黒執事考察ブログ

黒執事は「腐女子向けの作品」ではない・・!それはあまりにも勿体ない!作品の「嘘」と「伏線」に貴方も騙されていませんか?葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたネタバレ有りの考察ブログ

【妄想考察】葬儀屋アンダーテイカーは何故「模範的な死神」だったのか?→模範的な死神(模範囚)でいて、早く「許される日」を迎え死にたかったからか

こんにちは!餅月です
今日は葬儀屋は何故「模範的な死神」でいたのかについて考察していきたいと思います。

今回の記事は、こちらの考察を更に掘り下げた内容となります。
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なお、今回の記事はまだ考察の根拠と言える数が少ない個所の考察の為、妄想考察の形をとらせて頂いています。

根拠と言える箇所の引用の他に、今までのキャラクターたちの言葉や行動を見たうえでの憶測も含まれております。
十分可能性はあると感じてはいるのですが、それでも普段よりは根拠と言える箇所がまだ少ない点、ご了承いただけますと幸いです!
いつかあたったらラッキー程度で!(^^)!



「許される日」と「離脱」

今回考察する内容の要約はこちらです。

葬儀屋が死神として真面目に仕事をし続けた理由は、死神派遣協会の「許される日」が大きく関わっていた可能性があります。

許される日と離脱の違いについては、以前こちらの記事で考察をさせて頂きました。
よろしければ読んでみてください。

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死神派遣協会に囚われた自殺者たち

私は、今まで何度か死神たちは、死神という形で死神派遣協会に囚われ、使役を強要されているという言い方をブログ内でしてきました。

そして現段階で黒執事内で最強キャラである葬儀屋もまた、例外なく死神派遣協会に囚われ使役する存在であったと言及してきました。

葬儀屋は、ここからいち早く脱するために真面目な姿勢を貫いていた可能性があります。

勿論生前の葬儀屋がもともと真面目であったことも間違いはないでしょう。
ですがそれ以上に、葬儀屋はこの死神派遣協会という監獄から死(許される日)という形で解放されたいがために、模範囚でいることに徹していた可能性があると私は感じました。

そう考えるのには根拠があります。

葬儀屋は派遣協会でも本名を名乗らなかった

多くの死神が生前の名前を名乗る中、葬儀屋だけは死神時代も本名を名乗ることがありませんでした。
これが非常に重要な伏線として関わってくる可能性があります。

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「本名を名乗らずずっと冥籍番号で通してたんだ」と葬儀屋が生前の名前を名乗ることがなかったと語るオセロ:黒執事29巻第149話「その執事、鳩合(きゅうごう)」より引用

これは後半で詳しく説明しますが、
葬儀屋が死神派遣協会に反抗的な気持ちをはじめから持ち続けていたこと、そして葬儀屋の内面は死神になってからも自殺を決めた時と何も変化していないということを表す伏線である可能性があります。

特に葬儀屋の「名前」については黒執事の中で非常に重要な意味合いを持っている可能性が高く、当ブログでは以前より度々考察を重ねてきました。
葬儀屋の「名前」についての重要性は下記記事で既に考察してあります
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他の死神と葬儀屋の相違点

葬儀屋と他の死神たちでは、
離脱している、本名を名乗らない、ということ以外にもう一つ大きな違いが存在します。

それは葬儀屋が死神になってもなお自殺した当時の自殺者としての感情をキープしたまま死神になった可能性が高いという点です。

具体的に説明していきます

自殺者とは思えない程、個性に満ちた死神たち

死神派遣協会の死神たちは、死神派遣協会によって一種の洗脳状態である可能性があります。
というのも、黒執事に登場する死神たちはおよそ自殺者には見えない程個性的で生き生きと働いているからです。

全員自殺したことから、恐らく彼らは生前どうしようもない深い絶望を抱えていたはずです。ですが現在死神として働く彼らにそのような悩みや、死を欲する様子は見受けられません。

これは重要な伏線である可能性があります。

そんな中、葬儀屋だけは死神になってもなお、自殺した当時の気持ちを忘れずに死神となった可能性があります。
何故そう言えるのかは、葬儀屋の当時の呼び名に関わってきます。

はじめから派遣協会に反抗的だった葬儀屋

葬儀屋が死神派遣協会に反抗的で、自殺した時のままの自分自身を維持していたのではないかと考える理由は、先ほども前述した彼が死神派遣協会で名前を名乗らなかった点をあげることができます。

多くの死神が自分の生前の名前を名乗る中、葬儀屋だけは名前を名乗らず、死神派遣協会に与えられた冥籍番号で呼ばれることを望みました。

この姿勢からは少なくともポジティブな印象は見受けられません。
むしろ死神になってもなお、生きていたころの自分を否定し続けているかのような自殺を選んだ時の心境同様のネガティブな理由を感じ取れます。

また冥籍番号で呼ばれることを良しとした様子は、まるで自分自身を囚人番号で呼ばれる存在の囚人であるかのような扱いをしているようにさえ感じられます。

このことから、
私は葬儀屋にとって死神派遣協会は文字通り牢獄であり、自分は囚人であると感じたのではないかと思いました。

囚人と違い名前で呼ばれることが許される中で敢えて生前の名前を捨て番号で呼ばれることを望んだ理由は、葬儀屋から死神派遣協会に対する意趣返しと反発の暗喩的意味あいがもしかすると含まれていたのかもしれません。

心を殺し、模範囚になることを決めたか?

死神は「許される日」まで働き続けます。
ですが何をすれば許されるのかは、まだ現段階では全く明かされていない為考察することがまだできません。

現役時代の葬儀屋は、この「許される日」を迎えるためのノルマをいち早くクリアし、死を許されることを目標としたのかもしれません。

淡々と坦々と、遅れずミスをせず情を挟まず、模範的な死神でいた現役時代の葬儀屋の姿勢は、何も模範的な死神でいることを目指していたのではなく、心を殺し模範囚であり続け、一刻も早く死ぬために仕事をこなしていた姿勢なのかもしれません。

これはあくまで憶測ですが、当時の葬儀屋のその様子は恐らく現在のウィルに似ていたのではないかと感じています。私は死神現役時代の葬儀屋は今の様に笑うことはあまりない、クールで冷静なキャラクターだったのではないかなと予想しています。
葬儀屋とウィルの関係性についての考察は下記記事にまとめてあります
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何故葬儀屋は「許される日」を放棄したのか?

葬儀屋は、最終的に「許される日」ではなく「離脱」という形で死神派遣協会から逃れます。

この心境の変化がどのように生まれたのかは今後の黒執事で死神派遣協会について知るうえでとても重要になってくる可能性があります。

まだこれは根拠がありませんが、
もしかすると死神派遣協会が掲げる「許される日」とは建前上だけの虚像なのかもしれません。

そもそも「死」を求めないように洗脳状態である可能性の死神たちですが、「許される日」を満たす定義は、意図的にあいまいにされており、設定されていないという可能性もゼロではありません。
というのも、死神派遣協会は現在人手不足だからです。

これは原作の中でウィルの口から度々言及されています。

人手不足の中、ベテランの死神が「許される日」を迎え死んでしまうことは恐らく死神派遣協会のダメージにつながります。

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「全く…ただでさえ人手不足なのに」と死神派遣協会が人手不足であることを愚痴るウィル:黒執事3巻第12話「その執事、反攻」より引用

もし仮にそうだった場合、
葬儀屋は「許される日」なんて無いという事実に気づいたのかもしれません。

また、勿論上記でない可能性もあります。
その場合、葬儀屋が「許される日」を放棄してまで死神派遣協会から離れる道を選んだ理由にはヴィクトリア女王の誕生が関わっている可能性があります。

といいますのも、
葬儀屋が逃亡を試みた年はヴィクトリア女王が誕生した年だからです。

女王は恐らく死神の審査を免れたことがあるほどの超イレギュラーな存在です。

そんな女王の誕生に反対し、死神派遣協会と対抗したことが葬儀屋が「離脱」をするきっかけを作ったのかもしれません。

ここもまだ憶測にすぎませんが、
私はやはり葬儀屋が大きく意思を変えるきっかけとなったのはこの女王の誕生も大きく関わっていたのではないかなと感じています。

模範的な死神でいた自分自身を後悔した葬儀屋

葬儀屋は、模範的な死神であった自分自身の在り方を後に後悔した可能性があります。

その理由こそが現在の変人として描かれる葬儀屋自身の姿にあります。

このギャップは非常に大きいです。

葬儀屋が仮に「許される日」を求め「模範的な死神」であり続けた過去を持っていた場合、結果としてそれは叶うことはありませんでした。

いままで心の支えにしていた「救い」としての「許される日」が与えられる道を放棄した葬儀屋には、今まで真面目に死神をやってきた自分がひどく愚かに見えた可能性があります。

恐らく葬儀屋はここでひどく傷つきました。

そして生前から重ねてきたその悲しみに耐えられなくなり、ここで自暴自棄になり、現在の変人としての葬儀屋になった可能性があると私は感じています。

また、現在の葬儀屋が異常に笑いを求める姿勢も、
常に笑っていないとすぐに泣き出してしまうほど悲しみを背負っているからである可能性があります。
(下記記事で詳しく考察をしています)
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まとめ

以上のことから死神現役時代の葬儀屋が模範的な死神であった理由は、文字通り「模範囚」であり、早く死にたいがための行動であった可能性があると私は感じました。

先ほども言った通り、もともと生前の葬儀屋も、現在の変人葬儀屋よりはこの死神派遣協会での真面目な葬儀屋に近かったことは恐らく間違いがないと思います。それはミッドフォード家が生前の葬儀屋に似ている可能性があることが理由として挙げられます。

またこの他に葬儀屋と他の死神と決定的に違う点として重要なのは、恐らく葬儀屋は死神派遣協会のもとについたその瞬間から、死神派遣協会に不信感を持っていた可能性が高いという点です。

むしろ、ほかの死神たちが自殺したという過去を思い起こさせない程生き生きと個性的に働いている点を私はずっと不思議に感じてきました。

彼らも死神になった直後はもしかすると葬儀屋同様その不信感をもっていたのかも、しれません。ここはまだ情報が無いので今後の展開を楽しみに待ちたいと思います。

ですがそれにしても、死神派遣協会の死神たちが一度は自殺するほど死を切望したにも関わらず、普段から死を欲する様子が無いこと、デスサイズで自殺する死神がいないことなど違和感が多いことも事実です。

そして今書いていて思ったのですが、デスサイズはやはり死神を殺すことは出来ないのではないかと感じました。
もしデスサイズで死ねたら、死神は自殺し放題、うっかり事故死まであるかもしれませんものね。

となるとオセロのラボで研究されていることはやはりもしかすると死神の殺し方、デスサイズで死神を殺せるようにする研究なのかも、しれません。

これについては語り出すとまた長くなってしまいますので、改めて後日記事に起こしたいと思います!

とにかく葬儀屋さんの過去には沢山の悲しみがあることを感じずにはいられません。
いつかこの内容が本誌で深く切り込まれることを祈って・・・

餅月