こんにちは!餅月です。
今回は非常に印象的だった、第200話でのあるたった一言のセリフについて考察をしていきたいと思います。
一見ささやかな言葉ですが、そこには「適性」「貢献」「血液」という、物語の根幹に関わるテーマが凝縮されています。
今回の内容は下記記事からの抜粋となります。
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「適性が世界に貢献できますように」の真意とは?
黒執事第200話「その執事、壮行」にて、巣立ちの日を迎えるジニーに向かって、女性職員がこう語りかけました。
女性職員
「あなたがここで磨いた『適性』が世界に貢献できますようにーーー。」
黒執事第200話「その執事、壮行」より引用

この発言ですが、私は嘘偽りない本心の可能性が高いと感じています。
この女性職員の表情も勿論理由の一つではあります。
しかしそれ以上に、この発言はヒースフィールド男爵邸で登場したジェーンと非常に似ている事が挙げられます。
該当の台詞は以下の通りです。
ジェーン
「このお屋敷がなくなると困る人がたくさんいるのよ。」
黒執事29巻第156話「その執事、提唱」より引用
このジェーンの発言は、ヒースフィールド男爵邸に秘密裏に作られた非人道的な血液収集施設を破壊しようとしたメイリンに対して向けられたものです。
つまりこのジェーンの発言は、血液を提供するこの施設が何者かの役に立ち貢献している事を表しています。
今回のF.O.L児童養護院での女性職員の発言と意味合いがほぼほぼ同じであることが分かります。
以上の事から、私はF.O.L.児童養護院の女性とジェーンが同じ目的を持っていると感じました。
まとめ:「世界への貢献」とは?
ドールの血液提供者となったジニー。
この事実が「世界に貢献できる」とは、一体どういうことなのでしょうか。
一体ドールは何故、どのような理由で蘇生をさせられているのでしょうか?
その先に待つのはお上が決めた魂の定理を根底から揺り動かしかねない大きな変革なのかもしれません。
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それではまた次の記事でお会いしましょう!
餅月