黒執事考察ブログ

葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたブログです。『黒執事』に隠された「嘘」と「伏線」に、貴方も騙されていませんか?※本誌内容に言及します※

【考察】葬儀屋のデスサイズの骸骨にまかれたイバラの冠の意味

こんにちは!餅月です。
今日は葬儀屋のデスサイズについて考察してきたいと思います。


当ブログでは、
葬儀屋のデスサイズの骸骨は、こちらの扉絵の骸骨をカスタマイズし組み込んだものではと予想しています。

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この扉絵の骸骨と、葬儀屋のデスサイズの骸骨は
イバラの冠を付けていることと、その付け方が一致しています。

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また特に扉絵の様子と身長差から、この骸骨の正体は生前女性だったのではないかと考えていました。

骸骨の正体

結論から申し上げますと、
この骸骨はクローディア・ファントムハイヴのものである可能性があります。

葬儀屋はクローディアの死者蘇生に失敗し、ダメにしてしまった遺体から肉を取り除き、残った骨を自身のデスサイズに組み込んだ可能性があるのではないかと私は考えています。

クローディア・ファントムハイヴとは
シエルたち双子の祖母であり、ヴィンセントの母です。

葬儀屋は「宝物」と称し、彼女の遺髪を遺髪入れに組み込み肌身離さず持ち歩いていました。

まだクローディアとの関係性は明らかなものとされていませんが、葬儀屋はクローディアの愛人であった可能性があります。


デスサイズに組み込むメリット

なんでも切れるデスサイズは壊れることがありません。(メンテナンスは必要なようですが)

裏を返せば、
デスサイズにカスタマイズしデスサイズとしてしまえばその「モノ」は、かなり強固に保存されることとなります。

デスサイズにカスタマイズすることで、
葬儀屋はクローディアの遺体をより安全に保存しようとした可能性があります。

また、現役死神時代(クローディア存命時代)の葬儀屋のデスサイズに骸骨が見受けられないこともそのように考察する理由の一つです。

葬儀屋のデスサイズの骸骨クローディア説については下記記事に更に詳しい考察の根拠をまとめておきます。

www.under-taker.com
www.under-taker.com
www.under-taker.com

イバラの冠

今回考察するのは、そんな葬儀屋のデスサイズの骸骨に巻かれたいばらの冠についてです。

このいばらが何のために巻かれているのかを考察してみました。

まだこれは確証はない予想考察なのですが、
これは脳を取り出す際に頭がい骨を開けたときの傷を隠すためのものなのではないかと考えています。

もし葬儀屋のデスサイズの骸骨が本当に元人骨であった場合、この可能性が浮かんできます。

脳を取り出すためには頭がい骨を開けるしか方法はありません。

その為
大きな傷が出来てしまった頭がい骨をフォローしたいという優しさから、葬儀屋はいばらの冠を巻いた可能性があります。

葬儀屋のデスサイズの頭蓋骨に傷らしきものは今のところ描かれていないかな?と思います。
まだあくまで仮定レベルの話ではありますが、メモとして残させて頂きます。


追記:2018年9月19日
コメント欄にて
頭がい骨からの脳の取り出し方についてご指摘を頂きました。

ゆーさん貴重なご助言をありがとうございます!

ゆーさん

ところで茨についての考察ですが珍しく私にも思い当たるものが。。
それはイエスキリストの茨冠です。詳しくは省略しますが、キリストが磔刑にされた際に被せられたもので、ユダヤの王を名乗ったことへの罰、侮辱の意味とそれでも彼が真の王であるという2つの意味が込められているそうです。
もし骸骨にしたいだけなら脳は鼻からかきだせます(エジプトのミイラの作り方曰く)(故人を特別に想っていたならしない気もしますが…)。

私もそういえば幼い頃ド〇エモンの学習漫画か何かで脳を鼻から取り出すという方法を読んだことがあったことを思い出しました←

葬儀屋は恐らくこのような行為を熟知していると思いますので、となると骸骨を開けて脳を取り出すのではなく、鼻から取り出した可能性が高いかなと感じました。

となると、茨の冠は宗教的意味が強かったのかも知れませんね。

餅月