こんにちは!餅月です
今日は原作の本流にはあまり関係ない小さな内容なのですが、一つ気付いたことがあったため書き残しておきたいと思います。
「ENAMEL」の歌詞に隠れる真シエルの影
皆さんは、
アニメ黒執事の主題歌「ENAMEL」をご存知でしょうか?
いきなりの質問なのですが、
この曲は誰目線の曲だと思って聞いていましたか?
私はセバスチャンと坊ちゃんの主従関係を歌った歌だと思っていました。
確かにこの曲がセバスチャンと坊ちゃんの主従関係をメインに歌った歌であることは間違いないのですが、実はこの中のある一節に、真シエル(坊ちゃんの双子の兄)の主張なのではないだろうか?と思う個所を見つけました。
それがこちらです。
ENAMELってセバスチャンと坊っちゃんの歌だと思ってたけど地味に真シエルっぽい主張も混ざってないか???
— 餅月:冥籍番号114514 (@mochimochimoon3) April 2, 2019
真シエル「檻の中で繋がったまま 二人 密接がいい どこまでも狂気へ」
檻の中で繋がったまま
二人密接がいい
どこまでも狂気へENAMEL/シドより引用
檻の中につながっていたのは双子だけ
セバスチャンは坊っちゃんを助け出しましたが、檻の中に繋がれてはいませんでした。
また、檻の中に繋がれていた二人。
これは素直に読み解けば真シエルと坊ちゃんであると考えられます。
真シエルの執着
そんな檻の中で密接していることを望む、その狂気的な執着には真シエルを彷彿とさせられます。
またこの檻とは、この時双子がとらわれていたことだけを指すのではなく
真シエルが望んでいると思われる真シエルが坊ちゃんを社会的にも孤立させ囲い込み檻に閉じ込め可愛がる未来を指している可能性もあります。
真シエルの執着や、
スフィア・ミュージックホールの存在目的が当主争いではなく坊ちゃんを囲い込むことにある可能性がある点についての考察は下記記事を読んでみてください!
ラストのサビをちゃっかり持ってっている真シエルらしき主張の歌詞
真シエルのものかもしれないと感じられるこの一節は、
ENAMELの最も盛り上がる箇所であるサビのラストをしっかりと飾っています。
あくまで曲のメインは坊っちゃんとセバスチャンの主従関係が90パーセントです。
それでもちゃっかりと紛れ込み、ラストを自分の主張で締めくくっているこの曲の構成は、まるで最後にゲームに勝つのはこの僕だといわんばかりの真シエルの自信さえ感じてしまうのは私の考えすぎでしょうか…?
考えすぎかもしれませんが、
もし本当にこの一節が真シエルを指して作曲されたものだとしたら本当に驚きです
餅月