黒執事考察ブログ

葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたブログです。『黒執事』に隠された「嘘」と「伏線」に、貴方も騙されていませんか?※本誌内容に言及します※

【黒執事考察ブログ】スネークの母親は実在の女優だった?サラ・ケンブルの史実との違いを検証

こんにちは!餅月です。
今日はスネークの母親、サラ・ケンブルについて考察&問題提起をしていきます。

スネークの走馬灯劇場が回収されたことにより明らかになった新事実。
皆様は、このサラ・ケンブルという女性が実在していた事をご存知でしょうか?

今回の記事は、こちらの記事からの抜粋となります。
www.under-taker.com

スネークの母親、サラ・ケンブルとは?

スネークの母親:黒執事第209話「その執事、欺罔」より引用

まずは、実在するサラ・ケンブルについて見ていきましょう。

サラ・ケンブルについて引用させて頂きます。

『悲劇のミューズを演じるサラ・シドンズ』、ジョシュア・レノルズ画。:wikipediaより引用

サラ・シドンズ(英: Sarah Siddons, 本名:サラ・ケンブル(Sarah Kemble)、1755年7月5日 - 1831年6月8日)は、イギリスの俳優。18世紀を代表する悲劇俳優として有名である。ウィリアム・シェイクスピアの悲劇『マクベス』に登場するマクベス夫人のキャラクターを自ら考案したことで知られる。
(略)
ウェールズ・ブレックノックシャーのブレコンで、家族中心の旅回り演劇一座のマネージャー、ロジャー・ケンブル、サラ・ウォード夫妻の長女として誕生した。
初め、サラはレディー・グレートヘッドのメイドとして働いていたが、1773年に18歳で俳優のウィリアム・シドンズと結婚した。彼女の家庭生活は恵まれていたとはいいがたい。7子をもうけ、成人したのは5人だった。夫ウィリアムとの結婚は次第に不自然なものとなって、離婚はしないものの別居を最後まで通した。
(略)
サラ・シドンズは1831年、ロンドンで死去した。パディントン・グリーンにあるセント・メアリー墓地に埋葬された。

引用源:
サラ・シドンズ - Wikipedia

18世紀を代表する悲劇俳優と言われるサラ・シドンズ。

そんな大物女優の名前がスネークの母親として飛び出してきた事には驚きを隠せません。

私含め、黒執事の読者の方が気になるのはサラ・ケンブルの夫とスネークとの相互性ではないでしょうか。

結論から申し上げますと、このサラ・シドンズとスネークに何か関りを感じるられるようなエピソードは現段階ではまだ私の方で見つけることが出来ませんでした。

順番に考察していきますが、もしサラ・ケンブルとスネークとの関係性について何か気づいた方がいらっしゃいましたら是非コメント欄で教えて頂けると嬉しいです!

スネークの母親サラ・ケンブルの歴史的史実との没年相違点について

今回スネークは1871年3月15日生まれであることが明らかになりました。

しかし、先程紹介したサラ・ケンブルは史実上では1831年に既に死去している為、史実と異なることが分かります。

サラ・ケンブルの死因についても明確には分かりませんでした。
彼女が死神である可能性も考えましたが、自殺したという情報もありませんでした。

キリスト教、ユダヤ教、イスラム教では昔から自殺者は神の信仰を棄てた罪で葬儀が行われなかったり、仮に葬儀は行われても墓地には埋葬されないしきたりがあったそうです。

それに対し、彼女は葬儀がちゃんと行われている事、墓地に埋葬されている事、葬儀には5000人以上が参列していることから、現段階でわかる範囲では、サラ・ケンブルが死神になってからスネークを身ごもったという可能性はかなり低そうです。

またサラ・ケンブルは大女優であったことから大変裕福な様子である絵画等も残されています。

そんな彼女の息子であるスネークが、何故名前も付けてもらえず見世物小屋にいたのかという点も気になります。

サラ・ケンブルと蛇との関係を感じられるようなエピソードも、現段階では見つけることが出来ませんでした。

これはあくまで予想ですが、大女優であるサラ・ケンブルの死亡年とスネークの誕生は40年も差があることから、もしかするとスネークの母親であるサラ・ケンブルは大女優サラ・ケンブルとは別人であり、往年の大女優から名前を取った人物であったりするという可能性もあるのかも、しれません。

サラ・ケンブルの亡くなった子供について

また、大女優サラ・ケンブルには複数子供があり、成人できずに死亡した子供が2人いることが分かっています。

スネークは享年18歳だったため、一瞬スネークとの関係性を予想したのですが、史実ではサラ・ケンブルの子供は6才と赤ちゃんの頃にそれぞれ亡くなっていました。

またこの子供たちは全員名前がちゃんと付けられていた為、本名が無かったスネークとはイコールではなさそうです。

サラ・ケンブルの夫ウィリアム・シドンズ

「母は人間父は蛇というハーフ」を謳われ続けたスネーク。

人間の母親の存在が分かった今、いよいよ気になるのは父親の存在です。

大女優サラ・ケンブルの史実に基づく夫は俳優ウィリアム・シドンズだそうですが、ここにも蛇とまつわるような逸話は現段階では見つけることが出来ませんでした。

ただ、二人は仲睦まじい夫婦というわけではなく、離婚はせずとも別居を貫いたという、どこか不自然な形の関係性であったようです。この点は少々意味深に感じられます。

まとめ

今回はスネークの母親、サラ・ケンブルを中心に考察してみました。

何故スネークの母親が実在した人物と同じ名前なのでしょうか?
今回のブログは問題提起の意味合いが大きいです。

何かサラ・ケンブルとスネークの関係性について気づいたことがある方がいたら、是非コメント欄で教えてください!

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それではまた次の記事でお会いしましょう。

餅月