こんにちは、餅月です。
今回は第128話の考察をしていきたいと思います。
第128話あらすじ
雨が降るタウンハウスの屋根に舞い降りる一人の赤い死神
グレル「アルシャド・サティエンドラ・イヤー1858年8月24日生まれ1889年11月15日刃物による複数裂傷により死亡。備考特になし。」
グレル「ほら、言ったデショ?」またすぐに会うことになるって。」
坊ちゃんはタウンハウス内で生きていたソーマを発見します。
坊ちゃん「お前は無事なのか・・!?けがは・・。」
ソーマ「うあああああ!」
大声をあげ坊ちゃんに殴り掛かるソーマ。とっさにセバスチャンがソーマの気を失わさせます。
セバスチャン「ソーマ様はひどく混乱しておられるようですね。無理もないですが・・。」
ぼっちゃん「だから言ったんだ、僕にかかわるなと・・・!!」
セバスチャン「ただの人間が5人や10人束になったところでアグニさんの命を奪えるとは思えません。想定外の「何か」が起こったと考えるべきでしょうね。」
二人は屋敷を見て回りますが、荒らされた形式はありません。
ただ一つ、坊ちゃんの部屋をのぞいては。
坊ちゃんの部屋には壁にナイフで「おなかの中のキャンディ盗ったのだあれ?」という言葉が殴り書きされていました。
それをみて凍り付き震えだす坊ちゃん
坊ちゃん「ま、まさか・・・。」
犯人はすでに逃走していると分かったため、坊ちゃんはソーマをサリヴァンのところへ運ばせます。
その際、ソーマの手元から焼け焦げた写真の切れ端が落ちました。
その写真を拾い上げ驚く坊ちゃん
坊ちゃん「セバスチャン・・・お前、僕に嘘は吐いてないな?」
セバスチャン「残念ながら、私は嘘は吐きません。」
凍り付く坊ちゃん
ここで第128話は終了します。
考察
犯人像について
今回の話で張られた伏線を基に犯人像をたどっていきましょう。
- ソーマが坊ちゃんに殴り掛かった
- 犯人が残した「おなかの中のキャンディ」というキーワード
- ソーマが手に持っていた写真
これらすべてが指すものは坊ちゃんが双子であるという事実です。
- ソーマが坊ちゃんに殴り掛かった→坊ちゃんと真シエルを勘違いしたから
- おなかの中のキャンディ→真シエルが飲み込んだ当主の指輪の比喩
- ソーマが手に持っていた写真→双子がともに写っている写真(新聞記者が以前撮影したもの)
新たな疑問点 消えたアグニの遺体
コメント欄でkyuko様よりご指摘いただいた謎について問題提起をさせていただきます。
まずはこちらをご覧ください。
右側の壁に注目してください
立てかけられたアグニの遺体
坊ちゃんたちが屋敷を偵察した後。
血痕はあるものの遺体が無くなっている。
このように、坊ちゃんたちが屋敷を見て回ってからアグニの遺体が消えています。
血痕が新たに壁についているためアグニの遺体を立てかけたのは坊ちゃんの右手前の壁で恐らく間違いないかと思います。
しかしソーマを運び出す際、こちらの遺体がきれいになくなっております。
考えられることといえばソーマの前にアグニの遺体を運び出した可能性があるということくらいでしょうか・・・?
フライングではありますが、129話でサリヴァンはアグニの遺体を検視はしているようです。
kyukoさまご助言ありがとうございました!
今回はここまで!何かございましたらコメントでご助言いただけますと幸いです
餅月