黒執事考察ブログ

葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたブログです。『黒執事』に隠された「嘘」と「伏線」に、貴方も騙されていませんか?※本誌内容に言及します※

【7月13日特別企画】黒執事×社交ダンス『Cantarella』踊ってみた|クローディア命日に捧ぐファンアートを徹底解説!

こんにちは、餅月です!

本日7月13日は、
クローディア・ファントムハイヴの命日です。

死神の家系図:黒執事21巻第103話「その執事、不詳」より引用

一昨年の本日、Youtubeにファンアートとして
三笠宮杯チャンピオンの大西兄妹さんとコラボレーション製作させて頂いた、
葬儀屋(アンダーテイカー)とクローディア・ファントムハイヴで社交ダンスを踊った動画をアップロードしました!!🎉

黒執事 × 社交ダンス 『Cantarella』踊ってみた

早いものであれからもう2年。
本日の7月13日は、記憶を遡りながら『カンタレラ』踊ってみた動画の解説&製作裏話をまとめさせて頂きたいと思います!

動画で何を表現したかったか、どういう意味だったのか等々…。
裏話も込みで載せさせて頂こうと思います!
少しでも動画で内容が伝わっていたとしたら嬉しいです!

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黒執事 × 社交ダンス 『Cantarella』踊ってみた

YouTube版
youtu.be

ニコニコ動画版
www.nicovideo.jp

予告版

予告版はなんと葬儀屋さんのボイス付き!!
声真似主さんにご協力いただき、実現しました。

確か本編動画の投稿直前に予告動画制作を思いついて、本編を編集しつつ急遽作ったと記憶しています笑。

youtu.be

気だるげでちょっと不機嫌そうな葬儀屋さんボイスは意図的です。
カンタレラ内での葬儀屋さんのダンス時の心情をイメージして、表現して頂きました。

アニメ黒執事「緑の魔女編」が終わった今改めて見返してみた所、この時の声が諏訪部さんの「ああ、でも…ファントムハイヴ伯爵はまだいるからね」の部分にちょっと似ていて鳥肌が立ちました。

前回の儚く美しい思い出を表現したFlowerDanceとは異なり、今回のカンタレラは葬儀屋さんにとって、その心境は幸せと言うよりはもう少し複雑なのです。

動画内容も本編とはまた違う構成になっているので、本編と併せて是非チェックして見て下さい!

『Flower Dance』から『カンタレラ』へ

さて、まずは今回のカンタレラ制作に至ったキッカケからお話させて頂きたいと思います。

前作『Flower Dance』では、葬儀屋の心の奥に今もきっと残る、クローディアとの儚くも大切な思い出を描くことに挑戦しました。

youtu.be

葬儀屋とクローディア・ファントムハイヴという、非常にニッチな組み合わせでありながら、ありがたいことに本作は400万回を超える再生数を記録し、想像をはるかに超える反響をいただく作品となりました。

葬儀屋とクローディアを恋仲と限定して見て頂きたくなかった為当時は伏せていたのですが、実は『FlowerDance』は当初、私とRNさん(葬儀屋役)の結婚式の代わりとして作ったものでした。

それがこんなにたくさん見て頂けることになるなんて…当時は夢にも思っていませんでした。
個人的にもとても思い入れ深い作品だったので、これは本当に嬉しい誤算でした。

『親愛』と『呪縛』

さて、『FlowerDance』で葬儀屋とクローディアの『親愛』については描きましたが、私はまだもう一つ、2人の間で表現したいものがありました。

それこそが葬儀屋とクローディアの駆け引き、呪縛、そして攻防戦です。

クローディアは悪の貴族。
先々代女王の番犬です。

そんなクローディアはただ魅力的な女性ではなく、底知れぬ力強さ・悪の貴族としての妖しい魅力を持ちあわせていたはずです。
そしてそれは葬儀屋さえも翻弄するほどの力を秘めていたのではないでしょうか。

死して尚、葬儀屋を今もファントムハイヴ家に繋ぎとめるクローディア。
元は自ら命を絶った存在であり、死を望んでいた葬儀屋にとって、自分がここまで深くファントムハイヴ家に入れ込んでしまうことはきっと想定外だったはずです。

このクローディアの呪縛は、「恋」や「愛」とだけ表現するにはあまりに重く、抗いたくても抗えない鎖で縛られるかのような苦しささえも伴うものだったのではないでしょうか。

…これをダンスで表現したい!!!そう思ったのが動画制作のきっかけでした笑。

しかし、実現するには大きな壁がありました。それがダンスの技術力問題です。

葬儀屋とクローディア。今回描きたい2人のヒリつくような駆け引きをダンスで表現する為には、どうしても技術力が必要でした。

私とRNさんは大学時代に社交ダンスをやってはいたもののブランクもあり、説得力を持って表現する事が難しかったのです。

なので『FlowerDance』完成後から「いつか実現できたらいいな~」とあてどなく思い描いてたものの、実現する見通しはありませんでした。

そんな中で『FlowerDance』は、新たなご縁に繋がるきっかけとなります。

大西兄妹さんとの出会い

『FlowerDance』が完成して暫く経ってから。
大学時代の先輩のご紹介で、コスプレに興味がおありだった大西兄妹さんと知り合う機会を頂きました。

大西兄妹の大西大晶さんと大西咲菜さんは、
富山県出身の日本チャンピオンの競技ダンサー(社交ダンサー)さんです。

大西大晶さんYouTubeチャンネル

www.youtube.com

大西咲菜さんYouTubeチャンネル

www.youtube.com

ご縁を頂き、お兄さんの大西大晶さんに葬儀屋を、妹さんの大西咲菜さんにクローディアを演じて頂けることになりました。

大西大晶さんと咲菜さんに初めて葬儀屋とクローディアのコスプレを試して頂いた様子は、こちらの動画で見て頂けます!

youtu.be

動画には載っていませんが、
実はこの時既に一度『カンタレラ』でタンゴを踊って頂いていました。
※この時、どの振りで踊るかについて、大晶葬儀屋さんが「三笠(の振り付け)でいこう」と言われた様子がめちゃんこにかっこよかったです。三笠宮杯ルーティンを踊る葬儀屋さんとクローディア…さ、最高すぎる…ッ

お二人は競技ダンサーさんです。
日本を背負い、世界を相手に戦われているお二人のダンスの迫力は、まさに「死神」と「悪の貴族」の攻防戦を表現するのにこれ以上ないくらいぴったりでした。

折角ならば「演出もロケーションもこだわって1つの作品を作りたい!」という私のわがままに快くご快諾下さり、いよいよ社交ダンス企画第二弾が本格スタートすることになりました。

振り付けづくり

まず大晶さんと咲菜さんに振付を作って頂きました。

葬儀屋とクローディアの表現したい内容を伝え、それを基にダンスに落とし込んで頂きました。

特に、今回葬儀屋とクローディアは何度かセパレートします。お2人がセパレートする動きや、再び組む時の動きが自然になるようにして頂きました。

どこを盛り上げる箇所にするか、演技パートはどこに差し込むのか。
相談しながら製作させて頂きとても楽しかったです!

演出の都合上、拘った振付部分がいくつかあるのですが、それは作品説明の時に改めてまとめさせて頂きますね。

ドレス作り

次にクローディアのドレス作りです。
こちらはアトリエMGI様にご協力頂き、素晴らしいドレスを製作して頂きました!

marigrant.web.fc2.com

ドレスを作って頂くにあたり、ファントムハイヴ家当主であるクローディアが貴族の夜会で着てそうな形を目指しました。

胸元、特に肩回りから上半身にかけて、宝石が沢山散りばめられているようなイメージでお願いさせて頂きました。

夜の空に輝く宝石のように美しいドレスが完成した時は胸がいっぱいになりました…!

鎖作り

クローディアのドレスは第二形態(鎖あり)の形にできる仕様になっています。

鎖は軽くて丈夫な素材をチョイス。
重い金属素材ではない為、当たってもそこまで痛くなかったはずです。…多分。

こちらの鎖、動画では全く見えないのですが実は歌詞通りサビ加工も施していました。
レイヤーってこういうところについつい拘ってしまうんですよね~


ピアノアレンジ作り

次にピアノアレンジ製作です。

協力して頂いたのは魚水さん。
私の母の友人の息子さんで、私と魚水さんは物心つく前の幼少期からの仲です。

将来このような形でご一緒させて頂く機会があるなんて、当時は夢にも思っていませんでした…!

カンタレラ撮影時、魚水さんはなんとまだ高校生…!!!凄まじい才能…!!

ピアノの天才の魚水さんが作られた素晴らしいカンタレラアレンジは優雅で、物憂げで、美しく、とても切ない旋律です。

私個人が特に好きなアレンジ部分を抜き出した動画があるので、良ければ是非聞いてみて下さい!

この動画でしか聞くことが出来ないオリジナルピアノアレンジとなっています。

ピアノリハで我が家に来てくださった際にラクリモーザを弾いて下さった動画も載せておきます。
とても美しいので是非✨

さあそれではいよいよ動画の演出解説に移りたいと思います!!

カンタレラ解説

今回踊った曲は、
カンタレラ(Cantarella)

罠にかかり、錆びつく鎖に捉えられてしまう葬儀屋さん。
ファントムハイヴ家に魅了され絡めとられてゆく様子を見たい!!というヲタク心の一心から、この踊ってみた企画は始まりました笑

ダンスの種類はタンゴをメインにスローフォックストロットやパソドブレなど、スタンダード・ラテンが混ざり合った複雑な構成となっています。

ビザールドール

まるで時が止まったかのように静止するピアニストのビザールドール。
彼がピアノを弾き始めて、物語は幕を開けます。

出会う葬儀屋とクローディア

葬儀屋とクローディアが屋敷で出会います。正門から入る葬儀屋さん。

髪をかき上げるシーンは言わずもがな、「ああ、悲しいねえ」のシーンのオマージュです。

前髪をかきあげる葬儀屋

今回のテーマは「戦い」です。
舞台に降り立ち、葬儀屋さんが本気の色気全開モードで来ていることを表したくて、こうしてみました。

敢えて後ろ姿にして表情を見せないことで、ミステリアスさ色気が倍増したような気がします。

絡めとられる葬儀屋

葬儀屋と出会ったクローディア。
クローディアは獲物の狙いを定めるように、葬儀屋の周りをぐるりと一周まわり、手を差し出します。

実はこの動きは、大西兄妹さんの三笠宮杯の振り付けをそのまま踊ってみた動画内で使用させて頂いているんです!

獲物(※葬儀屋)を縛り付けようとするクローディアのような振り付けで、最高にピッタリでした!

カンタレラの歌詞「見つめ合う、その視線」で葬儀屋さんが手を見て、その後クローディアの顔を見つめるのも、偶然の振り付けの一致です。
ドンピシャで歌詞に当てはまり、運命を感じずにはいられませんでした…!!

「見つめ合う、その視線」

よければ是非、下記動画実際の三笠宮杯ルーティンと踊ってみた動画を見比べて見て下さい!!
きっと見覚えがある振付が見つかるはずです。

youtu.be

葬儀屋とクローディアは恋愛関係…?

クローディアに手を差し出される葬儀屋。彼は魅かれるがまま、不安も抱きつつも恐る恐る吸い寄せられるように手を取り、踊り始めます。

きっとここで葬儀屋が手を取ってしまったのは「ただの人への好奇心」だったのでしょう。

しかし「焼けつく心」に気付かないふりをしてクローディアに近づいてしまった時点で、もう勝敗は決まっていたのかもしれません。

葬儀屋は好奇心から、一緒に踊り始めてしまいます。

恋愛か、親愛か

葬儀屋とクローディアの関係性は、原作でまだほとんど明らかにされていません。
その為、前作『FlowerDance』同様、今回も二人の関係性を必ずしも恋愛だったと決めつけないような形にすることを意識しました。

当ブログでは前々から、二人の関係性は秘密の恋人同士だったのではないかと考察をしてきました。
www.under-taker.com

今もその可能性は高いと思っています。
しかしそれでもまだ確定ではありません。

『FlowerDance』では、恋愛感は強く出さないようにして「親愛」と取れる形にしようと意識しました。

今作では「親愛」の代わりに「呪縛」を表現しています。

葬儀屋がクローディアの遺髪入れを現在も尚所持している以上、クローディアは現在も尚葬儀屋をファントムハイヴ家に縛り付けているからです。
www.under-taker.com

ただ、もしかすると「呪縛」は、「恋愛」なんてものよりも遥かに重いものかもしれませんね。

薬を飲もうとする葬儀屋

動画の中では歌詞通り、葬儀屋が劇薬を飲み干そうとするシーンがあります。

ここはオリジナル解釈なのですが、
葬儀屋が今自殺したくなる要因って何かあるかなと考えた時、ちょっとだけ安直ですがクローディアの本当の夫への嫉妬を思い浮かべました。

これはまだ未確定の考察なのですが、仮に葬儀屋とクローディアが恋仲だった場合、クローディアには身分がしっかりした本当の夫がいる可能性があります。

それこそが、この動画ではピアノを弾いているビザールドールです。

ピアノを弾くビザールドール

ビザールドールが持つ赤ワインとクローディアの赤い薔薇飾りは奇しくもおそろいのようにさえ見えます。

赤ワインと赤い薔薇

そんな二人を見ながらヤケクソになって薬を飲もうとする葬儀屋を、クローディアは見逃しません。薬を取り上げてしまいます。
※この時の葬儀屋さんの二度見が私、大好きですww

「薬を返せよ💢」とちょっと怒り気味にクローディアに詰め寄る葬儀屋。

しかしクローディアの背中に隠された手には、薬ではなく葬儀屋を縛り付ける為の鎖が握られていることに葬儀屋は気づきません。

隠しもつ鎖

ちなみにこの「錆びつく鎖から、逃れる当てもない」の部分の振り付けは、下記動画の1分00秒~「いつだってチクタクと、なる世界で何度だってさ」の振り付けを向かい合ってして頂くようにリクエストをさせて頂きました。

youtu.be

怒りながらクローディアに近づいていたはずの葬儀屋。
しかしクローディアが近づくとついつい見とれてしまい、まるで彼女の掌の上で転がされるように葬儀屋は女性パートを踊ってしまいます。
対し、クローディアは悪の貴族、女王の番犬として堂々と男性パートを踊り、葬儀屋を支えます。

女性パートを踊る葬儀屋

葬儀屋を弄ぶように先程の薬を取り出すクローディア。

希死念慮がある葬儀屋はまたついつい薬に釣られて手を伸ばしてしまいます。

薬に手を伸ばす葬儀屋

クローディアはその葬儀屋の手を自分の頬に持ってこさせて、「死ぬよりも私を見て」と誘惑します。

「死ぬよりも私を見て」

「自殺」の象徴である薬が遂に零れ落ち、葬儀屋は鎖でクローディアに完全に縛られて、死を選ぶことが出来なくなってしまいます。

零れ落ちる薬

ちなみにこの薬がこぼれるシーンだけは自宅&iphoneで撮影しました笑

鎖と共に踊る二人

2人を鎖で縛り付ける際、どうすればSMっぽくなく上品に二人を縛れるかについて、凄く苦労して考えました。

結果、クローディアが上半身に、そして葬儀屋が下半身に巻き付けることで、2人が回った際に上下合わせて全円になる形にたどり着きました。

実はよくよく見ると葬儀屋さんの鎖は袖口の中に入っているんです。

つまり葬儀屋さんは、もしかすると服の中で鎖に縛られているのかもしれない…。

SMっぽくなることを避けるため、実際に体を縛る事はせず、ヲタクの「心の目」で服の中を縛れたらと思い、この形にしました。

この案を現実のものにしてくれたphantom nightmareさんに感謝です

さて、遂に鎖で物理的に縛られてしまった葬儀屋さん。

葬儀屋さんは鎖を言い訳に、激しく心のままに踊ります。(「べ、別に本心で踊りたいわけじゃない!鎖のせいで仕方なく、だからねっ!」みたいな)

鎖で縛られていることを言い訳にしてようやく欲望のまま踊れるようになった葬儀屋さん。
しかしその途端、弄ぶようにクローディアが離れて行ってしまいます。魔性の女性だーーっ

欲望に忠実モードな葬儀屋さんは荒々しく鎖を手繰り寄せて、再び踊り始めます。
この時の男らしい葬儀屋さんが…!!良すぎる…!!!

間奏部分。葬儀屋さんは心のままに、まるで酔いしれるかのように最も気持ちよく,恍惚と踊っています。

ちぎれる鎖

激しく舞い踊る二人。
そのあまりの激しさに、鎖は遂に断ち切られてしまいます。

断ち切れる鎖

実はこのシーン、最初は「二人の回転が歪になり、歪み、ちぎれるシーン」という構成を想定していました。

しかし、大西兄妹さんは圧倒的な回転のスピードと迫力で、鎖が断ち切られる瞬間を見事に表現してくださいました。

現場で実際に目の当たりにしたその瞬間は、まさに圧巻。
想像を遥かに超える凄まじさで、一生忘れることのできない体験となりました。

我に返る葬儀屋

鎖がちぎれ、
葬儀屋はハッと我に返ります。

自分は何をしているんだ、と。
想像よりはるかにファントムハイヴ家にのめり込んでしまっている事を自覚し、危機感を感じます。

我に返り困惑する葬儀屋

しかしクローディアは葬儀屋を逃すつもりはありません。

クローディアは今度は有刺鉄線を持ち、葬儀屋を抱きしめます。

有刺鉄線

「痛み」を受け入れる葬儀屋

見えない鎖を操り、葬儀屋を魅了するクローディア。
咲菜さんクローディアの動きからは、絡みつく鎖が確かに見えました。

遂に心まで絡めとられてしまった葬儀屋。

動画では残念ながらあまりよく映ってないのですが、実はラスサビでは二人の鎖部分に有刺鉄線が追加されています。

ここからのダンスは、今までの気持ちよかったダンスとは異なり、葬儀屋は有刺鉄線の痛みを伴います。

しかし痛むと分かっていても、もう気持ちを止めることは出来ません。

物理的な鎖は断ち切れてしまっていて、もういい訳に使う事も出来ません。

ファントムハイヴ家に抗う事を諦めた葬儀屋は、ラスサビでその痛みと呪縛を受け入れて踊ります。

最後に葬儀屋は、自らの「意志」でクローディアの足に触れ、撫で上げます。
ここだけは、葬儀屋さんとクローディアを男女の関係として意識して描きました。

足を撫で上げる葬儀屋

↑このカット、クローディアの手元を見てみると有刺鉄線が絡んでいるのがよく見えますね。

当時のイギリスで、足とは最もセクシーな部位だったそうです。
このシーンは演出として、「ここで足を思いっきり撫でて下さい!!」と変態ばりに大声で要求しました笑。

最後は痛みと共に自分がファントムハイヴ家に魅かれ、縛られている事を自覚し、それを受け入れる葬儀屋さん。

男女の攻防戦はクローディアが勝利して幕を閉じます。


おまけ:舞台裏エピソード

ここから先はオマケの舞台裏小話です。
特に重要な内容は無いので、気になる方だけ読んで下さい笑

死ぬかと思った高速道路運転

ロケ地は佐賀。
場所の都合上車の運転が必須でした。

私は免許を持っていたのですが殆ど運転したことが無いペーパードライバー…!!

大荷物と皆様を乗せて運転したあの瞬間が一番緊張しました。事故らなくてよかったああああ

高速に乗ろうとして間違えて歴史資料館?の駐車場に入ったり、駐車場でラインを跨いでド真ん中の駐車になったり(※他に車はほとんどないガラガラ状態でした)、大雨の中車をぶっ飛ばしたり…。今となっては良い思い出です。

暑くて涼む葬儀屋さん

燕尾服を着るととても暑くなるとの事。
撮影の途中、外の風を浴びて涼んでいる葬儀屋さんを激写しました。

ちなみにこの燕尾服を着た葬儀屋さんとクローディアの踊ってみたはこちらの大西さんのチャンネルから観ることが出来ます!

youtu.be

振付の元となった動画はこちら。
youtu.be

世界チャンピオンの振り付けです。
2018年からこれを踊る葬儀屋さんが見たかったので、お二人のおかげで本当に夢が叶いました。


雨だった外撮影

ダンスシーンで屋外撮影がありました。

実写版黒執事のロケ地ともなったこちらの舞台。
しかし天候はあいにくの雨…!!

雨が弱まった瞬間を狙っての回数が限られた撮影シーンでした。

何度かカットを取らせて頂いたのですが、なんと砂利の上でパソドブレを踊って頂いたカットもありました…!!
お二人が踊った後は砂利の地面に穴が開いていました。
いつかオフショットで出すかもです‥w

雨宿りをしている間、観光客の方々に囲まれて記念撮影が始まる事もありました。

気絶した葬儀屋さん

撮影後半、明日のジョーの様に座ったまま気絶している大西葬儀屋さんを激写しました笑


大西兄妹さんチャンネル公開動画

最後に大西兄妹さんチャンネルで公開されている社交ダンス踊ってみた動画をまとめさせていただきます。
こちらも是非合わせてみて頂けますと嬉しいです(#^^#)

【黒執事×社交ダンス】BlackButlerFanArt Champion‘sQuickstep Undertaker × Claudia.Phantomhive

youtu.be

【黒執事×社交ダンス】BlackButler FanArt Champion‘s Viennese Waltz Undertaker×Ciel.Phantomhive

youtu.be

まとめ

クローディアの命日である7月13日。
本日はその日にちなんで制作したファンアート動画の解説記事をお届けしました。

如何でしたでしょうか?
自分の作品について語るのは少し照れくさい気持ちもありますが、少しでも想いが伝わっていたら嬉しいです。

これを機に、他の動画も見ていただけたらこんなに嬉しいことはありません!

またもし今後も社交ダンス踊ってみたを作る機会に恵まれたとしたら、次はぜひ大人数で、集大成のような作品を作ってみたいと思っています。

ただこれを実現させるとしたら、いよいよ海外までロケ地を広げなくてはいけないかもしれません。

今はまだ実現できるか分かりませんが、カンタレラもクイックステップも、「言葉にしたこと」が夢の始まりでした。

だからきっと言葉に出して願っていたら、いつか必ず実現できると…!信じています!!

またいつか新たな社交ダンス踊ってみたが作れることを夢見て…。
ここまで読んで下さり、また社交ダンス踊ってみた動画を見て下さり、本当にありがとうございました!!

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それではまた次の記事でお会いしましょう!

餅月