黒執事考察ブログ

黒執事は「腐女子向けの作品」ではない・・!それはあまりにも勿体ない!枢先生の「嘘という名の伏線」に騙されないように頑張ってる人が管理人。葬儀屋(アンダーテイカー)についての考察を載せたいがためにはじめたネタバレ有りの考察ブログです

【ネタバレ考察】『黒執事』第158話「その執事、異境」/メイリンを裏切った兄弟/メイリンに似た丸眼鏡をする男が登場。やはりメイリン編で重要なキーワードは「眼鏡」と「視力」なのか?

こんにちは、餅月です!
『黒執事』最新話第158話「その執事、異境」Gファンタジ―2019年12月号の考察をしていきたいと思います。

前回のネタバレあらすじ&考察記事はこちらです。
www.under-taker.com

今回の黒執事では、
私が見た所直接今後の考察要素になりそうなシーンは無く、恐らく導入のような回だったのかな?と感じました。

前回よりメイリンの過去編がはじまっていますが、徐々にメイリンの子供時代が明らかになってきました。

あらすじ:黒執事第157話「その執事、異境」Gファンタジー2019年12月号

※考察に必要最低限の大まかな話の流れのみです。詳しく知りたい方はぜひ本誌を買ってください!(^^)
※伏線として重要な可能性がある点は線と太文字で強調してあります。

扉絵:床に寝転がり、微笑む子供時代のメイリンとその仲間たち(兄弟の男の子ヤン&ハオ)三人組

小さな力で、生きてゆくーーー

今日の獲物は?

・子供時代のメイリンは、同い年ほどのヤン(兄)とハオ(弟)兄弟二人と共に生きていくために泥棒をしていた
・その方法はヤンとハオが物乞いをよそおい金持ちの女性に近づき、気が緩んだ女性の耳のイヤリングを遠くからメイリンがパチンコで撃ち落とし、それをふたりが拾い逃げるというものだった。
・その日もイヤリングを撃ち落としたメイリン。しかしその女性は中国系マフィアのボスである男性の恋人であり、ヤンとハオは捕まってしまう。
兄のヤンは、弟のハオを守るために「撃ったのは俺たちじゃない!あそこにいる奴だ!」とメイリンを裏切る
・マフィアの男はメイリンの目の前で建物の上からヤンとハオを宙刷りにし、「今から女性の耳飾りを撃ち落としてみろ、撃ち落とせなかったらこいつらを落とし殺す」と脅す。
メイリンは、ヤンたちを助けるために言われた通り女性の耳飾りを撃ち落として見せた。
・しかしマフィアの男は「お前だけは助けてやる」と言い二人からそのまま手を離し、殺してしまう
・メイリンの目に利用価値を見出したマフィアの男は、「お前を俺たちの兄弟にしてやる」という

力に、運命が流されるーーー

黒執事第158話「その執事、異境」終了

今回新たに張られた伏線箇所

今回新たに張られた重要そうな伏線の箇条書きです。
具体的な考察は、根拠とともにこの後詳しく書きます!

・兄は、弟を守るためにメイリンを裏切った
・メイリンは仲間を守るために耳飾りを撃ち落とした

葬儀屋ヲタの叫び(感想)

扉絵の幸せそうな子供三人の絵を見た時思ったんだよ…
あれ、この二人もしかして死亡フラグじゃね?って‥‥

うううやっぱりでした(;_:)

この二人の兄弟としてのメイリンを裏切るという選択は、どことなくシエルたち双子兄弟にも当てはめることが出来るような気がします。

この点も後で簡単に考察しますね。

まだ名も知らない中国系のマフィアの男が出てきました!

今回の個人的MVPは間違いなく彼です(*'▽')👏✨

何故って、カッコいいというのもありますが一番の理由は悪役なのに言っていることがめちゃくちゃ正しいという所!!!

私がこのマフィアの男を推す理由

・「他人の物盗ってごめんで済むわけねえだろうが!」←わかる
・兄弟を殺した際、「アイツらはお前を売った。薄情者にかける温情をかける価値は無い」という←めっちゃかっこいい


カイジでいう利根川さんみたいな良さが垣間見えました。

悪役が放つ正論って、妙に説得力があるのに同時に「お前が言うか?」という矛盾が生じて面白いですよね
私はめちゃくちゃ好きです笑

でもやっぱりモブなのかな…
とっても惹かれるキャラクターですが、あまり主要キャラではなさそうです。

恐らくこの男たちの集団を、いつかセバスチャンたちが女王の番犬として始末するということになるのかな?と感じました。まだ根拠が無いのでわかりませんが、一番素直に考えたらそうなりそうですよね。

黒執事という大きな作品の流れの中としてはこのマフィアの男はモブかもしれませんが、少なくともメイリンにとってはただのモブではなさそうです。
そうなりそうな予感がします。

何故かと言うと…これは後で考察で説明しますね。

今現在はこの男の名前はわからず完全に君の名は状態なので、この辺りも今後是非明かしてほしいですね!

それでは考察に移っていきたいと思います!

考察

ヤンハオ兄弟は、シエルたち双子を意識して描かれているか?

今回マフィアたちによって命を奪われてしまったメイリンの仲間であるヤンハオ兄弟。
この兄弟の有り様には、すこし坊ちゃんとシエルの双子に通じるものを感じました。

弟のために、メイリンを売った兄

まず、兄のヤンですがただ何の意味もなくメイリンを裏切ったわけではありませんでした。
絶対に勝てない相手を前にし、弟を守るために実際にイヤリングを撃ち落としたメイリンに責任を擦り付けました。

勿論、弟だけでなく自分も助かりたいという自己保身もあったと思います。
必ずしも弟の為だけを思ったわけではなさそうです。
ですが、メイリンの存在を明らかにしている最中も、兄のヤンは弟のハオを抱きしめ守りながら発言していました。

この姿は、ファントムハイヴ家襲撃事件後に檻の中で坊ちゃんを抱きしめて守りながら外をにらむ兄シエルに似ている気がしました。
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兄ヤンの行動は正しかったのか?

上記の内容だけ見てみると、兄のヤンのメイリンを売るという苦渋の決断は同情の余地があり、致し方なかったもののようにも一見感じます。

ですが、私は果たして本当にそうだったのか?と感じます。
これは私個人の意見ですが、この兄のヤンの行動はどちらかと言うと美談としてではなく最も利己的で残酷で人間らしい醜い選択として描かれたのではないかな?と感じました。

その理由こそが、
今回のマフィアの男の「薄情者に温情をかける価値は無い」と言ったあの発言です。

一見弟を庇うためという理由づけでメイリンを裏切ったように見える兄のヤン。

ですが先ほども言及しましたが、その中に弟関係なくの自己保身が無かったとはとても言えません。

また、裏切った相手であるメイリンを目の前にして「ごめん、ごめんリン」と泣きながら謝る姿も、どっちつかずと言いますか、どっちつかずだからこそ余計卑怯な気もします。

このどっちつかずとは、悪になりきれていないという点でしょうか。
本当ならば、メイリンに擦り付けると決めた時に腹をくくらなくてはいけないと私は感じます。

弟の為、自分の為、どちらにしてもメイリンを目の前に堂々としていれば、まだその方が筋が通っていると言え曲がってなかったのかもしれません。(サイコパスですが)

もしこの一筋を兄弟たちが持っていたら、人情を大事にしていそうなこのマフィアたちの兄弟たちへの処分の選択はまた別のものになっていたの、かも、しれません。

この、弟の為という自分の中のそれらしい理屈に縋りつき相手を裏切り、裏切った相手の前では平気で謝って見せる、この本人は全く気付いていない中途半端な姿こそが、誰しもがもつ利己的で醜い人間の一面として、非常にリアルに描かれているように感じました。

マフィアの男が言った「薄情者」という言葉には、これらの意味がまとめられているのではないでしょうか。

上記の様に見抜いていたとしたら、やっぱり好きです。このマフィアの男。

弟のために、ファントムハイヴ家襲撃事件に携わったかもしれない兄シエル

先ほど、サイコパスの例として、弟の為、自分の為、どちらにしてもメイリンを目の前に堂々としていれば、まだその方が筋が通っていると言いました。

この姿勢こそが、ファントムハイヴ家の双子とこのヤンハオ兄弟の一番大きな違いのように私は感じました。

真シエル(双子の兄)は、このような中途半端などっちつかずの感情は抱きませんでした。
真シエルはファントムハイヴ家襲撃事件に関わった可能性がありますが、いかなる犠牲が伴おうとも目的をぶらすことはなく、またどんなに非情な手を使ったとしても被害者に対し懺悔することもありません。

それは坊っちゃんに対しても同じです。
真シエルは何かの目的(恐らく坊ちゃんを社会的に孤立させ、最終的に自分の下に囲い込むため)に、それを坊ちゃんの為だと信じて疑っていません。そしてその目的を成就するためにたとえ坊ちゃんにシリウス様としてのスフィア・ミュージックホールの連続殺人事件の主犯として濡れ衣を着せたとしても懺悔や道場を一切することなくすがすがしい笑顔を浮かべていられるのです。

きっとこのマフィアの男と真シエルが同じ場所で同じことを言ったとしたら、真シエルのことはこのマフィアの男は建物の上から突き落とすことは無かったのではないかなあと感じます。

ある意味、逸材ですからね。

真シエルについての疑惑は、下記記事に詳しくまとめてあります!
www.under-taker.com
www.under-taker.com
www.under-taker.com

仲間のために、イヤリングを撃ち落としたメイリン

弟の為といいメイリンを裏切った兄のヤンですが、それに対し仲間のためにという嘘偽りのない気持ちでマフィアの要望に応じたメイリンの姿勢もまた、見ていて私は読者としてとても切なくなりました。

メイリンは裏切られたとはこの時まだ知っていませんでしたが、そうとしらずに兄弟たちを必死に助けようとする姿勢は、これまた兄弟たちと対比するものとして描かれているように感じました。

マフィアたちは家族の様に温情熱い集団か?

さて、ここまでくるとこのマフィアたちがどのような集団なのかが気になってきました。
勿論悪人ではあると思いますが、その根幹は意外としっかりしていると言うか…。まだ分かりませんが、もしかするとこのマフィアたちの意外と筋が通った一面が、今後のメイリンにも影響を与え、その結果最終的にマフィアたちはセバスチャン坊ちゃん達に壊滅させられるものの、メイリンだけがすくいあげられるというきっかけにつながるのかもしれません。

このマフィアの男から出た
「薄情者」「温情」という言葉にはどこかダークヒーロー味を感じます。

個人的にはこのマフィアたちのダークヒーロー的な一面がもし描かれたらすごく嬉しいです(*´ω`)
似たような枠で言えばサーカス編の団員達でしょうか?とても人間味があり、ただの悪役ではありませんでした。

あ、そうはいってももちろんこのマフィアたちは絶対にヒーローではありません!

ヤンハオ兄弟に比べて美化され気味に書いてしまいましたが、ここでこの二人を殺した理由は、メイリンに仲間を失わせることで味方として強制的に引き込むためという理由ももちろんあったと感じていいるので…(;^ω^)

メイリンと似た丸眼鏡を付けている男

さて!このマフィアたちにダークヒーロー味を感じさせる理由は偏に言ってこの男が原因です!

先ほどからマフィアの男、と言っている人物ですね。

この男が、妙に人間としての在り方の正論をいう所。また仲間を兄弟と言い、人情で判断しているようなそぶりを見せていることが理由です。

そして個人的にもしかして伏線かな?と感じる点は、この男がメイリンと非常によく似ている丸眼鏡をしているという点です!(色入りなのでサングラスですが笑)

当時は高級品であった眼鏡をこの男がしているということ。そしてメイリンたちが奪ってきた耳飾りの中で、このマフィアのドンの愛する女性が付けていた耳飾りが一番大物だったことからかなり儲かっていたようです(だからこそ女王の番犬ににらまれたのかもしれませんね)

・メイリンの現在の丸眼鏡は坊っちゃんに買ってもらったものであるということ
・マフィアたちはメイリンの遠視と射撃の腕を見込んで仲間に誘ったこと

メイリンがこのマフィアたちによって眼鏡を与えられていたかはまだ分かりません。

ですが、坊ちゃんに眼鏡を買ってもらうことになった際、丸眼鏡を選んだ理由がもしこのマフィアの男の眼鏡にインスパイアを受けてのことだとしたら、この男からメイリンは何らかの人生における大切なことなどを学び取ったという過去などがもしかしたらあるのかもしれません。

あくまで眼鏡が同じ、という理由から考えただけなのでまだ根拠のない予想考察程度にお考え下さい。坊ちゃんが悪魔に犬の名前を与えたようなことともしかしたら似たようなりゆうなのかもしれませんね。

疑問点

まだヒントが不十分なため、今後メイリンの過去を考えるうえで重要になりそうな点を挙げておきます。

体の傷はいつついたものか

メイリンはスナイパーですが、その体には接近戦での刀傷などが多く見受けられます。
スナイパーとして恐らく雇うことにしたこのマフィアの生活の中でついたものなのか、それともまた別の団体の中でなのかが気になります。

メイリンが女とバレたタイミングはいつか?

メイリンは現在性別を偽っています。
そんなメイリンがいつ性別が女性だと分かるのか。またその際男を名乗っていた理由をどのように説明するのかが興味深いです。恐らく孤児として生きていたメイリンはよからぬ犯罪に巻き込まれないように男を名乗っていた可能性があるとも考えられますが、それ以外にももしかしたら意外な理由があるのかもしれません。

まとめ/やはりメイリン編で重要なのは眼鏡か?

子供時代のメイリンがどんどん深堀されていっています。
あまりにも現在とは異なるメイリンの姿に、毎回ハラハラドキドキが止まりません。

子供のころのメイリンには、現在の女性らしさやどじっこ要素は影も形もありません。
身も心も男らしく、野性味あふれる緊張感を常に身にまとっていたメイリンをここまで変えたのが坊ちゃんだとしたら、本当に猶更坊ちゃんのことが好きになってしまいますね。

また以前より当ブログではメイリン編では眼鏡から視力問題、そして死神派遣協会の眼鏡から悪魔との癒着について、と繋がる伏線が張られる会なのではと考察してきました。

つまりメイリン編では眼鏡が非常に深堀される可能性があるとずっと言ってきていたのですが、メイリンと同じ丸眼鏡をした男が現れたため、もしかするとこの考察はあたっているの、かもしれません!

まだまだ早とちり段階なので、焦らずゆっくりと今後もメイリンの過去を本誌と共に考察していけたらなと感じています!

餅月