こんばんは!
Cedric K Ros の命日フィーバーからようやくあけた餅月です。
さて先日ツイッターのフォロワーさんとお話ししていた際に新たに考察が思い浮かんだのでメモとして徒然なるままに書こうと思います。
今回のテーマは
「葬儀屋の死者蘇生」です
葬儀屋の死者蘇生
葬儀屋が異常な執着を燃やしているもの。それが死者蘇生です。
葬儀屋の死者蘇生は不完全なもので、今のところ成功はしていません。
しかしちょっとここでよく考えて見てください。
黒執事の中で
実際に死者蘇生を施され、一度確実に死んだにも関わらず元気に再生された方が存在します。
葬儀屋「走馬灯劇場の終わりの続きが存在したらどうなるのか、君たちは興味がないのか〜〜い?」
私は声を大にして言いたい…
そういいながら楽しそうにしてるけど、
実際に死んでからもぴょんぴょん元気に跳ね回ってる人間が目の前に存在しているんだよ???
そう、お前だよお前。
葬儀屋の願いを体現するのは葬儀屋自身
「定められた終わりの続きをみたい」
こう願う葬儀屋ですが、
でもそれを身を以て体現しているのって他でもない葬儀屋自身です。
皮肉な話です。
となると仮に「死神」という形であったとしても、死者が肉人形とは異なり自分の意思で生きているという意味で、
葬儀屋以外の「誰か」は既に「完全救済」に限りなく近い「死者蘇生」に成功しているということになります。
このことから一つ確信して言えることは、
黒執事の世界の中では
確実に「神」より上の「何か」が存在しているということです。
あまりにも「不完全」な神
そもそも考えてみればおかしな話です。
神が派遣協会で使役されている存在だなんて。
じゃあ死ぬことを許さずに、彼らを死神たらしめ現世にとどまらせた存在とは一体誰…?
なにかしらの強い意志を持って自殺する道を選んだ葬儀屋。
それを許さず悪戯に蘇生させ、人の死を看取る仕事を与えた死神派遣協会。
あれだけ強大な力を持つ葬儀屋にも関わらず、
彼の新たな第二の死神としての生は、始まった瞬間から誰かの元で服従し、使役せざるを得なかった状況であったことがわかります。
こう考えてみるとちょっと意外な気持ちになりますよね。
となると葬儀屋が「死者蘇生」を欲する理由はもしかしたら複数存在するのかもしれません。
葬儀屋が死者蘇生を望む理由の仮説
1.ファントムハイヴ家への人間的執着
2.自分を悪戯に使役した死神派遣協会の上層部(神をも超える存在)を超越したいという復讐的な理由の可能性
この考えはだいぶ悪魔的ですよね。
葬儀屋の目的がもし達成されたとしたら、世の中は生きる死者だらけ(言うなれば動物兵器まみれ)になってしまいます。
しかも黒執事を世界史的に見れば、黒執事が今後進んでいく世界は世界大戦の時代です。
こちらは緑の魔女編でも世界大戦を匂わす発言がドイツの死神ザーシャからありましたよね。なんだかすこぶる嫌な予感がします。
葬儀屋の求めるものの成就は、世界の破滅と紙一重のものなのかもしれません。
本人にその気はなかったとしても、もしかしたら葬儀屋は死神派遣協会協会上層部レベルの力を手に入れようとしてしまっているのかもしれません。
葬儀屋を死神として蘇生した人物は誰だ。
餅月