黒執事考察ブログ

黒執事は「腐女子向けの作品」ではない・・!それはあまりにも勿体ない!作品の「嘘」と「伏線」に貴方も騙されていませんか?葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたネタバレ有りの考察ブログ

【考察】葬儀屋のデスサイズ/現役の死神時代と現在との相違点/骸骨は本物のクローディア・ファントムハイヴの人骨である可能性!

こんにちは!餅月です
今日は葬儀屋(アンダーテイカー)のデスサイズについて考察していきたいと思います。

私自身、葬儀屋さんが大好きでこっそりコスプレ活動をしていたりする関係上、
実は持っています、Myデスサイズ
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頑張って作りました笑

さて今日はこの葬儀屋のデスサイズについて考察していきたいと思います。

葬儀屋のデスサイズ考察

実は葬儀屋のデスサイズについて、私は昔から感じていたことがあります。
それがこちら


私は以前から何の根拠もないまま葬儀屋のデスサイズの骸骨が何故か「女性」に見えてなりませんでした。少なくとも野郎には見えませんでした。

しかし今回、この何も根拠が無かったこの直感がもしかすると当たっているかもしれない可能性に気づいたので記事にさせていただくことにしました。


葬儀屋のデスサイズについて

  • 葬儀屋のデスサイズはカスタマイズされたものの可能性が高い
  • 現役時代と現在のデスサイズに相違点がある
  • デスサイズの骸骨は「クローディア・ファントムハイヴ」の人骨である可能性?



現役時代と現在の相違点

実は葬儀屋のデスサイズですが、現役の死神時代と現在で相違点が存在します。
まずはそちらを比べてみます。

現役時代の葬儀屋(アンダーテイカー)のデスサイズ

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黒執事13巻第60話「その執事、動揺」より

現在の葬儀屋(アンダーテイカー)のデスサイズ

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黒執事13巻第61話「その執事、誕生」より

おわかりいただけただろうか?
正解はこちらのツイートをご覧ください。


葬儀屋のデスサイズの骸骨はカスタマイズされたものである可能性

このように、現役時代の葬儀屋のデスサイズには骸骨の立体的な肋骨の影が見えません。
そして、現在の葬儀屋のデスサイズには立体的な肋骨のついた骸骨があります。

ちなみにアニメ版の葬儀屋のデスサイズにもなんちゃって骸骨がついていますが、こちらもリアルな骸骨というよりはちょっとデフォルメされたキャラクターのような骸骨であり、原作の骸骨のような生々しさはありません。

カスタマイズされた可能性

この相違点から、葬儀屋のデスサイズについていた骸骨はもともとあったものではなく、葬儀屋によって後にカスタマイズされたものである可能性があります。
またこの骸骨は大変リアルで、大きさもほぼ人間と等身大です。

人骨をデスサイズにカスタマイズする意味とは

もし仮に、わざわざデスサイズに人骨をカスタマイズした場合、それは何を表すことになるでしょうか?
その答えは、最も安心できる保存方法であるからと言えます。

デスサイズのうたい文句は「なんでも切れるデスサイズ」です。
デスサイズに切れないものはなく、また壊れることもありません。

つまり、デスサイズにカスタマイズしてしまえばそれは永久的に壊れないものとなるのです。
仮にこの骸骨が元々本物の人骨であった場合、それをカスタマイズする意味とは、ただ遺骨として大切にしておくよりもずっと安全な保存方法であったからと考えることが出来ます。

デスサイズの骸骨の正体は?

もし上記の考察が正しかった場合、葬儀屋は誰かの骸骨を保存する目的でデスサイズにカスタマイズした可能性があります。
そこまで執着する人物とは誰でしょう・・・?
私はこの可能性として、クローディア・ファントムハイヴを考えました。

時系列考察

葬儀屋は1839年に死神派遣協会を離脱します。
現役時代がここまでと考えると、この時クローディアは9歳で存命であるため、時系列的にも矛盾は生じません。
クローディア・ファントムハイヴは1866年に享年36歳で死亡します。

葬儀屋は自身のデスサイズに異常な執着を持っています。
ロナルドによればデスサイズは死神引退時に絶対回収されるものだそうです。しかしそれを葬儀屋はどのようにしたかは不明ですが、持ち出すことに成功したようです。

葬儀屋
「長いこと一緒にやってきたから離れがたくてねエ。持ち出すのに苦労したよ~」
黒執事13巻第61話「その執事、誕生」より

また原作にはないのですが、映画「Book of the Atrantic」では、このセリフの時に葬儀屋はデスサイズの骸骨を見つめ、その頬を愛しそうに撫でています。
「長いこと一緒にやってきた」というセリフはデスサイズ本体に対する想いかもしれませんが、「離れがたくてねエ」というセリフは、もしかするとこの骸骨とのことを意味していたのかもしれませんね。
そう考えるととてもロマンがあります。

またもし本当に葬儀屋が愛しい相手の遺体を保存するために自身のデスサイズへカスタマイズしていたとしたら、それこそ狂っているとしか言いようがありません。
この点においても、葬儀屋のキャラクターをより強調するものになるかなと感じました。

クローディアは葬儀屋によって死者蘇生を失敗された可能性

これは現段階では、まだ一切根拠のない完全なる妄想考察です。
もしこの骸骨が本当にクローディアであった場合、何故こんな姿になってしまったのでしょうか?
「美しく、麗しい死者の姿」を好む葬儀屋が敢えて彼女を骸骨にするとは思えません。

そこで思い当たったのが葬儀屋がリアンに対していったこのセリフです。

葬儀屋
「君の持つ医療の力では人体蘇生は成し得なかった。自分で理解しえない施術を患者に施すような奴はもう医者じゃあないね。」
黒執事13巻第60話「その執事、動揺」より

このセリフは非常にリアルだと私は感じました。
どうもこれは葬儀屋自身が一度犯した過ちだからこそ、このようなセリフがでたのではないかと感じます。

そこで考えた可能性こそが葬儀屋はクローディアの死者蘇生に失敗したのではないかという説です。

葬儀屋が「走馬燈の続きがあったらどうなるんだろう」と興味を抱き始めたのは恐らく現役時代からで間違いないと思います。葬儀屋が具体的にいつから死者蘇生の研究を始めたかはまだわかりませんが、その初期段階で、葬儀屋は「クローディアを蘇らせたいという一心で自分でもよく分からない施術を彼女に施し、結果彼女の遺体をダメにしてしまった」経験があるのではないかと考えました。

そしてダメになってしまった遺体を前に、葬儀屋は彼女の髪を採取し遺髪入れとして宝物とし、体に至っては、その醜い死者蘇生を経ても崩れることが無かった人骨だけを抜き取り、デスサイズにカスタマイズすることで永久保存を試みたのではないでしょうか?

追記:サーカス編の人骨再利用は伏線か

コメントにて、恵さまから面白い考察を頂きました。
サーカス編では団員たちの義足などに子供たちの骨を再利用した「人間版ボーン・チャイナ」が登場しました。
もし葬儀屋のデスサイズが本当にクローディアの人骨を再利用していた場合、このサーカス編のボーン・チャイナのくだりは伏線である可能性があります。

恵さまご助言いただきありがとうございます(*'▽')!

この説の問題点

誰がデスサイズをカスタマイズしたのか?

この説の問題点としては誰がデスサイズをカスタマイズしたのかという点です。

もしこの骸骨が本当にクローディアのものであった場合、葬儀屋は死神派遣協会を離脱してから自身のデスサイズをカスタマイズしたことになります。

葬儀屋レベルですと自分自身でデスサイズのカスタマイズもできそうな気はしますが、こればかりは確証がないためまだ何とも言えません。

また、オセロのセリフからは「葬儀屋の協力者」のような人物が匂わされています。
もし死神派遣協会の中に葬儀屋の協力者がいた場合、その人物がこれらの手引きを行った可能性もありますがまだ憶測にすぎません。
(この協力者としては、まだ登場していない新たな死神か、もしくは葬儀屋と指定関係である可能性の高いウィリアム(ウィル)であっても面白いなと感じています(#^^#))

まとめ

以上が現在における葬儀屋のデスサイズについての予想考察です。
まだこの説の中には不完全なものが多く、「考察」と呼ぶには少し不完全であるかなと感じています。
ですがもしこの骸骨が本当にクローディアのものであった場合、葬儀屋の狂気をより一層強調させる面白いエピソードになるのではないかなと感じました。

何よりクローディアをぶん回して戦っていたとしたら・・・本当に狂っているとしか言いようがありませんよね。
まだ根拠に乏しい記事であるため、同人誌感覚でお楽しみいただけると幸いです笑

私は昔から葬儀屋のデスサイズの骸骨はどうしても女の子にしか見えなかったのですが。この直感がもし当たっていたとしたら、葬儀屋ファンとしてこんなにうれしいことはありません(゚∀゚)
ではまた...!

餅月