黒執事考察ブログ

葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたブログです。『黒執事』に隠された「嘘」と「伏線」に、貴方も騙されていませんか?※本誌内容に言及します※

【キャラ別考察】グレル・サトクリフのモデルは実在する殺人鬼ピーター・ウィリアム・サトクリフ可能性/切り裂きジャック編は、シリアルキラー同志の共闘を描いた章か

 

こんにちは、餅月です!

 今日はグレル・サトクリフについて考察してみました。

 

 

きっかけはグレルの名前から

彼が生前は何人だったのかを調べようとしたことでした。

 

「サトクリフ」で検索してみたのですが

非常に興味深い人物の名前を見つけました。

 

 

グレル・サトクリフのモデルの可能性がある人物「ピーター・ウィリアム・サトクリフ」

ピーター・ウィリアム・サトクリフ

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写真は似ても似つかない!!/(^o^)\

通称ヨークシャー・リッパーです。

 

私は彼がグレル・サトクリフのモデルなのではないかと考えています。 

 

ピーターサトクリフは、

イギリスで13人もの娼婦を殺した連続殺人鬼です。

 

 彼は男性としての性的能力に自信が無く、それを商売女に笑われたことがきっかけでその手の職種の女性を憎み、殺害していくようになります。

故に彼の殺人は猟奇的であると同時に、死体に自身の精をかけたり、交わった後に娼婦を殺すなどセクシャリティ面が色濃い犯行となっています。

ピーター・サトクリフ - Wikipedia

 

ピーター・サトクリフの特徴

性的コンプレックスが強い

・娼婦ばかりを狙って殺人を行う

 

どちらも

黒執事「切り裂きジャック編」と、グレル・サトクリフ自身に非常に当てはまる箇所が多いです。

 

男性としての性的能力についての悩みや、セクシャリティ面の強い犯行であったこともグレルのキャラクターととてもマッチします。

 

売春婦を殺せという神の声

 

「『売春婦を殺せ』という神の声を聞いた」
ピーター・サトクリフ  ヨークシャー切り裂き魔

 

これはピーター・サトクリフが実際に言ったセリフとして残っているものです。

 

このセリフを見て思い浮かんだのは、

マダムとグレルが初めて出会った時のシーンです。

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真っ赤な死神に後押しされたマダムレッド:黒執事3巻第10話「その執事、回想」より引用

 真っ赤な死神に後押しされ、

マダムのジャック・ザ・リッパ―としての犯行は激化しました。

 

正しく「売春婦を殺せという神の声」を表しているシーンだと感じました。

 

ジャック・ザ・リッパ―とサトクリフの関係性

 

ジャック・ザ・リッパ―とピーター・サトクリフは犯行手段が非常に似ています。

 

サトクリフもジャックの様に

「めった刺しに切り裂く」ことがほとんどであったため、ピーター・サトクリフは「ジャック・ザ・リッパ―の再来」とも文字られました。

 

実際サトクリフがいた時代にもジャック・ザ・リッパ―を名乗る第三者から犯行声明があるなど模倣犯にも似た人物が発生しました。

 

またその偽物が現れたことからヨークシャーリッパ―であるピーターサトクリフの犯行は大胆化し、逮捕につながっていきます。

 

切り裂きジャック編の正体

 

切り裂きジャック編では

どうしてもジャック・ザ・リッパ―だけに意識が向きがちです。

 

しかし私は本当の切り裂きジャック編とは、

イギリスに実在した因縁がある者同士の殺人鬼二人を、グレルとマダムという形を借りて共闘させた話なのではないかと考えています。

 

なんと恐ろしい…!

 

ピーター・「ウィリアム」・サトクリフ

それだけではなく、

ヨークシャー・リッパ―であるグレル・サトクリフはもう一つ黒執事のグレル・サトクリフを思わせるものを持っています。

 

それは彼のフルネームです。

 

『ピーター・サトクリフ』

彼のフルネームは

『ピーター・ウィリアム・サトクリフ』

なのです…!!!

 

 

ウィリアム…!!(゚∀゚)!!!!

言わずもがなグレルの想い人、死神ウィリアム・T・スピアーズを思い起こします!(°∀°三°∀°)

ウィリアム・サトクリフと言う名の殺人鬼は実在する

この事実だけでもだいぶ滾ってくるお嬢様方は多いのではないでしょうか…!!?(°∀°三°∀°)←オオハシャギ

 

普段「ウィルー♡♡」と追っかけ回しているグレルですが、このウィルの名前が実はグレル(ピーター)から派生した可能性があると考えるとすごくテンションが上がります。

 

オマケ( ..)φ:葬儀屋が運営する?殺人博物館

 

ピーターサトクリフを調べていた際、

面白いサイトを見つけました。

 

殺人博物館という、

世界中の殺人犯の事件についてをまとめているサイトなのですが、このサイトの管理人さん、なんと一人称を「小生」で文を書いています( ゚Д゚)!!

 

ピーターサトクリフについての記事でもこのようなシーンがありました。

読者諸君も、語りベである小生も退屈してきたちょうどこの頃、事件は新たな展開を見せていた。1978年3月、ウエスト・ヨークシャー警察と『デイリー・ミラー』紙のマンチェスター支局に「自称犯人」が手紙を送りつけたのである。「ジャック・ザ・リッパー」と名乗る手紙の主は辛辣な口調で捜査当局をあざ笑った。当時はまだ遺体が発見されていなかったイヴォンヌ・ピアソンについては触れていないことからイタズラであることは明白だが、警察はこの手紙の主にまんまと騙され、手酷い目に遭うことになる。

引用源:殺人博物館〜ピーター・サトクリフ

 

もう…

もう葬儀屋さんが事件を傍観して楽しんで情報をまとめているようにしか見えなくなってしまったので興味のある方はぜひ遊びに行ってみてください…

 

実際にいたシリアルキラーのまとめサイトなので、もちろん中身は中々おどろおどろしいです←

 

ちょっとつけたし&まとめ

少しウィルに脱線しますが、

スネークの蛇の名前がすべて実在する詩人から来ているという考察を以前しましたが、この人物名に当てはめてみると、蛇の名前の中からあからさまにウィリアムの文字は消されていることが分かります。

 

だんだんウィルのことも気になってきました。

スネークの名前ついて未読の方はこちらをどうぞ↓

 

under-taker.hatenablog.com

 

 

ウィルは葬儀屋ともどうやら過去に面識があるようですし、しかも二人は原作ではまだ一度も顔を合わせたことがありません。(私は葬儀屋とウィルは師弟関係※ウィルは弟子だったのではないかなと考えています

 

 

www.under-taker.com

 

 

もし今後原作内でウィルと葬儀屋が出会った時としたら。

その時はひょっとしたら葬儀屋の過去が明らかになる時なのではないかなぁ…なんて思っていたりします。(ウィルがストーリーテラーみたいな形で。)

 

ウィルと葬儀屋の関係。

そしてウィルとグレルの関係…

もしかしたらこれら全ては少しずつ絡まり合っているのかもしれませんね。

 

 

 

餅月