こんにちは!餅月です。
さて、今回は血縁関係がかなり濃厚になってきた(気がする)フランシス・ミッドフォードと葬儀屋(アンダーテイカー)の新たな共通点を見つけたので考察していきたいと思います。
フランシス・ミッドフォードをはじめ、ミッドフォード家と葬儀屋の血縁関係を感じさせる双方の共通点については下記記事にすでにまとめてありますのでよろしければ読んでみてください!
ミッドフォード家にもし本当に葬儀屋と血縁関係があった場合、彼らの特徴は死神現役時代、もしくは生前の本来の葬儀屋の性格を表している可能性があり大変興味深いです!
www.under-taker.com
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狩り
この記事の題名にも書きましたが、フランシスと葬儀屋の新たな共通点は狩りというワードです。
これは、物語に大きくかかわってくる伏線ではないかもしれませんが、二人の関係性を暗に示すために張られた伏線である可能性があります。
初登場でシエルを仮に誘ったフランシス
フランシス・ミッドフォードですが、初登場シーンは黒執事の第1巻です。
その際、フランシスはシエルを狩りへと誘いました。
この好戦的で挑戦的なフランシス像は現在の黒執事では豪華客船編以来あまり描かれる機会のない一面のような気がします。
自分の娘エリザベス(リジー)の夫となるシエルを試す意味で狩りの勝負を挑みました。
フランシスの男勝りでかつ規律に厳しい姿勢を描く象徴的なシーンです。
死神になって初めて狩りというワードを口にした葬儀屋
さて、対する葬儀屋ですが、葬儀屋も「狩り」というワードを使っています。
それは豪華客船編で葬儀屋が自身の死神としての正体を現し、セバスチャン・グレル・ロナルドと対決する直前のシーンです。
印象的なシーンなのでセリフを覚えている方も多いのではないでしょうか?
葬儀屋「狩られる兎はどちらかな?」
黒執事13巻第60話「その執事、動揺」より引用
ここで葬儀屋は自身を兎に例えるふりをし、相手こそが狩られる兎だという皮肉を返します。
流石伝説の死神、回収課(多分)にいた実力派。
やはりかなり好戦的です。
二人は好戦的な点が似ている
・好戦的な様子
・初登場シーンで「狩り」というワードを言う
上記の点が葬儀屋とフランシスに新たに見つけた共通点です。
葬儀屋は死神としての初登場シーン、としてカウントしました。
葬儀屋が狩られる動物として敢えて兎を選んだのはファントム社のビターラビットからもじったのではないかと感じていしたが、それに「狩り」をわざわざ付け加えたのにはこのフランシスとの共通点を垣間見せるという枢先生の遊び心が含まれているの、かもしれません
兎=葬儀屋と見せかけて本来の意味はセバスチャン・グレル・ロナルドを指す。だが敢えて兎を選んだ真の理由はビターラビットからであり、シエルこそが葬儀屋の真の目的であることを暗喩しているか
狩り=フランシスと葬儀屋の共通点
小さな箇所にも考えてみるとこれだけの伏線があり眩暈がしそうです
フランシスが狩りと言ったのは一巻ですよ…!?すごいですよね!
新章が始まり、いよいよ葬儀屋さんのこれからの身が心配でたまらない今日この頃ですが、この機会に過去の黒執事も振り返りまだ考察しきれていない新たな伏線も探していきたいなと感じました!
餅月