アンダーテイカーの正体についての追記です
未読の方はこちらの記事からどうぞ。
セバスチャンの遺髪入れの調査状況に違和感
今回改めて、
やっぱり Cedric K Rosは葬儀屋なのではないか?と思う一つの現象を発見したのでメモとして残します。
注目した点は
セバスチャンと遺髪入れの関係性についてです。
葬儀屋が持っていた遺髪入れ。
これは、葬儀屋がファントムハイヴ家(特にクローディア個人)となんらかの深い関係があることを示唆しています。
なかなか大きなヒントを、葬儀屋は自ら「調べてくれ」とでも言わんばかりに盛大に匂わせています。
それにも関わらず、この謎は全く進展を見せていません。
ちょっと考えてみてください。
普段、光の速さで全ての問題を解決出来るセバスチャンが、これだけのヒントが与えられているにも関わらず何もつかめていないのです。
それこそ出来たことといえば図書館に行ってクローディア「P」が「Phantomhive」の「P」だと暴いたことくらいでしょうか…。めずらしく誰にでも出来そうなレベルで行き詰っている←失礼
セバスチャンの裏をかける人物はアンダーテイカーだけ
寄宿学校編からもわかる通り、セバスチャンの裏をかけるほどの人物は
今の所、原作内では校長(アンダーテイカー)だけなのです。
セバスチャンが
「アンダーテイカーとクローディアとの共通点を未だに見つけられない」
ということは、
クローディアと葬儀屋との間にあったと思われる何らかの関係性は、葬儀屋によって意図的に隠蔽されている可能性が高いと私は感じました。
これが何を意味するのかといいますと、
もしクローディアと葬儀屋との関係性の間が葬儀屋によって隠蔽されていた場合、
前述の記事であげた
「ヴィンセントが自分の父が葬儀屋である事をそもそも知らなかった説」
が、濃厚になってくる可能性があります。
セバスが調べてもなかなかわからない葬儀屋とファントムハイヴ家の関係性。
先代ヴィンセントさえも知らなかったほどに深かったこの二つの関係性が、実は葬儀屋によって意図的に隠されていたとしたら…
可能性は大いにあると感じます。
おまけ 青の教団編について
今回の青の教団編では
恐らく坊ちゃんの双子説が明らかになるんだろうなと考えてます。
シリウス様=真の兄シエルだということ。
(アンダーテイカーが夜這いした際のシエルの部屋の窓がファントムハイヴ邸と異なり、シリウス様の部屋の窓の方と一致します。)
リジーが現シエルの元を離れる理由も、
青の教団の裏にいる葬儀屋により、真の兄シエルがビザールドールとして延命されていたとすれば納得がいきます。
となると、葬儀屋が出てくるのも時間の問題ですね。
しかし、葬儀屋が「今の所は最高傑作」と歌っていたアガレス先生(肉人形)があれだけ意思疎通出来ていたのですから、真のシエルとの「会話」面においても期待できそうです。一体何を話すのでしょうか。
真のシエルが現れたら、おそらく坊ちゃんの本名も明らかになるのかな…?
その際になんで葬儀屋がそこまでして伯爵の蘇生にこだわるのかと言う疑問からファントムハイヴ家との関係性まで少しでも踏み込んでくれたら御の字…。しかし今までのスピードから考えるとそれは欲張りすぎかな。
青の教団編のラストあたりから、そろそろ本格的にファントムハイヴ家と葬儀屋との過去関係に踏み込みはじめて来てくれるのではないかと期待しています。
葬儀屋…
折檻されるのかなぁ…
最近葬儀屋の目的が達成されることがあまりにも害悪な結果しか生み出さないため、葬儀屋が死ぬ運命にある未来にしか見えません。
頼むからこれ以上不幸にならないでくれ、葬儀屋。
餅月