黒執事考察ブログ

黒執事は「腐女子向けの作品」ではない・・!それはあまりにも勿体ない!枢先生の「嘘という名の伏線」に騙されないように頑張ってる人が管理人。葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたネタバレ有りの考察ブログです

【考察】坊ちゃんが喘息を考察/双子の兄、真シエルへのストレスが原因か?/長男の真シエルと比べられ、比較されるストレスから起こっている可能性

こんにちは!餅月です。
今日は、坊ちゃんと喘息の関係性について考察をしていきたいと思います。

坊ちゃんが喘息気味であることは度々黒執事の中で取り上げられていますが、
これは真シエルと坊ちゃんの関係性に関わってくる重要な伏線である可能性があります。

坊ちゃんと喘息

坊ちゃんが喘息持ちであることは度々黒執事の中で描かれてきています。

私は、これが坊ちゃんの中にあるファントムハイヴ家、もしくは双子の兄、真シエルへの精神的ストレスを表している可能性があると考えています。

と言いますのも、
坊ちゃんに喘息の発作が起こるきっかけとなるタイミングがいつもとても意味深であることからこのように考えました。

具体的に考察していきたいと思います。

まず初めに、
坊ちゃんにいつ喘息が出たのか、またいつ喘息が収まっていたかを挙げていきたいと思います。

喘息が出たとき

・襲撃事件前の幼少期(真シエル側にいた)
・サーカス編で冷水を浴びた時
・真シエルが現れてから(真シエルが側にいた)

喘息が出なかったとき

・サバト(真シエル側にいた)
・襲撃事件後、真シエルが現れるまで

上記の様に考えてみると、
坊ちゃんが喘息の発作を起こす際は真シエルが近くにいることが非常に多いことが分かります。

特に、青の教団編で真シエルが現れた際真シエルの姿を見たとたんに坊ちゃんは喘息の発作を起こしてしまいました。

これが非常に顕著な描写なのではないかと感じています。

サーカス編での発作について

これは坊ちゃんの普段の喘息の発作と比べると、原因がイレギュラーなものであると感じています。

と言いますのも、この時坊ちゃんはノアの方舟サーカスに潜入調査をしており劣悪な環境で普段は行わない過酷な運動を強いられていました。

また更に喘息の発作を出す最も直接的な原因が屋外で浴びた冷水でした。

つまりサーカス編の喘息は精神的な物よりも肉体的な疲労から小児喘息の発作が再発してしまったと考えることが自然だと感じています。
サーカス団の「先生」も、坊ちゃんを診察した際にそのように言っていましたね。

またセバスチャンも坊ちゃんが喘息を持っていたことをこの時まで知らなかったためこのサーカス編での喘息の描写は喘息に気づかせるという意味で書かれた少々イレギュラーなシーンだったのではないかと現段階では考えています。

まだ確定は出来ませんが、
今回は上記のように考え、このサーカス編での発作は坊ちゃんの根本の精神状態を表す伏線とは無関係であるとひとまず仮定して考えていきたいと思います。

サバトで起こらなかった発作

双子はファントムハイヴ家襲撃事件後に、悪魔召喚儀式の黒ミサ(サバト)で生贄の供物とされました。

劣悪な環境でおぞましい経験を積み重ねた坊っちゃんですが、これは一般的に考えれば日常と比べて何倍もの精神的ストレスがかかっている状態になります。

ですが、それにも関わらず
坊ちゃんはこの時一切喘息を起こしませんでした。

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最近咳(喘息)が起きないなと思う坊っちゃん:黒執事27巻第138話「その執事、推敲」より引用

しかもこのサバトの時、
坊ちゃんの近くには真シエルがいました。

このサバトで喘息が出なかったことは、

・真シエルが近くにいるのに喘息が起こらなかった事
・劣悪な環境にも関わらず日常で出る喘息が何故か止まったこと

この二つの理由でイレギュラーであることが分かります。

上記の二つのイレギュラーな点について、更に考察していきたいと思います。

真シエルが近くにいるのに何故喘息が起こらなかったのか

何故サバトの際、坊ちゃんは真シエルが近くにいるのに喘息が起こらなかったのでしょうか?

2パターン考えることが出来ます。

・屋敷で真シエルが坊ちゃんに何か喘息の原因となる薬を盛っていたから
・坊ちゃんから見て、真シエルが屋敷にいたころの真シエルから何かしら変化したから

私はこの中で、
可能性が高いのは坊ちゃんから見て、真シエルが屋敷にいたころの真シエルから何かしら変化したからではないかと感じています。

それを踏まえて、上の二つの理由を順番に説明していきます。

屋敷で真シエルが坊ちゃんに何か喘息の原因となる薬を盛っていたか?

まず一番わかりやすい理由が、
坊ちゃんの体調の悪さや喘息が誰かによって意図的に引き出されたものである可能性です。

やはり現段階で最も怪しいのは真シエルです。

そして原作の中でも、
真シエルが坊ちゃんに食べ物や飲み物を与えるシーンが非常に多いため何かしらの薬を盛ることは容易だったと考えられます。

特に怪しくしているシーンが、双子の回想の中で坊ちゃんが家族でのボート遊びの前日に寝込んでしまうシーンです。

この前夜、真シエルは坊っちゃんにホットミルクを作って持っていっていました。

この中に何か含まれていたのではないかという意見は私の友人の間でもよく話題に上がります。

結論としましては、
私はその可能性もあると感じています。しかし、まだ断定するには根拠が無い、あくまでも予想であると思っています。

また更に加えると、
サバトで喘息が止まった理由は、真シエルが坊ちゃんに薬を飲ませることが出来なくなったからという理由ではないと強く感じています。
こちらには明確な理由があります。

真シエルと再会してすぐに喘息が再発した坊ちゃん

坊ちゃんの喘息が真シエルによる薬物の投与が原因ではないと考える大きな理由が、双子の再開シーンにあります。

坊ちゃんは、真シエルが姿を現したその瞬間に何も口にしないまま喘息の発作を起こしました。

しかもそれは真シエルの姿を見た途端であり、ほぼ反射的に発作が起こっていることが分かります。

この時真シエルは「こら、そんなに濡れて。また咳が止まらなくなるよと坊ちゃんに言いましたが、坊ちゃんはずぶぬれに濡れていたものの真シエルを目にするその時まで喘息の咳は一切出ていませんでした。

このことから、
私は坊っちゃんの咳は薬物などが原因ではなく、真シエルと密接にかかわるストレス関係から引き起こされたものなのではないかと考えています。

坊ちゃんから見て、真シエルが屋敷にいたころの真シエルから何かしら変化した

今まで説明してきた内容は、
坊ちゃんの咳が真シエルが原因で起こるストレスと密接に関係している可能性があるというものでした。

では猶更疑問に感じてくるのが、
そんな真シエルと密接かつ劣悪な環境に一か月もいたにも関わらず、何故坊ちゃんはサバトで喘息を起こさなかったのかということです。

私は題名の通り、
それは坊っちゃんにとって真シエルへ感じていたストレス要因が、このサバト中無かったからではないかと考えています。

具体的に説明していきたいと思います。

坊ちゃんがストレスだったのは「比べられる長男としての頼もしいシエル」か?

坊ちゃんが喘息を起こす理由。
それは、意識しなくともどうしても大人たちの態度の節々に感じてしまう長男としてのしっかりしたシエルと自身との比較にあった可能性があるのではないかと私は考えています。

サバトにつかまる前はそのように思っていたシエルが、サバトにつかまっている最中に「そんなことは無かった」という坊ちゃんの解釈の違いから、坊ちゃんは真シエルが近くにいても今までのようなストレスを一時的に感じなかった可能性があります。

実際、サバトで再開した坊ちゃんは真シエルに対しこのように思っています。

坊ちゃん
「僕たちは同じ顔してるけど、何もかも違う。

元気で優しいのは、シエルだけ

強くて頼れるのは、シエルだけ

ーーーーそう、おもってた。

でもそれは間違いだった。

僕らが等しく無力

泣くことしかできない

ただの子供だったんだーーーー」

Gファンタジー1月号第135話「その執事、献上」より引用

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打ちのめされ泣きじゃくる双子:Gファンタジー1月号第135話「その執事、献上」より引用

ここで、坊ちゃんは真シエルも自分も平等に等しく無力であるということに気づきます。

おそらく坊ちゃんが真シエルに対し自分と「等しい」と思えたのはこの時が初めてだったのではないでしょうか?
真シエルへの劣等感が消え、比べる対象ではなく共にこの危機的状況を耐える縋りたい希望であり、大切な家族として坊ちゃんはこの時の真シエルを捉えていた可能性があります。

となると、
今まで真シエルとの比較から起こったストレスから解放された結果、サバトでは喘息が起こらなかったという事なのかもしれません。

まとめ/現在の真シエルは坊っちゃんのストレス要因となる


襲撃事件前は仲が良かった双子。
坊ちゃんは真シエルと比べれらることやそんな家での環境に無意識にストレスを感じていた可能性があります。

そしてこれらは結果的に真シエルの坊ちゃんに対する歪んだ愛情が影響している可能性も高く、これらを表す重要な伏線である可能性があるのではないかと私は感じています。

坊ちゃんは無意識かもしれませんが、
それだけ真シエルの存在は、坊ちゃんに無意識のストレスを与えてしまうものだと思われます。

ですが、重要なのは、
現在の真シエルはサバトの時の真シエルと違い、またしても再び坊ちゃんに喘息を起こすほどのストレス要因になっているということです。

現に、現在坊ちゃんの前に現れた真シエルはあの時の泣いている子供ではありません。
堂々としており威圧的で、坊ちゃんの前に当主として立っています。

現在の真シエルはまた坊ちゃんにとって立場が対等なものではなく、比べられる存在となってしまったためまたすぐに喘息が起こった可能性があります。

またこれだけではありません。
襲撃事件後、坊ちゃんの真シエルへの言及や自分の信念の在り方が二転三転していることはすでに考察済みです。

この坊ちゃんの主張が二転三転する理由としましては、真シエルの異常性に坊ちゃんが悪魔との契約後に気づいたからである可能性があると考察してきました。

※簡単に言うと、真シエルが生きれなかった未来を、自分を犠牲にして「シエル」となることで果たそうとした自己犠牲的だった坊ちゃんが、後半は「誰のためでもなく僕のために悪魔の手を取った」といっています。これは悪魔との契約締結後に、実はその真シエル本人が、坊ちゃんと側にいたいという異常な愛だけを理由にファントムハイヴ家襲撃事件に関わったという事実を知ったからではないかと考察しています。詳しくは下記記事をご覧ください!
www.under-taker.com
www.under-taker.com
www.under-taker.com


まだまだ謎が深い双子の関係性。

ですが真シエルは
坊ちゃんに喘息を起こさせてしまうほどのストレス要因となり、真シエルの復活を坊ちゃんが喜ぶどころか怯えてしまうほどの何か黒い背後があるのかもしれません。

餅月