こんにちは!餅月です!
本日7月13日は
クローディア・ファントムハイヴの命日です。
本日Youtubeにファンアートとして
葬儀屋(アンダーテイカー)とクローディア・ファントムハイヴで社交ダンスを踊った動画をアップロードしました!!🎉
【黒執事×社交ダンス】FlowerDance踊ってみた/BlackButler FanArt
— 餅月 (@mochimochimoon3) 2020年7月13日
Undertaker × Claudia.phantomhive
Youtube:https://t.co/N03Xaf1joi
ニコ動:https://t.co/qfavLVPVMY
遂に完成しましたぁぁ!
葬儀屋(アンダーテイカー)とビザールドールのコスプレで社交ダンス
死神と、人間の少女の物語です pic.twitter.com/eL23YjzOoA
※こちらの作品は新型コロナウィルス流行前の2019年10月に撮影しました。
死神と、人間の少女の出会いから別れまでを描いた作品です。
葬儀屋(アンダーテイカー)の
笑顔の裏に隠された悲しみを表現したく挑戦してみました。
全編はこちらからご覧いただけます↓↓
是非動画のコメント欄で感想を頂けましたら嬉しいです(#^^#)!
※コスプレ動画の為、苦手な方は恐れ入りますがブラウザバックをお願いいたしますm(__)m💦
YouTube版
youtu.be
ニコニコ動画版
www.nicovideo.jp
私が黒執事考察を始めるきっかけになった初めての考察を元にして動画作品に起こしてみました。
気づいたら製作期間が2年になっていました
ちなみにこの撮影時の私、熱が出ていました( ;∀;)
吐きそうになりながらも無理矢理新幹線の中でとんかつを食べて、解熱剤で誤魔化し何とか撮影‥。
文字通り死にかけのビザールドールでした( ;∀;)w
うわーーっギリギリ😱😱
— 餅月 (@mochimochimoon3) October 16, 2019
でも平熱!!!私の身体天才!!!!
行くぞ大阪!!!!! pic.twitter.com/jYOtrxnQ0F
バイバイ大阪!
— 餅月 (@mochimochimoon3) October 18, 2019
帰りの新幹線なうDEATH次はたこ焼き食べたいなぁ
帰りの電車内でこの旅行中ではじめて体温が魔の36.9の壁を超えてきたよある意味優秀…!倒れるのは土日に東京でというセリフを有言実行したか…
寒気がががが pic.twitter.com/U173Z0FqUA
Flower Dance
今回踊った曲はFlower Dance。
直訳すれば「花のダンス」です。(※うっかりはなの舞と翻訳しかけてやめましたww🍶)
花のダンスと言えば明るそうに聞こえますが、その曲調は物悲しさや儚さを感じるような短調です。
このことから私は、この曲から無数の花びらが一斉に風で散らされていくような儚い情景をイメージしました。
花=散り行く命のようにも感じ、散りゆく命をこの曲で表現することは出来ないかな?という発想からこの踊ってみたの計画は始まりました。
葬儀屋とクローディアは恋愛関係…?
さて、内容についての話にうつっていきたいとおもいます。
今回の踊ってみたでは、
きっと過去に存在したであろう葬儀屋とクローディアの美しい思い出と死別までを描いてみようと思いました。
なので、今回の作品は時系列でみてみると
現在の黒執事の時間軸より前(過去)の話となります。
クローディアを失った葬儀屋が悲しみに狂い、様々な想いを背負いながらも最後は一人で原作の時間軸へ向かい歩き始めます。
恋愛か、親愛か
葬儀屋とクローディアの関係性は、
原作でまだほとんど明らかにされていません。
その為、この二人の関係性を今描く上で私は下記の2点を注意しました。
・二人の関係性を、必ずしも恋愛だったと決めつけないような形にすること
・クローディアの顔をなるべく出さないこと
今回踊ってみた作品を作るにあたり、特に気を付けた箇所があります。
それは二人が必ずしも恋愛関係であったと決めつけないようにした点です。
私は当ブログで、
二人の関係性は恐らく秘密の恋人同士だったのではないかと考察をしてきました。
www.under-taker.com
今もその可能性は高いと思っています。
しかしそれでもまだ確定ではありません。
なのであえて恋愛感は強く出さないようにして「親愛」とも取れる形にしようと意識しました。
恋愛関係だったかはまだ定かではありませが、葬儀屋がクローディアの遺髪入れを宝物と称して所持している以上、葬儀屋にとってクローディアが大切な人物であったことは間違いないのではないでしょうか。
www.under-taker.com
動画のコメントで、クローディアは葬儀屋に感情や愛情を教えてあげた人なのではないかと感想をいただきました。
私も正しくそう思います。
また更に私は、
クローディアは葬儀屋に感情を取り戻させてあげた人物なのではないかとも感じています。
エドワードが葬儀屋似であった場合、
生前の葬儀屋は人情深く、人を尊敬できるまじめな青年であった可能性があるからです。
#葬儀屋クローディア社交ダンス企画 で「クローディアが、葬儀屋に感情や愛情を教えてあげた人だったら良いな」って感想を頂いて解釈一致で100億回頷いてしまった…。私的に「クローディアは葬儀屋に感情や愛情を思い出させてあげた人」である可能性もあるかなとも思うんだ😭想像だけど泣ける
— 餅月 (@mochimochimoon3) 2020年8月3日
というのも、もし枢先生がおっしゃられたようにエドワードが祖父(葬儀屋?)似だったとしたら、葬儀屋は生前人情深く、人を尊敬できる真面目な青年だった可能性がある。しかし何かの理由で自ら命を断ち死神になり感情を忘れてしまった。それを取り戻させてくれたのがクローディアの存在だったとしたら
— 餅月 (@mochimochimoon3) 2020年8月3日
私はもはやぴえん越えてぱおんです。
— 餅月 (@mochimochimoon3) 2020年8月3日
今初めて使いました。
クローディアの表情
次に動画の中で見て頂きたい部分が、クローディアの表情の変化です。
この動画の中でクローディアには
・子供時代
・社交デビュー
・死後
と、この三段階が存在します。
これは動画を編集していて初めて気づいたのですが、この3パターンで表情がかなり変わっていたので良ければ見てほしいです‥!
完全に無意識でしたのでちょっとうれしかったのです!(^^)!
子供時代、遊んでもらっている表情はとても無邪気です。
大人になり社交デビューをすると少し落ち着いた女性の顔になります。
そしてその命が尽き、悲しみに狂う葬儀屋にビザールドールとして振り回されるクローディアの表情は完全に無表情です。
葬儀屋の気持ちに応えることなく振り回されるクローディアは、表情だけでなく自ら動くこともありません。
しかしそんなビザールドールクローディアですが一か所だけ自発的に動くシーンがあります。
それがラスト踊り終え
葬儀屋に別れを告げるシーンです。
この時はじめてクローディアは自発的に動き、葬儀屋の頬に別れのキスをします。
そして遺髪入れだけその手元に残し
去っていきます。
ここのキスも、
恋愛なのか、それとも親愛なのかをできるだけ限定しない形になるよう意識しました。
個人的にはこのキスは、
「私の代わりに、子供たちをよろしくね」と、遺髪入れと共に葬儀屋に託すようなイメージを持っています…!
葬儀屋とクローディアが抱えた秘密と、それによって起こりうる未来のファントムハイヴ家の試練を考えたら、二人の別れのシーンは恋愛感情だけではむしろとても軽すぎるような気がして…。
二人には恋愛という言葉では片づけられないような深い絆があったのではないかとさえ感じてしまいます。
余談:少女クローディアと葬儀屋は遊んでいるだけ!
動画の序盤、死神派遣協会現役時代の葬儀屋と幼いクローディアが出会います。
クローディアの幼さはクマのぬいぐるみと服で表現してみましたが・・伝わっていたら嬉しいです!
※死神現役時代の葬儀屋さんとクローディアがあったことがあるか否かはまだ分かりません。時間軸を素直に読み解いてみると、葬儀屋が死神派遣協会から離脱を試みそれに失敗した可能性がある70年前にはまだクローディアは生まれていなかったため、死神派遣協会現役時代姿の葬儀屋と出会っていた可能性は今のところ低いかな?と感じています。フィクションとしてお楽しみください笑
特にお伝えしたい点が、この時は二人は遊んでいるだけ!という点です!
恋愛感情はありません。
クローディアは楽しそうに葬儀屋に遊んでもらっているような、そんな幸せな過去の風景をイメージしてみました。
葬儀屋は死神時代「模範的な死神」であったことから、ウィルのようなお堅く笑顔が無いまじめな死神であった可能性があります。
その為、初めてクローディアと踊る葬儀屋はどちらかと言うと付き合わされているような様子で、笑顔もなく表情が固い点が見所です。
だんだん打ち解けてくると、
死神現役テイカーの表情も柔らかく笑顔が見えてくるので是非チェックしてみてください!
途中勉強を教えてもらっているクローディアが葬儀屋から眼鏡を奪うシーンがあるのでそちらも是非!(^^)!
過去から、現在へ
今回の踊ってみたでは、
原作の黒執事よりも過去の部分を想像し表現してみました。
葬儀屋も、徐々に原作の葬儀屋の姿へ変化するようにしてみました。
・死神現役葬儀屋(ポニーテール&眼鏡)
・燕尾服葬儀屋
・現在のコート姿の葬儀屋
・遺髪入れを付けた姿
・最後に帽子をかぶって完全に現在の葬儀屋の姿になる
帽子を被り、死神からアンダーテイカーとなった葬儀屋は、遺髪入れを肩につけクローディアの魂とともに前に進みます。
しかしそれでも、一瞬葬儀屋は最後にダンスフロアの方を振り向きかけてしまいます。
過去の楽しかった思い出とクローディアとの別れを惜しみますが、それでも振り返ることはせず、そのままクローディアが残したヴィンセントとシエル達双子たちの待つ未来(現在の黒執事の時系列)へ向かっていきます。
黒執事と社交ダンス
そもそも黒執事で社交ダンスと言えば、
セバスチャンと駒鳥坊ちゃんのペアを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
といいますのも、実際黒執事の中では社交ダンスのシーンが存在するからです。
セバスチャンと駒鳥坊ちゃんの社交ダンスシーンは原作の中でも序盤のシーンではあるのですが現在もとても人気で、あまりにも印象的です。
このシーンがあるにも関わらず、
何故敢えて葬儀屋さんで社交ダンスを踊ろうと思ったのか。
それはミュージカル黒執事(生執事)豪華客船編に付けられた副題「Tango on the Campania」に基づきます。
ミュージカル黒執事 Tango on the Campania(カンパニア号の上でタンゴを)
この副題を直訳すれば、
「カンパニア号の上でタンゴを」となります。
タンゴとは、社交ダンスのスタンダード種目のうちの一つです。
私はこの副題を見たとき、
ミュージカル豪華客船編のテーマソングがタンゴ調の曲なのかな?と思いました。
しかし実際はそうではありませんでした。
むしろ、副題に掲げられているにもかかわらず劇中でタンゴはなんと一度しか流れることが無かったのです。
そのシーンこそが和泉宗兵さん演じる葬儀屋(アンダーテイカー)のシーンでした。
葬儀屋が死体であるビザールドールの女性たちと共に歌い、踊るシーン。
ここが、タンゴが流れる唯一のシーンでした。
何故葬儀屋がタンゴを踊ったのか。何故それがわざわざ副題となったのか。
俗説ではあるのですが、社交ダンスのタンゴには
「生きた男性が、死んでしまった女性の恋人を墓から掘り起こし、その死体を抱きしめながら踊ったのが起源である」という説があります。
この説から、この副題があてがわれた可能性があります。
生執事の「タンゴ」の副題についての考察は下記記事に詳しくまとめてあります!
www.under-taker.com
さて、この副題を目にしたとき、
私は自分も社交ダンスで葬儀屋さんを表現してみたい!!!と強く感じました。
と言いますのも、
私は大学時代数年だけ社交ダンス(競技ダンス)をやっていました。
ブランクが5年以上あるので技術的には全くうまくはないのですが、それでもほんの少しでもできるからにはどうしても社交ダンスで葬儀屋さんを表現したいという欲が抑えられず、この度挑戦してみることにしました。
生執事の禍々しいタンゴとは少し趣向を変え、切なさや悲しみゆえの狂気、そしてその原因となった美しすぎる過去の思い出を表現できたら嬉しいなと思っています!
男性テイカーさん
さてここで、最後に葬儀屋さんをやってくださったレイヤーさんについてご紹介したいと思います。
普段は葬儀屋さんレイヤーをさせて頂いている私ですが、
今回の動画では葬儀屋ではなくクローディア・ファントムハイヴをさせて頂いています。
といいますのも、
経験上私は女性の足型しか踊ったことが無く、男性の社交ダンスの動きが出来なかったからです。
本っっっ当ーーーーーは私が葬儀屋さんをやりたかったのですが、
今回ばかりは技術面から見ても私以外の方にお願いしたほうがいいと思い、大学時代同じ社交ダンス部の先輩だった男性の方で、普段私が一方的に黒執事考察を話している為黒執事と葬儀屋さんについては強制的に無駄に詳しくなった、通称男性テイカーさんにお願いさせて頂きました。
男性テイカーさんは普段はコスプレをしていない、いわば普通の人(笑)です
数年前に一度メイクをさせて頂いたことがあり、なんとその一回だけで3万いいねの特バズを叩きだしたという伝説を持ちます
黒執事💀葬儀屋~undertaker~
— 餅月 (@mochimochimoon3) March 2, 2017
コスプレ未経験の知人男性に
ノリでメイクを施してみたところトンデモないものが出来上がってしまいました…。
リアル男性のアンダーテイカーです pic.twitter.com/5ItKY1En7M
葬儀屋「よくも殺したな」
冒頭、葬儀屋がクローディアの遺体を抱きしめて、どこかを睨むようなシーンがあります。
このシーンの目線には、男性テイカーさんは「よくも殺したな」という気持ちを込めたそうです。
クローディアは葬儀屋に蘇生を失敗された?
今回の踊ってみたで、
葬儀屋はラストにクローディアのビザールドールと踊ります。
しかし、もしかするとこれは葬儀屋にとっては非常に残酷な描写なのかもしれません。
というのも、クローディアをビザールドールとして蘇生することは葬儀屋の叶うことがなかった夢である可能性があるからです。
クローディアのビザールドールが存在するか否かは、まだ定かではありません。
しかし私はクローディアがビザールドールとして存在する可能性は低くのではないかと考えています。
むしろ葬儀屋は過去にクローディアの蘇生に失敗している過去があるのではないでしょうか。
そう考える理由は、
葬儀屋が兄シエルの事を「どうだい小生の最高傑作は!」と言っているからです。
この発言から、もし仮にクローディアがビザールドールとして存在していたとしてもその精度は兄シエルに劣っていることになります。
私は葬儀屋が、クローディア、もしくは遺髪入れの人物たちとの出会いと、その死を重ねていく過程で「死んだ人を蘇らせたい」という気持ちが強くなり、まだ発展途上の死者蘇生の実験の中でクローディアの遺体をダメにしてしまったのではないかと考えています。
だからこそせめて腐らない髪だけは、と遺髪入れを作ったのではないでしょうか。
まとめ
葬儀屋さんで社交ダンスを踊ることは、コスプレを始めたころからの夢でした。
その夢がようやく叶い本当にうれしいです!!
これからも葬儀屋さんの新しい一面が見えたら、ぜひまたファンアートに挑戦してみたいと思います!
過去作品
最後に過去作品をまとめさせていただきます。
こちらも是非合わせてみて頂けますと嬉しいです(#^^#)
おまけ動画
今回の葬儀屋クローディア社交ダンスのおまけ動画です。
ミュージカル黒執事「Tango on the Campania 」の副題にちなみ、葬儀屋さんと死体でタンゴも踊ってみました
youtu.be
一作品目:葬儀屋で「不協和音」
一作品目では、
「不協和音」を踊りました。
こちらは、一人で大切なものを守るために戦い続ける葬儀屋をイメージしてみました。
Youtube版
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ニコニコ動画版
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解説記事はこちらです
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