黒執事考察ブログ

葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたブログです。『黒執事』に隠された「嘘」と「伏線」に、貴方も騙されていませんか?※本誌内容に言及します※

【黒執事 -寄宿学校編-】【黒執事 -緑の魔女編-】スタッフ座談会イベント徹底レポ|配信なしの超貴重なクロージングイベントに行ってきました!

こんにちは!餅月です。
2月7日に新宿で行われた『黒執事 -寄宿学校編-』『黒執事 -緑の魔女編-』スタッフ座談会に行ってきましたー!

黒執事スタッフ座談会

岡田堅二朗:監督
伊藤泰斗:プロデューサー
清水祐実:キャラクターデザイン

こちらのお三方が集まった本イベント。
何とキャラクターデザインの清水祐実さんこのようなイベントの場に立たれるのが初めてとの事!!
製作における貴重な裏話を沢山聞かせて頂きました。

なお、今回のイベントはオンライン配信が無い完全クローズド開催!
しかもなんとチケットは無料!!

観客数もわずか100人いかないほど。
超貴重なプレミアムイベントでした。

また今回のイベントは録音・録画はNGでしたが、スタッフさんに確認したところメモはOKとのこと!
そこで前回のイベント同様できる限り頑張ってメモを取ってきました。

当日の雰囲気や内容を少しでもお伝えできればと思いますが、手書きメモなので細かい部分には多少の誤りがあるかもしれません。その点はどうかご容赦ください。

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いざ新宿へ!

2月7日、東京はなんとが降りました。
交通の便を心配していましたが幸い積もる事はなくて一安心。

新宿マルイメンが今回のイベントの舞台です!

会場はビルの8階。
入り口には電光掲示板がありました。

寄宿学校編緑の魔女編の文字に胸が躍ります‥!

入り口では整理番号順に並ぶのですがここで奇跡が…!!
何と私の整理番号がまさかの1番…!!
最前列でした!!

最前列&1番なんて人生で初めて…!
嬉しすぎて思わず五度見してしまいました。

イベントスペースの収容人数は100名程。
ゆえに出演者との距離がとにかく近い……!
開演前から胸が高鳴ってしまいました。

イベントスタート!

いよいよイベントスタートです!
私が現地で取ったメモをもとに、できる限りトークイベントの内容を再現してお届けします。

登壇者のお名前は、以下のように簡略表記させていただきます。

  • 岡田堅二朗監督 →
  • 伊藤泰斗プロデューサー →
  • 清水祐実さん →
  • 司会:太田今日子さん→


雰囲気をそのままお伝えできるよう努めてまいりますので、どうぞ最後までお楽しみください!

オープニング

拍手と共にご登壇された岡田監督御一行様。
今回はアニプレックスの太田今日子さんが司会進行を務められていらっしゃいました。

伊藤プロデューサー曰く、「ここに来て下さっているのは相当なファンの方々だろう」との事。お土産話を持って帰れるように頑張ります!と仰られていました。

寄宿学校編を振り返って

まずは寄宿学校編を振り返ってのトークがありました。

「何度もアニメ化している歴史あるタイトルの黒執事。ファンの皆様の期待を裏切りたくないと感じました。制作会社やスタッフが変わり、ゼロから作る上でどういうアプローチで今この時代に合わせて作るかを意識しました。」

「伊藤プロデューサーが岡田監督にオファーしたんですよね?」

「はい。そもそもまず会社から『黒執事作りたいんだけどプロデューサーやらない?』って言われて。実は最初僕は断ったんです。」

会場ざわめき

「実は僕は黒執事の第一シーズンに参加していて。A-1 Pictures(CloverWorks前に黒執事を製作していた会社)が大事にしていた作品が、体制が変わる事でファンの方がざわつくのもよくないと思って。色々考えて、それで一度丁重にお断りしたんです。それでもその後も何度かお声がけを頂いて。『黒執事を経験している人にプロデューサーをやってほしい。』と言われて。それでお受けすることにしたんです。令和の黒執事を作る上で、それなら監督は岡田さんだったら満足する形が作れるのではと思いオファーしました。」

「最初は悩みました。黒執事はテレビシリーズは最初だけ見ていたのですがその後は触れていなくて。で、原作を読んだら中身が思ったよりも深くて面白かった。作品の精神性にも共感できるところが沢山ありました。セバスチャンが執事の美学を重んじるところとか。それで『やりたい!』と思ったんです。」

「清水さんはいかがでしたか?」

「黒執事1期では原画と作監(作画監督)をやっていました。漫画を1から読んでみたのですが最新は絵が綺麗で上手。これをアニメで。「ヤバい」と思いました。なのでアニメでキャラを作る時は最新の方の絵に寄せたいと思いました。新しい巻を読み込み、画集も買ってなるべく枢先生の絵に寄せられるように努めました。」

「キャラクターデザインをお願いするのは清水さんしかいない!と思っていました。『令和に黒執事』っていうのが僕の中で大きくて。A-1 Picturesさんで組んだ座組や大事な部分は継承しつつ、引っ張られないようにどうやって構築していくか。清水さんだったら前回のデザインも担当されていますし、迷わず打診しました。」

P4のキャラクターデザインについて

「P4のキャラデザで拘った点はありますか?」

「P4って、最新の黒執事には出ていないんですよね。なので『今の枢先生だったらこう描かれるのかな』なんて考えて、ツイステの画集の立ち絵や表情を参考にしながら描いたりしました笑」

「原作がそのままアニメになったと感じましたがそういう事だったんですね!」

「セバスに負けないように、P4は華やかなキャラになるように意識しました。

まさかツイステがヒントになっていたとは…!!
これには驚きでした。

アフレコ現場について

「アフレコ現場についても教えてください。」

坂本真綾さん小野大輔さん、昔のとても上手な面々が現場をまとめあげるかんじでした。小野Dが面白いこと言って場が沸いたり、音響監督が小野Dをいじったりして。終始明るい雰囲気でした。グリーンヒル役の武内さんとかも賑やかでしたね笑雰囲気がとてもよかったです。演者の皆さんが原作を読み込んできてくれたおかげで、現場では建設的な会話が出来ました。」


音響監督とのくだりは確か以前仙台イベントの時にも触れられていたと記憶しています‥!
www.under-taker.com


「座長がしっかりしてくれてて和気藹々の現場でしたね。P4の面々は学生時代に黒執事を見ていて好きだった方たちだったりしたので、『まさか自分が黒執事に出れるなんて‥!』というテンション感でした。20年前ですよね。あの時生まれた子達かあ~…と歴史を振り返ったり。とにかく熱量が凄かったです。」

「P4はよく質問してくれたりもしましたね。レドモンドやバイオレットは結構初期と変わったんです。『もっとやっていい』って。…レドモンドやり過ぎたかな…?でもそれがよかったですよね。なんか、こう、親戚の影が…。」

会場爆笑

「叔父と並んだ時の破壊力凄かったね」

「だから現場ではレドモンドが喋っただけでみんな笑っていました笑」

情報を「削らない」という拘り

「私は前夜祭のシーンが記憶に残っています。あのシーン、衣装が原作の漫画通りの描き込みになっているんです。あれは岡田監督の希望で…。」

「原作側からそうして欲しいと言われた訳ではないんです。ただ僕の信念として漫画にある情報をそぎ落としたくなくて。何とかアニメに出来ないかなあって。清水さんにも2Dの方にも沢山の素材を作って頂きました。1つのキャラにつきハリコミが3つ4つあったりして…。」

ハリコミとは

テクスチャー(※)を1フレームずつアニメーションに当てはめていく、地道で大変な作業です。
※テクスチャー……3DCGの立体物や2Dイラストの素材に貼り付ける画像のこと。見た目や質感を表すために使われる

引用源:『プリコネR』のアニメをより豪華に!撮影スタッフに聞いた「撮影処理」の効果 | Cygames Magazine(サイマガ)

「テレビアニメでは、情報が多いものはそぎ落とすのが基本なんです。そぎ落とさないと動かせない。岡田監督はそれを『そぎ落とさずにやろう』って。」

「そぎ落とさない代わりに動かし過ぎず、『静』と『動』を明白に描くことを意識しました。しかしP4を描くだけでもキツかったです。P4はズボンもインナーもハリコミしてあるんです。明暗の差をつけたりして放送コードに乗れるくらいに調整して、P4が足とかを曲げたらそれに合わせて素材も曲げないといけなくて。それを最後撮影さんが1枚1枚貼り込むんです。
なのでここは手動ではなく自動でできるような新しいプログラムを開発しました。『じゃないと無理!』って言われて笑。なので皆様『服の柄がしっかり動いているアニメはスタッフが超がんばってる』と思っていください笑」


た、大変そうだあ~‥‥
このハリコミについては後半でも言及がありましたのでそちらも改めて後ほどまとめさせて頂きますね。

クリケットについて

「寄宿学校編と言えばクリケットも欠かせませんね。」

「クリケットの事を全然知らなかったので、栃木に取材に行きました。試合を見たりバットを振ってみたり…。ただこれを全部のスタッフと共有するのは大変で。上がってくる絵に対して『投げる時は白い線を踏んでなきゃいけない』とか、伊藤さんと細かいルールをチェックしたりしていました。」

「そんなご縁もあって、クリケットの町栃木県佐野市に黒執事コラボマンホールが出来たりしたんですよね。」

prtimes.jp

緑の魔女編を振り返って

「続いて緑の魔女編について伺わせてください。」

寄宿学校編との「色」の違い

「まずはについて言及したいです。寄宿学校編では寮ごとを意識した色遣いや貴族社会の煌びやかさを表現しました。それでも他のアニメよりは彩度低めだったんですけどね。緑の魔女編では更に更に彩度を絞って、ホラーに近いまでの演出をしたこともありました。サリヴァンはその中でも清涼剤的な立ち位置でしたね。緑の魔女編ではサリヴァンがもう一人の主人公なんです。魔女としての威厳もありつつ、子供らしさももっていて。子供のサリヴァンの成長過程が、シエルとも対比になっているんです。それだけでなく、セバスチャンシエルサリヴァンヴォルフラムが対比になっているのも魅力の1つだと思います。」

衣装のハリコミ作業の大変さ

「キャラクターデザインをする上で、サリヴァンは可愛らしくも、凛とした様子になるように意識しました。ただサリヴァンは可愛いけれど、絵を動かす為にはいろいろ情報を削らないといけなくて…でも岡田監督は「削りたくない!」って…。サリヴァンの首元のレースのハリコミはヤバかったです。情報を削らない分、原作よりサイズをちょっとだけ小さくしました。やっただけの事はある結果を出せたと思います。あれは本当に大変でした。」

「ごめんね笑」


衣装のハリコミの大変さは、まだまだ後半でも言及がありました笑
本当に気が遠くなるほど大変な作業だったことが痛い程分かりました。

使用人について

「P4同様、原作の今の使用人ズを見て、今の絵の雰囲気に似せられるように意識しました。」

「メイリンの眼鏡とか、フリルの処理とかが大変だったよね。アップになると模様が入っていたりして。フィニアンの麦わら帽子やアップリケなんかも大変でした。」

「細かい描きこみがおおくて、情報は削らなかったんですがその分大変でした笑」

「タナカさんはどうでしたか?」

「OPで振り向くシーンとかかっこいいですよね。」

「実は最初、OPでタナカさんが剣を抜く案もあったんです。でもタナカさんは緑の魔女編内で初めて剣を抜くのでネタバレになるし…。だから振り向くだけにしたんです。」

「でもあれだけでも十分カッコいいですよ!」

「SDサイズ(三頭身タナカさん)も和むから好きです笑」

「フィニが走ってるシーンとか、SDサイズのタナカさんがいるとなごみますよね。正直あのシーンも、タナカさんを省略しようと思えばできるんです。だけどそれを作るのが『黒執事』なんですよね。」

「フィニが走るシーンでは、だんだんスピードが上がっていく様子を1コマ落ち、2コマ落ち…ってフレームレートを隙間なく埋めていく事でこだわって表現しました。そうすると滑らかに見えるんです。」

「あとはサリヴァンとヴォルフラムもよかったですね。ヴォルフラム役の小林さんは粗削りなところがあるお芝居をなさるんですがこれがヴォルフラムと合っていた。釘宮さんとのタックがとてもよかったです。涙を流しながら演じられているのが印象的でした。個人的には短剣を抜いてサリヴァンが『許さないからな!』というシーンが良かったと感じました。」

スタッフの方が選んだシーン

ここからはスタッフの方々がそれぞれ選ばれたシーンに沿ったトークが披露されました!

清水さん:寄宿学校入学式(校長室)

「私は作画担当なので、はじめは線画で来るんです。背景もキャラも。それが色がついて処理を乗せた映像を見て凄く綺麗だと思って。『最近のない目って凄いんですね!?」って伊藤さんに言ったら伊藤さんが『違う、CloverWorksさんがすごいんです』って笑。撮影さんに処理の吐けるところを見させても貰いました。撮影さんのセンスと監督の希望で、こんなにきれいになるんだなと思いました。」

おさかべさんという方がいて。ブルーレイのデザインとかテロップ周りとか前から色々やって頂いて。(黒執事展にも関わられているそう)そんなおさかべさんに今回初めてステンドグラスのデザインをやって頂いたんです笑。」

「寄宿学校編の時は、原画のレイヤー訳を動画で公開していたと記憶しています。」


こちらですね!


「これに関してはうちの撮影チームが凄い事を伝えさせて頂きたいです。撮影チームって監督やプロデューサーとかに比べてスポットが当たりにくいんです。最後映像を調整しているのは実は撮影チームなんです。線画、背景があり、色を組んでコンポジットを組むとこうなるというのが、黒執事は特に分かりやすいと思います。」

「ピンぼけや空気の中に含まれる埃、チンダルとかの表現は撮影さんのセンスなんですよね。CloverWorksのセンスは業界でも指折りです。」

伊藤さん:寄宿学校編P4登場シーン

「インナーの模様、ズボンの柄ととにかく情報量が多いシーンです!TVシリーズでもNo.1のセルの情報量だと思います。ブルーアーのインナーとかも、シンプルに見えて実はグラデーションがあって柄があったりするんです。胸元の花もP4それぞれで全員ちがうし、寮章も異なります。アップにして頂くと分かると思うんですが、凄い情報量。サリヴァンの首元のレースとかもすごいがんばりましたね。よく漫画がアニメ化する時に『なんでハブいちゃったの!?』って事があると思うんですが、それに対する答えは『しょうがない』なんです…笑」

「じゃないと動かなくなっちゃいますものね」

その限界を突破したのが黒執事だと思いますね。」

「細かい装飾と言えば、サリヴァンのレースも三段階で描かれてるんですよね。」」

「ここの手前側のレースなんですが…(ここで立ち上がって映像に近づく)本来は1番小さいレースで統一しようってなるはずなんです。でも情報を削りたくないので、大きさに合わせて柄があるものも含め3段階のデザインを用意しました。」

サリヴァンの肩にあるレースは、ハリコミじゃなくて作画なんです。」

「こういう『抜き』がある形はどうしても動画で崩れがちなんですよね。手のレースとかも作画で崩れやすい。」

「OPでサリヴァンが回りながら落ちてくるシーンがあると思うのですが、あのシーンめちゃヤバかったです。」

「腰に下がっている小瓶とか、頭の丸い装飾とかも大変だったね~」

「お客様の中には絵を描かれる方もいらっしゃると思うのですが、アニメも線が1本増えるだけで物凄く手間が増えるんです。1枚1枚にかけられる時間が違ってきます。1カットが本来1日でできるところが黒執事は2日3日かかる事もありました。」

岡田監督:寄宿学校編セバスチャン登場シーン

セバスチャンの顔を映さずに登場させることに拘りました。ミカエリス先生初登場でAパートを〆る形にしてみたんです。実はこの時のセバスチャンの眼鏡のブラシの入れ方にもこだわったりしました。」

岡田監督:紅茶シーン

「1話のラスト、紅茶にはこだわりました」


かなり話題になっていた箇所ですね!
紅茶に触れられただけで場内からは笑いが起こるほどでした笑


「僕が紅茶好きなのもあるんですが、ミルクの見え方とか蝋燭の火とか…人以外にも拘りました。各ポジションの方にやって頂きました。特に寄宿学校編の第1話では重点的にやりましたね。出てくる食器とかも場所によってデザインを変えているんです。」

「小物ってセルでやると潰れちゃうことが多いんです。だから岡田監督は『くずれないように3Dで小物をやろう』って。全部背景もしくは3Dはめこみです。これはめちゃくちゃ時間かかりました。」

今だから言えるマニアック注目ポイント

既にかなりマニアックなお話ですが、更にマニアックな点を教えて頂きました!

清水さん:成長するシエル

「私が挙げたいのは、緑の魔女編でシエルが呪縛を解き放ち、セバスチャンに駆け寄るシーンです。あそこではシエルの衣装が次々変わるんですが、実は年齢も10歳~13歳とちゃんと成長していってるんです。私のところに来るまでは実は年齢に差が無い状態で。段階を追って体も成長させるようにしました。


私は最前だったので振り向けなかったのですが、それでも確かに背中越しにファンの皆様が「うんうん」と強くうなずかれるような空気を感じました。

ここに拘って頂けたのはファンとしては本当に嬉しい限り…!!
坊ちゃん最推しの方は猶更ではないでしょうか。
坊ちゃんを成長させてくれてありがとうございます清水さん…!!

このこだわり、何となく『葬儀屋さんも喜びそうだな』と思いました(伝われ)。

清水さん:寄宿学校編と緑の魔女編で異なるシエルの『表情』

「あともう一点あげたいのが寄宿学校編と緑の魔女編のOPです。実はこの二つには異なる点があって、寄宿学校編ではシエルが笑っているシーンが実は1つもないんです。シエルはあまり意味なく笑わないかなと思って。逆に緑の魔女編では2つだけ笑うシーンがあるんです。「チップだ、とっておけ」の銃のシーンは「してやったり」の笑顔で、もう一つはサリヴァンに手を差し伸べるシーンです。サリヴァンに対しては微笑みかけるかなと思い、こうしました。」

『シエルはしかめっ面にしてくれ』と僕は何度も言いましたね。すぐ緩い表情であがってきちゃうから。」

「シエルには険しい眉毛が似合いますよね。寄宿学校編のOPではガラスの破片に映っていいる小さなシーンでも笑っていないんです。」


このお話を踏まえて改めてOPを見ると、新たな発見がありますね!!

寄宿学校編OP
youtu.be
緑の魔女編OP
youtu.be

伊藤さん:街中の風景、小物、バッキンガム宮殿

「街中を描くためにロンドンにロケハンに行きました。時代考証の村上さんにも聞いて、時代に合った眼鏡や帽子を描くように意識したんです。アニメオリジナルシーンなんですが、シエルが帽子を次々と被るシーンで使われている帽子は実際に存在したデザインの帽子なんですよ。緑の魔女編では最終話のバッキンガム宮殿のシーンは拘りましたね。19世紀の当時と今では違うところもあって、19世紀の方を参考にしつつ製作しました。赤い色も印象的でしたね。とにかくエグかった(※作業が)扉とかも鏡になってて、『ここの鏡やめませんか』って何度も言われました笑。鏡の映り込みに地味に3Dを使って動かしたりしているんです。」

伊藤さん:葬儀屋夜這いシーン

「こちらも最終話ですね。葬儀屋のシーンはキャラをぼかしたりして色合いなどにも拘りました。この空間、実は1度もまだ本編で登場していない部屋なんです。それは後々明らかになるのですが、ある種の伏線と言えるシーンですね。」


葬儀屋さんに触れてくれて!!
ありが!!とう!!ございま!!す!!

葬儀屋さんが映った瞬間に叫びそうになりました。

やはりこのシーンの部屋はこの時だけの描き下ろしだったんですね。
「似ている絵があるから」と使いまわさないのが流石黒執事…そのこだわりがファンとしてはとてもありがたいです。

伊藤さん:寄宿学校の内装

今回、特別にロンドンの寄宿学校の取材写真を見せて下さいました。
※学校の特定はNGとのことです。

「漫画と異なり、アニメだとキャラが動くと背景がスクロールされます。その為動線を確保しないといけません。これが実際に見ないとどうしてもわからない為、ロンドンにロケハンしに行きました。実際に尋ねてみたら寮の中に川があったり石垣で組まれた回廊があったり…生徒たちは授業に行くたびにめちゃくちゃ動くんです。体育館に向かうような感じで。」

「原作から削らないように~を意識していましたが、ここは原作に存在しないものなので補填したんです。中庭の描写で人物が小さいのも、この実際の広さを表現したかったからです。ロンドンにいかなきゃこの動線は分かりませんでしたね。何気なく歩いているシーンとか、是非観てほしいです。」

「寄宿学校には必ず礼拝堂があるんです。今回黒執事では校長室を礼拝堂みたくしたけれど、そしたら礼拝堂が二つあるみたいな学校になりました笑。名前は言えませんが、3校をモデルにしています。」

サプライズ!!色紙イラストを懸けた白熱のじゃんけん大会!!

そしてここでサプライズが!!
何とキャクターデザインの清水祐実さんからセバスチャンとシエルの色紙イラストのプレゼントがありました!

これはレアすぎる…!!!
色紙2枚を懸ける方法はジャンケン

会場内限定だったので、倍率が物凄く低くないか…!?

私は残念ながら3回戦で負けてしまいましたッ…!
でも、嬉しすぎるサプライズ、楽し過ぎました!!!

いつか葬儀屋さんも…
いや、もしそうなったら私は正気を保てないかもしれない…。

首の皮一枚繋がったような心地でした笑

素敵なサプライズをありがとうございます!!

最後の挨拶

「なかなかスタッフトークが出来る場が無いのでとても嬉しかったです。またどこかでお会い出来ましたら嬉しいです!」

「人前に出るのが初めての機会でしたがとても楽しかったです。また是非見返して頂けると嬉しいです!」

「黒執事の原作は続いており、それを1視聴者として楽しみにしています。引き続き黒執事を応援してくれると嬉しいです!!」

まとめ

いやー…濃かった。

友人のAylちゃんと一緒に行ったのですが、話の濃密さに圧倒されました。

文字通り『黒執事を浴びた。』
そんな1日でした。

イベント自体は1時間ほどだったはずなのですが…本当に1時間だった!?
黒執事全編を見返したっけ!?くらいの満足度がありました。

今まで何度かイベントはありましたが、その中でも特にマニアックな内容を教えて頂いたイベントだと感じました。

細部までこだわられているとは思っていましたが、まさかこれほどとは…。
たった1時間のイベントでこの量。
実際完成までどれほどの労力があったのでしょうか。想像すらできません。

改めて、本当に大切に作って下さったんだなと強く感動しました。

これを機にまた改めて黒執事を見返してみたいと思います。
違和感なく動く服の模様が見たくなりました。

さて、今回のイベントで、今告知されている黒執事イベントはラストになりました。

これが最後なのが切ない…!!
もっともっとイベントに行きたいです!!アニメが見たいです!!

ここ数年で私は本当に贅沢になってしまいました。

もしこのクオリティ&原作リスペクトのまま青の教団編がアニメ化なんてされたら…
想像するだけで思わずヨダレが出てしまうほどです。

現在はアニメ化は未定の黒執事青の教団編。

アニメにかかる作業量の氷山の一角を見ただけでも、それが数年単位のプロジェクトなのは火を見るよりも明らかです。

もしまたアニメ化してくれる時は、数年先かな…??

でも、いつかきっとまたアニメ化してくれると信じて!!
原作とアニメにお金を落としつつ!!考察ブログをブラッシュアップしつつ!!
寄宿学校編と緑の魔女編の怒涛の供給を糧に!!
楽しみに待ちたいと思います!!

長くなりましたがここまで読んで下さった方、
そしてアニメ黒執事に携わって下さったスタッフの皆様に、心から感謝申し上げます…!!

本当にありがとうございました!!

よければクリック↓で引き続き応援お願いします🦴!

それではまた次の記事でお会いいたしましょう!

餅月