こんにちは!餅月です。
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さてさて、
今回はコメント欄にてとても興味深いご助言を頂いたため記事にさせて頂こうと思います。
今回は黒執事26巻第131話「その執事、宿老」の扉絵についての考察となります。
いずみさん
面白い記事を見つけたのでコメントさせていただきます。
いつかの表紙でシエルと坊ちゃんがシロツメグサの冠を渡し合っていましたね。シロツメグサの花冠を相手の頭に乗せることは「私のものになって」という意味があるらしいです、しかし、それが叶わなかったあかつきにはそれが「復讐」という意味に変わるそうです。幸せなときに坊ちゃんの頭にシロツメグサの花冠を乗せたシエル。そのシエルのものにならなかった坊ちゃん。シエルは坊ちゃんが好きなのですが、今回の記事にされてることはシエルから坊ちゃんへの「復讐」の1つでは?という気になります。
いずみさん
貴重なご助言をありがとうございます(#^^#)!
ご指摘いただいた箇所は第130話と第131話の扉絵に描かれたこちらのシーンとなります。
どうやら調べてみると、シロツメクサには非常に不気味な花言葉があるようです。
シロツメクサとは
別名:クローバー
主にハート型の葉っぱが三つ重なって成っているのが特徴。花は白い親指大の球体型をしています。
シロツメクサの花言葉
『私を思い出して』『私を思って』『約束』『復讐』
一見これらの花言葉は繋がっていないように思えます。
しかし、これには一連のつながりがあります。
『私を思って』というのは相手に対してのお願いであり、続く『約束』はあなたの願いをかなえますよ、という返答となっています。
その後約束をかなえることにより『幸運』へと成るのですが、この約束を守らないと『復讐』する、という意味につながります。
またシロツメクサの花かんむりの意味は『私を思ってくだい(結婚してください)、約束ですよ、幸せになりましょう。もし破ったら復讐します』という意味になります。
引用源:シロツメクサの花言葉と由来|花冠/クローバー/四葉のクローバー-花言葉に関する情報ならuranaru
ちなみにこのシロツメクサの花冠について、新たなご意見をコメント欄にて頂きました。
Rei様
大変興味深く拝読しております。
シロツメクサの扉絵について気付いた事が有ります。
花冠を抑えている坊ちゃんの手の丁度小指のところに、一つだけシロツメクサではない花が混ざっているのにお気づきでしょうか?
私にはプリムローズ、サクラソウに見えます。そして、西洋の花言葉でプリムローズには、
I can’t live without you. あなた無しでは生きられない というのがあります。
ちょっと面白いですよね。御参考までに。
貴方無しには生きられない‥‥
素敵なような怖いような‥‥非常に真シエルらしい言葉だなと感じました(;O;)
Reiさんご助言いただきありがとうございます!
枢先生は黒執事を書く上で、花言葉を非常にたくさん用いることで有名です。
シロツメクサ以外にも例を挙げてみようと思います。
緑の魔女編:ラズベリー
例えば、緑の魔女編では物語の終焉でラズベリーに囲まれたサリヴァンとヴォルフラムが描かれました。
ラズベリーの花言葉は『深い後悔』そして『愛情』です。
サリヴァンにもヴォルフラムにも当てはまる正しく二人の信愛関係にぴったりの植物であると言えます。
ソーマ王子:ミモザ
ソーマが坊ちゃんと友達だと語る際、ミモザの花を持っています。
ミモザの花には「友情」という花言葉があります。
ミモザは色によっても花言葉が変わるようですが、色によっては「エレガント」や「秘密の恋」などがあるようです。
青の教団編リジー:ニガヨモギ
こちらはコメント欄にてたぬきちさんよりご指摘頂きました。
たぬきちさんご助言いただきありがとうございます!
たぬきちさん
143話の扉絵、リジーを囲っているのがよもぎの葉に見えますが、苦よもぎの花言葉は、離別と恋の悲しみ。聖書では苦よもぎは裏切り者、苦痛、裁きなどの代名詞らしいです。リジーを待ち受ける未来は明るいものでは無さそうですね。去った悲しみは周囲を?自分を?裏切ることで真シエルを守れたこと、二つの悲しみは坊ちゃんを苦しめていることと罰として自分が裁きを受けるハメになることなのでしょうか?死亡フラグ確定?
黒執事と花言葉
このように
黒執事では花が描かれる際、花言葉を意識して描かれる節があります。
今回のシロツメクサについても、
枢先生が花言葉を意識して描かれたという可能性は非常に高いと感じています。
となると、真シエルのものとならなかった坊ちゃんに向けられるシロツメクサの真意は『復讐』に変わっているのかもしれません。
黒執事を読む上で、キーとなるコマに花が添えられていた場合、花の意味について考察しながら読んでみると面白いかもしれません。
餅月