黒執事考察ブログ

葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたブログです。『黒執事』に隠された「嘘」と「伏線」に、貴方も騙されていませんか?※本誌内容に言及します※

【予想考察】黒執事第139話Gファンタジー5月号

こんにちは、餅月です
今回はちょっとだけまた予想考察に挑戦してみようと思います!前回の黒執事は40p越えという膨大さでしたが予想していた「黒執事に存在する空白の時間」内の契約部分のみしか語られませんでした。今回の本誌回想では恐らくこの空白の時間について坊ちゃんが知る内容すべてまでは、ひとまず一気に明らかになると予想しています。あくまで坊ちゃんが知るだけのものに限りますが・・・(←重要)
さて、それでは空白の時間について具体的に紐解きながら、明日のGファンの黒執事予想に挑戦していきたいと思います!(^^)!

まずは簡単に第139話の流れ予想を箇条書きで載せておきます。これらすべてを第139話で話しきることは恐らく不可能なので、頁が許す限る進むのだと考えています。

予想考察「これは長男の役目だ」

  • 契約の報酬として貴方の魂を頂くと宣言した悪魔
  • 坊っちゃん「約束が違うぞ!お前はもうシエルの魂を食べたじゃないか!」
  • 悪魔「あれは『犠牲』であり、契約の報酬ではありません。いったでしょう?『渡り賃』であると。(「こんな薄給で~」「流石にもう少し頂かなくては」等言う可能性もあり)
  • 契約印を刻んでしまったからには悪魔から逃れることが出来ない。悪魔の方が坊ちゃんよりも何枚も上手であったことがここで明らかとなる。
  • 悪魔は死んだ人間を生きかえらせることが出来るのかというくだりが後々大きく影響を及ぼしてくる
  • 話が『契約』から、『真シエルの真実』についてに変わっていく
  • 契約を終え、嘘を付けなくなった悪魔に坊ちゃんが何らかのタイミングでもう一度シエルをよみがえらせることが出来無いのかを苦し紛れに尋ねる。
  • 悪魔「できますよ」とサラリ。←嘘が付けないから
  • 本当は真シエルを復活させることが出来たということに坊ちゃんが気付き衝撃を受ける←かなり可能性濃厚。または本当は悪魔がまだ真シエルの魂を渡り賃として食べてはいなかったことが明らかとなる。←これは「そうだったら面白い」という根拠なき予想
  • 本当は真シエルを復活できると坊ちゃんは分かったが、それと同時に、悪魔は坊ちゃんに対し「真シエルの悪事について」も真実として暴く
  • 坊っちゃん「シエルを生き返らせろ!ハナから嘘をつかれて契約も何もあるか!」
  • 悪魔「本来契約の反故など御法度。しかし重要なことに関して私がご主人様に嘘をついていたこと、それをご主人様が自ら見破られたこと。確かに今回は私の方がアンフェアなのでご主人様の願いを特別に叶えて差し上げないこともございません。復活させることは確かに可能です。ですが、本当にいいんですか?(ニヤニヤ
  • 坊っちゃん「どういう意味だ?」
  • 悪魔から真シエルの真実を聞く。ファントムハイヴ家襲撃事件の一端を担っていたこと、それが坊ちゃんへの異常な執着心からであったことなど。
  • 信じられない坊ちゃんは「嘘をつくな」と命令する。そして嘘を付けない悪魔からそれらが「真実」であることを突きつけられる。(自分が悪魔を縛ったと思ったルールの枷が逆に自分に牙をむく)
  • 真シエルの悪事、真シエルを生き返らせることが出来るという事実、そして自分の契約は悪魔にそそのかされたものだったとはじめて気づく坊ちゃん
  • これらはすべてセバスチャンが思い描いたままの展開である(悪魔の方が上手)
  • 真シエルの名が坊ちゃんの中で「悪しき名」と成り果てる。
  • 当初の「真シエルを生き返らせたい」という願いも、かなえられるものの真シエルの悪事を知った今、全ては意味のないものとなってしまった。
  • すでに契約してしまったため、坊ちゃんは走ることしかできない
  • 悪魔に抵抗するため、ここで死ぬのではなく自分への汚辱を晴らすためにシエルとして生きていくことを決意
  • 当主となるためには真シエルのお腹からファントムハイヴ家当主の指輪を取り出す必要がある
  • 悪魔「指輪は私が取り出しましょうか」と問う
  • 坊っちゃん「いいや、これは長男の役目だ」とシエルのセリフを言い、シエルに成り代わるため、長男としての初めての仕事として自らが真シエルのお腹から指輪を取り出す。
  • 自分の行動は正しかったのか?真シエルに対する罪悪感もは消えない。(再開した際の絶望的で怯えている表情の理由か)

未だ語られたことのない、回想内での「空白の時間」

二人が契約後にどのように行動したかという過去回想は豪華客船編でセバスチャンの走馬燈劇場によって明らかとなっています。が、実はその中でまだ明らかになっていない空白の時間が存在します。私はおそらく今月号はこの空白の時間が具体的に明かされると予想しています。
まずは具体的に「隠された空白の時間」を炙り出すために豪華客船編で明かされた二人の契約後の行動を時系列に並べてみました。


※追記
空白の時間については、本誌がかなり進み明らかになった内容も増えたため、記事をまとめなおしました。
詳しくは下記記事にまとめてあります!
www.under-taker.com

契約後の行動時系列

  • 契約するならばお互いの体に契約印を。
  • 目立つ場所に刻む程より大きな力を発揮することが出来るようになる
  • 坊ちゃん、瞳に契約印を入れる
  • 悪魔「では私も、主にお仕えするのにふさわしい姿にならなくては」
  • ここが空白の時間
  • サバトに火を放ち、外から燃える教会を見つめる坊ちゃんとセバスチャン。坊ちゃんの手にはシエルによって飲み込まれたはずの当主の指輪が


実はこの空白の時間の前後で、大きく変化している事柄が3つ存在しています。

空白の時間前後で変化した3つもの

  • 契約の具体的な3つの願いをセバスチャンに伝えている(どのような経緯でそれを願ったかが不明)
  • 坊ちゃんの中でシエルが「悪しき名」となっている
  • 坊ちゃんが真シエルが飲み込んだはずのファントムハイヴ家当主の指輪を持っている

大きく分けてこの3つの出来事が、未だ真実が語られていない伏線としてこの空白の時間内に存在しています。
前回の予想考察はありがたいことに的中し、この中で一番初めに来ると予想していた3つの願いを決める契約交渉の黒テーブルが空白の時間の内容として明らかになりました。
明日発売の第139話では、この3つの願いの交渉締結までと、ページ数が許せばそれ以降の事柄を真相を明らかにするのではないかと予想しています。
具体的に考察していきたいと思います。

空白の時間1【第138話予想考察にて的中!】坊ちゃんがセバスチャンに願った3つの願い

坊ちゃんがセバスチャンに願ったことは3つです

  • 復讐を遂げるまで裏切らず守り抜くこと
  • 命令に絶対服従であること
  • 絶対に嘘を吐かないこと

この中で重要だと感じるのは3つ目の願い。「絶対に嘘をつかないこと」です。
これはセバスチャンの悪魔としての正体を探るヒントであるかもしれないことと同時に、坊ちゃんがセバスチャンを大嫌いになるような出来事があったことの表れの可能性があると感じています。

セバスチャンの悪魔としての正体考察はこちらをご覧ください
www.under-taker.com


セバスチャンの嘘について予想

普段のセバスチャンは坊ちゃんの契約によって嘘が付けない状態です。しかし今回は特例であり、セバスチャンは嘘をつける状態で会話をしています。つまり138話、137話において、セバスチャンの吐くセリフはすべて真実である保証がどこにもありません。前回の予想考察において私はセバスチャンの嘘を指摘しました。それを踏まえたうえで坊ちゃんは第38話でセバスチャンの「嘘」を確かに指摘しましたが、残念ですがこれさえもセバスチャンの手のひら(嘘によって坊ちゃんを騙し契約へ漕ぎつかせようとする)範疇から出ていない可能性が高いことを考察にて指摘しました。詳しくはこちらをお読みいただけますと嬉しいです。

www.under-taker.com
www.under-taker.com

そして明日発売の第139話ではついにセバスチャンは嘘が禁じられました。
つまり明日のセバスチャンの発言は全て信用できる真実であると言えます。そしてそれが確定したうえでセバスチャンは何をするか?私はある2つのことをすると感じています。

  • 悪魔の方が何枚も坊ちゃんより上手であることを坊ちゃんに突きつける
  • 「真実」を語ることで坊ちゃんにさらなる絶望を突きつける

具体的に説明していきます。
まず坊ちゃんに悪魔の方が上手である事を突きつけるについてですが、それこそが前回の話の最後を飾った「報酬として貴方の魂を頂きます」というセリフを表しています。
坊ちゃんはこれを聞いて驚きました。何故驚いたのか。それは坊ちゃんがこの時まで悪魔と対等に交渉で来ていたと思っていたからです。しかしその幻想こそが悪魔によって誘導され抱かされて栄いたものであり、実際は坊ちゃんは悪魔にヨイショされていただけで、結局は対等な契約などではなく、最初から悪魔の手のひらの中で踊らされていただけだったのです。この悪魔の高等なテクニックについては先ほどリンクを張った第138話の考察にすべてまとめてありますのでよろしければご覧ください。
坊ちゃんは確かに大健闘しました。しかしやはり契約のプロである悪魔にはとてもかなわなかったようです。

空白の時間2:明かされるセバスチャンの巧みな戦略

報酬として貴方の魂を頂くと宣言したセバスチャン。セバスチャンは嘘に交えて契約のために小さな真実を織り交ぜて語っていることが分かります。それがこのセリフです。

悪魔
「喚起するがいい!犠牲、願い、そして契約によって私は貴方のしもべとなる。愚かな願いが果たされ、その魂を引き取るまで」

このセリフは坊っちゃんをたぶらかすためにあり、非常に複雑です。具体的に紐解いていきます。

  • 「犠牲」・・・真シエルの魂(≒渡り賃)
  • 「願い」・・・3つの願い(疑問点:3つの願いが本編では契約その1、その2・・と「契約」にすり替わっていることに何か意味はあるのか)
  • 「契約」・・・「願い」を叶えるための悪魔との契約。これには「犠牲」の他に更に新たな「報酬」が必要
  • 「愚かな願い」・3つの願いのこと
  • 「その魂を引き取るまで」・・これが契約の報酬=坊ちゃんの魂のこと。嘘かもしれないが悪魔の言葉を信じ、真シエルの魂が「犠牲」としてすでに悪魔が引き取っているとしたらこの言葉はつじつまが合わない。

こんなの気付けるわけないですよね!!
セバスチャン、ずるいです。しかし確かに言っています。第139話ではこれらがセバスチャンの方が坊ちゃんよりも上手だった証拠として真っ先に明らかになるのではないかと予想しています。

物語のくだり予想

坊っちゃん「約束が違うぞ!お前はもうシエルの魂を食べたじゃないか!」
悪魔「あれは『犠牲』であり、契約の報酬ではありません。いったでしょう?『渡り賃』であると」

何故悪魔は坊ちゃんにこんなややこしく嘘をついたのでしょうか?それは偏に坊ちゃんを契約に漕ぎつけさせるためであると考えられます。
悪魔は敢えて死者蘇生が可能かをぼかしたまま契約に漕ぎつけました。これには大きな意味があると考えています。何人かの方にコメントを頂きましたが、まだ現時点で悪魔は死者蘇生が自分に可能かどうか答えていません。死者蘇生が出来ない、といったのはあくまで坊ちゃんであり、坊ちゃんが根拠なく導き出してしまった答えにすぎません。これこそが悪魔にはめられてしまった最大の箇所といえると私は考えています。

ではなぜ悪魔は死者蘇生の可不可についてここまでぼかす必要があったのでしょうか?
それはそうすることで悪魔にメリットがあるからです。

悪魔のメリット

・長期契約に漕ぎつけることが出来る(セバスチャンは豪華客船編で暇つぶしになればそれでいいと述べていることから短期契約で即魂を食べることは望んでいないことが分かる)
・ここに気づかせないことで坊ちゃんをさらに絶望にたたきつけ、魂を美味く味付けすることが出来る

2つ目の理由が最も大きいものなのではないかと私は感じています。本当は死者蘇生が出来たのに、それを坊ちゃんの軽率なミスのせいでしなかった、という感覚を坊っちゃんにうえつける事で坊ちゃんが感じる「罪悪感」。そして「後悔」これを狙っていたのだと私は思います。※私は悪魔はしんだにんげんを生き返らせることが出来ると考えています。

そして悪魔の恐ろしい点はこれだけではありません。
先ほど私は悪魔は「真実」を語ることでさらに坊ちゃんを絶望の淵へ叩き落とす可能性があると述べました。そこで絡んでくるものこそが「真シエルも本当の姿を暴く事」であると感じています。具体的に説明していきます。

空白の時間2:シエルが悪しき名となった理由

契約前の時の坊ちゃんは、自分という存在を殺してまで「死んだシエルを生かしたい」と思っていました。
しかし空白の時間直後から、坊ちゃんの中でシエルは「悪しき名」となっています。

おそらくこの空白の時間内で、セバスチャンによってもたらされた情報により、坊ちゃんの中でシエルという名が「悪しき名」に変化したと思われます。
真シエルは恐らく「将来坊ちゃんと一緒にずっといたい」という歪んだ願望を基に、ファントムハイヴ襲撃事件に関与した可能性があります。
これらの事実をセバスチャンから聞かされたのではないでしょうか。

またこの話は衝撃的過ぎて、坊ちゃんにはすぐに受け止められないものだと思います。
この話を自分自身が信用できるようにするために、先ほど言及した通り、坊ちゃんはセバスチャンに「お前は僕に嘘をつくな」と命じた可能性があります。そしてそれらの話が本当に真実であると分かり、坊ちゃんの中で「シエル」の名が悪しき名となったのではないでしょうか。
坊ちゃんが悪魔に願った3つのこと。これらが交わされたのも実はこの「空白の時間」内の話でした。
坊ちゃんが悪魔にわざわざ「嘘をつくな」と命じたということは、この前後でセバスチャンが坊ちゃんに対し嘘をついていた可能性があるからと考えています。


空白の時間3:坊ちゃんがファントムハイヴ家の指輪を持っている

ファントムハイヴ当主の指輪は第135話で双子が捕らわれた際、真シエルによって飲み込まれていました。真シエルの体の中にあったはずの指輪をここで坊ちゃんが手にしていることになります。
また切り裂きジャック編でグレルによってセバスチャンの走馬燈が再生された際、「・・輪は私が取り出しましょうか」というセリフを見ることが出来ます。
これは恐らく「指輪は私が取り出しましょうか」だと思われます。

f:id:mochimochimoon:20180314231907j:plain
黒執事3巻第10話「その執事、回想」より


さらに、豪華客船編の回想シーンと扉絵で、坊ちゃんの指輪を持つ手が血まみれであることが分かります。
ちなみに坊ちゃんはミサの際檻の中にいたため危害は加えられていないため空白の時間前の坊ちゃんの手に血はついていません。


空白の時間前の坊ちゃんの手

f:id:mochimochimoon:20180314232837j:plain
黒執事27巻第137話「その執事、折衝」より

空白の時間後の坊ちゃんの手

f:id:mochimochimoon:20180314231914j:plain
黒執事13巻第62話「その執事、成長」より

またこちらのコマが収録されている第62話の扉絵もこの坊ちゃんの手の血と指輪を強調するものとなっています。

f:id:mochimochimoon:20180314231924j:plain
黒執事16巻第62話「その執事、成長」扉絵

つまり、空間の時間後に指輪は坊ちゃんの手の中にあり、特に濡れていなかったその手が血で濡れていたことになります。


またセバスチャンですが坊ちゃんの手の血濡れ具合に対し、空間の時間を挟んだ前後共にセバスチャンの両手は血の影もなくとてもきれいです。

空白の時間前のセバスチャンの手

f:id:mochimochimoon:20180314231918j:plain
黒執事13巻第62話「その執事、成長」より
空白の時間後のセバスチャンの手  
f:id:mochimochimoon:20180314233713j:plain
黒執事16巻第62話「その執事、成長」より

空間の時間前のセバスチャンは右手のみ手袋、左手は契約印丸出しの形です。左手で真シエルのお腹の中から指輪を取り出したともいえなくはないと思うのですが、となると受けた側であるはずの坊ちゃんの手の血濡れ具合が激しすぎるので、こう考えるのは少々苦しいのではと感じます。
指輪は私が取り出しましょうか、というセバスチャンの問いかけに対しそれを断り坊ちゃん自ら真シエルのお腹の中から指輪を取り出した可能性が高いと私はい考えています。
またこの指輪をお腹から取り出す出来事は、前述した「セバスチャンの嘘」と「シエルが悪しき名ととなる」出来事が起こった後、最後に行った行動であると考えています。
理由は真シエルの名前が「悪しき名」になってからでない限り、坊ちゃんが自ら信頼していたシエルのお腹から指輪を取り出すという行為をしないと感じるからです。


当主の指輪をめぐる下り時系列予想考察まとめ

真シエル「いいや、これは長男(ぼく)の役目だ」というセリフは伏線か?

まずはこちらをご覧ください

f:id:mochimochimoon:20180315183220j:plain
黒執事27巻第134話「その執事、嘆傷」より
これは坊ちゃんではなく真シエルです。
ファントムハイヴ襲撃事件が始まった際、一人で家の様子を見に行くといって坊ちゃんに残していったセリフです。
これは完全な根拠のない予想ですが、もしかしたら、万に一つ、坊ちゃんが今回本誌でこのセリフを言う可能性があると感じました。時系列的にはこうです。

  • セバスチャンが「指輪は私が取り出しましょうか」と坊ちゃんに尋ねる。
  • 坊ちゃんは「いいや、これは長男(ぼく)の役目だ(真シエルが襲撃事件の際に坊ちゃんに言ったセリフ)」といい、坊ちゃん自らが真シエルの腹から指輪を取り出す。
  • セバスチャンの手は血で汚れず、坊ちゃんの手のみが血まみれになり、指輪を手に入れる。

以上のことから、ファントムハイヴ当主の指輪は坊ちゃんの手によって真シエルのお腹の中から取り出された可能性が高いと感じています。
ずっと指輪を取り出したのはセバスチャンだと思っていましたが、どうも坊ちゃんが怪しいような気がします。「指輪は私が取り出しましょうか」というセバスチャンのセリフもカマかけの可能性があります。セバスチャンがもし真シエルのお腹から指輪を取り出していなかったとしたら、真シエルが言った「あの時は良くもやってくれたな」というセリフはミスリードであり、別のことを指している可能性がありますね。セバスチャンに持ち上げられたとき、のことでしょうか?
もしそうだとすればあの時真シエルはまだ息があったことになります。本当は真シエルはあの時死んでなく、「渡り賃を頂いた」とセバスチャンが坊ちゃんにいったことは契約に漕ぎつけるためについた嘘だったとすれば辻褄は合います。

「坊ちゃんを騙して契約し、僕を蘇生させないように僕の真実を大好きな坊ちゃんにばらした。あの時は良くもやってくれたな。」
・・・だとしたら。・・・ひええ、考えすぎであってほしいDEATH

しっかしこれは偶然気付いたのですが、もし坊ちゃんが本当に「いいや、これは長男(ボク)の役目だ」といって真シエルの腹を裂いたとしたら・・本当に恐ろしい限りです。
真シエルから名を奪いシエルとなる決意をした坊ちゃん。シエルとしての初めての仕事が「真シエルのお腹からファントムハイヴ家当主の指輪を取り出すこと」。そしてそれは自分がシエルになるために・・・だとしたら。
もし本当にそうだとしたら何て残酷なんでしょうか。
何度でも言いますが考えすぎであってほしいです

時系列予想

かなりごちゃごちゃしてしまったので最後に今回考察したこれら全ての出来事がどのような順番で描かれるか予想してみたいと思います。


  • 契約するならばお互いの体に契約印を。
  • 目立つ場所に刻む程より大きな力を発揮することが出来るようになる
  • 坊ちゃん、瞳に契約印を入れる
  • 悪魔「では私も、主にお仕えするのにふさわしい姿にならなくては」←ドゥルドゥルから固形に。悪魔からセバスチャン誕生!(なお名前はまだ無い)
  • -------ここまでは何度も描かれているため、新たな描写等はなく数ページでサクッと終わると予想--------------
  • 空白の時間突入(ここが次号で明らかになるのではと予想)
  • 契約の三つの願い
  • セバスチャンから真シエルが坊ちゃんとずっと一緒にいたいという夢を叶えるために襲撃事件の一部を担っていたことを知る
  • セバスチャンの話が信じられない坊ちゃんはセバスチャンに「お前は僕に嘘をつくな」と命じる
  • 嘘を付けなくなったセバスチャンから改めて真シエルの真実を知り、坊ちゃんの中で真シエルが「悪しき名」となる
  • またセバスチャンが坊ちゃんと契約を結ぶために坊ちゃんを騙していたことも分かり(真シエルの生死を偽ったか?)坊ちゃんはセバスチャンのことも嫌悪するに至る
  • 「指輪は私が取り出しましょうか?」とセバスチャンに尋ねられる
  • 「いいや、これは長男(ボク)の役目だ」と真シエルのセリフをいい、坊ちゃん自ら「悪しきシエル」の腹を裂き指輪を取り出す
  • この時真シエルが生きていたことに坊ちゃん気付き、しかし腹をえぐる可能性あり(フォロワーさんによる追記)
  • サバトを脱出し、真シエルの遺体を放置したまま建物に火をつける
  • サバトに火を放ち、外から燃える教会を見つめる坊ちゃんとセバスチャン。坊ちゃんの手にはシエルによって飲み込まれたはずの当主の指輪。
  • 回想終了
  • 現実世界に戻る
  • 目の前には真シエル。
  • 坊ちゃんは真シエルの異常な二面性を知っている。また過去に意図的に真シエルを蘇生しなかった、自らが刺したという後ろめたさから、復活した真シエルを恐れる
  • セバスチャンと坊ちゃんは真シエルの復活を説明できない
  • 新たなストーリーテラー葬儀屋登場(真シエルの馬車の御者をしている可能性が高い)
  • 葬儀屋登場で第138話終了

んんんんーーーー、葬儀屋登場までいくかなあああ・・そこまで突っ走ってくれたら御の字ですが( ^ω^)・・・
もしかしたらもう少し手前で途切れるかもしれませんね(指輪を取り出しておしまい、とか‥?多分一大イベントだし)
葬儀屋さんの大ファンとしては早く登場してほしいなーと気持ちが急いてしまいます笑

おまけ

ここからはまだ考察がまとまっていないちょっとした問題提起の独り言なので読まなくても大丈夫です。
「悪魔が人を生き返らせることが出来るのか」「またそれを坊ちゃんがセバスチャンに本当に尋ねたのか」はまだ少し疑問が残ります。
もし悪魔に死者蘇生が出来た場合、真シエルを復活させなかった理由はまあ理解が出来るのですが、わざわざヴィンセントとレイチェルを見殺しにする理由が見つかりません。葬儀屋と同じく、「体が燃え尽きたものは悪魔でも復活できない」という縛りでもあったのでしょうか?
だとしたら葬儀屋の死者蘇生の能力は悪魔の持つ死者蘇生の能力と≒ということになります。
これは考察でも何でもないただただ根拠のない予想ですがこれはこれで面白いですね。

葬儀屋→死者蘇生の力を付けようとする(死神派遣協会に追い付け追い越せ)
死神派遣協会→悪魔から死者蘇生の技術を譲り受け、死神として死者蘇生する
悪魔→死者蘇生が出来る

あー・・ただやっぱりこれはおかしいですね。
死神の目がみんな黄緑色なのは、遺体を燃やした時の「リン」の色が移ってしまうからだと枢先生が言及していました。
となると死神派遣協会は「燃え尽きた遺体を死者蘇生できる」ということになります。
そもそも当時って土葬では‥?なぜ自殺者限定なのか・・この辺りはひとまず保留
難しいですね。ただ葬儀屋がまだ燃え尽きた遺体を死者蘇生できないとしたら、死神派遣協会はまだ死者蘇生の技術として葬儀屋よりも上に立っているといえるのかもしれません。

葬儀屋→体があれば死者蘇生可能
死神派遣協会→燃え尽きていても死者蘇生可能(今のところ燃え尽きた遺体、自殺者限定。体がある死者を復活できるかは不明)

もしこのような関係性だとしたら、悪魔のみが「遺体のあるなし、状況に関係なく誰でも死者蘇生可能」という最上位に君臨していた方が上下関係としては面白いのではないかと感じます。ただしそうなると浮かび上がってくるヴィンセント&レイチェルなんで生き返らせなかったの問題・・・ァァァァ・(ふりだしに戻る

ヴィンセントとレイチェルも何か嘘や坊ちゃんを騙すようなことをしていたのでしょうか?(双子の兄弟を逆転させた、など‥?)
でも坊ちゃんはヴィンセントとレイチェルのお墓に膝をついていたしなあ・・・
・・・あ、書いてて思ったのですがもしかしたら真シエルの二面性と真実について知らせないためにあえて生き返らせなかったのかもしれません。
だとしたら坊ちゃんいい子過ぎる・・!
ただ坊ちゃんは結局シエルとなっていたので自分がいい子のシエルになっていれば両親を生き返らせても問題はないような‥?
うーーーん、ごめんなさい!やっぱりここはまだ難しいです!頭パンクしました
脳の限界が来たので今日はここまで!
つたない考察ではありますがお粗末様でした‥!

餅月