黒執事考察ブログ

葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたブログです。『黒執事』に隠された「嘘」と「伏線」に、貴方も騙されていませんか?※本誌内容に言及します※

【黒執事考察ブログ】「人が消える」共通点。F.O.L.児童養護院とヒースフィールド男爵邸に潜む“血”と“人間工場”の真実

こんにちは!餅月です。
今日はF.O.L.児童養護院とヒースフィールド男爵邸との共通項を考察していきます。

皆様はこの二つの施設に共通点がある事をご存知でしょうか?
この共通点は今後の黒執事においてとても重要なポイントとなる可能性があります。

今回の記事は、下記記事からの抜粋となります。
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F.O.L.児童養護院とヒースフィールド男爵邸との共通項

F.O.L.児童養護院の『巣立ちの日』を迎えた子供たちと、ヒースフィールド男爵邸でのメイドには共通点があります。
それはどちらも『人が消える』という点です。
順番に考察してきましょう。

ヒースフィールド男爵邸の『消えたメイド』

まずはヒースフィールド男爵邸を見ていきましょう。
ここではメイドが男爵に呼ばれると、何故かその後辞めるという形で屋敷内で行方不明になっていました。

その真相は、最後にメイドが目撃される場所であるヒースフィールド男爵の部屋隠し通路があり、その先でメイド達は意識が無いまま血液を抜かれていました。

※以下はまだ未回収の伏線ですが、このメイド達は全員男爵と性行為をしています。その為この施設はただの血液収集機関ではなく、将来的に血を抜く子供を産ませるための人間工場でもあった可能性があります。いつかここにいたメイド達が妊娠するというくだりが描かれたとしたら恐ろしいですね。
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『辞める』という形で消えたメイド:黒執事第154話「その執事、遠方」より引用
メイドが最後に目撃される部屋にあった『隠し通路』:黒執事第156話「その執事、提唱」より引用

F.O.L.児童養護院の『巣立ちの日』を迎え『消えた子供たち』

次にF.O.L.児童養護院を見ていきましょう。
F.O.L.児童養護院では子供は『巣立ちの日』という形で施設を旅立った後、何故か施設に戻ってきてその後施設内で行方不明となりました。

またヒースフィールド男爵邸と同様、子供たちは最後に『厩』で目撃され、そのまま施設内で行方不明となっています。

『厩』の地下にはヒースフィールド男爵邸同様、隠し通路と血液収集施設が存在しました。

『巣立ちの日』という形で消えた子供達:黒執事第201話「その執事、潜行」より引用

F.O.L.児童養護院とヒースフィールド男爵邸との共通項まとめ

以上のように考えると、輸血提供者になるために「人が消える」という事実が、「辞める」「巣立つ」という言葉で巧妙に隠されていた事が分かります。

スフィア・ミュージックホールと違いどちらもただの血液収集施設ではない事が挙げられます。

  • ヒースフィールド男爵邸→血液を収集する人間を産む施設
  • F.O.L.児童養護院→お星さま方に適合する血液提供者(将来の使用人)を育成することに特化した施設。

こう考えてみると、今まで出てきた施設の中での唯一の希望の施設とも呼べるイレギュラーな存在はアテナ退役軍人療養所なのかもしれません。

アテナ退役軍人療養所だけは血液収集施設をオープンにしていました。

また血液提供者の同意の元、健康を管理した上で献血を行っていたことから非常に現代的であり、いわば共生を図る施設であったことが分かります。

兄シエルと葬儀屋の研究が今後合法的に坊ちゃんと共に歩めるようになるには、アテナ退役軍人療養所の研究を押し進める事だけが唯一の希望のように感じます。(兄シエルの性格が変わらない限り坊ちゃんは嫌がると思いますが‥‥。)

余談:緑の魔女編、フィニの施設との共通点

さて、最後にF.O.L.児童養護院とヒースフィールド男爵邸との共通点に関する余談です。
上記の施設はどちらも地下に隠された時代的に進みすぎた施設が存在するという点でも共通しています。

この点において、実はあと2つ、共通点がある施設があります。

それが緑の魔女編でのサリン実験施設と、フィニがいた人体実験施設です。

これはどちらも地下にあり、時代背景にそぐわない進みすぎた技術の施設が隠されていました。

黒執事の中で時代に合わない進みすぎた技術が存在する時、その背後には死神や悪魔など人外の力が関わっていることが多くあります。

事実、今回のF.O.L.児童養護院も葬儀屋を始めまだ見ぬ離脱組の死神が関わっている施設であると思われます。

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まだすぐに言及はされないと思われますが、もしかするといつの日か、フィニの施設や緑の魔女編においても、後々このような人外との関わり合いが明らかになるのかもしれませんね。

黒執事に登場するこれらの施設は、命と倫理の境界線を静かに踏み越えながら、物語の核心にじわじわと迫っているのかもしれません。

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それではまた次の記事でお会いしましょう!

餅月