黒執事考察ブログ

葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたブログです。『黒執事』に隠された「嘘」と「伏線」に、貴方も騙されていませんか?※本誌内容に言及します※

【祝】『ミュージカル「黒執事」~寄宿学校の秘密~』2021年上演決定! 新生「生執事」開幕!!キャスト一新の理由は「青の教団編」にあるか?

こんにちは!餅月です。

実に4年ぶり!
ミュージカル生執事の上演が決定しましたーーー!
おめでとうございます!!!🎉🎉

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『ミュージカル「黒執事」~寄宿学校の秘密~』 (C) 2021枢やな/ミュージカル黒執事プロジェクトより引用



しかも再演ではなく初演作品!!
ズバリ寄宿学校編のミュージカル化となります👏(゚∀゚)✨

原作の14巻~18巻にて描かれている寄宿学校編の物語。
こちらはまだアニメ化されていないお話です。
原作漫画以外での初めての媒体がミュージカル化ということになります!

果たしてどのような形になるのか、今からとっても楽しみです!

※ちなみに今月のGファンタジー2021年1月号に、ミュージカル用に枢先生が描き下ろしたと思われる大変美しい絵が掲載されていました!まだネット上では紹介されていないようなので当ブログでの画像引用は控えますが、興味がある方は是非Gファンタジーをチェックしてみてください!
リンクはこちら!!↓

黒執事寄宿学校編 あらすじ

英国屈指の名門寄宿学校であるウェストン校。
近年この学園に入学した生徒で連絡が取れなくなる者が多数現れ、ヴィクトリア女王は坊ちゃんに学園の調査を依頼します。

坊ちゃんとセバスチャンが潜入した寄宿学校の中は
政府の介入を一切受け付けない独立した機関。それは女王や警察の介入も許さないほどでした。

そんな規律と伝統に縛られた生徒たちを束ねるのは、姿の見えない絶対権力者「校長」

ことあるごとに生徒たちは
「校長の決定は絶対」という言葉を口にしました。

名門寄宿学校のほの暗い謎を、セバスチャンと坊ちゃんは暴くことが出来るのでしょうか。

公演情報

『ミュージカル「黒執事」~寄宿学校の秘密~』

<公演日程>
2021年春 東京・大阪

<原作>
枢やな(掲載 月刊「Gファンタジー」スクウェア・エニックス刊)

<脚本>
Two hats Ltd.

<演出>
松崎史也
<出演>
セバスチャン・ミカエリス 立石俊樹
シエル・ファントムハイヴ 小西詠斗

エドガー・レドモンド 佐奈宏紀
ハーマン・グリーンヒル 田鶴翔吾
ロレンス・ブルーアー 里中将道
グレゴリー・バイオレット 後藤 大

クレイトン 古谷大和
エドワード・ミッドフォード 中島拓人
モーリス・コール 田口 司
チェスロック 福澤 侑
ジョアン・ハーコート 内野楓斗
マクミラン 早川維織
デリック・アーデン 山口晃生
ヨハン・アガレス 高橋駿一

西岡寛修 杉山諒二 花見卓也 高橋陸人

ソーマ・アスマン・カダール 岡田亮輔

葬儀屋 上田堪大

<公式サイト> http://www.namashitsuji.jp/
<公式 Twitter> @namashitsujijp

全キャスト一新!理由は3つか?

今回とても驚いたのが、
キャストが総入れ替えされたことです。

いままでの生執事は、他の2.5次元ミュージカルとは少々異なる点がありました。
その最も特筆すべき点が帝劇系俳優さんの雇用です。

今までのミュージカル黒執事では、
帝劇や元宝塚女優さんのようなザ・ミュージカル俳優の方々の名前が多く見受けられました。

その理由は、黒執事は2.5次元ではあるものの世界観的にも本格的なクラシックミュージカルとの相性が良かったからかな?と個人的に感じます。

私自身帝劇ミュージカルの大ファンであるため、いつも見ている役者さんが生執事で演じて下さることがとてもうれしかったです!

しかし今回の生執事では、
そんな帝劇の俳優さんから、2.5次元ミュージカルの俳優さんに雇用が大きく切り替わったように感じます。

何故、このタイミングでガラリとキャストが一新されたのでしょうか?
このタイミングでキャストが入れ替えられる理由は3つあるのではと感じています。

具体的に説明していきます。

青の教団編の舞台化を踏まえてか?

何故このタイミングでガラッと変わったのか。
考察と言うほどでもないのですが、個人的にその理由を予想してみました。

1つ目としては、寄宿学校編の次の次の章である
青の教団編の舞台化を踏まえての変更である可能性があります。

より具体的に言いますと、
寄宿学校編を含め、青の教団編も仮にミュージカル化される場合、舞台で使われる曲が、今までのようなクラシカルなミュージカル調の曲から、アイドル系の曲へと変化するからではないかと私は感じています。

といいますのも、
寄宿学校編で初登場するキャラクターたちは後々青の教団編でも非常に重要なポジションになります。

彼らがどのような立ち位置になるかと言いますと、
彼らはカルト集団である青の教団で、その教えを歌で伝えるカリスマアイドルグループとなり、市民を熱狂させます。

そんな彼らの暴走を止めるべく、キラキラ系アイドルである彼らに対抗し、坊ちゃんはちょい悪系アイドルグループを作り、文字通りアイドルグループ合戦に挑みます。

キラキラアイドル系VSヴィジュアル系のようなイメージです。
漫画を読む限り、その音楽の雰囲気は古典的なミュージカルの曲というよりは、現代的なポップやロックのような印象を受けます。

ミュージカルというよりは、コンサートと言った方がイメージは近いかもしれません。
そうなると、その世界観を表すには古典的なミュージカルの畑にこだわる必要はないのかもしれないと感じました。

勿論今までのミュージカル俳優さんにもこれらの歌い方は可能だと思うのですが、やはり餅は餅屋ということで、よりリアルなアイドル感を出すにはここで2.5次元に舵を切るのも納得がいくような気がします。

学園モノミュージカル

またそのほかに、寄宿学校編は文字通り学園モノであるということも理由の一つではないでしょうか。

登場人物も学生となり、平均年齢が大きく下がります。
となると、学園生活を描くうえで大きな題材となる内容は非常にフレッシュな学園行事が大部分を占めることになります。

これらを舞台で描くうえで、必ずしも古典的なミュージカル風の演出、曲が合うかと考えるとこちらもまた一概には言えないような気がします。
やはりオーケストラの曲というよりは、現代的な音の方がどうしても会う印象があります。

球技シーンの演出

また寄宿学校編で最も重要シーンかつギャグ要素となる寮対抗クリケット大会。

これの再現にクラシカルなミュージカルと2.5次元ミュージカルどちらの方がより適切かという疑問もあります。

私が知る限りではあるのですが、
東宝系ミュージカルの中で球技シーンを舞台上で再現することを重視している舞台はあまり思いつきません。
(唯一ミュージカルデスノートではテニスのシーンが存在しますが、こちらも原作は漫画の2.5次元ミュージカルの東宝系ミュージカルへの進出版でした。)

しかし2.5次元ミュージカルでは
大人気のテニスの王子様など、球技シーンを演出に取り込んだミュージカルがすでに存在します。

以上の事からも、今回の寄宿学校編から、生執事が2.5次元ミュージカルへ大きく舵を切ることはなるほどと納得がいくように感じました。

アバハン(注:重要)

そんな感じでちょっと真面目に予想妄想をしましたが‥‥!!
個人的にアバハンがいないのが悲しいっっ!!

生執事豪華客船編では原作には登場しないもののワッフル屋の景品で搭乗券をゲットしたという理由で豪華客船カンパニア号に乗り込んでいた二人…!!

今回も無理して潜入してくれてもよかったのに…!!wwwwwwww

個人的には明らかに無理のある学生コスプレをした二人が、深夜の廊下でうっかり校長と出くわしてしまい一切言葉を発さない校長の周りで二人で焦りながらコントとかやってわちゃわちゃしてるところとかが見たかったですwwww

おまけ:小説書いてます

そして最後に寄宿学校編に関するオマケなのですが、
私餅月、二次創作として寄宿学校編を葬儀屋(アンダーテイカー)目線で見た小説を書いています。

原作では寄宿学校編は
学園に潜入した坊ちゃんとセバスチャン目線で描かれています。

同じタイミングで葬儀屋はどう動き、何を考えていたのか。
そんな目線で小説を書いてみました。

良ければ読んでいただけますと嬉しいです!

リンクはこちら↓
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10709920

おまけ:月下美人が咲きました

そして更にオマケなのですが、
寄宿学校編に触発されて月下美人を育て、開花させることに成功しました!!

寄宿学校編で登場する月下美人。
「校長」と唯一会うことが出来る「真夜中のお茶会」。そのお茶会に招待された選ばれし生徒たちは、校長から月下美人の蕾を送られます。

月下美人が咲いたころ、その花を胸に飾り、いよいよ校長と会うことが許されるのです。

実物の月下美人は、本当に息をのむ美しさでした。


まとめ

2.5次元ミュージカルは黒執事以外見たことが無いので、新しいキャストさんでの新生黒執事がどんな形になるのか、今からとっても楽しみです!
チケット取れるかな…取れますように‥!否!取る!!!!

ポップアップストアだけでなく、来年の楽しみが増えました(*^▽^*)

餅月