黒執事考察ブログ

黒執事は「腐女子向けの作品」ではない・・!それはあまりにも勿体ない!枢先生の「嘘という名の伏線」に騙されないように頑張ってる人が管理人。葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたネタバレ有りの考察ブログです

【考察】死神派遣協会の「離脱」とは、死神としての能力の弱体化を図り、武力を無効化する事か

こんにちは!餅月です。
今日は死神派遣協会の離脱組について考察をしていきたいと思います。

離脱組に関しては、
まだ開示されていない部分も多いので問題提起も含みます。



離脱組とは

離脱組とは、黒執事の中で死神派遣協会から文字通り離脱した死神のことを指します。

死神派遣協会から離れる方法は、どうやら二つ存在するようです。
それが「許される日」「離脱」です。

以前の記事では、
「許される日」について考察をしました。
www.under-taker.com

なので、今回は離脱についての方の考察を深堀りしていきたいと思います。

離脱組は複数人いる

この離脱組というワードが初めて提示されたのは、豪華客船編のロナルドのセリフによってでした。
またその際ロナルドは「離脱者」ではなく、わざわざ「離脱組」と称していることから、死神派遣協会から離脱をした死神は複数人いると考えられます。

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葬儀屋のように協会を抜けた死神のことを「たまにいる"離脱組"ってヤツ?」と語るロナルド:黒執事13第60話「その執事、動揺」より引用

離脱組代表者:葬儀屋

複数人いると思われる離脱組ですが、
現在原作の中で描かれている人物は葬儀屋(アンダーテイカー)のみです。

しかし、葬儀屋の後ろにはまだ離脱組の死神が潜んでいる可能性があります。

そう考える理由があります。
それはオセロが、葬儀屋にはまだ他にも時代的に進みすぎた医療知識を持つ協力者がいる可能性があることを匂わせている点です。

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葬儀屋(アイツ)に協力者がいる可能性を感じるオセロ:黒執事24巻第119話「その執事、示教」より引用

時代的に進みすぎた医術を知る人物は、人間でなく人外である可能性が高いです。

以上の理由より、このオセロのセリフは葬儀屋の背後にまだ死神派遣協会の離脱組の協力者がいることの伏線である可能性があります。

葬儀屋以外にも存在する複数の離脱組の存在は、今後の黒執事の展開において重要なポイントになってくる可能性があります。

離脱組の特徴

次に、離脱組の死神たちの特徴を挙げていきたいと思います。
離脱組の死神には、
普通の死神とは異なる点がいくつか存在します。

離脱組の特徴

・眼鏡をしていない
・デスサイズを持っていない(例外:葬儀屋)
・死神のリストを持っていない

これらの特徴は果たして何を表すのでしょうか。
この特徴を紐解いてみると、離脱組に対する死神派遣協会の魂胆が見えてくる可能性があります。

具体的に考察していきたいと思います。

離脱=弱体化され、放置されることか

この離脱組の特徴には全てに共通している点があります。
それはこれらが全て死神としての能力を無効化されるものであるという点です。

簡単に言えば弱体化です。

死神になった元人間たちは、皆人外として戦闘力や死神のスキルなどを与えられます。
離脱組達の特徴は全て、これら人外としての戦闘能力などを無効化し、弱体化させることにつながっているように感じます。

具体的に説明していきます。

眼鏡をしていない→視力を奪う

死神は全員近眼の為、眼鏡を着用しています。
眼鏡をしていないと日常に支障が出るほどの近眼です。

その眼鏡をしていないことで、離脱組は眼鏡をしないことで視力を奪われる形であることがわかります。

またこの眼鏡というアイテムは非常に重要な伏線である可能性が高いです。

簡単に説明すると以下の通りです。

・眼鏡には当時のイギリスでは「悪魔の仕業」という異名があった
・その眼鏡を重宝している死神派遣協会の死神たちは「悪魔の仕業」に頼っている状態であることが分かる
・葬儀屋は「目に頼っているようじゃまだまだ青いねえ」と言っている
・眼鏡をしていない葬儀屋だけが、悪魔であるセバスチャンに勝てて、眼鏡に頼っているロナルドやグレルはセバスチャンに勝てない
・このことから、死神派遣協会の「死神として人を死者蘇生する力」は悪魔に依存している可能性があり、それが事実の場合死神と悪魔の上下関係が逆転する可能性がある。

詳しくは下記記事で考察をまとめてあります
www.under-taker.com

デスサイズを持っていない→武力的に無効化される

ロナルドの証言曰く、
死神は「引退時にデスサイズを絶対に回収される」そうです。

デスサイズとは、人間には持つことが許されない死神特有の強力な武器です。
「なんでも切れる」がうたい文句であることからもその殺傷力の強さがうかがえます。

そんな死神特有の武器を回収することにより、離脱組は死神派遣協会に対抗できるための武力を奪われ、弱体化させられていることが分かります。

死神のリストを持っていない→死神としての能力の無効化

死神の特権として挙げられるものが、やはり人の寿命を知れるという点でしょう。
死神は魂を回収する予定の人物たちが連なったリストを持っています。

これはさながら未来予想図です。

離脱する際、離脱組の死神たちはこのリストも回収されることにより人の寿命を知ることが出来なくなります。

リストを剥奪することにより、
死神派遣協会は離脱組の死神たちから死神としての特有の能力を奪っていることが分かります。

離脱組の死神たちの特徴まとめ

以上のことから、
離脱組達の特徴は全て死神としての能力の弱体化&武装解除につながっていることが分かります。

恐らくこれは
離脱した者たちが離脱後に死神派遣協会に武力面で対抗することが出来ないようすることを目的として、死神派遣協会によって意図的に弱体化されているのではないかと私は感じました。

これだけ弱体化を図っていることから、
死神派遣協会は途中で離脱した死神たちがその死神としての死を許されない体を武器にして武力面で対抗してくることを恐れているのではないかと感じました。

このような対抗組織を作らないようにする最も確実な方法は、離脱を希望する死神たちを殺してしまうことです。

ですが、途中で離脱を希望したものを殺してしまっては「許される日(死ぬことを許される日、か)」の示しがつかなくなってしまいます。

その為離脱を希望する死神たちを殺すに殺せない死神派遣協会は、このような形で死神としての能力を無効化し自分たちのライバルでなくすることで離脱を許すのではないでしょうか。

※また、この「許される日」を待たず「離脱」を選ぶ死神たちは死神派遣協会からの洗脳が解けた死神である可能性があります。近いうちに考察しますが、死神派遣協会で働いている死神たちは一種の洗脳状態であり、洗脳が解けた死神たちが「離脱」をしていってる可能性があります。

離脱するには武力的対立が必ずしも必要なのか?←恐らくNO

「離脱」とは
デスサイズ(武力)と眼鏡(視力)とリスト(死神としての能力)を明け渡し武装解除さえすれば、死神派遣協会と武力面での対立をしなくても出来る可能性が高いのではないかと私は感じています。

また、そう感じる理由にはロナルドの言動にも理由があります。

もし仮に離脱が死神派遣協会と武力的対立無しでは成し得なかった場合、「離脱組」というワードは死神派遣協会にたてつき、それを実行できたかなり強力な死神たちととらえられてしかるべきであると感じます。

ですが、初めてロナルドが葬儀屋を見た時に「たまにいる離脱組ってやつ?」という言葉からはそのような強大な相手だと警戒するようなオーラは感じませんでした。
現にロナルドは実際に戦い始めるまで、葬儀屋が自分より強力な力を持つとは知りませんでした。

以上のことから、
離脱とは必ずしも武力で死神派遣協会にたてつかずとも、上記の弱体化に同意すれば出来る可能性が高いと感じています。

疑問点:葬儀屋は単独で死神派遣協会を襲撃したのか?

これはまだ根拠が少ないため問題提起です。

葬儀屋が死神派遣協会を襲撃したのが単独犯だったのか
それとも離脱組による暴動であり、その首謀者が葬儀屋だったのか。これはまだ明らかになっていません。

オセロの説明の際の影絵では葬儀屋が一人で佇んでいるため、そのイメージを素直に受け取れば単独犯のようにも見えます。

ですがオセロの説明ではまだ単独犯か複数犯かは明確に説明されていない為、この点も葬儀屋の背後にいるかもしれない離脱組を考察するうえで今後重要になってくるポイントなのではないかと感じています。

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葬儀屋が単独犯だったのか、複数犯だったのかはまだ不明:黒執事第149話「その執事、鳩合」より引用

個人的には単独犯であってほしいなあ――!と思います!
なんだかその方が伝説様感は増しますし、単純に単独犯ってかっちょいいですよね!!

※仮にこの事件が葬儀屋の単独犯であったとしても、葬儀屋を別の形で手引きし、今も手を貸している離脱組の死神がいる可能性は十分に考えられると感じています。(恐らくこの本部半壊の時に葬儀屋は離脱を失敗した可能性があります。詳しくは下記記事にまとめてあります!)

www.under-taker.com
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疑問点:「引退」と「離脱」と「死神を辞める」の違いは?

離脱組を指すと思われる言葉はいくつか黒執事で登場しています。

それが「引退」「離脱」「死神を辞める」というワードです。

これらに違いがあるかは分かりませんが、もし違いがある場合は今後考察に関わってくる可能性もあるため一応挙げておきたいと思います。

この引退=離脱なのか、
それとも引退=許される日なのかはまだ確定が出来ません。

また死神を辞める=離脱なのか、死神を辞める=(死を)許される日を迎える
なのかもわかりません。

そもそも死神を辞めると、その後ってどうなるのでしょうか?
それを現在体現しているのが葬儀屋さんただ一人なので、これはかなり貴重です。

少なくとも離脱すると体が消滅することはないようですが、これは葬儀屋さんがイレギュラーなのか、他の死神を辞めた死神たちも同じなのかはまだ分かりません。

今書いていて思ったのですが、
もしかすると死神派遣協会は許される日の立手前云々関係なしに、危険因子である葬儀屋を以前から本気で殺したかったのかもしれません。

これは全く根拠が無いので個人の妄想レベルとしてとらえてほしいのですが、もしオセロのラボの研究が死神の殺し方(デスサイズの製造?)を研究する施設とかだったら面白いですよね。それか離脱組を捉えられるほどの武力以外の対抗力を研究する施設だったりしたら。
仮に死神派遣協会の死者蘇生の能力が悪魔の力に依存するものだった場合、もしかすると死神派遣協会は実のところ蘇生し人外となった死神たちを再び殺すことが実はやりたくてもできない可能性もあるのかなと感じました。切り裂きジャック編でセバスチャンがグレルに対しデスサイズで死神も切れるのでは?と問いかけるシーンがありましたが、それに対する明確な答えはまだなく、死神がデスサイズで切れるとどうなるかもまだ明らかになっていません。(ミュージカル千の魂と堕ちた死神ではデスサイズで切られて死神は死んでいたので、ここは素直にそのようにとらえてもいいのかもしれませんが)

ただどうやらオセロと葬儀屋は同期で悪友のような立ち位置にありそうな予感がするので、畑違いでそれぞれの弱点を突き合えるライバル同士だとしたらしびれるなと感じました。

現在も存在し続けている葬儀屋さんはオセロに対し

「小生はまだ君のラボで解体されるわけにはいかない」

と言っています。

葬儀屋は死神の特徴である黄緑の燐光を隠し、悪魔も欺くほど上手に気配を隠していました。

もし仮に過去に葬儀屋が死神派遣協会からの逃亡に失敗し、身体をばらされた際に殺されることが無かったとしても、葬儀屋は死神派遣協会がオセロに自分を殺せる方法を研究させていることを知っていたのかもしれません。なので今は殺せなくともいつかは殺せる力を持って自分を殺しに来ると知っていたため、このように気配を隠し続けていた可能性があります。

まだまだ考察でなくもうそうですが、もしそんな感じだったらあの二人の対面はしびれますねー!

今度改めてオセロと葬儀屋のこの考察も深堀出来たらいいなと感じています(*'ω'*)

疑問点:離脱とは「許される日」を待たず、死ぬ権利を放棄する事か?

今後「離脱」「許される日」「死神が死ぬとはどういうことか、そもそも死ねるのか」これらが重要になってくる可能性が高いのではないかと感じています。

これらはまだヒントが提示されていない為完全に未知数のため、問題提起として載せさせていただきます。

まとめ

死神派遣協会の離脱
死神が死ぬということ
許される日
これらは今後非常に重要になってくると感じました。

まだまだ未知数な部分が多く考察できる範囲が限られていますが、葬儀屋が離脱に一度失敗しておりその時死神派遣協会によってバラされていること、またオセロが葬儀屋にとって弱点を突けるような力を開発する研究をしていることなどはなかなか可能性は高いのではないかと感じています。

ただしオセロ自身が武力を持たないこと、弱点を突くことが出来るといってもやはり葬儀屋の隙をつくことは難しいなどという点から、非常にもろいものである可能性もあるんじゃないかなーと二人の対話のイメージから感じました。

もし仮にそうだとしたら、葬儀屋はオセロの危険性も自分を倒すかもしれない可能性も十分理解しているのではないかと感じます(だからこそのあの殺気だった顔だったんじゃないかなあと…思い出したらめっちゃカッコよくて今鼻血出るかと思いました)

ただこういう時って、そういう脆さを持ちつつも弱点を突ける不利な方が勝ったりするんだよなあ....不吉な予感

まだまだ予想段かですが、果たして原作は今後どんな方向に進んでいくのかとっても楽しみです!

餅月