黒執事考察ブログ

葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたブログです。『黒執事』に隠された「嘘」と「伏線」に、貴方も騙されていませんか?※本誌内容に言及します※

【黒執事考察ブログ】ドールはなぜサーカス団員の最期を知っていたのか?蘇生と走馬灯劇場改ざん説

こんにちは!餅月です。
今日はサーカス団員のドールにまつわる疑問点を考察していきたいと思います。
今回の記事は、第205話考察からの抜粋となります。

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疑問点:ファントムハイヴ邸でのサーカス団員の虐殺をドールに伝えたのは誰?

第205話内で、ドールの口からサーカス団員達がどのように殺されたか、そして誰によって殺されたかまでが赤裸々に語られました。

悲惨な最後を遂げたサーカス団員達:黒執事第205話「その執事、恐慌」より引用

ここで浮かぶ大きな疑問は、ドールは、この事実をどのように知ったのかという点です。

大前提として、ドールはケルヴィン男爵邸で坊ちゃん&セバスチャンによって殺害されました。

つまりファントムハイヴ邸で同時刻に起こっていたサーカス団員虐殺の詳細を、彼女が知っているのは不自然なのです。

これは単なる物語の都合ではなく、黒執事の「蘇生技術」に関わる重要な伏線の可能性があります。

では誰がドールにこの真実を伝えたのでしょうか?
現段階で考えられる候補は以下の通りです。

・葬儀屋(検死した可能性)
・離脱組の死神
・タナカさん

順番に考察していきたいと思います。

1.葬儀屋(アンダーテイカー)説

まず初めに現時点で最も可能性が高いと思われる葬儀屋(アンダーテイカー)説を見てみましょう。

サーカス編の際、葬儀屋さんは坊ちゃんを追いケルヴィン男爵邸にいました。
その為、彼はファントムハイヴ邸で亡くなったサーカス団員の様子は直接は見ていなかったことが分かります。

ケルヴィン男爵邸の様子を見ていた葬儀屋:黒執事8巻第35話「その執事、遂行」より引用

しかしそれでも葬儀屋の可能性が最も高いと考える理由は、
走馬灯劇場を再生する死神の能力を持っている為です。

サーカス編当時は豪華客船編より前。つまり葬儀屋は、葬儀屋業としてまだ現役でした。

もし坊ちゃんが葬儀屋にサーカス団員達の死体処理を依頼していた場合、葬儀屋は死体から走馬灯劇場を取り出し記憶を盗み見た可能性があるのです。

ただし懸念点として、以下の点が明確に描かれていないことが挙げられます。

・ファントムハイヴ邸での団員の死体の処理方法
・葬儀屋に処理を依頼したのか

サーカス編の事件の後、セバスチャンはこのように発言しています。

セバスチャンの発言
「貴方がた3人は散らかした物を片付けてください。修理と通常業務は私がします。」
黒執事第37話「その執事、新調」より引用

散らかした物というワードに強調の点が打たれていた為、ここに死体の意味が込められている可能性もありますが葬儀屋を頼れる状態で使用人たちが死体遺棄を担当するか…?と疑問が残ります。

先日明かされたバルドの過去編では、ファントムハイヴ邸に忍び込んだ暗殺者をバルドが殺めた後、翌日葬儀屋が遺体を回収に来るようセバスチャンが手配していました。

セバスチャンにとっての通常業務に暗殺者の遺体処理手配を葬儀屋に依頼する流れが含まれていた場合、セバスチャンが死体の処理を葬儀屋に依頼した可能性が一番高くなるのではと感じます。

2・離脱組の死神説

次に離脱組の死神説を考察していきましょう。

まだ直接は登場していませんが、葬儀屋の近くにまだ未登場の離脱組の死神が存在していることはほぼ確実となっています。

これは考察というよりは完全な予想ですが、もしサーカス編の際、葬儀屋はケルヴィン男爵邸を、そして離脱組の死神はファントムハイヴ本邸で事件の成り行きをみていた場合、ファントムハイヴ邸での虐殺の詳細を知ることは可能と感じます。

そしてファントムハイヴ邸にもいましたよね。死神ウィルが。

ウィルには死神派遣協会を裏切っている疑惑も浮上しています。
※これはまだ根拠が浅いため、あくまで「可能性」の一説として挙げさせて頂いております。

もしウィルがスパイだった場合、もしかすると葬儀屋はここから情報を得たのかも、しれませんね。

ウィル裏切者説については下記記事で詳しく言及しています。
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3・タナカさん説

最後にタナカさん説です。
ファントムハイヴ邸がサーカス団員の襲撃を受けた際、タナカさんは現場にいました。
そしてその後兄シエル側で給仕をしています。

このことから、素直に考えてみればタナカさんが詳細を話したと考えることが一番自然なようにも見えます。
しかしこの説については、タナカさんの人間性を考えるとどうしても可能性を低く感じざるを得ません。

ドールが説明したサーカス団員達の最後は確かに全て事実でしたが、それらは本来ドールが知る必要もないような詳細な部分まで共有されていました。

あまりにも残酷なこの内容は坊ちゃんにとって不利になる情報であり、またドールの坊ちゃんへの敵意を焚きつける内容であると分かっていたはずです。

たとえ事実であったとしても坊ちゃんを陥れるような内容の共有をあのタナカさんが本当にするだろうか…と感じずにはいられません。

双子の秘密でさえ墓までもっていこうとしていたタナカさん。
そんなタナカさんがこんな残酷なことを危険な相手に赤裸々に伝えるはずがない、という半分考察、半分希望を交えた理由で一番可能性が低い説とさせて頂きました。頼む、頼む‥‥。

ドール:記憶を繋がれている説

最後の説です。それは、ドール自身の記憶が操作されている可能性です。
といいますのも、ドールの語り口はまるでサーカス団員の死を全て直接見たかのように詳細であるからです。

例えば死因だけなら死体を見ただけでも特定できますが、誰に殺されたかまでは現地で直接見るか、もしくは遺体の走馬灯劇場を覗きでもしない限りなかなか難しいと思われるからです。

それにも関わらずドールは誰に殺されたかまでを、詳細に語りました。

また、さらに言えばドールはメイリン、バルドと直接会ったことがありません。それにも関わらずメイドとシェフが殺害したことを語りました。

更に更にいうなれば、フィニに関する暴露もおかしな点があるのです。
それは、ドールがフィニを「庭師」と呼んだ点です。

フィニは児童養護施設に来てからドールに対して自分が庭師だとは名乗っていませんでした。

あくまで四人の子供たちにのみ、疑惑の念をといてもらう為に「庭師」であることを明かしており、その場にドールはいません。

4人の子供たちにのみ自分が「庭師」だと明かしていたフィニアン:黒執事第199話「その執事、陳答」より引用

それにも関わらず、今回の第205話ではドールはフィニアンを指し「庭師」と叫びました。

何故かフィニアンが庭師であることを知っているドール:黒執事第205話「その執事、恐慌」より引用

この記憶は一体何処から来たのでしょうか?

これはまだ予想レベルの内容なのですが、もしかするとドールはより高度な蘇生実験を行うために「未来への願望」を強化するために「ファントムハイヴ邸での虐殺の記憶」が走馬灯劇場に繋げられてしまったのかも、しれません。

だとしたら本当に残酷です。
まるで自分自身が見たり経験したかのような臨場感あふれるサーカス団員達の殺される描写の説明の仕方や、本来初対面であるはずのフィニや、見たこともないはずのメイリンやバルドを知っている事も、こう考えてみるとつじつまが合うように感じます。

走馬灯劇場が編集できることは既に葬儀屋によって明らかにされています。

坊ちゃんへの殺意に塗れて、無念の内に殺されてしまったドール。
それだけでも素材としては十分優秀なのではないかと思われたのですが、もし更に上を目指し、ファントムハイヴ邸本邸での記憶も埋め込まれていたとしたら…。
つじつまが合うような気がしてなりません。

第205話ではまるで狂ったような笑顔を見せたドール。
もしかするとドールは本来は知ることもなかったはずの残酷で抱えきれないような記憶に押しつぶされそうなのかもしれません。

余談ですが、ジョーカーの可能性があるポラリス様も感情のコントロールが出来ない節がありました。
もしジョーカーもまたドール同様にこのような記憶の埋め込みや共有がされていたとしたら‥‥。
あのように取り乱し続けてしまうのも納得できてしまうように感じます。

まとめ

今日はドールの記憶について考察を深めてみました。

ドールはお星さま。特別なビザールドールです。

もしドールの蘇生をより強固なものにするためにサーカス団員達の記憶が走馬灯に組み込まれていたとしたら…。
こんなに残酷なことはありません。

そしてそれは必然的に坊ちゃんへの敵意を増すものです。
そうなる事を分かっていながら、何故葬儀屋側はドールを蘇生し、お星さまとして傍に置く事を許しているのでしょうか?

ドールについてはまだまだ疑問が残ります。
きっと物語が進めば、順番に明らかになるのではないでしょうか。
ドールの謎が解き明かされるその時を、固唾を飲みながら楽しみに待ちたいと思います。

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それでは次の記事でまたお会いしましょう。

餅月