黒執事考察ブログ

葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたブログです。『黒執事』に隠された「嘘」と「伏線」に、貴方も騙されていませんか?※本誌内容に言及します※

【黒執事】時系列順ザックリ年表

こんにちは!餅月です

今回の記事では
黒執事の時系列を総まとめさせて頂きます!

黒執事を読んでいる時、
「あれ今って何年だっけ!?」と分からなくなることがある方はいませんか?(←私はよくあります)

黒執事では、世界観の中での時系列と実際の歴史上で起こった事件などがリンクしていることが多々あります。
その為、黒執事を考察する上で
物語の時系列それらと並行しておこる歴史的史実の確認は、非常に重要な意味を持つ可能性があります。(特にこれらは、今後女王と葬儀屋を紐解くうえで非常に重要なものになる可能性もあると感じています)

黒執事の時代と、その時代に実際に起こった歴史的背景を紐解いてみると、また新たな黒執事の面白さを見つけられるかもしれません!

【黒執事 ざっくり年表】

()→事柄、内容
『』→個人的解釈、意見
?→不明。おおよその目安。



黒執事21巻第103話「その執事、不詳」より



????/3/25セドリック・K・ロス(葬儀屋?)誕生
????/1/28セドリック・K・ロス(葬儀屋?)死亡

『ファントム家の家系図で名前があるにも関わらず年だけ見えない。わざと隠されているようにも見える』

1799/12 /16 グレル・サトクリフとウィリアム・T・スピアーズ死神になるための最終試験を受ける(黒執事内の現在軸より約90年前)

1807/ウィリアム・ウィルバーフォースが奴隷貿易の廃止に成功(史実)
(ウィリアムが友人で政治家であるピットに働きかけ、奴隷貿易禁止法のを実現させた)

1819年:70年ほど前(クローディアまだ生まれていない)
葬儀屋死神派遣協会から逃亡を図り、本部を半壊に追い込む
女王が生まれた年
葬儀屋が死神派遣協会を離脱
※この時離脱できたかは不明
※このタイミングで身体の傷を負わされた可能性あり
※本格的に離脱に成功したのは20年後の1839年の可能性が高い
※デスサイズの骸骨の描写既にあり(骸骨=クローディアである可能性はかなり低くなった)



1819/5/24ヴィクトリア誕生。また恐らく同年、葬儀屋が死神派遣協会からの離脱を試みて本部を半壊にまで追い込む。この時点では離脱は失敗し、全身をバラバラにされたまま生かされ続けた可能性あり(黒執事内の現在軸より約70年前)

1830/4/5クローディア誕生

1835/ヴィクトリアが"大病"を患う☆重要
『この際死神と何らかの接触があったのでは?』

1837/6/20ヴィクトリア女王着位(18歳)

1837/12/10遺髪入れの人物マリー(?)が死亡
『葬儀屋の持つ遺髪入れで一番古い遺髪入れ。当時まだ死神の職に就いていたであろう葬儀屋とどう関わりがあったのか。死神が人間界に関わるのはルール違反というウィリアムの言葉から謎が深まる』

1839/この頃葬儀屋は死神と呼ばれなくなる(黒執事内の現在軸より約50年前)
オセロが人間界に来た最後の年
葬儀屋が死神と呼ばれた最後の年

個々で最後にオセロと接触し、その後一切死神派遣協会とは関わらなくなったと考えられる
(なおクローディア9歳)

1840/11/30オリバー(?)死亡(遺髪入れの人物)
1840年‐1842年阿片戦争(史実)

(真vs英国)『オリバー死亡年は、アヘン戦争初年である』

1848/6/18エミリー(?)死亡(遺髪入れの人物)
1845年‐1848年シク戦争(第一次・第二次)(史実)

(シク戦争とはイギリス東インド会社と北西インドを支配していたシク王国(シク教徒)との間に起った二次にわたる戦争。)
『エミリー死亡年はシク戦争終戦の年である』

1851/5/1~10/15ロンドン万国博覧会(史実)

1851/6/13ヴィンセント誕生(クローディア21歳)

1851/10/7 ハリー(?)死亡(遺髪入れの人物)
『ハリーはロンドン万国博覧会終了8日前死亡している。ロンドン万国博覧会は黒執事のアニメでも登場』

1853-1856クリミア戦争(史実)
(ロシアvs英国+フランス)
1854/4/20アレックス(?)死亡(遺髪入れの人物)
『アレックスはクリミア戦争中に死亡している』

1857-1858インド大反乱(史実)
(英国の植民地であるインドが民族的抵抗運動を行う)

1861/12/14女王の夫アルバート死亡享年42歳(病死)(史実)
以降10年以上に渡りアルバートの喪に服し表だった場所への参加を控えるようになる。

1862頃馬蹄としてジョン・ブラウンと出会う(史実)

1863/4/2ジョーカー誕生
(死神のリストより)

1864/(ヴィンセント13歳)
『この時既にウェストン校に入学していた?』

1866/6/13クローディア死亡 享年36歳
(ヴィンセント15歳。ここで番犬を継いだか。)

1868/2月頃ヴィクトリア女王引きこもりから立ち上がる

1869/ヴィンセントがディーデリヒと共にウェストン校にてP4になる。(ヴィンセント18歳)
1869/6/4クリケット大会にて碧の奇跡を起こす。
『妹のフランシスが発言を躊躇うようなえげつないとこをした?』


1876/12/14双子誕生(ヴィンセント25歳)

1879/ズールー戦争(史実)(英国vsズールー王国)

1882/フェニックスパークの暗殺事件(史実)
(フレデリック・キャヴェンディッシュと次官が赴任先のアイルランドで人民族主義者に暗殺された事件)

1883/ジョン・ブラウン死亡(史実では)
『しかし黒執事の作中では生きている。女王の手紙をドイツまで短時間でしかも人狼の森を無傷&誰にも気づかれず届けたことからやはり彼は人間ではない可能性の方が高いといえる』

1884/3/1ギルバート(?)死亡(遺髪入れの人物)
『葬儀屋の持つ遺髪入れで一番新しい物』

1885頃 ケルヴィン男爵がヴィンセントら悪の貴族に出会う。その頃から狂気へ囚われる。
(双子9歳)

1885/12/14ファントムハイヴ家襲撃
ヴィンセント死亡 享年34歳

(双子10歳)

1885/12以降 マダムによる娼婦連続殺人が行われ始める

1886/1月頃 シエル死亡 享年10歳
坊ちゃんが悪魔(セバスチャン)と契約

3つの願い
・復讐を遂げる迄裏切らず守り抜く事
・命令に絶対服従である事
・絶対に嘘を吐かない事

タナカ、マダム、リジーの順で会いに行く。
"本物"の伯爵と執事になるためのレッスンが始まる。

1887?/女王に領地、爵位を返上される。

1888/切り裂きジャック事件
『坊ちゃんがマダム達と葬儀屋の元を訪れた時彼はグレルの正体に気配で気づきマダムが犯人だとわかっていたのではないか?知ってて坊ちゃんに"あえて"伝えず「止められるかい?」との質問を投げかけた。協力的なようでその実そうでもない』

1888/8/31ニコルズ(切り裂き事件の犠牲者)死亡

1888/夏頃 ウェストン校にてデリック・アーデン殺害事件発生。ドルイット子爵を通じレドモンドが暁学会に蘇生を依頼。初めて葬儀屋・リアンストーカ―と接触する。

1888/9/8ドルイット子爵邸へ潜入調査
同日夜チャップマン(事件の犠牲者)

1888/11/9マダムレッド(アンジェリーナ)死亡
同日ケーリー(事件最後のお客さん)死亡

1888/12/14(坊ちゃん13歳)

1889/9/24:OVA版死神ウィルの物語にて、ウィルとグレル新人の死神の研修を行う。また、管理課の死神が制作している書類の中に「1889/9/24 Phantom killer」の文字あり。坊ちゃんと何か関係はあるか


1889/12/?~アグニによる英国人逆さ吊り事件

1889/クリスタルパレスにてカリー対決
同日女王からサーカス団の調査依頼

1889/2/6~8サーカス団へ潜入調査

1889/2/9ジョーカー死亡享年26歳
(死神のリストより) (回収者:ウィリアム)
(他サーカス団幹部の回収者:グレル)

1889/3/12ファントムファイヴ邸連続密室殺人事件
独/ジーメンス卿(グレイにより刺殺)
英/フェルペス(スネークの蛇により毒殺)
英/ウッドリー(グレイにより刺殺)
『この章は詳しい時系列が分かりにくい最後の先生の暖炉の話はなんなのか』
『人間が複数死んでいるにも関わらず死神が回収した様子がない。セバスも気づいた素振りなど見せていない』

1889/4/17ブルー・スター・ライン社
豪華客船カンパニア号出航

1889/4/19
暁学会へ潜入調査

歪んだ肉人形との初遭遇
葬儀屋の正体が死神だと知る

1889/4/20
カンパニア号から無事に英国へ帰国

ドルイットのいかだに卒塔婆が使われている(映画特典ファイル)(原作では丸太)

1889/5/?デリックの調査の為ウェストン校へ入学

1889/6/4 ウェストン校にてクリケット大会
同日夜葬儀屋との再会
歪んだ肉人形が素材(未来への渇望)を繋ぐことによって進化している


1889/8/?女王からの依頼でドイツへ人狼の調査へ
1889/8/17サリヴァンによって毒ガス「サリン」が完成
『史実ではサリンの完成は1902年ドイツにて完成となっている。しかしサリヴァンはそれよりも早くサリンを完成させている事から死神の言う「世界に影響を及ぼす人間」に当てはまるのではないか』

1889/11?/?女王からの依頼でスフィアミュージックホールの調査、同時に失踪したエリザベスの捜索

『☆シリウス:真シエル
☆☆カノープス:大量の包帯を必要とする人物
☆☆☆ベガ:幼女の双子
(ブルーアの姉妹が一番当てはまりそう?)
☆☆☆☆ポラリス:誰かの執事。部屋が刀傷だらけ』

1889/11/?科捜課の死神、オセロの登場

1889/11/?ピットの新聞記事にてミュージックホールの裏の顔が明るみに。

1889/11/15上層部の老いぼれ(ブラバットいわく6等星)が死亡

1889/11/15アグニ死亡享年31歳

1889/11/15"本物の"シエル登場

1902年サリンが明るみにでる

追記:サリンの空白の期間について

ID:blackbutler様
史実でのサリンは、英国のかなり毒が強い殺虫剤から出来たとのこと。
そして、出来たあと、すぐに『サリンが出来た』というのが社会に明るみになってないらしいので、もしかしたら、1889〜1902年は、サリンが出来てから、社会に明るみになる空白の期間ではないでしょうか?

blackbutler様ご助言いただきありがとうございます!