黒執事考察ブログ

葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたブログです。『黒執事』に隠された「嘘」と「伏線」に、貴方も騙されていませんか?※本誌内容に言及します※

【黒執事考察ブログ】黒執事に広がる“世界規模の構図”とは?各国に張り巡らされた伏線を徹底整理

こんにちは!餅月です。
今日は黒執事における世界大戦の影について考察していきます。

イギリスを中心に物語が展開されてきた黒執事ですが、物語が進むにつれて、その背後には複数の国が関わっていることが見えてきました。

一見すると個々の事件に見える出来事の数々。

しかしそれらを俯瞰して見てみると、国境を越えて繋がる“何か”の存在が浮かび上がってきます。

今回は黒執事に登場する国々に着目し、国境を跨いで張り巡らされた伏線を紐解いていきたいと思います!

世界大戦の暗喩

現在、黒執事の世界では既に本誌内で
未来に世界大戦が起こるかもしれない事がほのめかされています。

世界を巻き込んだ大戦争を予感させる発言:黒執事22巻第105話「その執事、尋訪」より引用

この描写は単なる背景設定ではなく、
今後の物語全体に関わる大きな伏線である可能性があるのです。

実際に黒執事では、物語が進むにつれてイギリス以外の国の影響力がジワジワと明確になってきました。

例えば、これまでに登場している主な国としては以下の通りです。

  • 中国
  • ドイツ
  • インド
  • アメリカ
  • フランス
  • ロシア
  • ルーマニア

ヨーロッパを中心に、アメリカや中国といった大国まで含まれていることがわかります。

つまり黒執事の世界はすでに“イギリス一国”ではなく、国際的な規模に話が膨らみつつある構図が見えてくるのです。

順番に見ていきましょう。

アメリカ:カンパニア号の目的地

作中ではバルドがアメリカ出身である事が明らかにされています。

またアメリカは、豪華客船編でカンパニア号の旅の目的地として登場しました。

中国:輸血技術の流出

中国は劉、藍猫、そしてメイリンの出身国です。

作中ではアテナ退役軍人療養所編にて、劉を通じて輸血技術が中国に流出しました。

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黒執事の中で、死者を蘇生するカルンスタイン病院の噂を最初に坊ちゃんに持ち出してきたのもからでした。

劉は豪華客船編を焚きつけた時点から既に、死者蘇生の研究の収奪に向けて動き始めていたのかもしれません。

ドイツ:進みすぎた技術開発

ドイツはフィニアン、サリヴァン、ヴォルフラムの出身国です。

ドイツは緑の魔女編にで深い掘り下げが行われました。

  • 進みすぎた技術(センサーや毒ガス製造、戦車開発)
  • 特殊な力を与える人体実験


上記の例など、ドイツではその背後に何らかの人外の存在さえ感じかねないほど進みすぎた技術が数多く垣間見えました。

これは大変重要な伏線の可能性があります。

「進みすぎた技術」について、詳しくはこちら▼
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また、ドイツとフィニの関係性はまだ完全には解明されていません。

フィニの未回収の伏線について、詳しくはこちら▼
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今後の黒執事の中において、
ドイツは引き続き、とても重要な役割を担っていくと考えられます。

フランス:葬儀屋を金銭的に支援?

葬儀屋は豪華客船沈没事件にフランスに赴いています。

葬儀屋がフランスに行っていたことを示唆するディーデリヒ:黒執事22巻第105話「その執事、訪訪」より引用

また、シエルたち双子の名前がフランス語である事も挙げることが出来るでしょう。

何故葬儀屋がフランスに行ったのか、そして双子とフランスとの関係性については現在黒執事の中ではどちらも宙ぶらりんの伏線となっています。

なお葬儀屋がフランスに赴いた理由については、当ブログではフランスが葬儀屋の死者蘇生の実験を国家レベルで支援しており、その為葬儀屋は実験結果を伝えに行くためにフランスに赴いた可能性があるためと考えています。

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葬儀屋本人が赴いている事、そしてシエルたち双子の名前がフランス語である事から、フランスもまた今後黒執事の中でとても重要な役割を持つ国である可能性が浮上しています。

インド

インドはソーマアグニの故郷です。

歴史的史実としてはインドのイギリス植民地支配は1858年から1947年まで続き、ヴィクトリア女王は1877年にインド皇帝に即位して大英帝国の絶頂期を築きました。

黒執事の中では逆さ吊り事件編でインド組の深堀りがなされています。

特にインド組は人外に対抗し得るほどの力を持つ人間の信仰心にも重きをおいた大変重要な章と言えるでしょう。

また、青の復讐編南の章でアグニの妹が初登場したことや、覚醒したソーマの行方が描かれていない事も気になります。

インドは「人間」の持つ力を示す勢力として、今後も黒執事に深く関わってくると思われます。

次に、まだ国としての大きな関りはありませんが、キャラクターの出身国として黒執事に登場している国を述べさせていただきます。

日本:タナカさんの故郷

黒執事で日本と言えばタナカさんです。
その名前からも分かりますが、黒執事特別編ハロウィーン小話の中でタナカさんが日本のハロウィーンについて語っていた事から、恐らく出身は素直に日本と思われます。

しかしタナカさんは黒執事の中でもトップクラスに謎多き人物。

彼のほとんどは未だ何も明かされていないと言っても過言ではありません。

歴史的史実を踏まえてみれば、
岩倉具視使節団よりも先にイギリスに来たことになるタナカさん。

タナカさんについての詳細はこちら▼
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もしこの謎が明らかにされる日が来たならば、黒執事の世界にはきっと激甚が走る事でしょう。

ブラジル:「毒蛇の島」ケイマーダ島

ブラジルはスネークの蛇の出身地です。
作中内で登場したのはケイマーダ・グランデ島。

ケイマーダ島出身の蛇:黒執事第50話「その執事、埋葬」より引用

これは実際に存在する無人島で、「世界で最も危険な無人島」として有名です。

何故「危険」と言われているのでしょうか。
それはこの島には大量の毒蛇が発生しているからです。

海面上昇で取り残されたヘビが環境に適応して大量繁殖した結果、一般人が上陸出来ない程危険な島になり、現在上陸出来るのはブラジル海軍と、チコ・メンデス生物多様性保護機関の研究者のみだそうです。

大量の毒蛇が生息していることから、「スネークアイランド」とも呼ばれています。

ja.wikipedia.org

ケイマーダ島はブラジル南部沖の大西洋に浮かぶ無人島です。

つまり、蛇の出身地はブラジルとなります。
スネークの蛇たちが生粋の毒蛇である事が分かりますね。

少々余談になりますが、肝心のスネークの出身地は彼の走馬灯劇場の中ですら、結局最後まで描かれることはありませんでした。

しかしグレルが再生したレコードの情報を見ると、スネークの母親は実在したイギリス人女優である事が分かります。

詳しくはこちら▼
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スネークの過去、そして蛇たちの過去。
これらはまだ何か黒執事に関わる重要な秘密を秘めているのかもしれません。

スコットランド:ジョン・ブラウンの故郷

次に登場するのはスコットランドです。
ここは歴史的史実として、ヴィクトリア女王の馬丁ジョン・ブラウンの故郷です。

ja.wikipedia.org

まだ作中でスコットランドが登場したことはありませんが、念の為、記載させて頂きます。

イタリア:クラウスの故郷?

イタリアは番犬の協力者クラウスが居た国として名前が挙がっています。

ただ、彼はフィンランドにサウナに行ったり、イタリア語やスペイン語を話している事が多いため、もしかするとイタリア人という訳ではないのかもしれません。

世界中を飛び回っているクラウス。

もし黒執事の物語が世界規模まで広がれば、彼が活躍する機会は更に増えるのかもしれません。

ロシア:イリーナ・ペトロヴナの故郷

青の復讐編南の章にて、
新たにロシア人のキャラクターイリーナ・ペトロヴナが登場しました。

彼女がロシア人である事は、
ヴィクトリア女王が言及する形でも強調されています。

ロシアに言及するヴィクトリア女王:黒執事第223話「その執事、表象」より引用

また、坊ちゃんはイリーナの話に「何か違和感」を感じたことが伏線として残されています。

今後ロシアはどのように関わってくるのでしょうか。

イリーナ・ペトロヴナについてはこちら▼
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ルーマニア:モドリ・ヴラディスの故郷

最後に、ルーマニアです。
こちらはこの記事を書いている現段階での最新話第224話内で初登場となりました。

吸血鬼伝説のあるルーマニア内のトランシルヴァニアが、モドリ・ヴラディスの故郷として描かれました。

「血」がテーマの一つとなっていると言っても過言ではない黒執事。

そんな中、吸血鬼伝説のあるトランシルヴァニアが描かれたのは果たして偶然でしょうか…?

モドリ・ヴラディスとトランシルヴァニアについてはこちら▼
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国家ごとに異なる“覇権の方向性”

さて、これまで国とキャラを紐づけて整理してきました。

ここで一度キャラ個人の出身などの情報を一度切り離し、「作品内で各国がどのような役割・テーマを担っているか」という視点で見てみると、また別の構図が浮かび上がってくることが分かります。

黒執事の中では、主要国それぞれにこのようなテーマが置かれているように感じられます。

  • 中国:医療・血液・死者蘇生技術の奪取
  • ドイツ:兵器・人体実験
  • インド:人間の信仰・精神性が持つ人外に匹敵する力
  • フランス:死者蘇生技術への関与の可能性
  • ロシア:国家的思惑を感じさせる新勢力の登場
  • アメリカ:新大陸という“拡張先”としての存在
  • ルーマニア:吸血鬼伝承という“異質な力”の象徴

これらは一見バラバラに見えますが、
視点を変えてみるとそれぞれが異なる手段で“特定の分野における優位性”を築こうとしている構図が見えてきます。

そして重要なのは、これらの要素が独立して存在しているのではなく、どこかで繋がり合っている可能性があるという点です。

例えば、血液・蘇生・人体実験といったテーマは葬儀屋(アンダーテイカー)の蘇生技術を中心として互いに強く関連しています。

つまり黒執事の世界では、
今現在、世界を揺るがすことになりかねないバタフライエフェクトが、各国で巻き起こっている可能性があるのです。

バタフライエフェクトに関する考察はこちら▼
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まとめ

今回は黒執事を「世界」という目で見て考察を進めました。

イギリスを中心に物語が描かれている黒執事。

しかしこうして改めて見てみると、
諸外国が想像以上にアヤシイ動きをしている事が分かります。

これらの伏線が一つに繋がった時、黒執事の物語は“国家規模”から“世界規模”へと一気にスケールを拡大するかもしれません。

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それではまた次の記事でお会いしましょう!
餅月