こんにちは!餅月です。
今日はグレル・サトクリフのモデルとなった人物と、その正体についてについての再掲記事です。
この考察記事をあげたのは今からちょうど一年前。
もはや懐かしいです
今回の再掲は、枢先生から「キャラクターの名前について」の言及を受けてのものとなります。
今現在も敵も味方も本名不明のキャラばっかりの漫画なんですけども。(笑)あまりワタシがキャラメイクの比重を名前に置いてないのもあって、割とみんな安直なネーミングしてます。実在の人物のアナグラムとか、ちょっと凝ったのもたまにいるんですが。ブラバット・スカイとかそうですね。【枢】
— 枢やな公式 (@toboso_official) 2018年8月20日
ブラバット・スカイの正体について
枢先生がこだわったとおっしゃっているブラバット・スカイの名前については下記記事にまとめてありますのでよろしければ読んでみてください!
ブラバット・スカイのモデルは、
秘密結社に関わった謎多き女性ヘレナ・P・ブラヴァツキー(Helena Petrovna Blavatsky)である可能性があります。
枢先生は名前に比重を置いていないとおっしゃっていますが確かにそうなのかもしれません。
実在の人物からフォーカスを受けているキャラクターが多いためそちらに意識がいきがちですが、例えばメイリン(実在のモデル:シモヘイヘ)なんかは仰る通りだなと納得がいきますよね。
それだと葬儀屋=セドリック説も納得がいくような…
グレル・サトクリフのモデルの可能性がある殺人鬼
ピーター・ウィリアム・サトクリフ
通称:ヨークシャー・リッパー
彼は男性としての性的能力に自信が無く、それを商売女に笑われたことがきっかけでその手の職種の女性を憎み、殺害していくようになります。
故に彼の殺人は猟奇的であると同時に、死体に自身の精をかけたり、交わった後に娼婦を殺すなどセクシャリティ面が色濃い犯行となっています。
ピーター・サトクリフ - Wikipedia
ピーター・サトクリフの特徴
・性的コンプレックスが強い
・娼婦ばかりを狙って殺人を行う
サトクリフの実際に残した言葉
「『売春婦を殺せ』という神の声を聞いた」
ピーター・サトクリフ ヨークシャー切り裂き魔
このセリフを見て思い浮かんだのは、
マダムとグレルが初めて出会った時のシーンです。
真っ赤な死神に後押しされ、
マダムのジャック・ザ・リッパ―としての犯行は激化しました。
正しく「売春婦を殺せという神の声」を表しているシーンのように私には感じました。
切り裂きジャックの正体
切り裂きジャック編では
どうしてもジャック・ザ・リッパ―だけに意識が向きがちです。
しかし私は、本当の切り裂きジャック編で描かれている犯人像は
イギリスに実在した因縁がある者同士の殺人鬼二人を、グレル(ヨークシャー)とマダム(ジャック)という形を借りて共闘させた話なのではないかと考えています。
だとしたらなんと恐ろしい…!
更に詳しくは下記記事にまとめてあります。
よろしければ読んでみてください(#^^#)
特にこの記事の中では、
ヨークシャーリッパ―事件をはじめ、まるで世界中の様々な殺人事件を傍観し楽しんでいる葬儀屋さんがそれらの事件を事細かくをまとめているような、葬儀屋ファンにはたまらないであろう大変面白いサイトの紹介もしておりますので是非ご一読いただけますと嬉しいです…!
P.S.
ピーター・ウィリアム・サトクリフは終身刑の判決を受け現在も存命しています!
とはいえ彼の生まれは戦前。
こんな殺人鬼がまだ生きているという事実‥。そう考えると更に興味深いですね。
餅月