黒執事考察ブログ

黒執事は「腐女子向けの作品」ではない・・!それはあまりにも勿体ない!枢先生の「嘘という名の伏線」に騙されないように頑張ってる人が管理人。葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたネタバレ有りの考察ブログです

【考察】ヴォルフラムとフィニアン(フィニ)の共通点を考察すると、ドイツにも人外との接点がある可能性が見えてきた

こんにちは!餅月です。
今日は緑の魔女編で登場したサリヴァンの執事ヴォルフラムと、坊ちゃんの使用人であるフィニアン(フィニ)について考察をしていきたいと思います!

今回の記事は、問題提起です。
まだ関係があるかはわかりませんが、ヴォルフラムとフィニアンにはいくつかの共通点を見ることが出来ます。

いつかこれが伏線として本誌で語られる可能性もあるため、メモとして残しておこうと思います。


「ドイツ出身」である二人

まず、最も大きな共通点として、
ヴォルフラムとフィニアンは二人ともドイツ出身であることが挙げられます。

ヴォルフラムの方は緑の魔女編が初登場キャラだったので言わずもがなですが、フィニアンがドイツ出身であると考えられ伏線も実は既に緑の魔女編で張られています。

坊ちゃんがドイツ語が話せないのに対し、フィニアンはドイツ語を何故か話せることが原作の中で明らかにされているのです。

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ドイツ語を少し話せる、というフィニアン:黒執事18巻第87話「その執事、探訪」より引用

このことから、フィニアンが坊ちゃんと会う前にいた施設はドイツ語圏にあった可能性が高いです。

そして、フィニアンとヴォルフラムにはいくつかの共通点が見受けられ、それらを紐解いていくとドイツ国家とも人外が密接に結びついている可能性があることがわかります。

具体的に説明していきたいと思います。

「人間兵器」として育てられた二人

二人にはドイツという共通点だけでなく、育ち方にも下記の共通点があります。

・人間としてではなく兵器として育てられたこと
・はじめ、名前さえ与えられていなかったこと

最も重要な共通点は、二人は兵器として育てられたという点です。

まずはヴォルフラムから具体的に考察を進めていきたいと思います。

使用人たちをも凌駕する戦闘能力を誇るヴォルフラム

ヴォルフラムは給仕があまり得意ではない執事でした。

しかしそんなヴォルフラムが何故あえてサリヴァンの執事として抜擢されていたのかは、緑の魔女編の終盤で明らかにされます。
有事の際にサリヴァンを処分する為の圧倒的戦闘能力こそが、緑の魔女の執事に求められている本当の力でした。

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至近距離で銃を避けるヴォルフラム:黒執事21巻第101話「その執事、遭逢」より引用

ヴォルフラムは終盤に使用人たちと戦いますが、戦争になれているはずのバルドと互角以上の戦いをし、至近距離で発砲された坊ちゃんの弾丸をよける人間とは思えない身体能力をみせました。

その動きは、バルドに「まるで野生動物だ」と言わしめるほどです。

軍隊で鍛えられたヴォルフラム

ではヴォルフラムのこの並外れた身体能力はどこで授けられたのでしょうか。

ここがフィニアンとの相違点です。

回想を見た所、
ヴォルフラムはどうやら軍隊の訓練によってこれらの力を得たようです。

つまり何か人外が関わるような特殊な実験、投薬などが理由ではなく、ヴォルフラム自身が努力して得た結果の力である可能性が高いのではないかと私は感じています。
現に、ヴォルフラムが何か注射されるような描写はありませんでした。

しかしかといって、この軍事施設が普通の軍事施設でないことも事実です。

といいますのもヴォルグラムは緑の魔女護衛の任務に就くまで名前が無かったからです。
このことからもこの施設が一般的な軍事施設よりはるかに非人道的であり異常であることが理解できます。

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人間ではなく兵力として生き、初めて名前が与えられたヴォルフラム:黒執事22巻第101話「その執事、不評」より引用
一般的な兵役では、当然兵士には元から名前があります。しかしヴォルフラムは、緑の魔女の執事になるために初めて名前を与えられました。

直接的な実験要素は見えなかったものの、ヴォルフラムが物心つく前が明らかになっていないこともあり、ここで兵役にいそしむ子供たちの出生も明かされていません。

つまり、ヴォルフラム自身に直接人外の力が及んだ可能性は現在はまだ低いものの、このヴォルフラムの出身の軍事施設や兵隊たちの出生などの背景に人外の力が加わっている可能性は現在はまだ否定できないと言えます。

怪力のフィニアン

次にフィニアンについて考察してきたいと思います。

フィニアンもまたヴォルフラム同様並外れた身体能力を持っています。
フィニアンがその力を使用するときは瞳が少し変化します。

主な力としては怪力並外れた足の速さが挙げられます。

特にその力の強さは本人も無意識のうちに発してしまうことも多く、たびたびセバスチャンや坊ちゃんを困らせる要因にもなっているようです。

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自分の倍以上あるジャンボを怪力で撃退するフィニ:黒執事8巻第33話「その執事、信望」より引用

実験によって力を与えられてフィニアン

そんなフィニアンの能力ですが、
ヴォルフラムとは違い、訓練などの努力で培われたものではなく一方的に人体実験を行われ生物兵器として人工的に生み出された存在であることが分かります。

先にフィニアンがいた実験施設について整理したいと思います。

フィニアン達がいた施設

フィニアン達がいた施設は、坊ちゃんとセバスチャンたち女王の番犬によって既に壊滅させられました。

「先生」と呼ばれる白衣のがフィニアン達を殺しながら「くそっ、せっかくの成果が・・・」と嘆いていたことからもそこが実験施設であり、フィニアン達は被験体として人道的な扱いは受けていなかったことが分かります。

フィニアンがドイツ語を少し話せること、そして実験施設の「先生」たちと言葉で多少コミュニケーションを取ろうとした描写があることから、この施設はドイツ語圏であり、「先生」達もドイツ語を話していた可能性が高いです。

セバスチャンと坊ちゃんたちが動いたということはヴィクトリア女王がこの施設の存在について気づき、闇の中でこの施設を葬ったことになります。

この経緯がどのようなものだったのかも非常に気になりますね。

このように非合法な人体実験を行う研究施設の被験体として、フィニアンは当時存在していました。

生物兵器として「ビザールドール」と共通項のあるフィニアン

坊ちゃんが僕を「兵器」から「フィニアン」にしてくれたんだ

そういうフィニアンですが、
黒執事の中では実験により人体を兵器として利用されている存在がもう一ついます。

それこそが葬儀屋が豪華客船編で生みだした肉人形(ビザールドール)です

葬儀屋も、ビザールドールを「最高の動物兵器」と明言しています。

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「最高の動物兵器だろう?」と口を吊り上げる葬儀屋:黒執事13巻第60話「その執事、動揺」より引用

実験により作られたいびつで怪力な存在。この点において、フィニアンとビザールドールは一致していることが分かります。

フィニアンがビザールドール動揺遺体から蘇生された可能性についてはまだ明記されはいないものの、直感的な印象ではありますがフィニアンは元遺体、という訳ではなく生身の人間に人体実験をされたのではないかなと私は感じています。

ですがだとしても、ビザールドールとフィニアンの自我の持ち方を比べれば、生物兵器としてフィニアンの方が優秀であることは一目瞭然です。

このことよりフィニアンに人体実験を施した施設の技術力は、豪華客船編の葬儀屋が持つ技術よりも上回っていた可能性が高いです。

フィニアンの施設は時代的に「進みすぎている」

人間が持ち得る力以上の力を、実験により生きた人間に得させることが出来たこの施設の研究は、現代の私たちにも成し得ていない程の進みすぎた技術であることが分かります。

この「進みすぎている」という発言は、青の教団の施設を見た際死神オセロにより発せられました。
時代にそぐわない進みすぎた技術は、背後に死神もしくは悪魔の人外の力が関わっている可能性が高く、非常に重要です。

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血液を採取する施設を見て「進みすぎてる」というオセロ:黒執事24巻第119話「その執事、示教」より引用

ドイツのこの施設の技術力が、何らかの人外の力を持ってしている可能性は非常に高いと私は感じています。

以前より葬儀屋に肉人形(ビザールドール)を受注した国はフランスなのではないかと当ブログでは考察していましたが、これに加えもしかするとドイツも関わってきている可能性もあるかもしれません。

フィニアンの施設を潰したのは「女王」と「死神派遣協会」か

以前より当ブログでヴィクトリア女王と死神派遣協会が背後で繋がっている可能性についてを考察してきました。

セバスチャン曰く、女王は後に時代を変えるうねりへと変わる小さな庁の羽ばたきが本当に見える人なのかもしれないと言っていました
この施設を潰した際も、敏感にこの進みすぎた実験へ鼻が利いた可能性があります。

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女王のことを「世界を変える羽ばたきをする蝶が見えるのでしょう」と語るセバスチャン:黒執事11巻第49話「その執事、奇矯」より引用

しかし本当にそれだけでしょうか?

この時代に進みすぎた技術を最も嫌がるのはおそらく人間ではありません。
最も嫌がる存在は、人間の生死を司り、時代を正しく進めていく役割をもつ人外なのではないでしょうか。

時代にそぐわない便利な力が与えられることは人間にとってはメリットしかありません。ですが、ことわりを司る神にとっては邪魔でイレギュラーな存在となるだけです。

つまり、女王はバタフライエフェクトが何故か見えることは、近くに死神派遣協会からの助言があるゆえである可能性があります。

だとすると、この時女王の番犬によってこの施設が壊滅させられたことは、単にイギリスに対して不利だからという理由だけではなく、死神にとってもこの施設が潰しておくべき必要があったからなのかもしれません。

名前が無かったヴォルグラムとフィニアン

また、最後の二人の共通点として挙げられることが、二人には名前が無かったという点です。

ヴォルフラムについては先ほど言及しましたが、フィニアンもまた坊ちゃんに名付けてもらうまで名前がありませんでした。

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初めて坊っちゃんから名前を貰うフィニ:黒執事21巻第100話「その執事、脱走」より引用

オマケ:ちょっと筋肉バカポジの二人

また、これは余談ですが、力が強く、ちょっと抜けているところが多い。そんな愛され筋肉バカなおちゃめな一面があることも、二人にとって共通点として挙げることが出来ますね
いつまでもこんな風に楽しくいてくれればいいのですが…

まとめ

今回はフィニアンとヴォルフラムの共通項から、黒執事を考察してみました。

二人の共通点を挙げてみると、背後にドイツと人外の関係性をほのかに感じる内容が見えてきました。

今後黒執事はドイツに限らずフランスなども取り上げられそうな予感がしますが、これらのイギリス以外の諸外国と人外の関係性はどこまで左右されるのでしょうか?

これらを紐解く鍵となる人物は、やはり葬儀屋(アンダーテイカー)その人なのではないかと感じます。

セバスチャンの言葉を借りてみれば、「ここまでややこしくしたのは貴方でしょう?」と言った感じでしょうか…笑

人外と諸外国の関係性がどこまで広がっているのか、今後も注意深く楽しく拝読していけたらと思います!\(^o^)/

餅月