こんにちは!餅月です。
今日は真シエルと坊ちゃんの関係性について考察していきたいと思います。
坊っちゃんの双子の兄である真シエルは
まだ非常に謎が多いキャラクターです。
坊っちゃんを庇ったり、
人前で貶めるような発言をしたり、その行動は一見一貫性がありません。
今後の黒執事を考察していく上で、
この真シエルのキャラクター性は非常に重要な意味を持つ可能性があります。
坊ちゃんは真シエルの復活を喜ばず、
むしろ怯えるようなそぶりさえ見せています。
真シエルが登場した途端、
持病の喘息が復活してしまうほどでした。
これらの不可解な点が、
真シエルの存在をより一層不気味なものとしています。
今回は、
そんな双子の本当の関係性についてを考察していきたいと思います。
ファントムハイヴ家襲撃事件が起こる前までは確実に仲が良かった双子。
一体現在の彼らの関係性の真実はどこにあるのでしょうか?
- 真シエルのキャラクター性
- 双子の傷の量の違いが伏線である可能性
- 何故坊っちゃんの方が傷が少ないのか?
- 真シエルは坊っちゃんを絶対に殺さないという伏線か
- 何故真シエルは坊っちゃんに対し不利なことを言ったのか?
- 坊っちゃんを囲い込もうとしている
- 今後の黒執事の簡単予想
- まとめ
真シエルのキャラクター性
まず注意すべきは
真シエルのキャラクター像です。
真シエルはかなり危険なキャラクターである可能性があります
上記の真シエルキャラクター像予想考察、またその根拠は、下記記事にまとめてあります。
www.under-taker.com
双子の傷の量の違いが伏線である可能性
サバトでの回想シーンで、本来の双子の関係性の伏線とも取れそうな面白いシーンを発見しました。
左:真シエル
— 餅月 (@mochimochimoon3) 2018年9月6日
右:坊っちゃん
焼き印の跡から区別
真シエルのほうが明らかに体の傷が多い。多分坊っちゃんを守ってたんだと思う。
真シエルの坊っちゃんへの愛情は歪んでいるし不気味たけど、恐らく最終的に坊っちゃんを殺したりは絶対にしないという伏線なのではないかなぁ。むしろ身を呈して守りそう pic.twitter.com/kq1ogQTrFr
真シエルの方が傷が多い
上記のコマは黒執事4巻第19話の一コマです。
左が真シエル
右が坊っちゃんです。(焼き印の位置から区別できます)
ここで注目して頂きたいのは
双子の傷の量の違いです。
このコマを見て分かる通り、
真シエルに比べ、坊ちゃんは身体の傷が明らかに少ないことが分かります。
この双子の傷の量の違いは、
真シエルというキャラクターを考察するうえでの非常に大きな伏線である可能性があります。
何故坊っちゃんの方が傷が少ないのか?
何故双子には傷の量に差があるのでしょうか?
私は恐らく、真シエルが坊ちゃんを庇ったからではないかと考えました。
実際最新刊である27巻では、
檻の中で真シエルが坊ちゃんを庇うように抱きしめ大人たちをにらみつけているシーンがありました。
真シエルは坊っちゃんを絶対に殺さないという伏線か
真シエルの存在は確かに不気味です。
恐らく坊ちゃんに対し、歪んだ危険な愛情を持っていることも間違いないのではと考えています。
しかしこのコマは、
真シエルがそれでも坊ちゃんを殺すようなことは絶対にないという伏線である可能性があります。
真シエルが良くない存在であることは恐らく間違いありませんが、それでも彼はあくまで敵、ラスボスという立ち位置とは違うのではないかと私は考えています。
具体的に説明していきます。
何故真シエルは坊っちゃんに対し不利なことを言ったのか?
真シエルが坊ちゃんの敵ではないとなると、疑問に感じるであろう点があります。
それはこちらのセリフです。
この直前、
真シエルは坊っちゃんに対しこのように発言していました。
真シエル
「お前が嘘をついていたことを叱るつもりはないよ。むしろお前を嘘つきだと責める奴がいたら僕が許さない。」
黒執事第140話「その執事、主張」より
この発言は矛盾していることが分かります。
真シエルは
第140話でこのように発言していたにも関わらず、警察やミッドフォード家に囲まれた大勢の中で坊ちゃんを陥れるような発言をしました。
坊ちゃんを貶める以外の可能性があるとしたら真シエルの目的は何でしょうか。
坊っちゃんを囲い込もうとしている
真シエルは坊っちゃんを追い詰めたいわけではなく、
社会的に孤立させ、自分の元へ完全に囲い込もうとしている可能性があります。
あくまで真シエルは
坊っちゃんに対し間違った形の愛情を抱いているだけで、坊ちゃんに危害を加える可能性は少ないのではと私は考えています。
むしろ、いつか坊ちゃんに危険が及んだときは、自らの身を挺してでも坊ちゃんを守るのではとさえ予想しています。
今後の黒執事の簡単予想
もし今回指摘したコマが本当に
真シエルが坊ちゃんに対し身体的危害を与える気が無く、むしろ身を挺してでも守ろうとするということの伏線だとしたら、今後の黒執事はとても悲しい結末を迎える可能性があります。
死神派遣協会の存在
現在死神派遣協会が葬儀屋(アンダーテイカー)を追っています。
その理由はもちろん、葬儀屋が勝手に死者を蘇生させたことに理由があります。
死神派遣協会にとって葬儀屋は死者蘇生が出来るライバル的存在となってしまった為、今後命を狙ってくる可能性があります。
となると、死神派遣協会がイレギュラーな復活を果たした真シエルを見過ごすとも思えません。
あくまで予想ですが、
以上のことから私はこのような可能性もあると考えました。
坊っちゃんを社会的に孤立させて、自分の下へ囲い込もうとしているのでは?
— 餅月 (@mochimochimoon3) 2018年9月6日
かと言って坊っちゃんを殺そうとする人が現れたら自らの身を投げ出してでも守ろうとしそう
葬儀屋が双子を守り攻撃を受け、
その下で真シエルが坊っちゃんを守り、坊っちゃんだけが無傷で生き残るなんて事になったら文字数
葬儀屋が双子を守り、自らの体で死神派遣協会からの攻撃を受ける(貫通する)
↓
真シエルがその下で坊ちゃんを守り庇う(致命傷)
↓
坊っちゃんだけが助かる(生還)
悲しすぎる予想なので
外れてくれることを祈りたいです(´;ω;`)
現時点ではまだ勘レベルの予想ではありますが
それでも、
やはりここまで温度差があり、ましてや死者蘇生を経て復活した双子たちが、二人そろって生き残る未来はあまりないように感じてしまいます。
黒執事の主役はあくまで悪魔セバスチャンです。
セバスチャンと坊ちゃんの主従関係があってこその黒執事であるため、
坊ちゃんが中盤で死ぬことも、それに対等するようなダブル主役の乱立も、私の中ではあまりイメージが湧きませんでした。
むしろ真シエルを守るという大義名分のもと葬儀屋がデスサイズによる攻撃を受ければ葬儀屋の走馬燈劇場が見えることになりますし、
そこで葬儀屋とファントムハイヴ家の関係性が明らかとなり、
更にファントムハイヴ家のために奔走していた葬儀屋に対し、死神派遣協会が敵として表れ襲撃事件にも関与していたことが明らかとなれば、
黒執事の物語が真のラスボスである(可能性のある)女王と死神派遣協会に矛先が向くターニングポイントとして、非常にしっくりまとまってしまうような気がしまうんです…
葬儀屋は現在の黒執事の中ではいわば最強のキャラクターです。
それをもし完膚なきまでに殺し尽くせる立場として死神派遣協会が描かれ、
またその死神派遣協会と女王との関係性に移行していったとしたら…
ラスボスの力の強大さを表すエピソードとしても十二分に感じてしまうんです‥‥っ
うああ違っててくれ頼む(´;ω;`)
この辺の考察につきましては過去記事に根拠とともにまとめてあります。
www.under-taker.com
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まとめ
今後の黒執事において、
真シエルの異常性が『どこまで』のものなのかが非常に重要になってくるのではと感じました。
真シエルの異常性はあくまで坊ちゃんに対する執着のみで、
悪意や殺意のようなものは一切向けられていないものではないかと私は感じました。
それはそれで迷惑な話で、猶更恐ろしい状況であることは間違いなのですが…(;'∀')
今後は真シエルのキャラクター性についても十分注意していく必要がありそうです。
餅月