こんにちは!餅月です。
今日は葬儀屋(アンダーテイカー)の一人称として特徴的な「小生」呼びについて考察していきたいと思います。
今まで何となく知らなかった「小生」人称の使い方。
ふと「なんで葬儀屋は小生と言っているのだろうか」と言うことが気になり調べてみました。
と言うのも、
現在最近話である第149話で死神現役時代の葬儀屋の姿の一編が明らかになりましたが、自分の本名を名乗らず冥籍番号で呼ばせていたという一面に、葬儀屋本人の生前の自分自身への痛烈な自己嫌悪を感じたからです。
もしかしてこの丁寧語に見える小生と言う一人称も、自分を卑下する自己否定の表れなのでは…?と思い使い方を検索してみたのですが、意外な方向で葬儀屋のキャラクター性とマッチした点を見つけました。
「小生」は敬語ではない!
結論からいいますと、
一見丁寧な言葉遣いに見える「小生」は、実は敬語ではありませんでした!
【小生】
主に手紙で、男子が自分を指して使う謙称。
へりくだった言い方。
小生に変わる女性語は無い注意!自分と同等か、目下の人に使う
そして、小生の使い方として最も注意しなければならないのは、以下の点です。
小生は「自分と同等か、目下の相手に使う」
小生は、自分をへりくだっていう一人称であるにも関わらず、目上の相手に使う言葉ではないのです。
しかし上記にご紹介した通り、小生は自分と同等か目下の相手に使う言葉です。
ビジネスメールのようなマナーが求められるシチュエーションでは、(たとえ相手が自分と同等であっても)、このような言葉は使うべきではないでしょう。相手によっては、失礼だと捉えられてしまいます。
男子のみを指す書き言葉という点が面白いです。
小生という一人称は、
へりくだった言い方にもかかわらず
自分と同等か目下の相手に使う言葉であり、目上の人に使うのは失礼な言葉であることが分かりました。
この屈折感!!!
この奇天烈刊!
すごく葬儀屋!!!!
思ったより卑下してないどころか、むしろゴリゴリマウントを取ってそうで逆に安心しましたwww
つまり葬儀屋の一人称だけを見てみると、
へりくだった形を装いつつ、実は周りの人間に対して良くて自分と同等、悪くて自分より下として発言していることになります。
面白いなーーーー
でも葬儀屋なら納得です。
今回は小さい考察ではありますが、
人称だけでもまた面白いキャラクターの一面を垣間見ることが出来ました(*^^)
餅月