黒執事考察ブログ

葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたネタバレ有りの考察ブログです。『黒執事』に隠された「嘘」と「伏線」に、貴方も騙されていませんか?

【HappyHalloween!!】ハロウィンにちなみ枢やな先生が「ホーンテッドマンション×黒執事」の新規絵をXに投稿!葬儀屋(アンダーテイカー)の今後に関わる重要な伏線が込められている可能性について。

HappyHalloween!!こんにちは餅月です!
HappyHalloween!!

昨日の夜、なんと枢先生が黒執事の新規絵をTwitter(X)に投稿されました~!!
しかもそこにっっ…!葬儀屋さんッ、ぐぁっ…!!

葬儀屋さんの登場は毎回私はマジで予想が出来ないのですが、
今回も安定に予想できず、突然の供給に仰け反りまくりました。


公式の葬儀屋さん新規絵いつぶりでしょうか…!?
今年はビタラビカフェもあったことでいつもより供給ははるかに多いはずなのですが、それでもだいぶ久しぶりな気がします…!一瞬心臓が止まった後にめちゃくちゃ寿命が延びました。

さて今回のこのホーンテッドマンション×黒執事コラボ絵ですが、
枢先生のことなのでこの絵のキャラクター役割などに伏線的意味合いが含まれているのではないかと思い、少し調べてみました。
すると黒執事本誌、特に葬儀屋さんの今後に関わってきそうな伏線と思われる要素を見つけることが出来たため、ここにメモとして残しておきたいと思います!

それでは順番に考察していきたいと思います。
なお、これからご紹介するお話は公式から発表されているものではなく、元々はアメリカ・フロリダ州にあるマジック・キングダムのキャストが作った非公式のお話とされているものとのことです。
その点を念頭に置いてお楽しみくださいませ。



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ヒッチハイクゴーストとは

ヒッチハイクゴーストの仮装をした坊ちゃん、セバスチャン、葬儀屋:枢やな先生公式Xより引用
ヒッチハイクゴースト:「ホーンテッドマンションのすべて」ジェイソン・サーレルより引用

ディズニーホーンテッドマンションアトラクション内終盤で登場するヒッチハイクをしている3人の幽霊。
これがヒッチハイクゴーストです。
ヒッチハイクをしている彼らは乗り物のラストに私たちが乗っているゴンドラに勝手に乗り込んできてしまう為、印象に残っている方も多いのではないでしょうか。

名前は左から

フィニアス・クイーグ(坊ちゃん担当)
エズラ・ドビンズ(セバスチャン担当)
ガス・グレイシー(葬儀屋担当)

です。

彼らがどんなキャラクターなのか、アトラクション内で詳細が語られることはありません。
しかし調べてみると、彼ら3人には坊ちゃんセバスチャンそして葬儀屋(アンダーテイカー)とそれぞれ共通点らしきものを見つけることが出来ました。
順番に考察していきたいと思います。

フィニアス・クイーグ(坊ちゃん)

写真左側のドクターバッグを持っているゴースト。

彼は、インチキな薬を売りさばく行商人でした。

効果のない薬を売りさばくだけでとどまればまだよかったのですが、やがて彼は、お客さんの望む効能とは反対の効能がある薬をあえて渡して楽しむようになりました。
具体的には、育毛剤を欲しがっていた人には、脱毛剤を渡したりしていました。

最終的には、警察署長に「クィーグの青春の秘薬」なるものを売り、警察署長の声を1オクターブ挙げるという事件を起こし、ガス・グレイシーたちのいるセーラム精神病院に送られるようになりました。
引用源:【BGS】ホーンテッドマンション各部屋の物語を紹介⑨~ヒッチハイクゴースト~ - 梅酢ブログ

共通点:「嘘つき」

フィニアス・クイーグと坊っちゃんの共通点は「嘘つき」という点です。
「嘘」は黒執事の中で重要であり、ことに坊ちゃんにおいては特に重要なポイントとされています。

嘘つきという点で二人には共通点があり、ヒッチハイクゴーストの中で坊ちゃんがフィニアス・クイーグの担当になる事は非常に納得できると感じました。
異なる点としては、黒執事本誌の中で坊ちゃんは人を騙してからかおうとして嘘をついているわけではありません。
嘘をつかざるを得なかった、もっと言えば周りが求める未来を作るために自己犠牲の精神で嘘をついたと言っても過言ではないかもしれません。(本人は否定していますが、どうしてもそう感じずにはいられません…。)

今回は仮想の為、フィニアスポジションの坊ちゃんの表情は、いつもとは異なり「嘘をつき相手を騙し、からかって楽しんでやろう」とでもいうかのようなちょっとワルい笑顔をしているようにも見えます。
最近の黒執事や坊ちゃんの立場はとても厳しい部分があるので、このような新鮮な表情を見ることが出来るのは1ファンとして嬉しい限りでした!!

エズラ・ドビンズ(セバスチャン担当)

写真中央の長身で細身、左手に帽子を持っているゴースト。
彼は、のぞき魔で、とりわけ、ふくよかな女性を覗くのが好きでした。
そして、エズラ・ドビンズは、長身で軽い体を利用して格子や高い木を登り、高いところから覗くのを得意としていたみたいです。
ただ、のぞきという犯罪を繰り返し、最終的には、ガス・グレイシーと同じセーラム精神病院に収容されるようになりました。
引用源:【BGS】ホーンテッドマンション各部屋の物語を紹介⑨~ヒッチハイクゴースト~ - 梅酢ブログ

共通点:「のぞき魔」

・高身長
・細身
・のぞき魔

上記がセバスチャンとエズラ・ドビンズの共通点として挙げられます。
特に、のぞき魔の部分においては、セバスチャンのモデルとなったと思われる悪魔ベリアル淫乱という特徴と当てはまるように感じます。

セバスチャンの悪魔としての正体についての考察は、下記記事で詳しく言及しています。
www.under-taker.com

また高いところからののぞき見が得意という点においては、
寄宿学校編でセバスチャンが窓の外から有り得ない体勢で坊ちゃん達を覗き見ていたことを彷彿しました。

高いところからのぞき見るセバスチャン:黒執事15巻第71話「その執事、策謀」より引用

ガス・グレイシー(葬儀屋担当)

さて、今回伏線と言う意味で見てみると最も興味深かったキャラクターは
我らが推し葬儀屋(アンダーテイカー)が担当したガス・グレイシーです。

元々ガス・グレイシーのキャラクター設定は他の2人に比べて細かいように感じました。
またさらに、その設定の中には当ブログで今まで考察してきた内容に当てはまるいくつかの興味深い共通点を見つけることが出来ました。

まずはガス・グレイシーと言うキャラクターについてご紹介したいと思います。

写真では一番右、背が低く、足枷の鉄球が特徴的なゴースト。
まず彼のファミリーネームは、館の主であるマスター・グレイシーと同じく“グレイシー”となっておりますが・・・

グレイシーの一族とどういう関係か?というと、
ガス・グレイシーは、マスター・グレイシーの父親であるジョージ・グレイシーの従兄弟にあたります。
すなわち、マスター・グレイシーの立場から言えば、ガス・グレイシーは従兄弟伯父(叔父)の関係にあるといえます。

そして、ガス・グレイシーは幼い頃から、家族の悩みの種でした。
それは、遺伝的な理由で彼の背が伸びず、小さいままであったからではありません。

では何が?というと、
彼の幼少期からの逸脱した行動が原因でした。
その逸脱した行動は、何かというと彼の暴力でした。

具体的には、彼は、家族のペットを何匹も殺めてしまうだけでなく、
ガス・グレイシーの兄弟も彼によって死にかけるという事件が何度も起こりました。

そこで、家族もさすがにガス・グレイシーと一緒に暮らすのは難しいと考えセーラム精神病院に入れてしまいました。
引用源:【BGS】ホーンテッドマンション各部屋の物語を紹介⑨~ヒッチハイクゴースト~ - 梅酢ブログ

ガスは自分についている鉄球や鎖で殴ることに喜びを感じ、ヒステリックな笑い声をあげながら、たくさんの人や動物に危害を加えてきました。
引用源:
ホーンテッドマンションのストーリーが怖い…知ればもっと楽しめる!! | No Disney, No Life

その後ガスはいとこであるジョージ・グレイシーに引き取られ、ホーンテッドマンションの一角に監禁されました。
ジョージの死後は息子のマスター・グレイシーに管理が受け継がれますが、マスターはマダム・レオタと結託してガスが館の敷地を一歩でも越えると死ぬ呪いをかけたのです。
ですがガスは館に迷い込んだ猫を井戸に溺れさせようとしていたところ、足を滑らせて自ら井戸の中に落ちて亡くなりました。
引用源:
【豆知識】ホーンテッドマンションにいるヒッチハイクをしている人物の正体とは - 究極雨女ほのぷーのディズニー放浪記

共通点:「監禁」「血縁関係」

・ホーンテッドマンションに監禁
・当主との血縁関係
・暴力
・笑い声

上記が葬儀屋(アンダーテイカー)とガス・グレイシーの共通点です。
これは本当に興味深いです。
笑い声や、暴力という面においては、葬儀屋の特徴と並外れた戦闘力と言う意味で共通しているように感じます。三人の中では一人だけ明らかに殺意に満ちており武器を持っているガス&葬儀屋さんですが、あの鉄球=本来は葬儀屋のデスサイズと紐づけられているようにも見えてしまいそうな気がします。

しかし特に興味深いにはやはり「監禁」と「血縁関係」についてです。
順番に説明をしていきます。

監禁されていた?葬儀屋とガス

ガス・グレイシーはその凶暴さから家族によってホーンテッドマンション内に監禁されました。
そして葬儀屋もまた、過去に死神派遣協会によって戦闘能力そして思想を脅威とされ監禁されていた可能性を示唆する伏線が本誌内ですでに貼られています。
葬儀屋=ガス・グレイシーの配置になった理由に、もしこのような意味合いが込められていたとしたら……ゾッとしますね。

葬儀屋監禁説は下記記事で詳しく考察をしています。
www.under-taker.com

当主との血縁関係

ガス・グレイシーは苗字を見てもわかる通り、ホーンテッドマンションのオーナーと血縁関係がありました。
当主との血縁関係…。
これを黒執事で置き換えて思い描いてみると、そう。思い浮かぶのはやはりファントムハイヴ家一択です。

現在葬儀屋はファントムハイヴ家に並々ならぬ想いを寄せている事だけは明らかになっていますが、その理由については本人曰く「ご想像にお任せするよ」と一蹴し明らかにはされていません。
なのでこうして色々あれやこれやとヒントを探して想像しているわけですが、その中で現段階で一番可能性が高いのではと感じているのは葬儀屋がシエル達双子の祖父であるという説です。

もし仮にこの考察が正しかった場合、葬儀屋とファントムハイヴ家には血縁関係があることになります。
葬儀屋の正体とファントムハイヴ家との関係性は下記記事で考察しています。
www.under-taker.com

※余談ですが、兄シエルが帰還した際、兄は坊ちゃんに対し「世界でたった一人の家族に会えた」と言っています。仮に葬儀屋が祖父であった場合この言葉は疑問に感じるかもしれません。しかし兄シエルは非常に危険なブラザーコンプレックスを抱えている可能性があり、彼にとっての家族は元々坊ちゃんのみであった可能性があります。実際、兄シエルは「肉親」とは言っていないため、この点においての矛盾はまだギリギリなく、葬儀屋が親族であると思わせないためのミスリードである可能性も否定できません。
兄シエルの危険性については下記記事で詳しく言及しています。
www.under-taker.com

まとめ

今回は枢先生のハロウィンイラストについて考察をさせて頂きました!
私はコスプレイヤーとして活動もしておりまして、そんな私にとってはコスプレのハロウィンイベント当日で何となくハロウィンが終わってしまったかのような気さえしていて、ハロウィン当日は実はあまり実感がありませんでした。↓

しかしこの絵のおかげで一気に当日もハロウィンを実感することが出来てもう大歓喜でした!

葬儀屋さんが久しぶりに坊ちゃんに会えて、しかも3人で仲良く仮装した様子を見ることが出来て本当に胸に染み入るものがありました😭

今回の絵では仮装している葬儀屋さんだったので、ガス・グレイシーのおひげをイメージしてかいつもより気持ちもふもふな葬儀屋さんで、笑顔もいつもとは異なり狂気的な殺意が込められたものだと思えばもう心が躍り出しそうなくらいぴょんぴょんしてしまいました。

本来の葬儀屋さんは恐らくとても勤勉で、多分笑顔も悲しみを隠すためのものであるため「本当に楽しい」訳では決してないのかも、と私は感じています。
しかしこの仮想中の葬儀屋さんだけは狂気的な笑い声をあげながら喜んで人をブッ〇す快楽殺人犯なわけDEATH!!おいしい!!

普段の葬儀屋さんも大好きですが、サイコキラーの葬儀屋さんも堪りません…。狂ってても狂ってなくても大好きです。

やはり黒執事、やはり枢先生。
この1枚にもこれだけキャラクターとの共通点、そして伏線と思われるポイントを張り巡らされているのが本当に凄いと改めて感じました。
枢先生が元々ツイステを担当される前から大のディズニーファンであったが故に完成できた、まさしく枢先生だからこその1枚なのではと思います。

何よりも久しぶりに枢先生の新規絵をXで見ることが出来たのが凄く凄く最高に嬉しかったです!!
本当にお忙しいと思うので、中々見ることは出来ないと思うのですが、それでもまたいつかこうやってたまにお遊びアレンジの幸せな世界線にいるハッピーな推したちを見ることが出来たら…!

それだけで救われるヲタクの命が、私含め世界に沢山あるのではないかと思います。
新規絵に寿命を延ばしてもらいつつ、これからも楽しみに待ちたいと思います!

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餅月