こんにちは!餅月です。
明日はいよいよGファンタジー発売日ですね!
前回の第147話は、坊ちゃんの魅力が光る堪らない一話でした(;O;)
次回の第148話は、どの方向に舵が切られるのでしょうか?
考えられる可能性
・坊ちゃんの今後の具体的行動、対策の話し合い
・真シエル、葬儀屋サイドによるミッドフォード侯爵への説明
坊ちゃんの所信表明が終わったので、もしかするとこのまま真シエルサイドに話が向くかもしれませんね。
ですがまだまだ坊ちゃんにスポットが当たり、具体的な作戦を描くシーンが続く気もします。
真シエルサイドに話が振られたらラッキーかな?
もし真シエル側に話が振られたとすると、注意してみるべき点は下記かなと感じています。
・真シエルが自分のことをどのように説明するのか
・スフィアミュージックホールのシリウス様ではないとどのように弁明するのか
・またその際、坊ちゃんのことをどのような表現(※重要)で説明するのか
またこのミッドフォード侯爵との話し合いの席には葬儀屋(アンダーテイカー)も同席する可能性が高いのではと感じています。
説明するか否かは置いておいて、仮にも真シエルを生き返らせた張本人ですし、
坊ちゃんで言ってみるならば「ある日突然シエルが帰ってきた。真っ黒な執事を連れて」
の、真っ黒な執事に当たる立ち位置が、真シエルにとっては葬儀屋です。
流石に説明の場にはいないとおかしくなるだろうなあと感じています。
しかしミッドフォード侯爵は悪の貴族としてのファントムハイヴ家の姿は知っていますが、葬儀屋が情報屋であるということは知っているのでしょうか…?
もし事前に知っていたとしたら、ヴィンセントからの付き合いがある葬儀屋が真シエルを救ったということで納得はしてもらえそうですね。
まあミッドフォード家も乗り合わせた豪華客船を沈めたのは葬儀屋なのですが
この真実も、女王には献上されたものの、ミッドフォード家が真実を知っているかはまだ確定できないかな?と感じています。
この辺も、真シエルとミッドフォード侯爵との会話の中で明らかになるかもしれませんね。
真シエルが「自分は葬儀屋によって死者蘇生された」ともし言ったとしたら大したものです
ですが嘘を付くとそれだけ荒が大きくなりどうしても無理な点が出てくることも事実です。
なるべく事実ベースに、それでいて嘘ではない範囲で相手に自ら誤解を招くような言い回しをする…
もしこのようなことを真シエルがしてきたとしたら恐ろしいですね
近いうちに描かれるであろうこの真シエルとミッドフォード侯爵との話し合いの場は、
真シエルのキャラクター性と本来の目的を紐解いていくために重要なカギとなるのではと感じています。
もしこの中で、
ミッドフォード侯爵に対し、何か坊ちゃんに非があるように誤解させる言い回しをしたとしたら…
真シエル、ほぼ真っ黒確定です。
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いや、そうだとしたら
シリウス様の罪を坊ちゃんに着せた時点でもう確定なのですが、より確実になりますね。
このどちらかに舵を切られるかは、正直ヒントが無く考察しようがありません。
そこで今回は、予想考察ではありますが
今後の坊ちゃんVS真シエルの兄弟喧嘩勃発を追っていく中で、重要だと思われる過去記事で考察した伏線を大まかにではありますがおさらいしていこうと思います。
自らの過去と真っ向から戦う決意をした坊ちゃん
さて、亡命ではなく、
自分には不利なイギリスに残り、真シエルとの真っ向対決を決意した坊ちゃん
これは単に真シエルとの兄弟げんかというよりは、
坊ちゃんにとっては過去と、そして次男という立場からくる坊ちゃんのコンプレックスと戦うことを決意したといえるのではないかなと個人的に感じました。
坊ちゃんは、ファントムハイヴ家襲撃事件で拉致された一週間、持病の喘息が出ていませんでした。
それにもかかわらず、
真シエルが屋敷に戻ってきた途端に坊ちゃんは喘息が発病しています。
すこししらべてみたのですが、
小児喘息はストレスから発症することがあるそうです。
坊ちゃん自身も気づかないうちに、
真シエルと比べての自らの劣等感と、真シエルからくる何らかの異常な束縛を感じ取ったことから、喘息を引き起こしていたのかもしれません。
坊ちゃんの喘息については近いうちに改めて記事にしますね。
さてさて、少々脱線してしまいましたが、
このように真シエルと対立することは、坊ちゃんにとって単なる地位を巡った兄弟げんかでないことは明らかです。
また坊ちゃんが何故シエルという名を継いで悪魔と契約したのか。
この証言が、
契約直後と現在の坊ちゃんとの間で真逆になっていることも興味深い伏線と言えます。
契約直後:
同じ顔の僕が、自分を殺してでもシエルが成りたかった「君」を実現させる(自己犠牲の精神)現在(緑の魔女編):
誰のためでもない!僕のために!(利己的。自分中心)
この発言の違いについての具体的な考察は下記記事にまとめてあります。
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この発言の相違点から考え、
契約直後と現在の坊ちゃんとの間で、真シエルに対する価値観が大きく変化する出来事があったことはほぼ間違い無いのではと考えています。
そここそが真シエルというキャラクターが実はとても危険なキャラクターなのではと考える大きな要因の一つなのですが・・・。
元は自らを死んだことにしてまで真シエルを生かそうという覚悟とともに悪魔の手を取った坊ちゃん。
これまでの間に
真シエルと坊ちゃんとの間の何か不仲のようなものは見えませんでした。
しかし坊ちゃんは、燃えるサバト会場を見ながら
「シエル・ファントムハイヴという悪しき名にかけて」と言います。
そんなシエルが坊ちゃんの中で「悪しき名」となり、坊ちゃんは当初の理由ではなく、今は自らのためにその真シエルと戦おうとしています。
坊ちゃんは、
真シエルの何かの事実を知り、それにひどく失望させられ、傷ついた可能性が高いです。
また、契約時の描写の中であえて描かれていなかったシーンを当ブログでは「空白の時間」と称していましたが、この坊ちゃんの中で真シエルが悪しき名となった理由は、その空白の時間の中で現在唯一まだ描かれてなく、説明がされていないシーンです。
それ以外の空白の時間は、前回のコミック最新刊ですべて明らかになりました。
※セバスチャンと坊ちゃんの3つの契約、など…
「空白の時間」についての具体的な考察は下記記事にまとめてあります。
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まとめ
真シエルと坊ちゃんの兄弟喧嘩。
これは単なる喧嘩ではなく、坊ちゃんにとっては大きな過去との対決になる気がしてなりません。
そしてそれを乗り越えた先に真シエルの後ろにちらつく影は、黒執事という作品の中に描かれる真のラスボス(ファントムハイヴ家襲撃事件犯人)なのでは…と感じてしまいます。
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今後の坊ちゃん達の物語を、固唾をのんで見守りたいと思います。
餅月