黒執事考察ブログ

黒執事は「腐女子向けの作品」ではない・・!それはあまりにも勿体ない!作品の「嘘」と「伏線」に貴方も騙されていませんか?葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたネタバレ有りの考察ブログ

【黒執事考察ブログ】【祝】本日黒執事15周年記念日🎉/ネタバレ第180話「その執事、雇用」/ファントムハイヴ家の使用人になる条件とは、とびきり優秀な〇〇〇である事。

こんにちは、餅月です!
『黒執事』最新話第180話「その執事、雇用」Gファンタジ―2021年10月号の考察をしていきたいと思います。

本日は黒執事連載15周年記念日です!
おめでとうございます!!(*'▽')

これからの黒執事の展開を、そして推し(葬儀屋さん)の更なる活躍を…!心から!!!!楽しみにしています!

今回のGファンタジーの表紙は1年ぶりの黒執事です!!
しかもオマケは黒執事3(画集)の貴重な線画32Pの大容量!!!

あの葬儀屋とシエルの線画もあります(大泣き)
今回のGファンタジーは超必見DEATH!!!!


また9月27日(土)のは黒執事31巻と黒執事3(画集)も販売になります!

31巻のコミックス表紙はなんとジェーン!!
いやーこれにはびっくりしました!

グレルちゃんやドルイットこしゃくでさえ表紙を飾ったことがないというのに…!
ジェーンが表紙になったことから、いよいよ彼女が超重要人物である可能性が濃厚になったような気がします。

ヒースフィールド男爵よりも彼女の方が重要なキャラであることは間違いなさそうです。
表紙になるということはメインキャラやサリヴァンに肩を並べるという意味ですものね。もしかすると考察していた通り彼女は本当にカノープス様なのかも、しれません。

ジェーンが表紙を飾ったことで、ヒースフィールド男爵が考察で予想していた通り噛ませ犬だった可能性もまた更に高くなったように感じます。

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ちなみに余談ですが、いまこの↑の記事を探してきてびっくりしたことがありまして…
ヒースフィールド男爵がかませ犬の可能性があり、重要なのはジェーンの方なのではないかと考察したのは、何と2年も前でした。
え…2年前…????


また本日、黒執事のオーケストラコンサートが2022年に開催されることも明らかになりました!!
本当に企画が盛り沢山ーーー!豪華すぎますね…!
クラシックと言えば東京芸術劇場のコンサートホールを思い浮かべますが…もしそこで開催になったら素敵ですね✨
こちらも続報を楽しみに待ちたいと思います!

正しく黒執事ずくしの15周年…!
まだまだ止まらない黒執事イヤーを楽しみましょうーーー!!!!!

さあ!今回の黒執事第180話ではバルドの過去編で大きな進展がありました。
セバスチャンによるバルドの具体的な勧誘についてをはじめ、バルドがスカウトされた理由も遂に明らかにされました。
現在ファントムハイヴ家には坊ちゃんの命を狙って屋敷内に侵入者が入り込んできています。
襲撃を受けた際のファントムハイヴ家の本当の一面を見たバルドは、いったい何を思ったのでしょうか。

前回のネタバレあらすじ&考察記事はこちらです
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あらすじ:黒執事第180話「その執事、雇用」Gファンタジー2021年10月号

※考察に必要最低限の大まかな話の流れのみです。
詳しく知りたい方はぜひ本誌を買ってください!(^^)
※伏線として重要な可能性がある点は線と太文字で強調してあります。

扉絵:セバスチャンの立ち絵。strawberry jubileeと共に

祝15周年
食品室奥の隠し部屋には‥?

・年代物の剣や斧、最新式のライフルや爆薬まで、その全てに手入れが行き届いていることに驚くバルド。
・バルドは自分がセバスチャンに勧誘されたときのことを思い出す。
・突然現れたセバスチャンを理解しきれず、「あんたは死神か」と聞くとセバスチャンは「あくまで執事ですから」と答える※なおバルドはふざけるなと逆上
・セバスチャンの首にナイフを突き立てようとするも、死体を食べようとするほど飢えていたバルドにはその力すら残されてはいなかった。
・バルドはセバスチャンが用意したサンドイッチとスコーンを食べ始める
・セバスチャンはバルドに対し現在屋敷が深刻な人手不足であることと、主人が使用人に求める条件が非常に厳しく新聞に求人広告も載せられないため、候補者を直接スカウトしていると説明する
・牛の世話はしたことがあるが貴族の世話はしたことがないというバルドに対し、セバスチャンは「貴族のお世話」にもいろいろ種類があるという
・セバスチャンがバルドを訪ねた理由は先住民との激しい戦いに幾度も身を投じながら、必ず生還する不死身の傭兵がいるという噂を耳にしたからであった。
・このことからバルドはセバスチャンが求めている使用人は貴族のボディーガードであることを理解する
・セバスチャンはこれにはいと答えつつも「傭兵業務以外にも仕事が発生する場合もありますが‥」と付け加える※伏線回収済み
・ボディーガードを探す為だけにこんな身なりのいい人物が紛争地帯に来るなどありえないと疑うバルド
・これに対し、セバスチャンは初めて主人が求める「条件」を明らかにする。それはとびきり優秀な人殺しであることだった
・もし転職に興味があるなら是非一度英国までお越し下さいと言い手紙を渡しその場を去るセバスチャン
・それは敵地からは自力で脱出しろと言う意味であった
・突然の地響きに我に返るバルド。隠し部屋から戻ると、屋敷な中には血だまりが出来ていた
・フィニとメイリンを思い出し「手遅れだったか…」と心を痛める様子のバルド
・しかしそこに現れたのは血だらけで笑顔を浮かべるフィニだった
・フィニを後ろから狙う犯人に気づき、フィニをかばい銃口を向けるバルド
・しかし犯人の頭はメイリンによって撃ち抜かれた
・始末した犯人の人数を正確に覚えていなかったフィニに対しバルドは「馬鹿野郎、全滅できたかどうか確認が出来ないだろうが」と叱咤する
敵を1人見逃せば、味方が10人死ぬと思えというバルド
・坊ちゃんの部屋の前で、今にも部屋に入ろうとする敵を見つけるバルド
・坊ちゃんに近いのは敵側であることを把握したバルドは、自分の子供と思われる男の子の死体を思い浮かべた後、決意に満ちた表情を見せる

幼き主人の危機を前にバルドの決断は…!?
第180話終了

前回のネタバレあらすじ&考察記事はこちらです
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枢先生の巻末コメント

実は夏に手術をしました。もうほぼ完治しています。人体って凄い!

!?!!!!!
枢先生!!?!!

ぶっちゃけ今回のGファンの中で一番びっくりしたのはこの巻末コメントかもしれません。
固形物が食べられなくなったとおっしゃられていた頃でしょうか‥
もうほぼ完治されたということでほっとしました。
今後ともお身体を第一にご自愛いただきたいです(;O;)

葬儀屋ヲタの叫び(感想)

さあああ今回は叫ぶことが多いですよーーー!!

まず久々に出ました「あくまで執事ですから」発言!!
セバスチャンの事を「死神」と勘違いしたバルドが何ともかわいらしい‥。
実際に私達読者は黒執事の中の死神を知っているので、彼らを思い出してクスッとしてしまった同志もいるのではないでしょうか

前後がどちらもとってもシリアスなシーンなのですが、バルドが「あんたはお迎えの死神か?」と聞いた瞬間に私は(´-`).。oO「あ、これもしかしてあのセリフが来るのでは」となりまして。(多分黒執事ファンならみんななったと思うwww)
本当に言っちゃったよこのタイミングで!となったときは心の中で「いやお前さん言いたいだけだろおおお!www」と愛ある突っ込みをしてしまいましたww
そしてその直後バルドが「ふざけたこと言いやがって!敗残兵を笑いに来たのか!?このイカレ野郎!」と、思っていたことを代弁してくれたので謎のスッキリ感wwwありがとうバルド。これ分かってくれる人いるかなあー

いや、決して笑ってはいけないシリアスなシーンであることはわかっているのですが…
それでも今回ばかりはバルドに激しく同意と言いますか‥ww

「死神だなんてとんでもない」というセバスチャンの発言は謙遜の意味なのかそれとも…。
この「とんでもない」の言葉の意味合いを考えるだけでもなんだかニヤニヤしてきてしまいます。

またセバスチャンの悪魔らしさを感じるワンシーンもありました。
バルドをもてなす際にきちんとレジャーシートの様に布を引き、カトラリーを用意いし紅茶を入れていますが、二人が向かい合って座る周りには兵士の死体が散乱したままというちぐはぐな様子がとても不気味でした(褒めてる)。
セバスチャンの悪魔らしい不気味さを引き立てているように感じました。

この死体たちにはハエがたかっている様子もありました。
死体の数も10どころではありませんし、洞窟の外は大雨。バルド達がピクニックを行っている場所は想像を絶するほど不衛生であることが分かります。
優雅にお茶をするのであれば、普通ならば場所を変えたり、それが出来なかったとしてもまずは死体をどうにかしようとするはず…
それにも関わらず、死体をそのままにお茶を始めてしまうあたりがとてもセバスチャンらしさいなと感じました。

そして勧誘を終えたらあっという間にピクニックグッズを片付けて食べ物も置いていくことがないセバスチャンもまた鬼…www
もし勧誘に載るのならば自分で敵地から脱出して英国までこいという鬼畜さwwww

いやーー手厳しいですね!
しかしセバスチャンがバルドを勧誘した理由はバルドは必ず生還する不死身の傭兵だからだったので、英国まで自力で来いというのはこの噂が本当であるかを試す為と、バルドがファントムハイヴ家の使用人としてふさわしいかの力量を図るテストの意味合いもあったのかもしれません。(勿論坊ちゃんのお茶に遅れずに英国に帰るためには、バルドと一緒に帰国するのでは遅すぎるという理由もあったとは思いますがwww)

ここで見せたバルドの「飯がこんなに大事だとはな」とほほ笑む様子もまた印象的でした。

後もうひとつ特筆すべきは「とびきり優秀な人殺しである事。」と言った時のセバスチャンの表情…!表情ッ…!!!

もうね、美しいんですよ。
美しいですし、セバスチャンの描き方にしては珍しく光が当たって透けているような、そんな白っぽい雰囲気で描かれているんです。

セバスチャンと言えば漆黒の髪と燕尾服、真っ赤な瞳と色が濃くしっかり描かれることが多い印象なので今回の表情の描き方はなんだか珍しく、とても印象に残りました。

そんな儚げな表情なのですが…不気味なんです!!笑顔が!!
ああ、何か邪悪なことを腹の底では考えているな、とわかる表情なんです。この表情、はんぱなく刺さりました…
見て!!実際に絵を!!見て下さい!!

まだまだ語りますよ。今日は叫ぶことが多いとと言ったでしょう。
血だらけの屋敷内を見た瞬間にメイリンとフィニを思い出し「手遅れだったか…。」と厳しい表情を見せるバルドも個人的にツボでしたww
読んでいて自然に「ふっ…ww」と声がもれましたw

そして過去編のフィニは今よりもほんの少し顔が幼くて本当にかわいい…血だらけだけど可愛い…
フィニを守ろうとするバルドもめちゃくちゃ刺さりましたし、「ガキ」と言いつつなんだかんだできちんと傭兵としての仕事を全うしようとし、そのさなか自分の亡くなった息子(仮)を思い出してしまうあたりにもバルドの人間性を感じました。いやー素敵だ。

メイリンの事をバルドが「オドオドメイド」と言ったこともツボでしたww適格wwww

今回のお話は、考察に関係ない部分だけでもこれだけ叫んでしまいたくなるくらいキャラクターの魅力が盛り沢山…!非常に濃い回でした!!!
それでは考察に移っていきたいと思います!

考察

バルドがスカウトされた理由

今回、遂にバルドがセバスチャンによってスカウトされた理由が明らかになりました。
フィニやメイリンと違い、バルドには今まで他の人よりも特異な目立ったポイントがありませんでした。

セバスチャンによると、バルドをスカウトした理由は以下の通りです。

セバスチャン「優秀な人材を求め海を渡りアメリカにやってきたところで先住民との激しい戦いに幾度も身を投じながら必ず生還する不死身の傭兵がいる…と耳に挟みまして。」
黒執事第180話「その執事、雇用」より引用

つまりバルドは普通ならば生きては帰れない死線を幾度となく乗り越えている屈強な傭兵であるということを評価されたようです。

先程感想の部分でも叫んだ通り、
今回敵地真っ只中でスカウトを受け、その後セバスチャンが敢えて敵地の中にバルドを置いてきぼりにしたことも、このバルドの力が本当かをテストする理由もあったのかもしれません。

病気との関係性

またこちらはまだ根拠が浅いため考察よりは予想程度として聞いていただきたいのですが、バルドが評価された点は病にかかりにくいというポイントもあるかもしれないと感じています。

といいますのも、
戦地を乗り越え帰還するためには必ずしも武術だけがあればいいとは限らないからです。

バルドがセバスチャンに勧誘を受けた洞窟の中を見てもわかりますが、戦場での環境は基本劣悪です。不衛生な中での生活は勿論の事、怪我をしてしまえば伝染病にもかかりかねません。
そのような中病気になること無く何度も生還を果たすことが出来たとすれば、それは当然特筆すべきポイントとなります。

またセバスチャンはペスト(黒死病)を流行らせたこともあると自白したこともあり、伝染病とのかかわりも深いです。
昨今の世界情勢の中伝染病は非常に重要な話題にもなっています。また本来の退役軍人療養所は不衛生な施設で死を待つ場所だ、と、既に衛生面についても本誌の中で言及がされています。

またこれらに対し、
アテナ退役軍人療養所では病院内を清潔に保ち除菌することに非常に力を入れていることが既に本編の中で描かれています。
病気、特に衛生面と病気の関係性について本編の中では何度も言及されていることが分かります。

このことから、もしかするとバルドはこれらの状況を乗り越えられる特異性があるかもしれないのでは、と可能性を感じました。(まだ妄想の域で、考えすぎなだけかもしれませんが…)

勿論バルドは傭兵としても優れてはいたのでしょう。しかしそれだけだとプッシュが弱いかな、と感じてしまうのもまた事実です。バルドはもともとはどうやら牛を飼う農家をやっていたようですし、著しく出世をしているようにも見えません。バルドの特異性は傭兵としての腕のほかにこのような病気にも強いフィジカルも評価されたということもあるかも、しれません。

疑い深いバルド

今回のバルドの過去編を通じ、バルドの意外な一面が明らかになりました。
それはバルドはかなり疑い深いという点です。

現在軸の中では自分と行動を共にしてアテナ退役軍人療養所まで来た劉の動機を、バルドは怪しんでします。
また過去編の中では自分をスカウトに来たというセバスチャンに疑いの目を向けています。

バルドは冷静に目の前の人物を見て、その人物の行動や動機に違和感を感じた時、その違和感を見逃すことなくきちんと一度立ち止まり考えていることが分かります。

この冷静な判断が、バルドが数々の戦場を生き抜いてきた理由の一つだったのかもしれません。

私にとってこのバルドの一面はとても意外な物でした。
使用人ズ達は普段は抜けていることがおおいおまぬけトリオ的なポジションで描かれることが多いことに加え、特にバルドは戦闘シーンでも機関銃をぶっ放したりなど割と力で解決することが目立つシーンも多かったためかもしれません。

今現在は味方であるはずの劉に対しても、自分で考えてその動機が理解できない時は冷静に立ち止まり疑惑の目を向けた姿勢には痺れてしまいました。

過去編の中のバルドはまだまだセバスチャンと坊ちゃんに対してもその姿勢を崩していません。
今後どのような経緯で現在のバルドのように変化していくのかがとても楽しみです!

バルドの自論

今回、バルドの傭兵時代に培われたと思われる重要な自論が明らかになりました。

バルド「馬鹿野郎!自分が始末した敵兵の人数くらいちゃんと数えとけ!残存数を把握してなきゃ人滅で来たかどうか確認しようがねえだろうが!敵を1人見逃せば、味方が10人死ぬと思え!
黒執事第180話「その執事、雇用」より引用

この考え方もまたバルドの人間性が出ているなあと感じとても印象的でした。
自分が生き残るため、という理由ももちろんあるとは思うのですが、それでもこの考え方からは「味方を殺さないため」という優しさを感じたからです。
勿論味方が生き残らなければ自分が死んでしまうからという理由もあるとは思います。

しかしそれでもバルドは自らの身を投げ打ってフィニを助けようとしましたし、フィニとメイリンが殺されてしまったと思い込んだ時は損得勘定なく彼らの死を悼みました。(バルドはあの時、まだ二人が屈強な兵士であることを知りませんでした。バルドに思いやりの気持ちがなければ二人の事を悔やむ気持ちは持たなかったはずです。)

またこの味方を思いやり、打算的に動くという姿勢は、メイリンとフィニには存在しない考え方のようにも感じます。
勿論二人には互いに思いやる精神はあるとは思うのですが、2人ともファントムハイヴ家に来る前は孤立して生きてきたことから、戦闘にそのような味方を殺させないための戦術を組み込む、ということはあまり経験が無いように感じるたからです。

このことから、バルドが今回2人に教えた教訓は、二人が持ち得ないものであると感じます。そんな戦術を二人に共有したことから、初回の戦闘である今回の事件から既にバルドはファントムハイヴ家の使用人として大きく貢献し、今までにない風を送り込んでいるように感じます。

バルドの優しさ

バルドの優しさと言いましたが、それは坊ちゃんに対しても向けられているように感じます。
それが分かるのが、今回の代180話のラストシーンです。

坊ちゃんの部屋の前に二人の敵を見つけたバルド。
バルドは自分の子供(仮)が惨殺されたシーンを一瞬思い起こし、その後決意に満ちた顔で敵を睨みつけています。

現在危機に瀕しているのは坊ちゃんです。坊ちゃんとバルドは雇い雇われという立場であるとはいえ赤の他人です。
それにも関わらずバルドは思わず自分にとってつらい記憶であるはずの子供の惨殺シーンを思い起こしてしまっています。

坊ちゃんの事も「ガキ」と言いながらも何度もこの少年の事を思い起こしてしまっています。
そしてフィニアンに対しても同様です。
どうやらバルドはこの殺されてしまった子の影響か、小さな子供に対しては、特に守ろうという衝動が強く働くようです。

しかしとはいえ、わざわざ自分にとってつらい記憶を思い起こしてしまうという姿勢には、バルドの人の好さが表れているように感じます。
人間らしいと言いますか、このような動機からフィニや坊ちゃんを守ろうと動くバルドは非常に素敵だなと感じました。

まとめ

バルドの過去編もいよいよ重要な側面に入ってきました。

メイリン同様、現在のバルドと過去のバルドの違いも勿論とっても面白いのですが、それ以上に私は「バルドってこんな人物だったんだ」という新たな人間性としての発見が多いことを面白く感じています。

メイリンやフィニに比べると、バルドが恐らく一番人間らしい生活をしていたからでしょうか?
人間らしい泥臭さが感じられるキャラクター性に好感度が爆上がりどころではありません…!

バルドは今回坊ちゃんを本気で助けようとしています。
…ただ、フィニが「あっちにはセバスチャンさんが」と言っていたので、今回の襲撃でも実際坊ちゃんの身の安全は保障されているのでしょう笑(;'∀')なんと罪深い。

きっとセバスチャンと坊ちゃんは、この襲撃を受けてバルドがどのように動くかを見ているのでしょうね。

もし自分が失敗したら、坊ちゃんはあの子と同じように殺されてしまう。そこまで考えた上でバルドはどのように坊ちゃんを助けようとするのでしょうか。
どんな方法にしても、きっと自分の命を厭わない覚悟で助けに行くのでしょうね。健気…

私は考察は出来るのですが戦術はからっきしなので全く予想がつきません…!
敵を坊ちゃんから離す必要がある訳ですよね。敵の仲間のふりをして声を上げて気を引く、とかかなあ…?いやー全く分かりません…!

来月の黒執事ではバルドのどんな雄姿が見られるのでしょうか…!
楽しみに待ちたいと思います!