こんにちは!餅月です。
今回は寄宿学校編の一つの疑問について提示したいと思います。
寄宿学校編では、
デリック・アーデンをはじめとする生徒殺害事件の犯人として、現役監督生は全員学校を追われました。
その為寄宿学校では新たな監督生が誕生しました。
この時、ほとんどの場合は監督生の寮弟がその後を継ぎました。
しかしそんな中で一人だけ例外がいます。
それが紅寮レドモンドの寮弟であったハーコートです。
実は彼は監督生となっていないことが分かります。
レドモンドの跡を継ぎ赤寮の監督生となった人物
この人物は本誌の中で一コマだけ描かれている箇所があります。
それは新しい監督生たちが誕生したシーンです。
誰これ!?ってなりますよね笑
ここで新たな監督生として並んでいる人物は
ハーコートを除く真夜中のお茶会に参加した旧監督生の寮弟たちです。
緑寮:エドワード
紫寮:チェスロック
青寮:クレイトン
赤寮:?
となります。
青の教団編でセバスチャンがファントム・ファイブのメンバーをスカウトに行った際も、ハーコートは寮花(監督生、もしくはその寮弟にのみ付けることを許される花)を付けていませんでした。
このことからハーコートは現在監督生になっていないことが分かります。
新監督生たちの表情
では突然現れたこの赤寮の監督生はいったい誰なんでしょうか?
その具体的な正体は本誌に言及されていないため明白にすることが出来ません。
しかし、この謎の人物とその他の新しい監督生たちの間には明白な線引きをすることが出来ます。
それは表情です。
これは真夜中のお茶会に参加したかどうかによって現れた違いであると考えることが出来ます。
旧監督生たちの本当の意味での降板理由を知っているか否かにより、この表情は区別されるものと考えられます。
実際真夜中のお茶会の際、レドモンドの寮弟として出席を許されていたのはハーコートでした。
真夜中のお茶会には監督生とその寮弟、そしてМVPのシエルと校長副校長しか参加していなかった為、この人物は間違いなく真夜中のお茶会にはいませんでした。
この謎の人物以外の新しい赤寮の監督生たちは、皆旧監督生の犯した罪を知っています。
その為自分たちが監督生に降格したことを大手を振っては喜ぶことが出来ず、皆浮かない表情であったと考えられます。
ハーコートは何故監督生にならなかったのか?
では何故ハーコートだけ監督生にならなかったのでしょうか?
それは恐らく彼の学年が関係しているのだと考えられます。
ハーコートは当時2年生でした。
※ちなみに坊ちゃんは1年生です。
ウェストン校は6年生が最上級生となる学校です。
ハーコートは監督生となるにはまだ下級生であったため、監督生の職につけなかったものだと考えられます。
レドモンドの退学により寮弟としての誓いも効力を失い、一般生徒に戻ったのだと考えることが出来ます。
恐らく、エドワード、チェスロック、ブルーアー、そしてデリック・アーデン(ついでにモーリス・コール)は同じ学年の5年生であったと考えられます。
まとめ
何故レドモンドがこんなにも低学年であるハーコートを寮弟にしたかは少々疑問が残りますが、
それだけハーコートの頭脳と容姿(レドモンドはドルイットの甥であるため重視した可能性大)が卓越していたということを表しているのかもしれません。
当時の監督生の寮弟たちが基本監督業を継いでいることから、一見ハーコートも紅寮の監督生となっていると思っている方がいるかもしれないと思い、メモとして残しておきます。
私も最近気が付きました笑
では今回はここまで!読んで下さりありがとうございました(*'▽')
餅月