黒執事考察ブログ

葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたブログです。『黒執事』に隠された「嘘」と「伏線」に、貴方も騙されていませんか?※本誌内容に言及します※

【予想考察】黒執事第145話/警察に任意同行される事は、実は坊ちゃんにとっては有利な立場になるチャンスか?

こんにちは!餅月です。
いよいよGファン発売まであと少し!

前回の黒執事では
予想考察した通り、ようやく場面が大きな動きを見せました。

半年以上びしょ濡れのままファントムハイヴ本邸に立ちっぱなしだった坊っちゃんですが、遂に今回「警察に任意同行」という形で現場を後にしました。

今後の黒執事がどうなっていくのかは、
考察するうえで必要な根拠と呼べるようなヒント、伏線が現在ほぼ与えられていない状態である為どうしても予想の域を脱することが出来ません。

そのため明確に予想することが現在非常に難しい状態です。

そこで今回は
私自身も頭の中を一度整理するために、

第145話で黒執事が転がる可能性がある方向性と、現在謎として残されていることをピックアップしてみたいと思います。

どこからメスを入れられるかはまだ分かりませんが、恐らくこれらの中からランダムに物語はピックアップされていく可能性があります。

第145話の方向性予想


・ブラバットと坊ちゃん&セバスチャンとの、護送馬車内における会話
・ミッドフォード侯爵と真シエルとの対話(葬儀屋が同席する可能性もあるか?)
・エリザベスの語り部の続き

上から順に、
個人的に可能性が高いのでは?と感じているものをあげさせていただきました。

護送馬車の中の会話

現在坊ちゃんは
ブラバット、セバスチャンとともに護送馬車で警察まで護送されています。

ブラバットは
坊っちゃんにシリウス様の正体は坊っちゃんであるという濡れ衣を着せた張本人です。

まんまと罠にはまった坊ちゃんに対し、馬車の中で「何が目的なのか」を全てでなくても少なからず話す可能性が高いかなと考えています。

馬車の中で彼らがどんな会話をするのかは非常に興味深く、またその会話の中にスフィア・ミュージックホールの真意や、今後の黒執事の方向性における小さな伏線が張られる可能性は少なくはないのではないかと感じています。

当ブログでは、
スフィア・ミュージックホールは坊ちゃんの社会的孤立と、その後真シエルの元で完全に坊ちゃんを囲い込むことを目的としているのではないかと予想しています。

そしてこれらは全て、真シエルから坊ちゃんへの歪んだ愛情が原因で起こる可能性があるのではと考察しています。

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ミッドフォード侯爵と真シエルの対話

これは黒執事本編で省略することなく描かれる場合、説明にある程度時間を要する事が予想されます。

そしてこの説明が描かれる場合は、
真シエルから見たファントムハイヴ家襲撃事件からの三年間が語られることとなります。

となると、この会話を基に真シエルのキャラクター性がより浮き彫りになる可能性もあります。

例えば、真シエルは
坊ちゃんの嘘を責めないと言いながら、
ミッドフォード侯爵らを前に、「弟が僕に成りすましていたんだ。」と、まるで責めるような言い方をしたりしました。

このようなちょっとした違和感の連続から、真シエルの真意が見えてくる可能性があります。

しかし先ほども言及した通り、これはそれなりに時間がかかる場面となる可能性があります。
となると、黒執事の時系列的に考えると、

これらの会話は坊ちゃんの護送中、そして警察での取り調べ中に同時並行で行われる可能性が高いです。

となると、今回の第145話では導入部分?といえる護送馬車内でのブラバットとの牽制のし合いが描かれ、この真シエルとミッドフォード侯爵との話し合いシーンは次回以降にメインとして描かれる可能性は高いかなと感じました。

おまけ:葬儀屋は同席するのか?

恐らく私はこの席に葬儀屋も同席するのではと感じています。
葬儀屋は、真シエルにとって、
坊っちゃんで言うセバスチャンのようなポジションです。

また真シエルの復活、帰還に無くてはならない存在でもあるため、同席する可能性が高いと感じました。

エリザベスの語りの続き

これはメインに据えられる可能性は低いのではと感じています。

前回の第144話でエリザベスはほぼすべてを語ったので、今回は描かれたとしても導入程度かな?と予想しました。

疑問点

警察に任意同行されると坊ちゃんにとっては有利になる

警察の任意同行について、最大の疑問点がこれです。

一見坊っちゃんにとっては踏んだり蹴ったりのように見えますが、実は警察に事情徴収を受けることは、坊ちゃんにとって限りなく有利なことであることが理解できます。

それはひとえにアバーラインの存在があるからといえます。

アバーラインが知っていること

・坊ちゃんは女王の番犬であること
・坊ちゃんは番犬としてスフィア・ミュージックホールについての検挙に尽力していたこと

坊ちゃんが真シエルたちによって濡れ衣を着せられた際、アバーラインがそれを払しょくできなかった理由は、坊ちゃんの「番犬」としての顔をしらない部下たちが大勢いたからでした。

今回の青の教団編にて、アバーラインは序盤から坊ちゃんと協力し合っていたため、坊ちゃんが教祖だというスフィア側の主張には何か違和感を感じているはずです。

それらをあの場で改めることが出来なかったのは、ひとえに坊ちゃんの番犬としての立場を秘密裏のものとして維持しなくてはいけないからでした。

となると、事情徴収を受けることで坊ちゃんはアバーラインを通じ身の潔白を示すことが出来る可能性があります。

警察への任意同行は、まんざら坊ちゃんにとって不利なだけのものではないことが分かります。

真シエルが許すのか/ブラバットの存在

しかし上記の考察で気になるのは、真シエルがそれを許すかということです。

真シエルはもちろん坊ちゃんが番犬であることを知っていますし、警察上層部との関係性も分かっているのではと感じます。
そこで敢えて詰めを甘くし、せっかく坊ちゃんに着せた濡れ衣をはらすチャンスを与えるか疑問に感じました。

また同時に護送されたブラバットも気になります。

もしかすると、まだスフィア側はこれらにたいする新たな対策を用意している可能性があります。

使用人たちの伏線

しかし前回使用人たちが警察署まで助けに来るような伏線も張られましたし、わんちゃんこのまま坊ちゃんにとっていい流れが生まれてほしいと切実に感じてしまうこともまた事実です(;O;)

死神たちの行方/何をしに来たのか?

今の私の中では、これが最大の疑問です。

一体グレルとオセロたちは何をしに来たのでしょうか?
また何故素直に引いたのでしょうか?

当ブログではあのファントムハイブ本邸の場にて魂の回収があるから死神たちが訪れたと考察していたのですが、モブ警察を含め誰も死ぬことが無いまま現場は解散となってしまいました。

グレルが窓ガラスを割っただけで、そのほかは何もしていないことになります。

んーーーーーー、
考えられるのは以下の通りです。

・オセロが何らかの理由でいったん引こうとグレルを斡旋した
・死亡予定者でない人間があまりに現場に増えたことから、何らかの死神派遣協会の規定に触り、い続けることが出来なくなり仕方なく一旦姿を消した(死神として不用意に人間の前に姿を現してはいけない、など)
・ターゲット(葬儀屋)の居場所をつかめたため、葬儀屋をとらえきることが死神派遣協会の援軍を呼びに行った

私としては、
三番目の「援軍を呼びに行った」が最も可能性としては高いのではないかと考えています。

死者蘇生の力を持ってしまった葬儀屋は死神派遣協会にとって第三勢力。もはやライバルにもなりかねない存在です。

これだけ大手を振るって探していたことからも、死神派遣協会が簡単に葬儀屋をあきらめるとはあまり考えられません。

また近いうちに、死神派遣協会と葬儀屋は相まみえることになると私は感じています。

死神派遣協会と葬儀屋(アンダーテイカー)の関係性についての考察は下記記事をご覧ください

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まとめ

現在の黒執事は「どこから語られるのか」という切り口が予想不可能な状態となっています。

その為多少不安定な考察となってしまいますがどうかご容赦いただけますと幸いです。

青の教団編はお星さま方の正体、アグニを殺した犯人の正体など、まだまだ謎が多いです。

もしかすると、今回の章ですべてが明かされることはなく、次章に持ち越しとなる可能性もありますね。

さて、いよいよ最新話は今夜発売です!

一体どんな物語の側面が描かれるのでしょうか。

手に汗握りつつも、ドキドキと楽しみに待ちたいと思います。
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