黒執事考察ブログ

葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたブログです。『黒執事』に隠された「嘘」と「伏線」に、貴方も騙されていませんか?※本誌内容に言及します※

【考察】女王の背後に死神派遣協会がいることはほぼ確実か!?/時代にそぐわない機械を集められるヴィクトリア女王/緑の魔女編に張られた伏線

こんにちは!餅月です。
今日は女王と死神派遣協会についての疑惑を考察していきたいと思います。
当ブログでは以前より
女王と死神派遣協会は、実は裏で繋がっているのではないかと考察を重ねてきました。

この疑惑がさらに色濃くなるような
重要な伏線と思われるシーンを新たに発見しましたので、今回はこちらを紹介させて頂きたいと思います!

※なお、女王と死神派遣協会についての考察ですが、こちら過去記事が沢山あります。次回のブログ更新で、全てを1ページに纏めたまとめ記事を作らせて頂きます!


女王と死神派遣協会

ヴィクトリア女王と死神派遣協会については様々な疑惑が存在します。
過去記事で考察していますので、
詳しくは下記の女王と死神派遣協会の疑惑総まとめ記事よりご確認ください!

※準備中!更新次第リンクを貼ります!

「進みすぎている」=人外との関りを表す?

死神派遣協会をはじめ、背後で人外が関わっているか否かを見抜く判断基準として重要なポイントが、「進みすぎている」というワードです。

この「進みすぎている」とは、
歴史的に見て進みすぎた技術が大成していることを示しています。

このワードは死神オセロが発言しました。

「進みすぎている」事案は、
背後に人外が関わっていることを示唆する重要な伏線
である可能性があります。

下記記事で詳しくまとめてあります!

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進みすぎてると言うオセロ:黒執事24巻第119話「その執事、示教」より引用
www.under-taker.com

実際、黒執事の中には時折
歴史的にみて明らかに未来のものが存在したことが多々あります。

例えば、豪華客船編。
死者が蘇り生きた人間を攻撃した事件。これは現在の医学を持っても不可能な死者蘇生という技術を用いた進みすぎた事件でした。

この事件の背後には、
元死神である葬儀屋(アンダーテイカー)が関わっていました。

このように、上記のポイントを発見した時はまずその背後に人外が関わっている可能性を疑ってみるといいのかも知れません。

時代にそぐわないもの、進みすぎたもの。
上記のものがある場合、近くにはそのイレギュラーを可能にさせた人外の力が存在する可能性があります。

女王の「進みすぎてる」力

さて、上記を踏まえた上で視線をヴィクトリア女王へ移したいと思います。

実はヴィクトリア女王も、進みすぎた技術を持っていると分かるシーンがすでに原作の中に登場しています。

それは青の教団編の中で登場する、緑の魔女サリヴァンの部屋です。

この部屋には、時代にそぐわない進みすぎた機器が多数見受けられます。

しかも、「この部屋は一体どうしたのか」と坊ちゃんが聞いたところ、それに対しサリヴァンは「ばーさん(女王)が揃えてくれたぞ」と答えています。

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女王がサリヴァンの為に設備を整えた部屋:黒執事23巻第114話「その執事、暴行」より引用

このサリヴァンの部屋は、実際に人外である葬儀屋(アンダーテイカー)達が用意した、スフィア・ミュージックホール内に存在する進みすぎた実験施設の設備と非常に似ていることが分かります。

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スフィアミュージックホールの輸血施設:黒執事24巻第117話「その執事、丁々」より引用

試しに二つの画像を並べてみます。
スフィア・ミュージックホール側の施設の方が未来的なのは間違いありませんが、それでもヴィクトリア女王が用意した部屋も明らかに似ている節々があることが分かります。

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スフィアミュージックホールの輸血施設:黒執事24巻第117話「その執事、丁々」より引用


また、この二つの施設には具体的に共通する点もいくつかあります。
例えば、ホルマリン漬けのような瓶が見えますが、この瓶に付けられた蓋や配線、パイプなどは明らかに進みすぎたもののように見えます。

しかし一番わかりやすい機材を挙げるならば椅子の上にある無影灯です。
手術台でよく使われるものですね。

この無影灯はそれぞれの施設に共通して存在しています。

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スフィアミュージックホールの輸血施設:黒執事24巻第117話「その執事、丁々」より引用

無影灯は1930年に世界で初めて開発されました。
本誌の中の黒執事は現在1889年。
約30年近くも進みすぎた機器であることが分かります。

1920年 世界初の手術灯 バートレット式
シャンデリアの様な形状配置で、8個の電球を用いた無影灯(多灯式)が誕生しました。

引用源:
医療照明の歴史1『医療用照明灯の光と影」 | Synqroa Co.,ltd

何故ヴィクトリア女王はこんな進みすぎた技術をサリヴァンに与えることが出来たのでしょうか?

人外である葬儀屋(アンダーテイカー)が用意できることはまだ理解できるものの、何故ヴィクトリア女王が30年先の未来の道具であるはずの無影灯を用意できたかは全くの謎です。

記事の冒頭でも言及しましたが、女王は死神派遣協会と裏で繋がっている可能性があります。

もし本当に
「進みすぎた力」=人外が側に居ることの表れだとしたら、いよいよこの説の可能性が高くなるのかもしれません!!!

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まとめ

女王と死神派遣協会の関係性について、いよいよ疑惑が濃くなってきました。
いままではジョン・ブラウンの正体についての疑惑や死神の審査を免れた人間が少なからずいる可能性などから考察を重ねてきましたが、まだどれも伏線として確証を得るには少々根拠が浅い状態でした。

しかしヴィクトリア女王が「進みすぎた」技術を実際に手にしているとしたら話は別です!!
一気に可能性は高くなったのではないでしょうか!

思えば、スフィアとヴィクトリア女王が用意した部屋は系統も似ているように感じます。

二つの部屋の系統が似ている理由が、
スフィアと女王両者が持つ進みすぎた技術の根幹が同じだとしたら…!

両者の進みすぎた力が、結局死神派遣協会に依存していることを示している可能性もあります。興味深いですよね!

オセロの「アイツ(葬儀屋)はこういうの詳しいわけじゃなかったし他に誰か…」という意味深なセリフも気になります。

葬儀屋の近くにもまた、さらなる人外ポジションと成り得るような
死神派遣協会の進みすぎた技術について葬儀屋より詳しい人物が側に居る可能性があると感じています。

スフィアと女王(イギリス)「進みすぎた技術」の中では、女王が一歩遅れているような印象を受けます。

ドイツもかなり進んでいました。ドイツとイギリスを比べても同様に、イギリスは一歩遅れているように感じます。

この差をヴィクトリア女王はどう埋めていくつもりなのか。その為の一手がサリヴァンへの投資であることはほぼ間違いありません。

今後の黒執事は
進みすぎた技術と技術がぶつかり合う戦いになっていくのかもしれません。


餅月