるのですが、加点だけでなくマイナスもあるとの事…!

第一走者小野Dが、「俺シエルがいい♡これ一番可愛い♡」といい鼻歌交じりにシエルのパネルをめくるとまさかの0点wwww
坊ちゃんのツンッぷりに見事に引っかかっているセバスチャンが最高でしたw

ちなみに諏訪部さんは中央の葬儀屋のパネルをめくったのですが見事に0点でしたww校長おおおおおおお

昼公演は葬儀屋チームの勝利。
景品はイギリスのお土産との事。
もしかして先日までイギリスに取材に行かれていた枢先生からかな?とも思ったのですが真実は如何に…!

生アフレコ:後半

葬儀屋、ほぼすべてのシーンを生アフレコ

さていよいよ生アフレコ後半!
落ち着いてからアーカイブを確認してみてようやく気付いたのですが、
なんと今回のイベントでは、葬儀屋さんのほぼ全部の台詞が生アフレコで披露されました!!


アフレコされなかったのは下記3箇所のみ。

「その子は素材が充実しててね、小生の最高傑作なんだ。今のトコね。」
黒執事第84話「その執事、想像」より引用

遺髪入れを前にしての坊ちゃんとセバスチャンの回想シーン
「小生の宝物なんだ」
「君なら伯爵を守ってくれるって思ってたよ」
黒執事第85話「その執事、滑走」より引用

この台詞以外、あんなシーンからこんなシーンまで丸ごと全部!!
生アフレコが披露されたんです!!

そんなことあります???
あまりにも贅沢すぎて想像さえできませんでした。

全部が本当に素晴らしかったのですが、
特に印象に残ったのはお昼公演の水彩画回想シーンでの「ここまで笑ったのは久々だよォ~」の語尾のエロさ!!聞いて!!やばいから!!

水彩画での切り裂きジャック~豪華客船編までの回想も丸ごと全部やって下さったので、生で様々な名場面を見れちゃいました。
今でも信じられない、というより今この文を書いていてようやく実感できたような気がします。

寄宿学校編の校長を観に行ったつもりが、歴代葬儀屋さんまで観れてしまったんだなあ…。

個人的には、豪華客船編のイベントで諏訪部さんにお会いできなかったので、豪華客船編葬儀屋さんまで生で観れてしまったのがもう…!もう…!最高でした!

こんなに聞かせて貰っちゃっていいのだろうか…!
この文を書いている自分が今本当に生きているのか自信がないくらいの破壊力でした。

塀の上での攻防戦

諏訪部葬儀屋さんの素晴らしさはとてもこの短い文では言い表せないので是非アーカイブをご覧ください。
校長が、そこにいました。

また特に印象的だったのは生アフレコ中の演出です。後半、なんと諏訪部さんが塀の上に移動してのアフレコ!!

あの塀の上でのセバスチャンとの攻防戦を再現してもらえる演出がなされました!!!
いやーこれはアツかった!

塀の上からだとモニターが見にくく、(※ウィッグも被られてましたしね)キャラクターの口の動きと合っていたか大丈夫だったか心配だったそうです。

サザエさんダンスは流石にアフレコ中にはありませんでしたが、パネルクイズ中など時折それっぽい動きをされるお茶目な諏訪部さんでした。

『緑の魔女編』情報解禁!!

昼公演の生アフレコ後半が終わり、最後に緑の魔女編の情報が解禁されました!
会場の盛り上がりはピーク!

ティザービジュアルの立ち方を真似する小野Dが印象的でした。
昼夜公演で笑いを掻っ攫った小林親弘さんの「ふわッ」としたコメントも必見DEATH!
こちらは詳細記事を個別に書かせて頂きました!

www.under-taker.com

何とはじめ監督は原作の中でドイツ語と思われる箇所全てをドイツ語にしようとしていたとの事…!

ただドイツ語を読み上げるのではなく、感情を込めて言うとこうなるというドイツ語監修もガッツリついているとの事、ネイティブの方にも自信をもって見てもらえるクオリティで収録は進んでいるとのことです。
これは楽しみすぎますね!

大学時代に第二外国語でドイツ語を少しだけかじったのですが、今はイッヒくらいしか覚えていない私。
これを機にドイツ語も要チェックでアニメを見てみたいと期待が高まりました!!


エンディング

キャストの皆様からの一言ずつのコメントがありました。

いつもTwitterでひときわ黒執事愛に溢れている渡部さん。
そんな渡部さんが夜公演で思わず見せた涙に、私も思わず目頭が熱くなりました。

渡部さんの当日の愛溢れるネイルもとても素敵でした。
何とクローディアの遺髪入れモチーフまであったんです…!

また榎木さんが「P4どうなっちゃうんだろうってね。一昔前ならキャラソンとか出てたのかなーって。歌とか歌いたかったなって」と、黒執事原作バリの青の教団編伏線鮮やかにブチ込まれていたのが印象的でした。

そして小野さんからのお言葉も印象的でした。

小野さんは豪華客船編でセバスチャンをやり切った感覚があったそうです。そしてそれは坊ちゃん役の坂本真綾さんも一緒だったとの事。
しかしお客様という主人が応援してくれるからこそ僕らもまたセバスチャンをやる事が出来た事。緊張と不安があったけれど、真綾ちゃんやうるさい賑やかなP4がいてくれてよかった。本当に楽しくて、一番僕がリラックスさせてもらったと感じたとの事。枢先生が描き続けられる限り、自分が役者でいる限り、僕は執事でい続けたい。

小野さんは、枢先生はきっといつか「終わり」を書いてくれると仰られていました。その終わりまで最後まで走りぬきたいと。

未来の章までの意気込み言及。ファンの1人としてこんなに嬉しいお言葉はありませんでした。

私も小野さんのセバスチャンを、そして黒執事のいつか描かれる「最後」を見届けたいです。
小野さんのセバスチャンへの熱い思いが心から伝わる、そんなお言葉でした。

まとめ

ここまで記事を書ききった今でも、諏訪部葬儀屋さんに生でお会い出来たことがいまだに信じ切れていない私です。

何度も言ってしまいますが、昼夜共に満足なんて言葉では言い表せないくらい贅沢で素晴らしいイベントでした。

終演後、近くのお客様で「黒執事見たこと無いけどちゃんとこういうお話なんだというのが分かって楽しかった」とお話されている方がいらっしゃいました。

初見でも物語の流れが分かってしまうくらい本当にボリューム溢れる生アフレコだったのだと思います。

イベントに向かった当初はまさかこんなに生アフレコが見れるなんて、想像も出来ていませんでした。
贅沢者なので、今後また黒執事イベントが行われる時は叶うならば是非また今回の様な生アフレコ盛りだくさんのイベントをまた企画して頂けたら嬉しいなんて願ってしまうばかりです…!

配信では切れてしまっているのですが、最後退場される際、諏訪部さんは昼夜共に優雅なお辞儀をなさっていました。
その動きや足さばきがまるで葬儀屋さんが乗り移っていたかのようで…。
本当に最後の最後まで、目も耳も心も満たされるイベントでした。

生アフレコのみならず声優の皆様の想い、エネルギー、そして愛に溢れた素晴らしいイベントでした。

こんな素敵な舞台を企画して下さった全ての関係者の方に感謝をしています。
黒執事が連載中の日本という国に生まれてよかったなあと、ひしひしと感じてしまいました。

まだまだ気が早いですが、これから緑の魔女編が始まります。
豪華客船編から間は空きましたが、毎年黒執事がアニメ化してくれるお陰で黒執事の歴史がまたゆっくりと動き出してくれている事をひしひしと感じます。

アニメは勿論の事、またこのような素敵なイベントがいつか行われますよう願いと感謝を込めて。
そしてまた更にその先に、新たなアニメ黒執事との出会いがこれからも続いていくことを願ってなりません。

最後になりますが、素敵なイベントを魅せて下さり、本当にありがとうございました!

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それではまた次の記事でお会いいたしましょう!

餅月