こんにちは!餅月です。
本日は『黒執事』最新話第224話「その執事、憐情」Gファンタジ―2026年4月号の考察をしていきたいと思います。
考察の都合上、本誌最新話までのネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
#Gファン 4月号発売中です!#黒執事 224話。
— 枢やな_Staff (@toboso_official) March 18, 2026
何故か(何故かでもない)セバスに異様に執着する顔の青い男・モドリのお話です。服の装飾が鬼すぎて「19世紀末英国って色々シンプルだったんだな…」となりました。よろしくお願いします【枢】 https://t.co/XO6NZ2ZQVG
ぎゃぁぁぁぁぁ
— 餅月 (@mochimochimoon3) March 17, 2026
今月の黒執事ホラー回すぎるでしょ😭
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- 悪魔の正体はセバスチャンか?
- モドリ・ヴラディスの過去
- まとめ:セバスチャンは本当に「忘れた」だけの可能性
第224話初見読みライブ配信
初見読みライブ配信はこちらです。
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毎月18日のGファンタジー発売日に、
YouTube Liveにて初見読み&考察のリアルタイムライブ配信を行っています!
※18日が土日の場合、日付が前倒しで発売となります。
最近はこちらのブログ記事と並行して聞いて下さっている方もいらっしゃると伺っています。
よろしければ是非、
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第224話:重要伏線箇所
今回の第224話で特に重要な箇所について箇条書きでまとめます。
過去の考察記事も踏まえ、こちらの重要箇所を中心に順番に考察を進めていきたいと思います!
仕える喜びーーー
モドリの源泉から溢れる物語(ドラマ)は“最悪“から始まる。
- 悪魔の正体はセバスチャンか?
- 坊ちゃんと契約時の共通点。
- ウィーンに赴いたことがあるセバスチャン
- 手元の刺繍の共通点
- モドリの過去
- ハンガリー圏の名前
- モドリはかなり古い時代の人間か
- モドリはヴラド公のオマージュ?
- セバスチャンは誰かと契約していた?
- セバスチャンは本当に「忘れた」だけの可能性
モドリとその存在との邂逅...。
黒執事第224話終了ー
枢先生の巻末コメント
アニメ「黒執事」×JR東海さんの「推し旅」で京都を満喫してきました。いつ行っても素敵な街です。
葬儀屋ヲタの叫び(感想)
いやーー想像の500倍怖いと感じたホラー回でした。
特に印象的だったのは、
やはりぐちゃぐちゃに顔を塗りつぶされた最後の1コマでしょう。
まるでのっぺらぼうを見たかのような…そんな怖さがありました。
黒執事でこんな表現があること自体にもとても驚きました。
普段の絵が緻密で美しい分、
この暴力的なまでの「雑」さが、いい意味で不気味で本当に恐ろしく感じました。
この緊張感は、来月以降もしばらく続きそうな予感です。
考察
沢山の伏線が回収され、そして新たな伏線が沢山用意されたお話でした。
まさに「回収と仕込み」が同時に行われた、極めて重要な回と言えるのではないでしょうか。
それでは順番に考察していきましょう!
悪魔の正体はセバスチャンか?
モドリ・ヴラディスが出逢った悪魔。
当ブログでは、この悪魔はセバスチャンと共通点がある事から、同一個体の可能性が高いと考察しました。
詳しくはこちら▼
www.under-taker.com
今回の第224話では、
また新たに沢山の共通点が描かれました。
もはや偶然では片付けられないレベルで一致が重なってきています。
順番に考察していきましょう。
「髪型」の共通点
今回顔を伏せられた悪魔。
しかし、実はその顔は既に黒執事の中で描かれている可能性があるのです。
その根拠となるのが黒執事第138話「その執事、推敲」。
セバスチャンが坊ちゃんと契約する際、今回登場した悪魔と酷似した髪型の人物に変身するシーンが存在します。
セバスチャンが変身した人物▼

悪魔と思われる人物▼

どちらも特徴的な髪型をしている事が分かります。
もし第138話でセバスチャンが変身したこの男性の姿が、モドリ・ヴラディスと対面した際の姿だったとしたらどうでしょうか?
つまりセバスチャンは、
あの時すでに「過去に変身したことのある姿」を選んでいた可能性があるのです。
「かつら」と「リボン」が示す時代背景
先程触れた、モーツァルトの様な特徴的な髪型についても言及させて頂きます。
調べてみたところ、この髪型は18世紀中期に流行ったスタイルである事が分かりました。
モドリ・ヴラディスのリボンや、悪魔と思われる人物の髪形&リボンは歴史的な背景があったようです。
実はあれは、本当の髪ではなくカツラ(ウィッグ)、あるいは当時流行していた髪型を表したものです。
なぜ音楽家たちはカツラをかぶっていたのでしょうか?その背景には、18世紀ヨーロッパの貴族文化と、意外にも「リボン」が深く関わっています。
音楽家がカツラをかぶっていた理由
結論からいうと、音楽家たちはおしゃれや個性のためというより、当時の社会的マナーの一環としてカツラや整えられた髪型を身につけていました。18世紀のヨーロッパの上流社会では、男性はウィッグ(カツラ)や粉を使った髪型を整え、ヒゲを剃ることが正式な身だしなみの一つとされていました。カツラをかぶらずに人前に出ることは、現代でいえばスーツを着るべき場にTシャツで行くようなもの。宮廷や格式ある場で演奏する音楽家たちにとって、カツラは欠かせない身だしなみだったのです。
18世紀中期:モーツァルトの時代
モーツァルトが生きた18世紀中期には、白く整えられたカツラや髪型が流行しました。カツラや髪には、小麦粉やでんぷん系の粉を使って白く見せることもあったとされています。耳の上にカールを作り、余った髪を後ろで一つに束ねるスタイルが定番となりました。
モーツァルトの髪型とリボン
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの肖像画には、後ろで一つに束ねた髪に黒いリボンをつけたように見える姿が描かれていることがあります。この時代、束ねた後ろ髪を黒いリボンで結ぶスタイルは、紳士の髪型の一つでした。リボンは単なる飾りではなく、髪型やカツラの形を整え、束ねた髪をまとめるための実用的なアイテムでもあったのです。
引用:モーツァルトとリボン:18世紀ヨーロッパ紳士たちのカツラ文化 - Ribbonista[リボニスタ]
さて、これらを踏まえて現在の黒執事を見てみましょう。
現在の黒執事の時間軸は1889年。
19世紀です。
そして先ほどの髪形は18世紀の流行です。
つまりこの髪型は、
本編の時間軸から見ておよそ100年前の流行ということになります。
このことから、モドリ・ヴラディスは現代の人間ではなく、100年以上前の時代を生きた存在である可能性が浮上しました!!
つまり彼は、「過去の人間」でありながら現在に存在しているという極めて異質な存在ということになります。
100年前に生きた人ならば、普通肉体は残っていない筈。
それにも関わらず生前と全く変わらない姿で生きるモドリ・ヴラディス、いったいどのようにして蘇生されたのでしょうか?
謎は深まるばかりです。
坊ちゃんと契約時の共通点
話を「モドリ・ヴラディスの前に現れた悪魔」と「セバスチャン」との共通点に戻します。
次の共通点は、坊ちゃんとセバスチャンの契約シーンに存在します。
契約を促すセバスチャン。
その様子が、坊ちゃんとモドリ・ヴラディスとのシーンで酷似しているのです。
坊ちゃんの契約シーン▼

モドリ・ヴラディスのシーン▼

なんかこう、似てますよね!!!
考察というよりは予想なのですが、
このシーンを見て、私は「モドリが出逢った悪魔はきっとセバスチャンと同一個体なんだろうなあ」と勝手に確信しましたww。
だって、なんかもう全体的に既視感…!!
既視感ありまくりです。
もしこれが意図的な演出だとすれば、枢先生が「同一性」を読者に無意識に刷り込んでいる可能性すら考えられます。
セバスチャンには対象を口説き落とす法則があるのかもしれませんね。
ウィーンに赴いたことがあるセバスチャン
次は地名に関する考察です。
今回第224話では、悪魔と思われる男性はウィーンからやってきたと描かれました。

実はセバスチャンも、
過去によくウィーンに赴いたことがあると言及しているのです。

これはこの2人の重要な共通点と言えるでしょう。
しかも、このセバスチャンの発言はなんと黒執事1巻の内容になります!
第1巻に収録された内容が伏線として19年越しに最新話で回収されるなんて…!!
凄すぎますね!?
「名前」と「顔」が伏せられる理由
以上の第224話で新たになった内容を踏まえ、
その共通点の多さから私はこの悪魔とセバスチャンは同一個体である可能性がかなり高くなったのではないかと考察します。
また、今回悪魔と思われる人物は名前と顔がぐちゃぐちゃに塗りつぶされる形で隠されました。
特に名前において、黒執事で重要なキャラクターたちは名前が公開されないことが多々あります。
明かされない名前についての考察はこちら▼
www.under-taker.com
www.under-taker.com
このことから、今回名前が隠された悪魔と思われる人物もまた、黒執事の中でとても重要なキャラクターである可能性がとても高いと感じます。
次はモドリ・ヴラディスの過去について考察をしていきます。
モドリ・ヴラディスの過去
第224話ではモドリ・ヴラディスの過去が詳細に描かれました。
彼の回想が1話で完結しなかったことから見ても、彼が今後重要なキャラクターになる事はもう疑いようがありません。
そんなモドリ・ヴラディスについて、
最新話では沢山の新しい情報が公開されました。
順番に見ていきましょう。
モドリのモデルはヴラド公?
今回の第224話で、モドリが居た地がトランシルヴァニアである事が明らかにされました。
この地名を聞いてはっと思いついたのは吸血鬼伝説です。
ドラキュラ伯爵(ドラキュラはくしゃく、英:Count Dracula)は、ブラム・ストーカーによるイギリスの小説『吸血鬼ドラキュラ』(1897年)に登場する悪役の吸血鬼(アンデッド)。表向きはルーマニアのトランシルヴァニア地方に住む由緒ある貴族だが、実は若い美女の生き血を好む吸血鬼であり、物語の進展に伴ってイギリスに渡り、災いを招く。その後のフィクション作品に多大な影響を与え、フィクションにおける吸血鬼の設定を確立したとみなされている。ドラキュラはあくまで吸血鬼(ヴァンパイア)の中の一キャラクターの固有名詞であるが、日本ではしばしば吸血鬼それ自体を指す言葉としても用いられる。
ドラキュラ伯爵のモデルとしては15世紀のワラキア公国の君主ヴラド・ツェペシュ(ヴラド3世)だと一般に信じられている。
モドリとヴラド公(ドラキュラ)には、下記の共通点があります。
- 名前が酷似(ヴラドとヴラディス)
- 血液に固執する点
- 尖った犬歯
- トランシルヴァニア在住
今までは「名前が似ているなあ~、犬歯も尖っているしなあ~」程度の認識でしたが、今回作中にトランシルヴァニアという言葉が登場したおかげでこの二つを結ぶ線は一層強くなったように感じます。
もしかするとモドリ・ヴラディスのモデルはヴラド公(ドラキュラ)なのかも、しれません。
トランシルヴァニアに血液に鋭い犬歯…
— 餅月 (@mochimochimoon3) March 17, 2026
やっぱりモドリ・ヴラディス君ってヴラド公から何かモチーフが来てたりするのかな
重要伏線につき、
より詳しい内容で個別記事化させて頂きました▼
www.under-taker.com
黒執事にルーマニア登場!
本誌の中で「いつか世界大戦が起こるかも」と言われている黒執事。
イギリスのみならず、既にドイツ、中国、アメリカ、フランス、イタリアなど様々な国が登場していますが、新たにルーマニアが追加されました!!
これは世界大戦に向かっての危険な伏線、なのでしょうか…。
ハンガリー圏の名前
モドリ・ヴラディスの過去が描かれた際、複数の人名がありました。
- マーチャーシュ先生
- カタリン
- ベトレンフィ(ベトレン家がモデル?)
これらは全てハンガリー圏の名前となっています。
舞台がトランシルヴァニア故の演出と思われます。
ja.wikipedia.org
ja.wikipedia.org
www.weblio.jp
また、モドリを救ったコルニシュ家は検索で人名としてはヒットしませんでした。
モドリはかなり古い時代の人間か?
先程かつらのシーンで言及しましたが、第224話で描かれたモドリの過去回想は、18世紀中期の内容である可能性が浮上しています。
枢先生は今回の第224話にて、モドリの服が19世紀末英国の服よりも複雑であるというニュアンスのポストをなさいました。
#Gファン 4月号発売中です!#黒執事 224話。
— 枢やな_Staff (@toboso_official) March 18, 2026
何故か(何故かでもない)セバスに異様に執着する顔の青い男・モドリのお話です。服の装飾が鬼すぎて「19世紀末英国って色々シンプルだったんだな…」となりました。よろしくお願いします【枢】 https://t.co/XO6NZ2ZQVG
このポストも、モドリ君の時代を示唆する伏線的意味合いが込められているのかもしれません。
重要伏線につき、
より詳しい内容で個別記事化させて頂きました▼
www.under-taker.com
疑問点:モドリはどのように蘇生された?
しかしここで、大きな疑問が生まれます。
100年前に生きていた人間であれば、本来その肉体は残っていないはずです。
それにも関わらず、モドリ・ヴラディスは、
生前と変わらない姿で存在しているように見えます。
彼は、一体どのようにして蘇生されたのでしょうか?
葬儀屋の死者蘇生は肉体が無ければ成り立たなかったはず。
100年前の人間であるモドリの蘇生が可能なのであれば、葬儀屋はもはやヴィンセントやクローディアさえも蘇生出来てしまう可能性が生まれてきてしまうことになります。
場合によってはこれは、
黒執事の世界観そのものを揺るがす可能性さえ出てくるのではないでしょうか。
この点こそが、今後の考察において非常に重要な鍵になってくる可能性があります。
重要伏線につき、
より詳しい内容で個別記事化させて頂きました▼
www.under-taker.com
疑問点:セバスチャンは誰かと契約していた?
今回の第224話を見る限り、
セバスチャンは人間のふりをしてモドリと出会った後に、悪魔である事を明かしたようです。
このことから坊ちゃんと異なり、モドリ自身が悪魔を召喚した訳ではないように見えます。
この時、セバスチャンは他の誰かと契約していたのでしょうか?
セバスチャンの悪魔としての言葉を信じるのならば、「渡り賃」が無ければ悪魔は召喚出来ない筈。
「渡り賃」だけ払ってもらって現世にとどまっていただけなのでしょうか?
セバスチャンはモドリと契約をしたのでしょうか?
もしかするとここでセバスチャンはモドリの「血」に何らかの反応を示したりしたのかもしれませんね。

悪魔に対し、「再び裁きの剣をお与えください」と祈ったモドリ。
彼はもしかするとセバスチャンと契約せず、抗ったのかも、しれません。
この辺りも、来月以降に明らかになると嬉しいですね。
まとめ:セバスチャンは本当に「忘れた」だけの可能性
物語が大きく動いた第224話でした。
モドリ・ヴラディスは古い時代の人間なのではないかと予想していましたが、18世紀のスタイルが登場したことからその可能性は非常に高くなったと感じています。
もしこの考察が正しければモドリは100年ほど前の人の可能性がありますが、セバスチャンは本当に覚えていないような気がしてなりません笑

「人の一生など瞬きの程度」というセバスチャンにとってはそんなに古い話ではない筈ですが、それをすっかり忘れるなんて流石悪魔としか言いようがありません。
ちなみに先ほど引用したコマですが、
セバスチャンが坊ちゃんの質問に答えていない点も気になります。
セバスチャンは覚えていないとは言っていますが、坊ちゃんの「契約者は腹の中」という言葉を肯定も否定もしてません。
黒執事ではこのように、時折回答をはぐらかしているポイントが伏線として重要になってくることがあります。
モドリは過去のセバスチャンの契約者なのでしょうか?
何より当の本人であるセバスチャンは現在同席しています。
モドリの話を聞いてじわじわと思いだしてきていたとしたら面白いですよね。
しかし忘れてはいけません!
今回の席にはヴィクトリア女王も同席しています。
悪魔だ蘇生だと言及してしまって果たして大丈夫なのでしょうか?
それともサーカス編の時のウィルの様にジョークで済まされてしまうのでしょうか?
この緊張感はまだ来月も続きそうです。
固唾を飲んで見守りたいと思います。
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餅月