こんにちは!餅月です。
今回は連載再開を受け満を持して始まった「青の復讐編南の章」の舞台となるザ・ネクタルスプリングスホテルの名前について考察をしていきます。
今回の記事は、こちらの記事の内容を個別化したものです。
www.under-taker.com
ブログランキング
沢山の応援ありがとうございます!
よければクリック↓で引き続き応援お願いします!✨
ザ・ネクタルスプリングスホテルの名前
第213話で明らかになったホテルの名称。
それがザ・ネクタルスプリングスホテルです。
結論から申し上げますと、このホテルの名称自体が兄シエルと葬儀屋の血液供給機関である事を示唆している可能性が非常に高いです。
文字通り血濡れの予感だゼェ…
— 餅月 (@mochimochimoon3) June 18, 2024
甘やかな神々の酒()は飲む側なのか、飲まれる側なのか…
順番に考察をしていきます。
ネクタル→神々が飲む不死の酒
まずは「ネクタル」の意味について見ていきましょう。
ネクタル
語源的には〈不死〉を意味する。
〘 名詞 〙 ( [ギリシア語] nektar ) ギリシア神話の神々の酒。飲んだ者を不死にする力をもつ。神酒。霊酒。ネクター
蜜(みつ)の酒、または特殊な植物の蒸留酒で、香りよく、味わい絶妙。アンブロシアと同様これをとるものは不死と永遠の若さを約束された。
引用:ネクタル(ねくたる)とは? 意味や使い方 - コトバンク
上記引用を見ただけで
「あっ(察し)」
となる方も多いのではないでしょうか。
ネクタルは語源的には不死。
ギリシア神話では神々が飲む甘やかな蜜でできた不死の酒として描かれます。
現在坊ちゃん達が追っている葬儀屋(アンダーテイカー)は死者蘇生技術を大成するために大量の血液を集めている事が分かっています。
そして葬儀屋側は、血液を搾取している事を一般人から気づかれないように血液を別の物や言葉に置き換えて暗喩することがあります。
例えば以下の様な例があります。
・きらめきを捧げる=きらめき(血液)を捧げる
・ヤドリギ(寄生樹)を送る=貴方に寄生して血液を搾取する
さて今回のホテル名として冠されている、
神を不死の存在にする酒ネクタル。
これは死体を蘇生(不死or死の克服)するために必要な血液の暗喩としての伏線である可能性が出てくるのです。
スプリングス→泉
ネクタルに続き、次はスプリングスの意味合いを見てみましょう。
これは直訳すれば泉という意味です。
つまり素直に翻訳すれば不死の酒の泉。となります。
これを黒執事的意味合いに置き換えてみれば…。
もうお分かりですね。
このザ・ネクタルスプリングスホテルの名前の本当の意味は、不死の泉=血の泉を示唆している可能性があります。
※ちなみに私の家族RNさんにこの話をしたところ、「日本版で言えば養老乃瀧みたいな感じか( ^ω^)」と言っていました。色々と怒られてしまえー
芳醇な血液に満たされた泉。
それこそがザ・ネクタルスプリングスホテルなのかもしれません。
もしそうだとしたら、Gファンタジー表紙で血液の様な零れ落ちる紅茶に囲まれてうっとりする葬儀屋さんの表情もより納得できるように感じますね。
血を浴びてうっとりする推し…素敵です。
このホテルに滞在している客は当然自分たちがネクタルを飲む側だと思っている筈。
しかしこのホテルもスフィア・ミュージックホール同様、集められている人たちはあくまで泉に溜まる血だまりに過ぎず、ネクタルを飲む立場なのは兄シエルを始めとしたビザールドールである可能性があります。
ホテルのモデルは「ザ グランド ブライトンホテル」か
第213話ラストで、ザ・ネクタルスプリングスホテルの外観が明らかになりました。
ザ・ネクタルスプリングスホテルは、実際にイギリスブライトンに存在するザ・グランドブライトンホテルと外観が酷似している為、こちらがモデルになっている可能性が非常に高いです。


まとめ
今回はザ・ネクタルスプリングスホテルの名称を考察してみました。
名前の意味合いを紐解いてみると、何とも血生臭い予感がすることにお気づき頂けたのではないでしょうか。
現在連載が再開した黒執事。
最新話の舞台はこのホテルだけでなく、隣接する遊園地も含まれることが明らかになりました。
どれも物凄く魅力的な舞台…!
一体ここでどんな物語が待ち受けているのでしょうか。
ワクワクが止まりません!!
よければクリック↓で引き続き応援お願いします🦴!
それではまた次のブログでお会いしましょう!
餅月